苦労人の僧侶ちゃんと天の邪鬼の盗賊くん【NL/F系】

……
(今度は起きる気配はなくぐぅーと寝たままで)

(/いけるぞー！←)

ふふっ。
（これでイタズラできると思い、ニヤニヤして。しかし、どんなイタズラをしようか考えていなくて、うーんと悩み。）

（よし、ではいくぜ！←）

…ぐー…
(一切起きる気配なし←)

(/早くぅ！←)

（その時、この前見た絵本でキスをして目覚めさせるという展開があった事を思い出して。「や、やってみましょう。」と小声で言い、ヴァンの顔に近づいて。）

（/まぁ、まぁ、もうすぐですよ←）

…んー…
(寝返りを打ち顔を相手の方へ向けて)

(/はよ！はよ！)

！！
（寝返りを打ったことにビックリして、勢いで自分の唇を相手の唇にくっつけてキスをして。）

（/やりましたよー！！）

…んん…
(結構熟睡していせいか唇同士が触れても起きる気配はなく)

(/やっちゃいましたねー(*´∀｀))

やっ、やってしまったです。
（唇を離し、自分の唇を触り「わ、わ、柔らかかったです。」とうっとりしたように言い。）

（/やっちゃいましたよー！！＼(^o^)／）

…
(本人は気付いて居らずまた寝返りを打って背を向けて)

(/そろそろ進めますか(笑))

（自分がこんなに恥ずかしいなかキスしたというのに、相手は寝ていて。「起きないじゃないですか！」と怒り気味に言い。今度から本に書いてあることは信じないと決心したようで「起きてください！！」と大声で言い。）

(/ですね（笑））

…んだよ、もう着いたのか？
(眠たそうに欠伸をしながら起きあがると騒いでいる相手を見て首を傾げて。しかし窓の外を見ればまだ海の上で。「…何もしないくせに起こすな」ジロリと相手を睨めばそう言い)

ひっ・・・。
（ヴァンが本気で怒ったと思い、驚いて。だんだん目に涙を浮かべて。）

（/泣かしちゃいましたね〜（笑）←）

な、なんだよ…
(泣きそうになる相手を見て少し驚き)

(/あーあ(笑))

うぅ・・・。
（こっちは、キスをしたのにそれに全然気づいてくれない事とか、構ってほしいのに起こしたら睨まれた事とか、その他色々のことがあり、遂に泣いてしまい。「・・・大ッキライです！」そう言って、そこから離れて。）

（/僧侶ちゃんのキャラが崩壊しつつあると思っているのは私だけ？←）

…何言ってんだアイツ…おい待てよ！
(首を傾げながら出て行った相手を止めようとして。「くそ…」しかし声は届かず相手の姿は見えなくなり、あとを追って)

(/いやー甘えたいんじゃないんですかね、今まで僧侶って肩書きできっと甘えれない生活を送ってきたはずですから←)

・・・ぐっ。
（涙を必死に堪えようとするが、溢れ続けて。ヴァンに見つからないように、近くの倉庫の中に入って。）

（/なるほど！）

…こんな所に居やがったのか…
(隠れる場所と言えば倉庫くらいと目星がついていたのか意外と迷わずやってきて見つけてしまい。「…逃がさねえぞ」逃げないように泣いている相手を構わず抱きしめて)
…よく分からねえけどよ、お前に大嫌いって言われるようなことして悪かった…許してくれ。
(ぎゅ…と、相手を抱きしめたままそう耳元で謝って)

(/１ヶ月ほど返事が遅れてしまいすいません…
と、言うわけで抱きしめて慰めます←)

な・・・。
（相手に突然抱きしめられるとビックリして。さっきのことについて言おうと思っていたら「どうして睨むんですか？私の事が嫌いなんですか？どうせ、美人な人の夢を見ていたから起こすなって思ってたんでしょ？」と次々に嫌な言葉が口から出て。）

（/全然大丈夫ですよ〜！）

…悪い。
(相手の怒っている本意が分からず、ただ謝ることと抱きしめることしか出来ず。「…どうしたら許してくれる…」相手の言葉が終わった後、ゆっくりと尋ねて)

(/僧侶ちゃんにホントに悪いことしたような気になってきた←)

・・・本当に悪いと思ってるんですか？
（抱きしめられているからか、段々怒りがおさまってきてそう聞いて。相手を両手で掴みながら「本当に反省しているなら許してあげなくもないです。」と言って。）

（/僧侶ちゃんが何故こんなにも怒っているのかが自分でも分からないです（笑）嫉妬深いし面倒くさい子だからかな（笑）←）