ヴァンシル=ティファーシス 2016-01-23 10:29:36 |
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ルクス:しょうがないよ、ヴァンは素直じゃないしノエルは天然だからね。
(背中のシアンに魔法の援護をしてもらいながら目の前の敵は切り払って。「よし、ここに剣を納めれば…」そして持っていた自身の剣をスッと突き刺せば洞窟内の邪気は浄化され、凶悪なモンスターはその清浄な空気に触れて一気に消滅していって)
ヴァン:!!上手くやりやがったなあいつら…
(へへと笑いながらそう言うと「終わったぜノエル…俺もお前もよくやったぜ」ノエルの頭を撫でながら笑みを浮かべて)
シアン:・・・お仕事終わり。
(清浄な空気を胸いっぱいに吸い込みそう呟いて。「・・・それじゃあ、戻る?」勇者を見ながら首を傾げて。)
ノエル:一気に浄化されていってます。
(うわぁ〜、と嬉しそうに言って。ヴァンに頭を撫でられ、「えへへ、ヴァンもよくやりましたよ〜。」と笑顔でそう言って。)
ルクス:そうだね…少し様子を見てみるとしよう。
(直ぐに戻ることはせずに、ヴァンとノエルのことを見守ろうと考えて)
ヴァン:あいつら遅いな…
(ルクスたちが自分達を見ているなど知らず、ノエルと一緒に二人を待っていて)
シアン:・・・。
(無言でコクっと頷いて。黙って見ているが、「・・・さっさとくっつけばいいのに。」と呟いて。)
ノエル:ですね。
(普通に待っていたが、時間が経つに連れて二人きりだという実感が湧いてきて。「い、い、いい天気ですねえ!!」と焦りながら言い。)
ルクス:まぁ…ノエルはから回ってて、ヴァンはヘタレてるってところかな。
(冷静に二人を分析すれば割と酷い評価を下して)
ヴァン:…なぁノエル、お前はこの旅が終わりゃもとの教会生活に戻るんだよな?
(相手の妙な発言はスルーして、少し真剣な顔持ちでノエルに話しかけて)
シアン:ふぅ〜ん。
(二人の観察をしていることが飽きたのか、勇者の髪の毛で遊び始めて。ツンツンと引っ張ったりしたり、撫でてみたりして。)
ノエル:え、えぇ、そうね。
(そういえば教会の方は大丈夫かしら、と心配して。体のあまり丈夫ではないお祖母様を一人にさせてしまっているので「早く帰りたいわ。」と呟き。)
ルクス:…んー…あ、こら…
(シアンが自分で遊んでいることに気づいて止めさせようとして)
ヴァン:あー…そうか、早く帰りたいか
(この旅が終わればノエルと一緒にいる機会はまたグッと減る。しかし彼女はそんなことは気にしていなようだった。ふと悲しさを感じながら彼女を見ればため息を一つ付いて「そうだな、んじゃさっさと帰るか」もう、気にしないことにしてルクスとシアンを待ち始めて)
シアン:むー。
(相手が止めさせようとしたので、頬を膨らませて嫌な顔をして。「・・・飽きた。遊んで。」と言って。)
ノエル:えぇ、そうですね。
(ヴァンと離れてしまうのは悲しかったが、自分を子供の頃に引き取ってくれた優しいお祖母様をこれ以上一人にさせたくなくて。「このお仕事が終わってしまえば、もうヴァンと会えないんでしょうか?」と聞き。)
ルクス:全く…しょうがないな。
(苦笑いしながら遊んであげようと思いシアンの頬をむにむにと摘まんで)
ヴァン:まぁそうだろうな…そもそも好き好んで捕まりそうな所に行く気はねえな。
(警察のお世話になる、そんな可能性が高い教会等には行きたくないと考えていて。「……会えねえかもな…」少し、重い表情でぽつりと)
シアン:・・・なぜつまむ?
(首を傾げながらそう聞いて。もしかしてこれは、俺の頬も触っていいよ、というサインなのでは!?と変なことを考えていて。)
ノエル:そうですか・・・。
(悲しそうな顔をして俯いて。俯いたまま「では、これが最後の旅ということですね。」と言い。)
ルクス:柔らかいから。
(むにむにと頬を摘まんだまま横にのばしたりして)
ヴァン:…まぁ、そう言うことになるな…
(最後、と言うのはイヤな響きだった。しかし、仕方のないことでもあるので何ともいえず。「…嫌だなやっぱり…こういうのは…」はぁとため息を付けば徐にノエルの頭を撫でて)
シアン:・・・柔らかい?
(少し間をおいてそう言い。相手の頬に手を伸ばして触って「勇者も柔らかい・・・。」と言って。)
ノエル:ヴァンも嫌なんですか?
(ヴァンはきっと私に会わなくても良いんだと思っていたから、キョトンとして。「私も、寂しいです。」と呟いて。)
ルクス:柔らかいといえば……
(柔らかい、そんな話をしているとシアンの胸をちらっと見て、いかんいかんと頭を振り←)
ヴァン:…住む世界が違いすぎるんだよな…
(そう言って顔をうつむかせ、少しの間無言になって。「…なぁノエル、もし俺が普通の人間だったら……いや、ダメだな。タラレバ話はきりがねえ…」そう言い、ノエルに近づいていきなりぎゅっと抱きしめて「…盗賊なんかやってなきゃ、お前と一緒に居れたのにな…」ぽつりと呟く、そして目にはうっすらと涙が溜まっていて)
シアン:柔らかいといえば?
(うーん、と考えるがマシュマロしか思いつかなくて。「マシュマロ・・・。」と言い。)
ノエル:よしよし。
(そう言いながら抱きしめてくれた相手の頭を撫でて。「盗賊のヴァンでも私と一緒に居られますよ?」自分がそんなに綺麗な人間じゃないと思い。)
ルクス:…おっと、ちょっと黙ってようか…ヴァンたちが…
(し、とゆびを口に当てて相手に静かにするように伝えて)
ヴァン:…一緒に居れるわけねえだろ。俺は盗賊、人の幸せを盗むのが仕事だ…お前は僧侶、人の幸せを願うのが仕事だろうが…違うんだよ、俺とお前は…
(そう言って抱きしめていた腕を解いて相手に背を向けて。「…まぁ、楽しかったぜ」それだけ言うとその後はもう、なにも言わなくなって)
シアン:しー。
(そう言って自分も相手と同じポーズをとって。その後にヴァンたちを見て。)
ノエル:でも、私が人の幸せを願う人ならヴァンの幸せだって願ってもいいはずでしょう?
(自分に背中を向けた相手に辛い顔をしながらそう言って。「それに、ヴァンだって幸せになりたいはずでしょう?」と訴えて。)
…俺は、散々人から奪ってきた人間だ。ノエル、そんな俺が幸せになっていいと思うか?
(ノエルの方へ向き直り、此方も悲痛な表情でノエルにそう言い放つ。幸せにはなりたい、ノエルを幸せにもしたい、しかし自分の今までの行動からそんなことが許されるのかと考えていて)
ヴァンが昔してきたことは、あまり知らないけど、でも今のあなたは優しくてみんなの為に戦っている強い人じゃない。
(微笑みながらそう言うと、相手の手をとって。「あなたなら、やり直せるわよ。」優しい目を相手に向けて。)
……ノエル…
(相手の言葉はとても嬉しいもので。心が揺れる、ノエルなら自分を受け入れてくれると、居場所はそこにあるのだと…)
…………一緒にいてくれるのか?
はい、ずーっとヴァンと一緒に居ますよ。
(そう言うとニコリと笑って。「だから、笑ってください!」と言いながら両手を広げて、相手を受け入れるポーズをとり。)
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