弟くん 2016-01-22 20:07:56 |
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「…兄さん居るかな?」(カチッ、ピンポーン…)
『はいはい、どちら様ってお前!どうしたんだよ?突然…。』
「…母さんが兄さん一人じゃ心配だから、僕も一緒にこっちで住めって。」
『はぁ?一人で大丈夫だよ!子供じゃあるまいし!もう25だぞ!』
「まぁまぁ、そういう事だから…お邪魔します。」
『っておい!ちょっと待て!こら!』
…という流れから7つ離れた兄弟仲良く一緒に住む事になりました。
社会人になったのを期に一人暮らしを始めた兄だが、母によると以前より痩せた様に見えるらしく僕(弟)を送り込む事を思い付いたみたい。
弟が居れば食事もちゃんと摂るだろうという魂胆がバレバレだけど。
僕は高校にも近くなるし悪い事はないと思って快諾した。
『…荷物は、何時来るんだよ?』
「明日、着くように頼んである。」
『そうか…まぁ明日なら、俺も居るし大丈夫か。』
「ありがとう、兄さん。」
なんだかんだ言って僕は兄さん大好きだし、兄さんも僕の事大好きだって知ってるから。
それから数ヶ月…
「…ね、僕が突然居なくなったらどうする?」
『何だよ、突然。そうだな…死ぬな。』
「…僕も…兄さん居なくなったら死ぬ。」
『お前、昔っから俺が居ないと寂しがって泣いてたもんな。』
「…うん。でも、今は悪化してる。」
『…確かに…居なくならねぇから…死ぬなよ。』
とイチャラブ生活?を送っています。
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・兄(25歳)
・社会人
・見た目や口調は厳ついが本当は優しい
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