ヴァンシル=ティファーシス 2016-01-23 10:29:36 |
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そっか…そうだよな。好きでもない相手から惚れられても嫌だしな…
(本当に脈がないんだなと分かり、またも落ち込んだ様子でそう言い。「…とりあえず宿へ行こうか」そう言って向かい)
ち、違う!!・・・嫌いではない。
(好きと言うにはハードルが高すぎたのでそう言って目をそらして。宿へ向かう相手の後ろを必死でついて行き。「は、速い。」と呟いて。)
あ、はい。一人部屋…え、無いんですか…うーん…
(一人部屋を二つ、と思ったが今日はどうにも満杯で。そして開いているのは二人部屋だけで。「…どうする?」うーんと悩んで相手に聞いてみて)
はぁ、はぁ、それで良いよ。
(自分が子供の姿だったのでついていくのがやっとで、相手の話を聞いていなくて空返事をして。「・・・とりあえず、休みたい。」と自分の希望を言って。)
うわぁ。
(まさか手を握ってもらえるとは思っていなくて、つい声が出てしまい。ずっとドキドキしていて、しかし、心臓がもたないと思ったのか部屋に入ると相手の手を離して。「・・・す、少し休む。」と顔を真っ赤にしながら言って。)
うん?顔が真っ赤だよ…大丈夫?
(休むと言った相手の顔が赤くて、熱でもあるんじゃないかと考えてそっとおでこに手を当てて)
あ、赤くない!!
(おでこに手を当てられてもっと顔を赤くして。「あ、あ、あれだ!!あの花がいけないんだ!!」と咄嗟に嘘をついて。両腕を上下に振って照れ隠しをして。)
え?これ?
(花を見て嗅いだのかと思い。「んー…まぁ良いか」少しの疑問は残るが、あまり気にしてもしょうがないと思い苦笑しながら自分のベッドへ行って)
・・・も、もう寝るのか?
(ベットに向かう相手を見てそう聞いて。自分も休もうと思ったが、やはりこの花を処理しなければ、と思っていて。)
あぁ、お休み。
(そう言うとバックから白衣を取り出してそれを着て。「そういえば、・・・あれ?もう寝たのか?」相手に言うことがあったので、相手の方を見てみるともう寝ていて。)
寝てなかったのか。いや、明日のことについて聞きたかった。
(淡々とそう言うと、あの花の花弁を全部取って。持参してきたフラスコの中に茎からとった蜜を入れて。「・・・塩って持ってきてたか?」と聞いて。)
ああ…明日は神殿に行って聖剣の大陸まで飛ばして貰うつもりだよ。
(ここの近くにある神殿は他のところにある神殿と異空間で繋がっていて、ワープが出来るというもので。「塩…うん、あるよ」一応そういうものは買っているため相手にはいとビンを渡して)
神殿か・・・。
(そう呟くと塩の入ったビンを受け取り「ありがとう。」とお礼を言い。「塩をひとつまみと魔法をかけた花弁。」とブツブツ呟きながらフラスコに次々と物を入れて。)
ふふふ、ふひひ。
(ニヤけながらフラスコをかき混ぜていて。「あとは、・・・勇者、髪の毛一本くれ。」と相手に言って。男性の髪の毛があればもうじき出来上がるぞー、と思っていて。)
・・・あれ?もう寝たのか。
(そう言うと、勇者に近づき髪の毛を2本抜いて。1つはフラスコに入れ、もう1つはポケットに入れて。後でちゃんとしたとこに入れておこう、と嬉しそうな顔で思っていて。)
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