「ねェ先生、なんで人は殺しちャいけないのかな?」
「…先生が死んだら悲しい?」
「うん。凄く悲しい。」
「そういうこと。」
「…でも________。」
「センセ、俺どこ行くの?」
「ごめんね、ごめん…」
「何で泣いてるの?」
「君と出会えて、良かった」
「ねェ、センセ!!!!行かないで____」
特殊な能力を持った少年は政府に捉えられ少年兵として使われた。少年兵は人を殺す事に罪悪感を感じていた。が、それが溜まりに溜まって狂い始めた。政府の命令も効かなくなった少年を危険視した政府が地方の小さな診療所に<隔離>入院させた。