鶴丸国永 2016-01-29 21:28:23 |
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なっ、乙女に向かってそれは禁句よ!(重いと言われてむすっと拗ねた様な表情と声色で述べつつ穴の中から相手の手を借りて脱出して、今まで他の刀剣達や主からは華奢な容姿からもっと食べろといわれているためなるべく食べるようにしているため顕現されたころよりは少し増加しているが見た目は大差ないようで)
戦場に舞う乙女かい?(自身の服に付いた土を叩きながら悪戯っぽくにやりと笑い「まあ重量も大事だからな、重くてもいいんじゃないか?」と言い)
…いえ。刀である私には乙女など不釣合いな言葉ね。(杜若は呪いの打刀、刀のときから付きまとっていた不吉な噂をはそう簡単に消せない事実なためどこか儚げな表情で述べつつ「確かに、主からももっと食べろと言われるわ。」と体の細さから常々言われている言葉に苦笑気味の表情で述べて)
俺もよく細いと言われるからな、君の気持ちは分かってるつもりだ(にこりと微笑みそういうと「なあ、退屈だったら俺と手合わせ願いたいのだがいいかい?」と首を傾げて)
これでもしっかりと食べているんだけれどね。(体重は増加しても見た目はほぼ変わりないため顕現されたころと体格の変化はない「良いわよ。じゃあ本体を取ってくるから少し待っていてね。」と内番の際は本体である刀があっても邪魔で自室においているためとってこようと自室に向かって歩き出して)
…まったく、まさか私が落とし穴に引っかかるなんて…。(自室に戻り、内番の服から戦闘のときの格好に着替え定位置である腰に鞘に収まった本体を差すと黒い簪から揚羽蝶を模った簪に変え相手がしていた道場へと向かって歩き出して)
ああ、驚いてもしらないぜ?俺は相手が女人であろうが容赦はしない、君も手を抜くなよ?(指を立て念を押すようにいえば「早速始めようか」と道場へと入って行き)
ご心配なく、私は相手が誰であろうと手を抜かないわ。(好戦的というわけではないが刀であるがゆえ戦いこそが己の存在意義だと思っているのかゆるりとどこか不敵な微笑を口元に浮かべながら相手の後に続くように道場へと入って行き)
その言葉には同意するわ。(言いながらこちらも鞘から刀を抜き、戦いのときに浮かべる真剣みを帯びた表情をし真正面から相手に切りかかろうとして)
そんな事いわれなくても分かっているわよ…!(機動力はそんなに高くはなく、打刀としてのステータスは可も無く不可も無くといったような平均的で身軽に避けられ背後から攻撃されれば俊敏な動きで避け相手の後ろへ回ると同じく背後から切りかかろうとし)
そうだな、君も赤く染めてやろう(完全に戦闘スイッチが入ったのかすっと瞳孔を細めると素早く飛びかかり「仲間だろうが隙を見せちゃあいけないぜ?」と斬込み)
そうだな、君も赤く染めてやろう(完全に戦闘スイッチが入ったのかすっと瞳孔を細めると素早く飛びかかり「仲間だろうが隙を見せちゃあいけないぜ?」と斬込み)
…あ。(完全に戦闘時の目つきになった相手にやばいと嫌な悪寒が背筋を走り、所詮刀以前に女の体では咄嗟に相手の刀を己の刀で受け止め、防御に回ることしかできずにいて)
!っ…ははっ、やるじゃないか(頬に熱を感じたと思えば一筋血が流れており楽しそうに笑うと手で拭い構え直して懐へ潜り込もうと素早く動いたと思えば身を屈めて)
っ…!(顔に傷をつけたことに若干罪悪感が襲うが手を抜かないと言ったため気持ちを切り替えるように小さく息を吐くが相手は一瞬の隙ををつき己の懐に潜り込もうと素早く動いたため咄嗟に距離をとろうと後方へ下がろうとして)
…私の負け、よ。(太刀と打刀とでは長さが違い己の首元に突き出された刀を見てあっさりと負けを認め両手をあげ降参と言わんばかりの態度をとり)
いい手合わせだったぜ、またしてくれないかい?(にこりと微笑めば刀を鞘に戻して「太刀の俺と内刀の君、刀の種類は違えど大差はない。いつか君に越されるかもしれないな!」と笑って)
勿論よ。むしろ此方の方からお願いしたいわ。(こちらもにっこりと相手に微笑みかけながら刀を鞘に戻して「ふふ、錬度の差はそんなにないからもしかしたらそうなるのかもね。」と述べて)
暇なら一緒にお茶でも飲まない?主からもらった菓子があるし。(暇そうな相手にお茶のお誘いをし、あわよくば少しでも距離を縮めてこちらを仲間よりも異性だと認識してほしいという淡い願望を胸に秘めながら)
おっ、それはいいな。君と茶を飲みたいと思っていたからな(こくりと頷き普段は仲間である茶飲み仲間としか飲まないため、女性と茶を飲むことに興味があるようで微笑みそう言って)
私はよく乱や次郎さんや鶯丸さんとお茶と飲んでいるけれど鶴丸さんとも飲んでみたいと思っていたの。(己は女子力が高かったり比較的のんびりとした人と飲んでいることが多く、燭台切や歌仙とは炊事を含めた家事関係で仲良しであるもようで)
結構いろんな奴らと飲んでるんだな、鶯は茶の話になると語り出すからな…(苦笑気味にそう言うとふと思い出したように「鶯が君の淹れる茶は美味いと言っていたのはそういう事だったのか…」と一人納得していて)
そうね。話してみると皆良い人だということが分かったし。ふふ、私にとってはお茶の世界って知れば知るほど奥が深いって分かって話していて楽しいわ。(比較的平等に他の刀剣達と接しており交友関係は良好なため己の評判は良い方で「あ、それ言われた事あるよ。私としてはごく普通にお茶を淹れているだけなんだけれどね。」と鶯丸との今までの会話を振り返りつつ述べて)
それは楽しみだな、驚きの茶を飲みたいもんだ(隣を歩きながらそう言うと「そうだ、庭の花でも見ながらってのはどうだい?風流だろう?」とどこかの雅を愛する刀の真似をして)
ふふ。まるで歌仙さんみたいなこと言うのね。でもちょうど庭の花も見頃だから賛成よ。(歌仙のま真似をする相手に穏やかな表情で女性らしい笑い声を零しながら述べつつ厨へと到着するとてきぱきと手馴れたようにお茶の準備を始めて)
歌仙は雅を愛しているからな、たまに雅じゃないから万死と言われることもあるが(自身がすることを見て何度か怒られることもあるのか思い出しては苦笑して「雪を雅な埃と言っただけで追いかけ回されるんだぜ?驚いたな」と言い)
私は普段あまり言われないけれど料理の盛り付けのときは時々言われるよ。(これでも女性らしく見た目を美しくしようと盛り付けを色々試行錯誤しているだが時折雅じゃないと言われるため苦笑気味の表情で述べて「あー。気持ちは分からないでもないけれどそういうのは言う相手が悪かったとしかいえないわね」と述べて)
まあ悪いやつではないからな、話してるとからかうのも楽しいぜ(楽しげにそう言えば特にすることも見つからないため隣へと行き「なあ、君はこの世に顕現した時どんな気分だった?」と問い)
あんまりからかって怒らせないようにしてね?(お茶の準備をしながら返事を返しつつ顕現されたときのことを聞かれれば少し複雑そうな表情を浮かべると「正直言って複雑だったわ。私に付きまとうう噂のせいで皆に不幸が訪れないかと思っていたし。」花の杜若は幸運や幸せを運ぶ吉兆の印だが刀の杜若はそれに相反するように不幸を継げる呪われた刀といわれているためそのときの心境を振り返りながら述べて)
それは俺も同じだな、俺を巡った人間の醜さを見ていたからな。複雑でありながら自分の気持ちに驚いた、人間には当たり前のことでも俺は人の身を得たばかり。水の冷たさや風の心地よさ、その全てが驚きに満ちていてこれからの刃生が楽しみだと感じたくらいさ。(顕現した頃を思い出したのか何処か懐かしそうに言いながら「その頃に君とも出会った、同期ってやつかな?」と微笑み)
私も私を所有した人間は不幸な目に次々と遭ってきたからいっそのこと誰か私のことを折って刀としての価値を抹消してほしいとさえ思ったけれど人の身を得て始めて感じる五感や自然にそんな気持ちどこかに行ってしまったわ。(顕現したころを懐かしむような表情で己が当初思っていたことを素直に述べて「そういえば顕現の時期は近いのよね。今は貴方と出会えて良かったと思っているわ。」と人の身を得たからこそ恋をすることに楽しさを覚えたのかお茶を淹れながら返事を返し)
はは、それは嬉しいな。(嬉しそうに微笑むと「人間はこんな気持ちも当たり前になって慣れていくんだろうな」と自身も密かに想いを寄せていることを思いながら目を伏せてそう言い)
そうね。私達は始めて感じる感情もきっと人間にとっては当たり前のことかもね。(お茶を淹れ終わりふわりとお茶の良い香りが漂い主からもらったカステラを食べる分だけ切り分けるとすでのお盆に乗っているお皿の上に乗せお茶の入った湯飲みもお盆の上に載せると花が見頃である庭が見える縁側えと移動するためにお盆を持ったまま歩き出して)
じゃあ今度は私も混ぜて?もちろん、他の刀剣たちの安全が保障される方法でね。(驚かせてばかりは癪なのでたまには己も驚きを与える側に回りたいという願望からそう相手を誘って)
はは、いいだろう。驚かせる楽しさを教えてやる、君も驚きの虜になっちまうぜ?(にやりと悪戯っぽく笑えば「落とし穴ばかりが驚きじゃない、例えば歌仙の部屋に桜を詰め込んだ籠を投げ込むとかそうやって驚かせることでセンチにたったいることを一時忘れさせて皆の緊張を解いてやることも使命なんだからな」と誇らしげに言い)
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