カラ松 2016-01-30 20:45:16 ID:8498d69a3 |
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((/トピ立てありがとうございます!わかりやすいように最初だけこのニックネーム使用しますが次からは一松に変えますね。ではお相手よろしくお願いします。))
トド松ー、さっきコレ渡さr……クソ松、トド松知らない?
(暖冬だといっていたのに突然降ってきた雪にため息が漏れる。かじかむ手をこすり合わせて足で襖を開けるが居間には誰もいない。こんな寒い日に外出するニートなんていない…2階だなと察し、のそのそ階段を上がれば再び器用に襖を開ける。だが探していた人物はおろか他3人の姿もなし。唯一家にいた松野家次男、カラ松に話しかけると襖を閉じる。)
((了解です! 此方こそお相手よろしくおねがいいたしますね))
....、...っへぁ!?
(今日は運よく家には自分一人しかいない。いつも気をはってあのイタイタしい(本人いわくカッコいい)言葉を発言したりするのだが流石に毎日は辛いようだ。久しぶりに一人になれた、と床にコロンと体操座りのまま寝転びくぁ、と欠伸を一つ。階段をのぼる足跡には気づかずうとうと、と意識が朦朧とし始めていたとき。襖は開いた。元々ビビりなせいか大袈裟なほどに身体を跳ねさせ襖の方をチラリ。そこには2つ下の弟。ゆっくりと身体を起こし弟に向き合って。どうやら自分に用事があるわけではないようだ。しかし、トド松を知らないか、と聞かれれば「...し、...しらない。」とふるふると首を横に振り、目をコシコシと擦って
チッ…あの野郎、帰ってきたらシメてやる
(知らないという回答に不満な様子を露わにすると大きな舌打ちをする。ジャージのポケットからピンク色の可愛らしいラッピングのされたいかにもプレゼントですという小さな箱を取り出すと、空き缶を捨てるように部屋の隅に放り投げる。目をこすっている兄を横目で確認すれば、寝る所を邪魔してしまったと理解し、「あぁ、ごめん。寒いから何かかけて寝ろよ、風邪ひく。」といい押入れを指さす)
...?、...ほどほどにしろよ..?
(弟の様子にひくりと身体を跳ねさせるも自分に当てたものではないらしい。投げ捨てられた物をチラリと見てから上記を述べて。 弟の言葉を聞けばこくっと頷き「あぁ、ありがとう。..」と礼を述べて。眠気のせいか言葉を半分理解し半分理解しきれていない。そのため押し入れを指差す弟を見れば、「あ、押し入れで寝ろってこと?」と勝手な解釈を頭のなかでしてはゆっくりと身体を引きずりながら押し入れの方へ向かって。
えっ…いや、まって。押入れで寝たら衛生的にアウトだから!
(ほどほどになんて言われなくてもするわけがない。適当に流して居間に行こうとしたが予想外の行動に驚きを隠せずツッコミを入れる。こういう時にチョロ松兄さんのありがたみを感じる今日この頃。なぜ押入れに行こうとしてるんだこのクソ松はと慌てて相手の腕を引き、「なに、疲れてんの?…もういいから、ここでじっとしてて」というと呆れ顔して手を離す。)
ん...?...
(弟の言うことに首を傾げては「なんだ、違うのか..?」と眠たげな顔で聞いて。珍しい2つ下の弟からのツッコミにほぉ、と息をついて。腕を引かれれば呆気なくこてっとバランスを崩し倒れる。そこまでダメージはないが。じっとしてろ、といわれれば素直にコクコクと頷き。
~~っあぁ、もう。調子狂う…
(眠たそうな瞳とゆったりした声、そんな状態の相手を見て本日2度目のため息をつくと今できる力の限りを尽くし自分と変わらない身長の兄を横抱きする。ダメだ、1分もたない。もっと鍛えておけばよかったと後悔しつつすぐ近くのソファに寝かせれば「…誰かに言ったらぶちころすからな」と地を這うような低い声で念押しする。)
...なんかごめんな...っゎ、?...
(ため息をつく弟に申し訳なさそうに謝罪を述べて。横抱きされれば目を大きく見開きほんのすこし混乱。眠気覚める訳ではないが軽く少しだけわたわたと暴れれ(?)ば直ぐ近くのソファーへと降ろされる。ほっとしたのはつかの間弟の恐ろしい声を聞けば「ひっぃ、」と身体を大袈裟なほどに跳ねさせ。それから、小さく呟くように問う。「...何を言ったら俺ぶちころさちゃうの?」と。
……、こ、わ、がらせて、ごめん…なにもしないから安心して
(全力を出し切り情けなく震える腕を落ち着かせていたら小さく問う声が聞こえて。容赦なくザックザク突き刺さる罪悪感に耐えられず自分の前髪をぐしゃぐしゃにする。誰もいないんだ、誰も見てない、しかも目の前の此奴は記憶すら曖昧…素直になっても害はない…と葛藤の末上記をぎこちなく述べ、これまたぎこちなく相手の頭を撫でる。)
ん、......ほんと?
(弟の言葉を聞けばこてんと首を傾げてはじぃっと見据えて。前髪を乱す弟に少し驚くも怯えたりはせずに。ぎこちない手つきだが撫でられれば暫しポカンと呆気にとられたような顔をするも少し経てば嬉しそうに瞳を細め、にへっと笑って。いつものイタさはどこへいったのやら。
本当本当。いま毛布と枕用意するから…
(普段の兄とかけ離れた可愛らしい笑みに悶絶。やめてくれ、もう僕はカラ松ボーイズなんだよォォん゛ん゛ん゛ん゛ッと心の中で大絶叫していることを悟られぬよういつも通りの表情を意識する。撫でる手を止めそっと離れると、「…無理して起きてなくてもいいから」と少しぶっきらぼうな言い方をして。さて、毛布を取り出すかと腕まくり)
...ありがとう、一松
(弟の心の中などいざ知らず子供のように邪気のない笑みを浮かべて礼を言い。いつでもクールに見える弟にいつも憧れを抱いていたらしい、じぃっと見据えては「一松はくーるがい...」と眠気のせいでやや舌ったらずにそう呟き。撫でられる手を離されれば名残惜しそうに弟を見据えて。弟の言う言葉に「...無理してない、無理してないぞ、」とふるふると首を横に振りそう返答し。腕捲りをする弟を見れば、自分の腕もチラリ。そこには腕捲りされている自分の腕。「お揃い。」と嬉しそうに呟き
別に…
(お礼を言われるようなことは一切していないのになぜ感謝されているんだろう。寝ぼけてるなと脳内で処理すれば相手に背を向けて押入れを開ける。くーるがい、とか無理してない、という言葉をBGMに「はいはい、クールガイクールガイ。」と適当に返答し一人分の毛布と枕を引き抜き戸を閉める。だが、次に聞こえてきたお揃いと言う単語には首をかしげて「あー?そうなの?よかったじゃん」と意味も分からず答え取ってきた枕を差し出す)
...ふふ、...
(2つ下の弟と長く会話するのはあまりないこと。嬉しいなぁ、と小さく笑みを溢して。適当に返事を返されても嬉しそうな顔。頭のなかにはきっと綺麗なお花が沢山満ち溢れているだろう。 よかったじゃん、と言われれば「うん、うん、嬉しいな...」とにぱにぱ笑いながらそう答えて。枕を差し出されればむぎゅっと抱きつき枕に顔をうずくめて
嬉しいところ悪いんだけど…首痛くなっちゃうから枕は頭の下ね、カラ松兄さん
(弟がもう一人できたような感覚だが此れも悪くない。抱きかかえている枕の上からトントンと叩くと上記述べて軽く注意する。なぜか終始幸せそうな顔する彼に不思議そうな表情を浮かべじーっと観察。持っていた毛布をそっと掛けて任務終了。)
......、む、
(なにか言おうにも兄さん呼びをされれば口を継ぐんで。素直に言うことを聞いて枕を頭の下にひいて。じーと観察されれば、ん?とにこにこ笑いながら見つめてみて。布団をかけてもらえば「ありがとう、」と嬉しそうに瞳を細めて礼を述べて。
ん。……楽しい夢、みれますよーに
(何度も言われる感謝の言葉にむず痒くなり短い返事を返す。少し幼さを感じる兄の行動にふと昔のことを思い出して。たしかあれは怖い夢を見た後だったか…泣きついた自分に優しくかけてくれた母の言葉が脳裏をよぎり、ちょっとしたノリで膝立ちをしてそっと相手の前髪をあげ額を露わにするとそこに軽く口づけ上記を述べる…が、死ぬほど恥ずかしいので素早く顔をそむける。寝ろ、さっさと寝て記憶飛べクソ松と強く念じる。)
....!....
(前髪をあげられれば不思議そうに弟を見て。 額にふと柔らかな感触。空っぽ馬鹿な自分でも何をされたかは容易に理解できたようだ。頬を真っ赤に染め暫し黙って。それから弟の手を掴み手の甲に軽く唇を合わして。そしてはにかみながら悪戯っ子のように笑い「..おかえし。」と。 それから弟の手を掴んだまますぅ、と寝息をたてて
んんんんッ(訳:お返しってなんだよォォォオ!)
(声にならない声をあげて俯きその場で胡坐。手を掴まれているので動くこともできないこの至福の時間、いや甘美な拷問?にクラクラする。「クソ松…調子にのりやがって、ほんと…」文句の一つや二つ漏れてしまうが此れも照れ隠しである。寝ているのをいいことに、普段言えないことでも言ってやろうかとやけくそになったが顔をあげた瞬間映りこんだ寝顔に、馬鹿らしくなって深く息を吐く。あー…やっぱり、認めたくないけど、こいつのこと「好き…」。繋いだ手を握り返しソファに顔を埋めて。)
(くぅ、くぅ、と寝息を立てては幸せそうに眠り。_夢を見た。目の前にはどこまでも広がる青い海。上を見上げてみれば雲一つない青い空。ほぅ、と息をつけばとてとてと海岸を歩いて。そうしていると何処からか声が聞こえた気がした。あまりいいことは言われていない気がする。なんだろう、と首を傾げているとポツポツと雫が頭上から降り注ぐ。どうしてだろう、先程は雲一つなかったのに。キョロキョロと雨宿りできそうなところは無いかと探すも見当たらない。仕方なく、雨に濡れることにした。ふるり、と身震いし止まないかなと考えていたとき。再び何処からか声が聞こえた。先程とは違い何処か甘い響きを持つ声。_ハッとして回りを見渡せば先程の雨は止んでいる。はて。いつの間に止んだのだろうか。首を傾げてはうぅむ、とうなるも答えが出るわけでもない。びしょ濡れで重くなってしまったパーカーを絞りながら再びとてとてと海岸を歩いて。ふと空を見上げてみた。するとそこには綺麗な虹。思わず「ゎぁ、...」と声を漏らしじっと見た。綺麗な七色の輝きを持つ虹。そのなかでも一際綺麗なのは、紫_弟の色。ふふっと笑ってはその虹を愛しむように見据えて。
_きゅっと握る手にかすかに力がこもり、軽く身動ぎ、小さく「...へへ、」と笑って
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