．bl ｜ ココロの住処 ｜ ゆる.だら.いちゃ.

そうだね、俺にとっても束紗君と出会えた記念日だから何か残したいなぁ。
(相手の反応にｸｽﾘと笑えば 可愛いなぁ なんて小さく零しては｢ううん、俺の方こそごめんね？そんな意味で言ったんじゃないけど。｣少し困ったような相手の頭を優しく撫でれば｢お寿司食べに行こう、俺明日もお寿司食べたい気分になってきちゃったから｣と。｢うん、まだちょっと早いかなぁって思ってね...｣ｸｽｸｽと可笑しそうに笑って。｢束紗君の口にあってよかったよ、ふふ、今度俺も束紗君の作ったご飯とか食べてみたいな｣と流れでリクエストしてみてはお椀に味噌汁を注いで。)

なら明日、買い物行った時に記念の物でも買っちゃう？
(聞こえた言葉が何とも嬉しいもので擽ったいような感情が込み上げては、少し茶目っ気混じりに口角の上げ。謝られてしまえば首を左右に振り、頭を撫でられつつその優しい返答に表情を和らげ「有難う。篠宮は優しいよね、話し方も穏やかだし」と思っていた事を告げて。「早い…？」意味がよく分からないと首を傾げ、「いいよ、今度は僕がご馳走様するよ」とにっと笑みを向け冷蔵庫から恵方巻きを二本取り出し準備をして。)

そうだね、俺、こうやって記念日なんて言ってお祝いするのは初めてかもしれないな..本当に明日が待ち遠しいよ。
(ふわふわの髪に指を通すようにゆっくりと撫でながら楽しそうに言えば自分の事を優しいと言った相手にキョトンとすれば直ぐ様笑って｢へー、そんな風にみえてたのか。俺も一応男何だけど...あんまり意識されてなかったかな｣と茶化すように言って。｢その内また言うよ...悪い事ではないからあまり気にしないで？｣と。｢ありがとう、楽しみにしてるよら｣と 返事をすれば味噌汁を入れたお椀を炬燵の上のテーブルへと運んで。)

ホントに？実は言うと、僕もなんだよね〜。篠宮、絶対楽しい一日にしよう！
(触れてくる手も優しい手付きで心地よく、会ってそんなに経たないのに不思議だと感じつつ、表情を明るくしてはにっと満面の笑みを浮かべて。「いやいや、男だとは思ってるよ、ちゃんと！でも、優しさが凄く伝わってくる人だなぁって思ってさ」誤解を与えてはいけないと慌てて弁解し。不思議そうな顔をしながらも「…うん。じゃあ、そのうち話して。待ってるから」と頷き。「じゃあ、リクエスト聞くから考えてて」と相手に続いて炬燵の机に恵方巻きを持って行き、炬燵に入って。)

普段誰かと一緒に居ることってあんまり無かったからね、うん。
(何度も自分に向けられる優しい笑顔に胸の奥が熱くなるのを感じながらも相手の言葉にﾊｯとなれば｢ご、ごめんね。ありがとう。...まだ会ったばかりなのに何言ってたんだろ俺。｣と情けなく笑って。｢うん、考えておくね。じゃあ食べようか｣と自分も炬燵に入れば笑いかけて。)

そうか〜。まぁ、これから二人で色んな事経験していこうよ、ゆっくりさ。
(自分もあれこれと経験豊富な方ではないが、これからの相手との未来を楽しいものにしたいと思い穏やかに目を細め。「ふ、篠宮ってよく謝るよね。全然気にしなくていいのに」きょとんとした後、クスクスと笑いながら告げては、「宜しく〜。はい、じゃあ、頂きまーす」と両手を合わせて恵方巻きを手に持てば「今から話しかけちゃ駄目だかんね」と念を押して頬いっぱいにかぶりつき。)

嗚呼、ありがとう。何時か旅行とか出来ればいいね。
(自分達のこれからについての話に移り変わり、ふとそんな事を口にしていてはチラっと相手の顔色を伺う様に見て。「何だろう、自分ではそんなつもりは無いけど...つい癖になってるみたい」と言われた事に自分でも少し驚きながらも小さく笑って「束紗君は優しいね、ありがとう」と。口いっぱいに頬張る相手に思わず頬を緩めては「じゃあ俺も、頂きます」と恵方巻きを食べ 何だか懐かしい感じがするのは何なんだろう なんて思って。)

旅行、いいね。美味しい物食べたり、観光とか温泉なんかも楽しいだろうなぁ。
(旅行と聞けば色々な光景が思い浮かび、どれも相手となら楽しいものになるに違いないと自然と表情を綻ばせて。「癖か〜、あるよね、知らないうちにって事」と数回頷けば「僕は別に何にもしてないって」と小さく笑い。もぐもぐと真剣な顔付きで食べ進め先に食べ終わると、隣の相手に悪戯してやろうなんて考えて動く頬にキスをしてみて。)

あ、温泉もいいね!ﾌﾌｯ、沢山やりたい事が出来ちゃったね。ってもうこんな時間か...(色々出て来た案に何度か頷きながら相手の表情にﾎｯとすれば目に止まった時計の時刻に「もうそろそろ19時だし、お風呂沸かしておく？」と尋ねてみて。「分かってても直らないって事もあるよね。束紗君も何か癖とかあったりするの？」相手の意見に賛同してはなんとなくそんな質問をしてみて「そんなこと無いよ」と目を細めて。「...」モグモグと口を動かしていれば不意に距離が近くなった相手に 何だろう と横目で見れば自分の頬にキスをしていると気付き、思わずｺﾞｸﾘと食べていた物を飲み込んでは 確か恵方巻きって食べ終わるまで喋ったら駄目とかあったよね... とそんな事を思い出しながら相手の唇にキスをして。)

やりたい事沢山あった方が楽しいでしょ！
(得意気に口角を上げて言い切れば、釣られて時計に目を遣り「そうだね、洗ってあるから後はボタン押すだけなんだ」と立ち上がり、自動でお湯が貯まるスイッチを押して戻って来て。「あるある。僕は…どうだろう？ぱっとは思い付かないなぁ。篠宮が気付いたら教えてよ」顎に手を当て考えて見るも自覚しているようなのは思いつかず、逆に提案してみて「そうかな…」と照れ臭そうにして。唇を離せばしてやったり顔で反応を見ようとするも、不意に唇同士が重なれば瞬時に顔を真っ赤にして硬直して。)

確かにそうだね。
(楽しそうな相手につられて笑えば「ありがとう...あのさ、話変わるんだけどちょっと質問してもいいかな？」と少し気になっていた事を聞いてみようかなーと尋ねてみて。「分かった、あー、でも直して欲しくないようなのだったら言わないでおこうかな」と揶揄うに言ってみてはｸｽｸｽと笑って。直ぐに顔を離せば頬を染め固まっている相手に もう少し違う場所にすればよかったかな？ と今更な事を思ってはお寿司を持ってない方の手で相手の頭をポンポンと撫で再び恵方巻きを食べて。)

え!? な、何!?
(楽しそうに笑っていたも突然話題を変えられては、大袈裟に困惑して。「どんな癖だよ。直して欲しくない癖なんて、僕聞いた事ないよ」突っ込みを入れるも釣られて笑って。思ってもいなかった事態に思わず固まってしまったが、頭を撫でられればじとりと相手を見て、恵方巻きが口から離れた瞬間を見計らい今度は自分から相手の唇へと口付け。)

いや、束紗君が同性の人に興味を持ったきっかけとかって何だったんだろうなとか気になって...答えにくかったら大丈夫だよ。
(話を変えてしまったものの取り敢えずは聞いてみようと質問してみたものの少し直球過ぎたかなと考えて。「俺からみて可愛いなと思う仕草とかかな」と答えては相手に笑いかけ。「？！」咀嚼していたご飯を飲み込んでいれば再び相手からキスをされ思わず何度か目を瞬かせるも相手の様子を伺って。)

何だそんな事？改まって聞いてくるから何か身構えちゃったよ。そうだなぁ…男同士でも親友を超えて家族や恋人くらい深い仲になれたりするのかな〜って考えた時に、それも素敵だなって思った事かな。そう言う篠宮はどうなのさ？
(質問の内容を聞くなり肩の力が抜け軽く項垂れつつ笑えば、記憶を思い出しながら答えて。自分が聞かれれば相手の事も気になり質問し返してみて。「女の子じゃあるまいし、無いよ僕には」確かにそういう癖なら直して欲しくないという事もあるかと思ったが、自分には無いと笑い飛ばし。顔を離せば「へへ、仕返し」としてやったり顔をして。)

なんか、束紗君らしい。俺はそんな風に考えた事無かったなぁ。ん...俺は一目惚れしたのが偶然同じ男の子だったって感じかな。まぁその時は告白なんてしなかったけどね。
(相手の言葉に思わずそんな事を言ってはﾌﾌｯと微笑んで。自分の事を少し思い出してはなんだかいたたまれない気持ちで笑って誤魔化しては「初めて男の子と付き合ったのは高校の頃だったなぁ、懐かしい」と照れくさそうに笑って。「女の子でも男の子でも関係ないと思うな、俺は」と言えばじっと相手を見て「でも束紗君可愛いから女装すれば女の子になれるかもね」なんて冗談を言ってみて。「びっくりした...でもいきなりどうしたの？」少しズレた眼鏡を戻せば困ったように笑いかけて。)

僕らしい…。告白は難しいよね、勇気がいるし。一目惚れかぁ、何か惹かれた所があったの？
(自分らしさと言われてもピンと来ず怪訝な顔をして。自分が相手の立場でも告白なんて事は出来ないだろうなと思いながら、一目見て好きになるような素敵な人だったのか気になり尋ねて。初めての恋人の話を持ち出されると途端に眉を寄せ僅かに顔を逸らすような仕草をして「ふーん」と態とらしく興味ない素振りをして見せ。可愛い、女装等と様々な言葉が胸にモヤモヤを作っていき、不満そうな顔になると「女の子になんかなりたくない！僕はれっきとした男だ！」と一喝して。キスした理由を聞かれると「べーつーにー」とはぐらかすように答えて。)

その子の笑った顔かな、心から笑った表情に惹かれたのかも。
(相手に尋ねられた事に少し考え答えれば なんかこうして口に出してみると俺って単純だよね。 と自分に苦笑して。急に不機嫌になったように見えた相手に気付けば｢束紗は俺と出会う前誰かと付き合ったりとかしなかったの？｣と自分から相手自身への話へと変えてみて。｢...そうだね、ごめんね｣と素直に謝れば｢あんまり可愛いとか言われるの好きじゃなかった？｣と。はぐらかされてしまってはどうする事出来ず掘り返す事でもないか と再び食事に戻って。)

確かに、笑顔っていいよね。可愛かったり綺麗だったり無邪気だったり。惹かれる気持ち、分かるなぁ。単純でも素敵だよ。
(一目惚れこそした事はないが笑顔に惹かれるという気持ちは理解でき、頷きながら同感して。単純でも笑顔に惚れたなんて素敵な話だと微笑んで。初めての恋人の話なんか面白くないと不貞腐れていると今度は己に話題を振られ、相手が話してくれたからと話す事にし。「…僕は…お互い好きでも付き合ってるのかも分かんない事があったり、付き合ってても相手の気持ちは別の所にあったり行ったりとか…かな。まぁ、縁が無かったんだよね、今まで！運もあんまりいい方じゃないしさ！これからだよ、これから！」渋々といった風に話した最後はにっと笑って。「篠宮に言われるのはそこまで嫌じゃない。けど、僕は頼られたり安心させられたり出来る存在になりたいんだよ！」何故か威張るように言っては、恥ずかしくて誤魔化したのを探られずに済んだとほっとして。)

ありがとう。
(そんな風に言われるのは初めてで驚き｢凄く...嬉しいよ｣と照れ隠しに笑顔を作って。｢そうなんだね、恋愛って難しいよね。特に同性とっていうのはなかなか受け入れてもらえなかったりするし。そうだね、ところでさ。さっき俺に嫉妬してた？｣と最後に気になっていた事を質問すれば少し楽しそうに相手を見て。｢嗚呼、そういうことか。｣傷つけてしまったのだろうかと心配していたものの理由を聞けば少しホッとして｢束紗君は俺にとっては癒し的な存在だよ、凄く元気貰える｣と思った事を伝えてみて。)

なーに照れてんのさ、オジサンの癖に。
(照れ隠しの笑みだと察してはニヤリと口角上げて隣の相手を肘で突いて。「うんうん、難しいよ難しい。…、してたけど？何さ。好きな人の元恋人の話なんてされたら、普通するでしょ！」同感と何度も頷き。嫉妬を見破られてしまっていたと知れば表情を強ばらせ頬染めるも、開き直って認めては口早に詰め寄って。「癒し？…あんまり癒してあげられてる実感ないけど…まぁいっか。」頼りにされたいのとは少し違う気もするが元気を与えられているならと満足し「これからも僕が癒して元気あげまくるから、篠宮は何も心配しなくていいよ！僕にどーんと頼ってよね！」と胸を張り得意気な顔をして。)