匿名さん 2016-01-24 17:24:22 |
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「そうですね…貴方がこうして会いに来てくださるから、私は生きていられるのです。ありがとう、優しい魔法使いさん」
「海は青くて、綺麗で、とても広いと聞きました…もっと聞かせてください。貴方が見た海のお話を」
「…私の世界はこの塔の中だけ。空も海もないけれど…でも私は、鳥がいて、風があって、そして貴方がいてくれる、この世界が大好きなんです」
名:サファイア・セルリアス(Sapphire ceruleaus)
性:女
歳:18歳
姿:白に近いプラチナブロンドの髪はふわりと広がって腰に届くほどの長さ。昔父から貰った青いリボンでハーフアップにし、前髪は額を出すようにわけた形。名の通り深く鮮やかな蒼の瞳はぱっちりとした垂れ目で、普段は伏し目がちだが魔法使いがやってくると嬉しそうに瞳を輝かせる。顔立ちは大人びているが笑ったり驚いたりする表情はあどけなく、長い幽閉生活による白い肌と華奢な体つきがどこか
儚げな印象。服装は質素な白いレースのドレスで素足。
中:おっとりとして物腰柔らか。幼い頃から外界と離されて育ったせいか純粋で人を疑ったり警戒することを知らず、愚直なまでに素直な性格。そのため父親の妄言を信じきっており「自分が塔を出たら国を滅ぼしてしまう」と絶対に塔から離れようとせず、普段は人の言葉を鵜呑みにするわりにその意志だけは何を言われても曲げない。
しかし好奇心は旺盛で魔法使いが語る外の世界の話が大好き。恋という感情を知らないせいか好き、大切などの言葉を恥ずかしげもなく口にする。
備:もう10年近く塔に閉じ込められており、一生外に出るつもりはなかったものの塔の入口が塞がれ誰も訪れなくなったことに少しの恐怖と悲しみを感じていた。そこに魔法使いがやってきたためとても喜び「魔法使いさん」と呼んで慕うようになり、今では彼がやってくることと窓の外を眺めることだけが楽しみ。
イメージカラーは白と青。
(ロルテ)
――誰?
(この高い塔に誰も訪れなくなってからどれほどの時が経ったのか。とうに覚悟はできているといえど忍び寄る死の影は恐ろしく、色鮮やかな窓の外を眺めることもせず、ただ目を伏せて俯いていればふいにコトリと何か音がして。冷たい石の床を転がりこつん、とつま先に当たったのは真っ赤な林檎。時折鳥たちが木の実を運んでくることはあったがこれほど重い実をくわえて飛べるはずがない、両手で拾い上げ首を傾げていると、小気味の良い音と共になぜか人の声が聞こえて咄嗟に問い。振り返った先、窓のそばには人影が見えるもののその顔は逆光で隠れており「…どうやって此処へ…?」階段は壊され、入口も埋められてしまったはず。相手が何者かということよりも何故相手が此処にいるのかという点に気を取られては、尋ねながら歩み寄り相手の顔をよく見ようとして)
(/ファンタジーと素敵な魔法使い様に惹かれ、参加希望させていただきます!不備等なければ選定候補にくわえていただけると幸いです。よろしくお願いいたします!)
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