俺とその幼馴染みと＿【非募集】

飯？持って来てねぇから他の奴誘え
(肘をついて、手で頭を支えるような体勢でそう答え。朝は時間が無かったので持って来ずに、食わないでも大丈夫だろうと考え)

(/こちらこそ、よろしくお願い致します)

はあ？何か奢るから食えよ。部活あるだろ
(持って来てない、との言葉に眉を潜める。部活で活躍する相手を放っておくのは不安だし、そうでなくとも相手と一緒に食べたい。そうと決まれば立たせようと相手の襟元を掴んで揺すり)

…はいはい
(断ってもどうせ相手はしつこいぐらいに言うんだろうなと思い、立ち上がっては「奢りは遠慮しとく」と言い放ち、購買へと向って廊下を歩き)

あ、ちょっと速いって！
(肯定の返事に小さくガッツポーズをしては、その間に行ってしまう相手を走って追い掛けて。文句を言いながら隣に立つと軽く相手の背中を叩き)

テメェが勝手についてきてるだけだろ
(速いも何も行動を共にするとは言っていない分けで小さく溜め息をつき。購買に着いては塩パンを1つと自販機で水を買い)

ひどっ！
(大袈裟な動作で衝撃を表すもいつもの事なので笑顔で。一つきりのパンに「それだけ？」と口を挟むと自販機に行っている隙にカツサンドを買い足して)

それお前が食うのか？太るぞ
(戻ってきては相手の手に持っているものを確認して。また平然とひどいことを言い、「教室で食べんのか」と相手に質問して

お前のだっつの。つかこんだけで太る訳ねぇじゃん
(カツサンドを無理矢理握らせるとカラリと笑い飛ばし、結局一緒に食べてくれる相手にクスッと笑っては青い空を見上げ「あー…天気いいかんなー。折角だし外にする？」と一応相手に確認を取り)

別にどこでも。ありがとな
(外でも教室でも変わらないだろうと思い。カツサンドを受け取ると自分より小さな子どもにするような対応の仕方で相手の頭に手をﾎﾟﾝと乗せて礼を言い)

んじゃ中庭で
(わざわざ上に行くのも面倒だと直ぐそこの中庭に足を向けて。頭に触れられるのは良いのだがその手付きに何かを感じ取ると「ガキ扱いされてる気がする…」と不服そうにして)

実際まだまだガキだろうが、気にすんな
(了承し、外に出ては備え付けられている椅子に座り。上記のように言っては「いろんな意味でのガキだけどな」と少し笑って付け加え

色んな意味って何だよ！？それにお前も同い年だろ！
(隣に腰を下ろし弁当包みを開こうとした手を止めて、勢い良く顔を向けながら叫ぶ様に言い。同い年なら相手もガキだろうと、僅かに上がった両頬を摘まんで左右に引っ張って)

精神的に子どもじゃねーか、つーかうるせぇ
(手を振りほどき、叫び声に近い声を近距離で聞かされては耳がｷｰﾝとなり。「お前の声、学校全体に聞こえただろうな」と勝手に予測して)

亮も似たようなもんじゃん
(自分は悪くない、とでも言いたげな様子でべぇ、と舌を出すと膝に置いた弁当に視線を落として。きょとんとした顔を上げるも直ぐ様「アタシ有名人になれるな」と能天気な事を言ってヘラリと笑い)

お前の能天気さには呆れるわ
(ただ、こういったポディシブな考え方ができる相手を見てはすげえなと思い。そう思うも無表情のまま、パンを1口かじり

うるせぇバーカ。いたたぎます
(暴言紛いの事を言われても相手からならば別段嫌な気にはならず、笑いながら適当に言い返して。パンッと音を立てて手を合わせては、おかずの唐揚げを口に運んで幸せそうに咀嚼して)

ふぁーあ…(食べ終わって眠くなったのか次の授業は寝るかと考え。ダルそうに体勢を崩して、一応「次の授業何？」と確認して。

あー？あー、確か歴史だったかな
(少し遅れて食べ終わると包みを横に置き。目線を上向けて首を傾けつつ記憶を漁り、思い出すと嫌そうに顔を顰め答えて)

ふーん…その教師に俺は適当にサボってるって言っといて
(歴史と聞くとそこまで重要な科目でもないので受けても意味ねーなと考え。立ち上がると「そんじゃ俺はサボるから言伝頼む」と言って廊下を歩いて)

はあ！？そんならアタシもサボるし！
(あんなに良く分からない上に眠くなる授業など出来れば受けたくなく、相手を追い掛けてその勢いのまま背中を叩くと「勿論一緒にな！」サボり経験がないためそう言って)