シロ 2016-01-26 13:32:44 |
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(/参加希望有難うございます!不備もないPFで素敵な息子様をご提供いただけて、更にケンカップルもご快諾してもらえて嬉しい限りです!是非とも、お相手をお願いしたいと思います!主の提供CのPFを改めて下に載せさせていただきます。それでは、ロルテにお返事する形で始めさせていただきます。これから、宜しくお願い致します。何かございましたら、お気軽にお声かけくださいませ。)
○ ○ ○ ○ ○
名前:白栖 ( シラス )
ニックネーム:シロ
見た目年齢:19~22
身長:170㌢
性格:普段から落ち着いた風な言動を心掛けているらしいが、案外感情的であまり深く考えていない所がある。偶に素直でない。生意気で頑固。気の無いフリをして、なんだかんだ相手には惚れ込んでいて一途。反発していても白を際立たせるのは黒が一番だと、心の奥底では認めている。隠しているつもりだが、わかり易く嫉妬する。
容姿: 光が当たると銀色にも見える白髪は少々癖っ毛で、毛先が所々跳ねている。襟足が長く肩についていて、前髪は目に掛かる長さで真ん中分けにしている。薄水色の瞳で二重瞼の猫目。骨格が細く白い肌といった風貌だが筋肉はちゃんとついた体。白いシャツの襟が付いた薄水色のニットと濃いグレーのズボン。
備考:マシュマロが好物。好きな色は勿論白。取り敢えず家事等はやれる。一人称は僕。
○ ○ ○ ○ ○
ただいま。…また人間見てたんだ、よく飽きないね。
(ふらりと外出から帰宅すると窓際に腰掛けている相手の姿があり、柔らかい笑みに対して毎度の事で呆れ半分に無表情で返し。こちらに寄って来た相手の言葉に態と眉を寄せ「そんな事、一言も言ってないだろ。好きなだけ人間でも何でも見てなよ。」と素っ気なくい素振りをしてみせ。)
だって面白ぇだろ。・・・ったく、つれねぇなぁ、
(遠目からでも見える人間には自分達とは違った心をもっていて興味をそそられてるも既に関心は相手に向いていて、はぁ、と大きく溜息こぼせば後頭部をガリガリと掻いて素っ気ない相手をチラリと一瞥するも敢えて興味を示さない様子で小腹が空いたのか冷蔵庫を探ろうとキッチンへ向かおうとして)
(/此方こそ宜しくお願い致します・・・!愚息と、至らない背後ですが末永くお付き合い下さいませ・・・!(土下座)それでは此方もどろんです、
まぁ、偶に興味深い言動をしてる事もあるけどね。
(目にする人間の言動が時に不可解で不思議に思う事もあり、それに興味をそそられる気も分からなくもないと遠回しに肯定して。ため息の後、キッチンへ足を向ける相手に事を察しては「…クロ、さっき外出た時、シュークリーム買って来たけど…食べる?」と隠し持っていた小さめの箱を見せるように前へ出し、少し気まずそうに控えめに声をかけて。)
そォそ、・・・って、気が利くな。
(相手の肯定に気をよくしたのか鼻歌でも歌いそうにご機嫌な雰囲気を醸し出して相手の言葉にキッチンへ向かおうとしていた足をくるりと相手の方へ向けて「しゅー、クリぃ、む?ふゥん、やっぱ人間の作る菓子って変だな。美味いけど。」じろじろと箱を見た後興味があるのは中身なのか相手の手から奪い取って相手の手首捕まえては引っ張りリビングの様な場所のソファへ相手座らせ隣へ自分も座り箱をいそいそと開け取り出したシュークリームを半分に割ればあーん、と相手に差し出し。)
…たまたま近くを通りかかったから、買ってみただけだよ。
(機嫌を良くし去る足がこちらに戻って来ると密かに安堵して。以前食べた時に美味しかったのもあるが、相手が喜ぶだろうと思ったのが買った理由で。「シュークリーム。見た目も食感も変わってるよね、美味しいけど。」なんて話していると、突然箱を奪い取られ手首を掴まれ「…!ちょっと、クロ!」と少し困惑しながらも、連れられるままリビングのソファに腰掛け。相手の行動の意図が読めず箱を開ける様子を眺めては、半分にされたシュークリームを差し出され「自分で食べられるんだけど。」と照れ臭そうにしながらも口内に入れて。)
でも、それを俺にくれるってとこが、白栖の好きなトコ。
(ニッ、と笑い相手の優しさには気付いているもののどうせ素直には認めないだろうと考えて上記述べ。何だかんだ言いつつ食べてくれる相手に口角を上げて「いいだろ、美味いモン食うのにそんなピリピリすんなって、」半分に割った自分の分を食べれば至福の表情浮かべつつ美味い、と呟きもっと欲しいのか相手をじっと見れば「あ、クリーム。腹減ったからもっとくれ。」と相手の口端についているクリームをぺろっと舐め取りニヤニヤ笑んで見せては一応腹は満たされたのかごろん、と相手の膝に横になって
…、それもたまたま。君が食べた事ないだろうと思って、通りかかったついでだし気が向いただけだから。
(ストレートな表現に僅かに頬に赤みが現れるも、それをひた隠すように早口で上記を述べ平然を装い。口内に広がる程良い甘味に癒されるような感覚になり「ピリピリなんてしてない。」と表情を和らげて。隣の相手が顔を綻ばせるのを見て密かに微笑み。"もっと"と言う相手に「もう無いよ。」と答えるも、口端についていたらしいクリームを舐め取られては顔を真っ赤にして、硬直している間に膝に頭を乗せられ「ちょっと、身動き取れないんだけど!」と文句を言って。)
ふーん?…ま、サンキュな、
(相手の頭ぽふぽふっと撫でて感謝の言葉述べれば邪気の無い笑みでニカッと笑って見せ。相手の和らいだ雰囲気を感じてちらりと横目で相手見ては「いっつもその顔してりゃいいのに、」何てぼそり呟いて相手が微笑むと自分も嬉しいのか益々笑みが深まり。文句を言う相手に気にした様子も無く「ちょっとぐらいいーだろ、あー、眠ィ、」と欠伸しては腕を相手の身体に絡めて抱き締め鼻先を相手の腹部に押し付け埋めれば安心する相手の香りに僅かに頬緩ませて
…どう致しまして。
(内心を見透かされてしまったようで照れ臭く、無邪気な笑顔を向けられてはドキッとするもぼそりと呟き。「甘い顔してると直ぐ調子に乗るからな、君は。時々で十分だ。」そう言いつつも表情は穏やかで、少し歪んでいた白いネクタイを整えてやり。「…君の抱き枕になったつもりはないんだが…足が痺れたら、床に落とすからな。」なんて言いながらも結局は相手には甘く、優しい手付きで髪を梳くように弄り。)
何だ、お前お礼言えんだな、
(呟いた言葉漏らさず聞けば揶揄う様に上記述べ本気で思ってはいないものの相手を弄るのは楽しくにまにまとした笑み浮かべて見せて。「んなことねーだろー。俺は何時もカッコイイだろ、」と相手見上げていればネクタイを直して貰い満悦の表情で「カッコイイ俺にはお前くらいの世話焼きが丁度良いな、」何て付け足しするっと相手の頬撫でまるで自分の伴侶の様に感じて。「床に落としたら襲う。足腰立たなくさせる。」相手の腹部に顔埋めながらも冗談でそんなことを述べれば髪を梳く手に気付いて悪戯に微笑めば相手の手掴みキスをしてかぷりと指先噛み
当たり前だ。感謝の心や礼儀はきちんと持ち合わせてる。
(からかわれているのか嫌味を言われているのか、どちらにしてもいい気分ではなくむすっとした顔でキッパリと答え。「カッコイイとは言ってない。」頬を撫でられつつ素っ気なく返すものの、"丁度いい"の一言が嬉しく「こんな自意識過剰な奴の面倒を見れるのは、僕くらいなもんだよ。」と何処か威張るように告げて。指先を噛まれ僅かにピクッと反応するも「フッ、やってみなよ。君にされるがままになんて、なってやんない。」と挑発の言葉を発しては、態と立ち上がろうと腰を上げて相手を落とそうとしてみせて。)
フーン?じゃあ俺にも感謝してくれていーんじゃねーの?
(にひ、と意地悪そうな笑み浮かべてお前の面倒見てやってるんだし?と付け加えて軽口を叩きつつむすっとした表情にコイツすぐ顔に出るなぁなんて面白がって。「は?否々、自意識過剰じゃねェし、事実事実。」真顔でシラッと答えて何せ白栖クンが惚れちゃうくらいですからー、等とけらけら笑って冗談めかして言ってみせては威張った様子の相手にデコピンして。完全に力を抜いていたからかあっさりとバランスを崩して床に落ちてしまい「うわッ!?て、んめ、何すンだ、」と打ち付けてしまった頭摩りながら恨めしげに相手睨み溜息を吐いてはだから可愛くねぇんだ、と相手から距離を離した場所へ座り直し
君に一体、何を感謝しろって言うのさ。君の面倒を見ているのは僕の方なんだが。
(何だその笑みは…と言いたげにじとっとした視線を向け、日頃の生活では完全に自分の方が感謝されるべきだと。「大丈夫か、頭。これ以上の面倒は勘弁してくれ。」真顔なのが本気だと言うことを際立たせており、"参った"と示すように額に手を当て。相手に惚れている自覚はあり、そこを突かれるとみるみる顔を赤らめ「黙れ!君だって、僕の事大好きなクセに!」と何故か更に恥ずかしくなるような言葉で言い返し、額にデコピンを受ければ悔しそうに見遣り。立つ素振りをして驚かせようとしたのだが、まさか相手が簡単に落ちてしまうとは思わず驚き、"ごめん"と声を掛けようとするも睨まれ溜息と共に可愛くないと言われてしまえば「これくらいの事で落ちる君が悪いんだろう!僕は男だ、可愛くなくて結構だよ。」と思わず言い返してしまい、謝るタイミングを逃しては洗濯物を片付けようとその場を立って。)
否々、俺の面倒見てるのはお前だけど、お前の面倒見てるのは俺だから?
(意味不明な超理論を立ててはこくこくと頷きいかにも説得力が有りそうに言ってみせるも表情は眠たそうなもので瞼は閉じてしまい。相手が額に手を当てるのを見ればのっしのっしとまるで猫の様にしなやかに動いて近付けば相手の額にそっと自らの手を当てて「熱あんのか?大丈夫か、」と相手の顔覗き込み。行き成り大声を上げられ若干目を丸くするも手の平を相手に見せてどーどー、と落ち着けようとしていて「分かった分かった、照れんなって。」くすくすと笑えば軽く額にキスを落とし“俺も、愛してるよ、”と返してはニッと笑み。相手の言葉にムッとすれば「ったく・・・ホンット可愛げねェな・・・これなら人間のがよっぽど可愛いっつの、」とぼそり呟き相手がその場を立ったのを横目で確認すればくぁっと欠伸を零してそのままソファにごろりと横になりうとうとと微睡んで。
僕は君に面倒を見てもらってるつもりは無いんだけど。どんな構造してるのさ、君の頭は…。
(訳の分からない理論を語られ、ついていけないと諦め半分に吐息混じりに上記述べて。近寄って来たかと思えば熱があるのかと予想外の心配をされ、君の所為で熱が出そうだと思うも「大丈夫、気にしないでくれ。」と困った笑みを向けて相手の肩にポンと手を乗せて。落ち着けと示すように両手を向けられるも気にも止めず「煩い!照れてなんかない!」と更に返して。不意に額にキスを受け愛してるとまで言われては顔中真っ赤にしてわなわなと震えて硬直し。部屋を出る寸前、耳に届いた言葉に胸が痛み声を詰まらせるも無言で部屋を出て、表情を曇らせて寝室で洗濯物をたたみ始め。)
あー?俺の頭ン中?決まってんだろ、
(相手の隣に手を置きゆっくりと悪魔の様な微笑を浮かべ近付けば「お前しかねェよ、」と耳元で低く囁けばそのまま相手の耳朶を咥えて。肩に置かれた手から相手の体温が伝わりぞくりとすれば相手の手首を掴んで引き寄せ強く抱き締めながら少し迷った後「……無理すんじゃねぇぞ」とだけぼそり呟き。益々ヒートアップする相手に面倒臭いという顔をしながらも構ってやる俺偉い、と思っているのか「まーまー、相思相愛っつーことでイイじゃねェか、」と更に煽る様な言葉並べ“人間で言うトコの夫婦?ってヤツだな”と付け足して。少しばかり眠れば時間が経った様でむくりと起き上がり先程の事はすっかり忘れていて「散歩行ってくるわー」何て一応大声で告げてから人間観察を始めようと靴を履き。)
…っ、嘘付け。人間にだって興味津々のクセに。
(近づく距離に少し胸の鼓動を速め、間近の相手の顔と囁きに耐えかね顔を背けて。耳朶から伝わる刺激を眉を寄せて堪えながら「…っ、やめろ。犬じゃあるまいし。」と力の入り切らない手で押し返し。手首を掴まれ目を丸くしたも束の間、気が付けば相手の腕の中にぎゅっと収められており、自分を心配する台詞にふっと笑って「あぁ、気を付けるよ。」と相手の頬にそっと掠れるようなキスをして。"相思相愛"、"夫婦"とトドメを刺されては、腰を折り前方に項垂れて「…もう、勘弁…してくれ…。」と耳まで真っ赤に染め上げて。たたみ終わった洗濯物を相手と自分の収納棚にしまっていると、相手から声がかかり相手の心情の移り変わりに気付きもせず、自分の代わりを探しに行くのではと不安が込み上げ、小走りで玄関まで追うと「駄目だ!僕の代わりを探しに行くって言うのか!?そんなの許さない!」と必死な顔をして。)
ふはッ、バレてんのな、
(押されればすんなり離れるも軽やかに笑ってどさりと相手の隣に座ればじっと相手の表情を見てゆるゆると頬緩め“っとに、可愛い顔しやがって、”と呟き。頬にキス受ければ嬉しそうに目を細めて「いい子だ。…俺の事だけ考えてろよ。」と顎を軽く指先で持ち上げて唇に一瞬だけ噛み付いて。何故項垂れているのか理解出来ずになんなんだと思いつつも“勘弁してくれ”という言葉を拒否と取れば機嫌悪そうな声音で「俺らは二人で一つなんだから仕方ねぇだろ、悪かったなァ、俺みたいなヤツで。」とふいっとそっぽ向き。大きな音と共に相手が自分の元へ来れば振り向き、相手の言葉に暫く沈黙の後“何言ってんだコイツは”という顔をしながら「お前の代わり何か居るわけねェだろ、“俺”と“お前”で“黒”と“白”なんだからよ。」と相手の頭わしゃわしゃっと撫でればあぁそうか、とポンッと手叩き「お散歩に行きたかったのか、シロワンコ。」と勝手に結論付けて強引に相手の手を引けばドアを開けて。
当たり前だ。何時も、人間人間ばかり言っているからな。
(相手が少し離れると密かにほっとして。隣に座った相手が緩い笑みでやたらとこちらを見てくるものだから、不思議に思い見つめ返し、呟きは上手く聞き取れず「何だ、何か言ったか?」と尋ねて。「んっ…、君の事だけ考えてたら、何も出来ないじゃないか。」されるがまま唇に噛み付かれては咄嗟に目を瞑り、何時もなら否定する言葉にふっと笑って。心臓のドキドキと恥ずかしさでいっぱいいっぱいになっていると、思ってもみない反応が返ってきて驚いて顔を上げ「な、何だ!?どうした!?」と慌て、そっぽを向いてしまった相手を困惑の表情で見詰め。此処で向かわせてしまっては相手との関係が終わってしまうと引き止めに行けば、思わぬ言葉が返ってきて目を丸くし。頭を撫でられつつその言葉にほっとしたが、犬よばわりされると「誰が犬だ!ってか、離せ!僕はまだ洗濯物の片付けが残ってるんだ!」と身を引いて散歩を拒み。)
あー……ほら、妬くな妬くな、
(からかっているのか、にまにまとした笑みを隠さずに上記述べて「こいつ実は鬼嫁なんじゃねぇの、」何てぼそっと呟き。見ていたことを指摘されれば照れを隠すように「んぁー?ブッサイクな顔で俺に見惚れてんなァ、と思って?」と答えてはぐにっと相手の頬を摘んで。何も出来ない、何て魅惑的な言葉を聞けばクッと口角上げ「それでいいんだよ、お前は一生俺だけに振り回されてろ。」と上から目線な言葉吐き相手の後頭部引き寄せ強引に口付けをして。拗ねた振りをして相手を困らせたいのか「知らねぇ。恨むなら俺とセットにした奴を恨めよ。」と眉間に皺寄せツンとした声を作り。ほっとした様子の相手にどうやら納得出来たらしいとわかれば続いた言葉に困った様な呆れた様な顔をして「我が儘犬め、んなに構って欲しいのか、」と自己解決して出した結論を述べたつつ相手の腰を抱き寄せ、よっ、と横抱きにしてそのまま足でドアを開け。
妬いてない。変な勘違いするな。
(日頃から人間に興味津々の相手に軽く嫉妬の念を抱いているのだが、突然の見透かされてるような台詞にドキッとして平然を装いニヤニヤ顔を相手をじとりと見て。呟きが聞こえれば眉間に皺寄せ「誰が鬼嫁だ!鬼より仏だろう…それに、そもそも僕は女じゃない!」と鬼と女扱いには文句を言うものの嫁扱いには何故か触れず。「離せ!誰が見蕩れるか、バカ!」と頬を摘む手を軽く払い除け目元を薄らと赤らめて。「ふざけるな。君に振り回されるだけの一生なんて、御免だ。…っん。」口先ではそう言いながらも、不意に口付けられれば大人しく受け入れ。「誰だよ、僕達をセットにしたのは…。それが分からないのに文句なんか言えないだろ。…受け入れなよ、運命なんだから。」むっとしつつも冷静に返し、最後は照れ臭さの混じった声色で呟き。再度犬扱いを受け不機嫌を思いっきり表情に出すも、突然体がフッと宙に浮き咄嗟に相手の肩に掴まり状況を把握すれば「僕の話聞いていなかったのか!?僕はまだやる事があるんだ!下ろせ!」とじたばたとして。)
お前なぁ、少しは俺に愛情見せろよ、
(俺はこんなにもお前を愛してやってんのによー、と愚痴る様に述べれば冷たい冷たいとぶーぶー言って。相手の主張はほぼ聞き流し「あんまり小言言ってっと病気になるぞー」と相手の頬をむにっと片手で挟み込んで薄水色の綺麗な相手の瞳を見つめて“綺麗な顔してんなァ、”と呟き。ニッと口角上げればぺろりと相手の唇を舐めてから離れて「……嘘つけ、嬉しいクセに。」と意地悪そうに目を細めて真っ黒な瞳に加虐心と愛しさを込めていて。相手の言い分にふと視線を相手へ戻せば「もしお前が本当に嫌なら、離れてやる。」と真っ直ぐな視線で相手を射抜いて相手の元まで歩み寄れば「…お前が本気で嫌がらないなら、離してなんか、やらねぇ。」とそっと白く細い髪を掻き分けて見えた耳元で囁き軽く耳朶を噛んで。じたばたと暴れる相手をものともせず口を塞ぐ意味も込めてチュ、と軽く唇にキスをしては「大人しくしとけ。落としちまうだろ。」と駄々をこねる子供に困った様な表情で、しかし何時もの我が儘だらけの相手は可愛らしく、声や雰囲気は愛おしげなもので。
遅くなって悪ィ、(頭わしゃっと撫で
み、見せているだろう!シュークリームだって君の為に!
(愚痴る相手に不満を示した表情をしては、あからさまな愛情表現は確かに乏しいがそれなりに示している筈だと。「煩い、誰の所為だと!」と言い返そうとしたが、その後の言葉に顔を真っ赤にして“見るなっ!”と頬を摘む手を軽く払って。「う、…勝手な事言うな。」唇を舐められ思わず目を瞑り、本心を見透かされてはそれを隠すようにぶっきらぼうに返して。“離れてやる”そう言われると表情を強張らせるも、その後の言葉に安堵したように表現緩めて「…馬鹿、本気で嫌だったら君の傍になんか居ないよ。」と薄らと笑みを浮かべ、耳朶を噛まれた感覚にビクッと肩を揺らして。恥ずかしさから下ろせと暴れている隙にキスをされ、途端に大人しくなり目元を赤くして「…分かった、散歩に出よう。自分で歩くから、下ろしてくれ。」と。)
髪が乱れるだろう!いや、僕も遅くなってしまったから、お互い様だ。気にするな。(慌てて髪を押さえて、微笑みよしよしと頭撫でてやり)
………は?マジで俺の為に?
(暫し固まって相手をじっと見ていれば少し頬を赤くして口元手で覆い堪らないといった表情で可愛すぎんだろ、と呟き。「うは、お前色白いから赤くなるとすぐ分かるな、」赤くなった頬を手を払われようとも何度もつん、と突きながらニヤニヤとして。つれない相手にクツクツと喉を震わせて笑い「ばァか、お前の考えることなんざお見通しなんだよ、」と頭をわしゃり撫で。相手の言葉に少し目を見張ればフッと軽く笑み「なら、離さねぇ。お前は俺の、俺はお前のモンだ。」と噛んでしまった耳朶をれろっと舐め上げて。キスをすれば途端におとなしくなる相手に内心口笛を吹きながらコイツ案外可愛げあんな、等考えては「ん、イイ子だ。なんなら首輪とリードもつけるか?」何て楽しげに笑いながら相手を降ろして。)
君以外に誰が居るって言うんだ。…そんな事も分からないのか、全く。手が焼ける。
(赤くなる相手に向けては、やっと分かったのかと何故か偉そうに手を腰に当てて呆れたように。「馬鹿、からかうな。」赤い頬を隠そうと顔を背け、相手の顔の前に手の平を向けて。乱された髪を手櫛で整えつつ、自分の事を分かりきっていると言われると何だか悔しく、対抗するように「僕だって、君の事くらい何でもお見通しだよ!」と。穏やかな表現で目を閉じれば「僕は随分前から、そのつもりだったんだがな。」とふっと笑い、耳朶を這うような刺激に肩を竦めて。降ろしてもらいながら「何時まで僕を犬扱いする気だ。」と不満を顕にして。)
……。(微妙な顔をしてなんでコイツこんな偉そうなんだ?と思いつつ)……ありがと、な。(ふわりとこれ以上無い程幸せそうに微笑み、相手の手をするりと取れば手の甲に口付けを落として。「ンだよ、見せろって、俺の好きな顔。」向けられた掌にチュッと軽くキスをしてするっと交わせばくいっと顎を掴みこちらを向かせ。相手の言葉ににやついた笑みで返せば「ほぉ?そりゃ俺が大好きでたまんねぇっつーことか?」と嬉しさ半分揶揄い半分で茶化してみせて。クッと口角上げそっと相手の素直に反応する肩へ手を置けばそのまま力を入れて押し倒し「可愛いな、……白栖、離れんじゃねぇぞ」と囁き。「随分反抗的な犬だな、もっと従順な方が可愛げがあるんじゃねーの?」なんてクスクスと笑いつつすれ違う人の視線を感じて人間へ視線を向け、楽しむ様に相手を抱き寄せてみたりして。
…どう致しまして。
(好きな人満面の笑みは最大の胸キュン効果が有り、加えて手の甲に口付けまで受ければ照れ隠しに素っ気なく返し。掌に受けたキスに思わず手の力が抜けた瞬間に、顎を掴まれ強制的に顔を向かせられては「見るなと言っているだろう。」と目尻を赤く染めて。「そうとは言ってない。ずっと連れ添っているうちに、君の大体の言動がどんなものか掴めたという事だ。」茶化された恥ずかしさから態とぶっきらぼうに淡々と告げ、にやついた顔をチラリと見て。抵抗する事もなく押し倒されてしまえば「何をするんだ、」と起き上がろうと肘を付くも、囁かれた言葉にふっと笑い「分かっている。君を一人にすると心配だからか。」と相手の頬に片手を添え穏やかに微笑んで。「煩い。可愛げ等無くて結構だ、犬ではないんでな。」と口端をヒクつかせながら敢えて冷静に対応するも、不意に抱き寄せられ周囲の視線が自分に向けられていると分かれば、途端に顔を真っ赤にして「馬鹿!外だぞ!離せ、皆見てるじゃないか!」と慌てて相手を押し返し。)
くくっ…!お前って本当ツンデレな。
(照れ隠しだと丸わかりな反応ににやにやと笑みを向けて悪戯に左手の薬指をがぶっと噛み。ぞくぞくっと愉悦感に思わず口角を上げて悪魔の様な笑みを浮かべて「可愛い顔しやがって。食っちまうぞ」と舌舐りをして。ぶっきらぼうな物言いはいつもの事なので逆に照れているのだとすぐに分かってしまえば「フーン?俺はお前のこと大好きでたまんねぇけどな」と頬杖をつきニィ、と目を細めて笑み。目を僅かに見開き「……なに言ってンだよ、バカじゃねぇの。」と照れ臭そうに少し目を逸らし。相手の慌てる姿はいつ見ても自分の加虐心を唆るもので、にんまりと意地悪な悪魔的笑み浮かべ「んだよ?部屋ん中だったらイイっつーことか?」ひゅう、と口笛吹き揶揄うように「積極的ィ」と笑って見せては相手の腰をするりと撫でて
そんなんじゃない、変な名称を付けるな。っ…君、噛み癖を直したらどうだ。
(ニヤついた顔を不満を顕にした表情でじとりと視線で見遣り、噛まれたのが“左手の薬指”だという事は特に気にしてはいない様子で痛そうに僅かに顔を顰めて。「馬鹿。僕は食べ物じゃない、君の腹は満たせないから止めておけ。」言われた意味を理解し頬を染めるも、態と見当違いな返答をして。相手の言葉につい嬉しくなってしまうも、その感情の擽ったさから「君が僕をどう思っているかなんて、知ったこっちゃないさ。」などと生意気言って。珍しく気まずそうに視線を逸らす相手を見て、不思議そうにするがふと思い当たる事に気付けばにやりと口角を上げて「何だ、照れているのか?クロ。」と。周りの視線が痛い程感じられ、こんな状況で勝手な解釈をする相手を再度力を込めて押し返し「そうとは言って無い!しかし、こういう事は人前でするものでは無いだろ!」と叱りながら抵抗を試みるも、腰を這う手の仕草にビクッと体を揺らして。)
あぁ?……良いだろーが、俺のモンなんだから、
(痛そうな表情に少し強く噛みすぎたか、と心配するも表立って言うことも出来ず気まずげに視線逸らし口角を下げ。相手の言葉に何でコイツは、と言いたげな視線送るも諦めて「食わねぇよ、お前細すぎて食べ応えねーだろ、」と態とこちらも意地悪に言い返しては相手の腹部をつん、と指で突いて。生意気な事を言いつつも長く相手と居ればそれが照れ隠しということも十分理解している為それ以上揶揄うことも無くニヤニヤとした表情のまま「にしてもお前、本当可愛いな、」等と宣って。ずばり言い当てられれば肩を竦めて見せて「あー?んなワケねーだろ、バカシロ。」とわしゃわしゃ相手の髪を乱す様に頭撫で。相手の動揺っぷりに益々調子に乗ればクックッと喉を震わせ笑い「だから早くお部屋に戻りたい、ってか?シロちゃんたらヤラシー。」面白がった様に相手の唇を親指でゆったり撫でてから相手の手首掴んでそのまま引っ張って町の方へ行き。
この身体は君のモノじゃない、僕のモノだ。それに僕は痛みは苦手なんだ、程々にしてくれ。
(当たり前の様とばかりな発言をすかさず訂正して、噛まれた薬指を擦りながら吐息混じりに告げ。腹を突かれては腹部に視線を落とし、自分の体の薄さを黙認しては「何だ、君はふくよかな方が好いのか?」と顔を上げて何やら真剣な顔付きで尋ね。「可愛くなどない。僕は男だぞ、いいかげんそういったからかいは辞めてくれないか。」とからかわれているのだと受け取れば不機嫌な顔色で淡々と告げ。「うわぁ!何をするんだ!離せ!」髪を乱す相手の手の勢いに思わず目を瞑り、辞めさせる為相手の手を手探りで探して。「なっ!そ、そんな事一言も言ってないだろ!」この上なく顔を真っ赤にして明らかな動揺を見せながら否定し、掴まれた手首を引いて突然歩き出す相手に「、何処へ行くんだ。」と言いながらも着いて行き。)
……悪かった、
(ぼそりと聞こえるか聞こえないかのぎりぎりな小声で告げては若干機嫌悪そうに「だがその身体は俺のモンだ。そこは譲らねェ」と頑なに述べては相手の腰を引き寄せて首筋にがぶりと噛み付き。真剣な表情の相手にまた何か変な事考えてやがんな…と呆れつつも「ガリだろーとデブだろーとお前は俺の。分かったか?」と言外に気にするなと伝えて相手の額にデコピンして。相手の言葉に暫し固まれば無自覚かよ、と呟き困った様にガリガリと頭掻いては「……バカな奴。」とフッと口角緩めて意地悪に、しかし優しく微笑み。目を瞑っている隙に顔を覗きこみ軽くチュッ、と音を立てて唇にキスをして「ふは、髪ぐちゃぐちゃんなってんぞ、」と楽しそうに笑い。「へいへい、……っと、そーだな、とりあえず“でーと”すんぞ。」とぐいぐい相手の手を引けば目に入ったアパレルショップにずかずかと入って行き相手に似合いそうなものを探しては「これは可愛くねぇ。こっちか、いや、」とブツブツ呟き店を出て、を何度も繰り返して。
(ギリギリ聞き取れるくらいの声量だが、珍しく謝罪の言葉を口にした相手に驚き僅かに目を見開いて。今回はきちんと反省してくれたみたいだと判断し、この話はこれでお終いにしようと思った矢先、続けて発された言葉に耳を疑い「ちょ、分かってくれたんじゃないのか!」と焦りを見せては簡単に引き寄せられてしまい首筋に走った痛みに顔を歪めて。相手の好みのタイプがイマイチ理解出来ておらず、貴重な情報を得ようと真剣に尋ねたが返って来た返答にきょとんとしてしまい、その隙にデコピンをくらわせられると「いたっ!何するんだ!」と額を押さえ顰めっ面をするも、相手の言葉の意図を読み取れば何処かほっとした様子で。一瞬その微笑みに目を奪われるもハッと我に返り「バカとは何だ。君に言われたくない。」と両腕を前で組んでは顔を背けて。目を瞑っている間に唇に柔らかい感触のものが当たりキスされた事に気付くと頬を染めて、その事には敢えて触れず「誰の所為だ!」とボサボサ髪を手櫛で整え始め。「“デート”とは…確か、好いている者同士で出掛ける事を言うんだったか。」と何故か冷静で、手を引かれるまま行く先も分からずに着いて行き、店に入れば周囲を見渡している間に次の店へと連れ出されを繰り返し「クロ、新しい洋服でも買うのか?まだ着れる物があるだろう、勿体無い。」と悩む相手に的外れな事を言って。)
だから、痛くしなきゃいーんだろ?
(ニコーッと珍しく機嫌良さげに笑みを相手へ向ければはむ、と今度は唇で首筋に優しくキスをするように甘噛みをしてぺろりと舐めてみれば僅かに甘い香りがしてにやりと口角上げ。どうやら理解したらしい相手の様子をちらりと横目で確認しては「まぁ、お前はもっと食うべきだな」と相手の手首を軽々と掴んで自分へと引き寄せれば軽いな、と内心驚いていて。「あー?俺のどこがバカなんだよ、」怒る気配はなく、只不思議そうに首傾げては思い返しても自らの行動はすべて自分の欲求に従ったまでのことで、自由気まますぎる言動には気付かないフリをして。ぶはっと吹き出してはそのままケタケタと笑い「ふはっ、まじ面白ぇ、ほら、ココハネてんぞー」とあえて相手の髪の跳ねてもいない場所を指差してはからかって遊んでいて。ニヤニヤと悪魔的な笑みを浮かべ「そーそー。つまり俺らな?相思相愛、ってヤツ?」と照れる相手が見たいらしく揶揄うのは止めずにしかし優しく指の先で繋いだ相手の手を撫でて、ふと目に入った白いワンピースをみれば二ヤァ…とこれ以上ないほど凶悪な笑みを浮かべて「ばーか、お前の服買いに来てんだよ、おいシロ、アレ着てみろ」と指差して。
…んっ…馬鹿、そういう問題じゃない。
(押し返そうと相手の肩に手を掛けるも、先程と違った擽ったいような刺激に手に力が入らず、普段他人に触られる事のない箇所だからか敏感に反応してしまい、ピクリと体を揺らして刺激に絶える様に目を瞑り。「これでも十分食べているつもりなんだが…。」と己の腹部を見下ろしていると突然引き寄せられ「わっ!…何だ?」と不思議そうに見遣り。“何処が馬鹿なんだ”と問われては「殆どだ。」と即答するも続けて「…まぁでも、敢えて挙げるなら、僕の想いにも気付かない所だ。」とシュークリームの件を引き出してきては何故か偉そうに告げ。笑われると不満を顕にした表情を浮かべ、直ぐに直そうとするも直前でスッと手を下ろし、赤らめた頬で顔を逸しながら「…直してくれ…。」と動きを止め。“相思相愛”と表現されれば、ぶわぁっと一気に顔中真っ赤にして目を見開き「な、何を言って…!」と慌てるも、繋いだ手に僅かに力を込めてみて。「僕の服?まだ着れる物もあるから、今は必要ではないが…。」と渋るも“アレ”と示された物に視線を向ければ「ば、馬鹿か君は!あれは女性物だろう!」と明らかな動揺を見せて。)
じゃあどういう問題なんだ…?
(くすくすと相手の反応に楽しそうにしながらぺろりと舌で軽く首筋を舐めて吸い付き、緩やかに腕に閉じ込めるように腰を抱き。引き寄せたまま顔を傾けて唇を近付けては触れるギリギリのところで止まり、「力つけねぇと、誰にでもこういうことされんぞ。」と鋭く熱の篭った視線を向けて。即答された言葉に「あ?」と機嫌悪そうにじとりと睨むも相手の想いに気付かない、と言われればぐっと言葉詰まらせ視線を逸らしチッと舌打ちを零して。普段ツンとした相手からは想像もしていなかったお願いに数秒固まり理性にヒビが入り掛けるもなんとか持ち直して「ぉう……」という何とも気の抜けた返事を返しつつさらさらとした相手の髪を撫でては“これって夢か?何だコイツ、襲って下さいってか?”とブツブツ呟き。真っ赤になった相手に思い通りの表情が見れて満足なのかにまーっと笑み浮かべ手を握り返されたことに気付けば相手が構える暇も無いほど素早く頬にちゅ、と口付け「そういうとこが可愛いんだろーが」と。「はぁ?必要とか不必要とかそういう話じゃねぇんだよ。俺のモンだから着飾らせる。そんだけだ。」フンッと鼻で笑えば白のワンピースを持ってきて相手ごと試着室へ押し込み「着替えてなかったら店員の前でディープキスな」と付け加えてカーテンを閉めて。
…っ、だから、僕の体を弄ぶなと…言っているんだ。
(這わされる舌と吸われる肌にゾクゾクとした感覚が全身を走り、危うく自分も“その気”になってしまいそうになるのを何とか堪えながら訴えて、抵抗する事無く引き寄せられて。近付く顔にキスされると察して顔を動かさずに構えるも、既で止められ告げられた言葉に不服そうに「僕はそんなにひ弱じゃない。第一、僕にこんな事をしてくるのは君くらいだ。心配には及ばない。」と真剣な眼差しでキッパリと言い切り。口が達者な相手を珍しく黙らせる事が出来た事を密かに喜び、そっと相手の頬に手を伸ばせば「まぁ、気付かれ過ぎても恥ずかしいから困るんだがな。」とふっと笑って。固まってしまった相手に“変な事を言ってしまっただろうか”と内心激しく焦るも、髪に触れられるとほっとして何やら呟く相手を見詰め「…クロ、どうかしたか?」と不思議そうに尋ね。自分とは対照的に笑みを浮かべる相手の心情が読めず恐ろしさを感じていると、頬にキスを受け驚いた顔で「か、可愛くなどない!」と反抗して。「僕は君の着せ替え人形じゃないんだが…。」と顔を顰めて、何時の間にか持って来ていた白のワンピースを押し付けられ試着室に入れられてしまい慌てて出ようとするも、告げられた恐ろしい言葉に動きを止め試着室の中に残り。服を買いに来たにしても、何故女物を渡してくるのか理解出来ず、ワンピースを目の前に女性物の服が入る訳がないと証明すれば諦めてくれるのではと思い立ち、早速着てみれば何故か入ってしまいどうしたものかと突ったったまま頭を悩ませて。)
お前、反応良いから楽しーんだよ。
(クツクツと喉で笑えば分かったよ、とチュッと軽く吸い付いてから唇を離し肩に顎を置くように正面から抱き締めて目を閉じ。相手の真剣な表情や言葉にふと気付いたように「じゃあお前、逃げれるクセにわざと俺から逃げねぇの?」と述べれば自分の発言にニヤニヤとしてへぇ…とどこかしたり顔で「本当はキスされたかったんだ?」と低い声で囁いてみて。笑う相手に釈然としないのか自身の髪を指先で弄りつつ「お前だって俺の気持ちに気付かねぇだろ、」と拗ねたような口調でふいっと顔背けて。何かとはナニかだろうか、何て危うい思考に飛びそうになるも意識を戻し「あ?あぁ……直った、」意図せず機嫌の悪そうな低い声が出てしまい取り繕う様に相手の髪から手を離して癖が直ったと言うとなるべく視線を合わせないように「さーて、何か飲むか、」とくるり踵を返して背中向け必死に理性を繋いで。此処はいつもの家ではないため必死に伝える相手に「おい、そんな騒ぐなって。」と人差し指を相手の唇の前に翳し何かに気付いたようににまりと笑むと「あぁ、俺の口で塞いで欲しいのか?」と冗談を言い揶揄って。それ程長い時間待てる訳も無く音が聞こえなくなった途端「おい、着替え終わったか?開けんぞ」と一声掛けてから返事も聞かずシャッとカーテンを開けると相手の姿に暫し固まり、店員や他の客の視線が集まるのを感じて一睨みしてから自分も試着室に入り再びカーテンを閉め。
からかわないでくれ。
(やっと離れた唇にほっとし、正面から抱き締められた事によって相手の首筋が目の前に来ると、それをじっと見て出来心と仕返しでその首筋にキスしてみて。思わぬ揚げ足を取られ否定する事も出来ず言い訳も思い付かず、ただ顔を真っ赤にして硬直し、“キスされたかったんだ”と期待していた事を当てられてはその場にしゃがみ込み耳まで真っ赤に染めて「…勘弁してくれ。」とか細い声で呟き。急に声のトーンが低くなり、視線を合わせなくなったと思いきやさっさと自分から離れる相手を不審に思い「何なんだ、アイツは。」とじとりとした視線を向け。勝手に騒いでいる扱いを受ければ「誰の所為だ!誰の!」と反論し、唇の前に人差し指を翳されては不満の視線を送り「寝言は寝て言え。」と冷ややかに告げ。途方に暮れていると試着室の外から相手の声がし、見られてはマズイと「待て!」と返すも既に遅くワンピース姿を見られてしまい唖然として。相手以外の視線を感じればサーッと血の気が引き、試着室に入って来た相手に「ちょ!何故君が入って来るんだ!」と慌てふためき。)
っ…?何だよ?どォした、
(驚いた様にゆっくりと顔を上げれば少し眠たそうな顔をしていてこて、と首を傾げつつ擽ったい感覚に僅かに微笑んで。くはっ、と吹き出せば的を射ていたらしい自分の発言にくっくっ、と笑って同じ様にしゃがみこめば両手で相手の顎を無理矢理上げさせちゅうっと唇を合わせて離せば耳元で「俺もしたかったんだから、おアイコな。」と囁きニヤッと笑って見せ。じとりとした視線を背中に感じながらも慌てるようにいそいそと冷蔵庫の扉を開けスパークリングワインを取り出せば栓を片手で開け飲み始め。冷ややかに告げられれば「冷てぇのー。なー?お嬢サン、」と同意を求める様に道行く女性に尋ねかけ困惑している女性に手をひらひらっと振れば振り返してくれたため「お前もあんくらい愛想良くしろよなァ」とちらり相手見て。じっと相手を見れば相手をぎゅう、と強く抱き締めてぼそりと「…ダメだ、見せたくねぇ。向こう向いてるから、早く着替えろ」と反対側を向きカーテンをしっかり押さえつけて。
何でもない。ただの仕返し。…眠いのか?
(されてばかりなのは嫌だっただけの単なる仕返しで、相手が顔を上げ向かい合うとその表情を見て察しては問いかけて。蹲った事で心臓の音が体中に響いているような感覚の中、突然顔を上げさせられると瞬時に唇が重なり驚きで目を見開いて、何も言い返せず腑に落ちないといった顔をして。明らかに可笑しくなった動作に「…怪しい。」と疑いの視線を向けてスタスタと近寄れば正面からじっと見詰めて。通りすがりの女性にちょっかい掛けたのとその言葉にモヤッとした感情が芽生えるも気付かないフリをして「…煩い、他人に迷惑を掛けるな。」と眉間に皺を寄せ。大人しく抱き締められれば「僕だって見られたくないよ。」ともうどうでも良くなってしまいぶっきらぼうに告げ、カーテンを押さえる様子を見て「ふ、ボディーガード見たいだな。」とクスクス笑い、着替えを始めて。)
んー、眠ィ……。
(すりっと顔を相手の首筋に埋め頭擦り寄せ甘えれば相手の香りに安心したように深く息を吸いゆっくりと相手に体重を預けて。「何だよ、ンなかわいー顔すんなって、またしたくなんだろ?」ニィ、と冗談のような本気のような笑み浮かべて見せて相手の唇を指で摘んでみて。ごくごくと飲み干していれば突然相手が目の前に現れ驚きの表情をしながらゲホッ、と軽く噎せて咳き込みつつ「ッ、はぁ……!?怪しいって、なにが、」と答え。再び不機嫌な表情に戻ってしまった相手に唇尖らせ「ちぇ。シロは本当つれねーのな」何て苦笑してはこいつは俺の保護者かなんかだと思ってんのか、と考えるも自身の考えにげんなりとして願わくば彼がそう思っていないように、と。“ボディーガード”等と称されれば素直に守りたくなくなるようで、「ホントにガードしてくれると思ってンの?…1番危ねぇ奴中に入れたんじゃねぇ?」と片手でカーテンを押さえつつ振り向きニヤニヤと笑いつつも“お前まじで細すぎ、栄養足りてねぇんじゃねぇの、”と感想述べれば反対の手でツン、と相手の横腹をつついて。
…クロ、寝るならベットだ。
(首筋に擦り寄られれば擽ったく、何だか動物を抱き寄せている様だと心を和ませるも、重みが掛かれば本気で寝てしまう前にきちんと寝られる場所へ移動しようと背中を軽く叩き。「…いいだろ、すれば。」“可愛いと言うな”といった視線を向けた後、スッと視線を逸し摘まれた唇を僅かに動かして小さく呟いて。「“君の行動が”だよ。何だか挙動不審じゃないか?」自分が髪を整えてくれと言った後から様子が変になった事を指摘してはじっと相手の眼を見詰めて。その一言で心のモヤモヤは消えるどころか更に増し「悪かったな、あの女性の様に振る舞えなくて。」とふんっと顔を背け。何気ない一言が相手を刺激したらしく、何を企んでいるのかニヤつく顔を疑いの目で見て「入れたんじゃない、勝手に入って来たんだろ。いいから着替えるまで見張っててくれ。」とシッシッと片手を振るも、横腹を突かれるとビクッと反応し“辞めろ。栄養はちゃんと考えて食事を作ってるから問題ない”と着替えを進めながらに答えて。)
遅れてすまない。待たせたな。
ァあ……?だから…ベッドで寝てんだろ…。
(最早寝惚けているのかいないのか、ゆったりとした声音で相手へどんどんと体重を掛けていき最終的にはやんわりと押し倒して自分専用のベッド、というよりも抱き枕と言わんばかりに抱き締めて。「……は?お前、…バカか?」あまりの驚きに思わず失礼な発言をかますも、伺うように相手を心配そうな表情で見ては誰にでもそういうこと言ってんじゃねぇぞ、とくしゃりと頭撫でて。真っ直ぐな視線に視線を合わせ返すことも出来ず「あー?お前が変な事いうからだろ。っつーかこっち見んな。」と相手の頭鷲掴めば無理やり顔を背けさせワインで若干酔っているのか頬は少し赤く。何だか先程よりも機嫌が悪くなっている相手に冗談だったんだが、と内心で呟きつつ「はぁ。お前、そんな顔ばっかしてるとイイ奴にも逃げられんぞ?」と背けた顔の頬をつん、とつついて。俺は野犬か何かか、と自分の扱いに心の中でツッコミつつも仕方ねぇなぁと向き直り着替え終わったのを確認すればシャッとカーテン開け外の客や店員を視線で威嚇しつつツカツカと早足で店を出ようと。
おーサンキュな。大丈夫。気にすんな?
ちょ、僕はベットじゃない。…全く、子供の様だな。
(聞こえる声は眠たさを感じさせるもので、徐々に体重をかけられ倒されてしまえば身動きが取れず困惑するも、抜け出す事を諦めては背中をぽんぽんと軽く叩きながら仕方なさげに告げ。「バカは君の方だ。誰にでも言う訳ないだろう。…そんな顔、する必要もない。」折角少し素直になってみせたのに誰にでも言っている風に捉えられてはむっとするも、心配そうな相手の顔を見ればそっと頬に触れて小さく微笑んで。「変な事…?何か言ったか?」視線を合わせない相手を疑いの眼で見詰めるも、自分に原因がある様に言われてはきょとんとして、顔を背けさせられては「珍しいな、君がそんな顔をするなんて。記念に写真でも撮っておくか?」とからかう様に笑って。どうでもいい物なら失う事も躊躇わないが、一度大切だと認識した対象は手放す事は考えておらず「イイ奴とは君の事か?申し訳ないが、君が逃げようとしても逃がす気は無いんだが。」頬を突かれたその手を掴んで真剣な瞳を向けて。いそいそと着替えを終えると周りの視線に耐える様に俯きながら相手の後をついて出て。)
また待たせてしまったな。忙しいのはこれで大分落ち着いたから、これからはもう少し早く返せると思う。何時も待っていてくれてありがとう。
うるせ…、お前だって甘えん坊の餓鬼だろ…。
(クスッと笑い眠たげながらも上記のように揶揄えば身体をより密着させて相手の体温と手付きにうとうととし始め。「……チッ、…お前、可愛すぎ。何時か丸ごと食ってやんぞ。」舌打ちを漏らしてから唇に軽くチュ、とキスをして少し照れ臭そうに顔背けて。相手に揶揄われると自分の魅力に気付いていなさそうな相手にはぁ、とため息吐き「……別に。気にすんな。あと俺に近寄んな。」と冷静になるまで時間をくれ、という意味を込めて少し冷たい口調で告げてソファに寝転がり。軽く冗談を言っただけのつもりが思わぬ真剣な表情を向けられギシリと固まり視線をゆっくりと合わせながら「…逃げねぇよ。逃げる当てもねぇしな。」とぶっきらぼうに伝えて手を離そうと引っ張り。出てきた相手を目に止まれば少し警戒を緩め再度街を練り歩き始め、ふと気付いたようにおい、何だアレ。とゲームセンターを指差し回答を求めるように相手見つめて。
おう。構わねぇよ。むしろ、お疲れな?無理すんなよ。
何を言う、僕はもうれっきとした大人さ。
(揶揄いの言葉も眠た気な声音では腹立ちもせず、穏やかに告げれば「少し眠るといい。今回だけはこうしていてやる。」と後頭部をそっと撫で。キスを受け、その言葉にぼっと蒸発しそうな程恥ずかしくなったが、照れた様子の相手を見ては「…ふ、食べられない様に全身に山葵でも塗っておくか。」クスクスと冗談を言って。“近寄るな”とまで冷たい拒絶の言葉を受けては流石に胸が痛み、相手が言った“変な事”に心当たりはなく困惑し何も言葉が出て来ず。しかし明らかに様子が可笑しくなったのは“髪を直して欲しい”と言った後から。たまにはと甘えて見せたつもりだったが、只の面倒な奴になってしまったか。難しいものだな、甘えるというのは。やはり苦手だ…自分には向いていないのだな。と結論付けては、相手をそっとしておく為リビングから離れようとし。相手の返答に安堵したも「…なら、初めから不安になる様な事を言うな!」と文句を言いつつ手を離して。恥をかいた…と肩を落としながら相手の後を着いて歩いていると、指差された方向を見て「あれはゲームセンターという遊び場だ。お菓子や縫いぐるみを取れたり、子供用の乗り物なんかが置いてあって皆で遊ぶのが一般的らしい。」とテレビで得た知識を教えてやり。)
何だ、優しいじゃないか。有り難う。また少し待たせてしまったが、大丈夫だ。君に会いに来ると疲れも吹っ飛ぶからな。
(/残念ながらお相手様からお返事がございませんので、ここでリセットとし、再募集をかけたいと思います。黒崎様、短い間でしたが有難うございました。)
【※興味をお持ちくださった方は>1、>2をご覧ください。規約の付け足しとして、初心者様は冷遇とさせていただきます。大変申し訳ございません。また、相性優先となりますが宜しくお願いいたします。】
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