鶴丸国永 2016-01-29 21:28:23 |
通報 |
おっ、それはいいな。君と茶を飲みたいと思っていたからな(こくりと頷き普段は仲間である茶飲み仲間としか飲まないため、女性と茶を飲むことに興味があるようで微笑みそう言って)
私はよく乱や次郎さんや鶯丸さんとお茶と飲んでいるけれど鶴丸さんとも飲んでみたいと思っていたの。(己は女子力が高かったり比較的のんびりとした人と飲んでいることが多く、燭台切や歌仙とは炊事を含めた家事関係で仲良しであるもようで)
結構いろんな奴らと飲んでるんだな、鶯は茶の話になると語り出すからな…(苦笑気味にそう言うとふと思い出したように「鶯が君の淹れる茶は美味いと言っていたのはそういう事だったのか…」と一人納得していて)
そうね。話してみると皆良い人だということが分かったし。ふふ、私にとってはお茶の世界って知れば知るほど奥が深いって分かって話していて楽しいわ。(比較的平等に他の刀剣達と接しており交友関係は良好なため己の評判は良い方で「あ、それ言われた事あるよ。私としてはごく普通にお茶を淹れているだけなんだけれどね。」と鶯丸との今までの会話を振り返りつつ述べて)
それは楽しみだな、驚きの茶を飲みたいもんだ(隣を歩きながらそう言うと「そうだ、庭の花でも見ながらってのはどうだい?風流だろう?」とどこかの雅を愛する刀の真似をして)
ふふ。まるで歌仙さんみたいなこと言うのね。でもちょうど庭の花も見頃だから賛成よ。(歌仙のま真似をする相手に穏やかな表情で女性らしい笑い声を零しながら述べつつ厨へと到着するとてきぱきと手馴れたようにお茶の準備を始めて)
歌仙は雅を愛しているからな、たまに雅じゃないから万死と言われることもあるが(自身がすることを見て何度か怒られることもあるのか思い出しては苦笑して「雪を雅な埃と言っただけで追いかけ回されるんだぜ?驚いたな」と言い)
私は普段あまり言われないけれど料理の盛り付けのときは時々言われるよ。(これでも女性らしく見た目を美しくしようと盛り付けを色々試行錯誤しているだが時折雅じゃないと言われるため苦笑気味の表情で述べて「あー。気持ちは分からないでもないけれどそういうのは言う相手が悪かったとしかいえないわね」と述べて)
まあ悪いやつではないからな、話してるとからかうのも楽しいぜ(楽しげにそう言えば特にすることも見つからないため隣へと行き「なあ、君はこの世に顕現した時どんな気分だった?」と問い)
あんまりからかって怒らせないようにしてね?(お茶の準備をしながら返事を返しつつ顕現されたときのことを聞かれれば少し複雑そうな表情を浮かべると「正直言って複雑だったわ。私に付きまとうう噂のせいで皆に不幸が訪れないかと思っていたし。」花の杜若は幸運や幸せを運ぶ吉兆の印だが刀の杜若はそれに相反するように不幸を継げる呪われた刀といわれているためそのときの心境を振り返りながら述べて)
それは俺も同じだな、俺を巡った人間の醜さを見ていたからな。複雑でありながら自分の気持ちに驚いた、人間には当たり前のことでも俺は人の身を得たばかり。水の冷たさや風の心地よさ、その全てが驚きに満ちていてこれからの刃生が楽しみだと感じたくらいさ。(顕現した頃を思い出したのか何処か懐かしそうに言いながら「その頃に君とも出会った、同期ってやつかな?」と微笑み)
私も私を所有した人間は不幸な目に次々と遭ってきたからいっそのこと誰か私のことを折って刀としての価値を抹消してほしいとさえ思ったけれど人の身を得て始めて感じる五感や自然にそんな気持ちどこかに行ってしまったわ。(顕現したころを懐かしむような表情で己が当初思っていたことを素直に述べて「そういえば顕現の時期は近いのよね。今は貴方と出会えて良かったと思っているわ。」と人の身を得たからこそ恋をすることに楽しさを覚えたのかお茶を淹れながら返事を返し)
はは、それは嬉しいな。(嬉しそうに微笑むと「人間はこんな気持ちも当たり前になって慣れていくんだろうな」と自身も密かに想いを寄せていることを思いながら目を伏せてそう言い)
そうね。私達は始めて感じる感情もきっと人間にとっては当たり前のことかもね。(お茶を淹れ終わりふわりとお茶の良い香りが漂い主からもらったカステラを食べる分だけ切り分けるとすでのお盆に乗っているお皿の上に乗せお茶の入った湯飲みもお盆の上に載せると花が見頃である庭が見える縁側えと移動するためにお盆を持ったまま歩き出して)
じゃあ今度は私も混ぜて?もちろん、他の刀剣たちの安全が保障される方法でね。(驚かせてばかりは癪なのでたまには己も驚きを与える側に回りたいという願望からそう相手を誘って)
はは、いいだろう。驚かせる楽しさを教えてやる、君も驚きの虜になっちまうぜ?(にやりと悪戯っぽく笑えば「落とし穴ばかりが驚きじゃない、例えば歌仙の部屋に桜を詰め込んだ籠を投げ込むとかそうやって驚かせることでセンチにたったいることを一時忘れさせて皆の緊張を解いてやることも使命なんだからな」と誇らしげに言い)
トピック検索 |