ココロの住人 2016-01-20 03:09:44 |
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花火大会!行きたい!…でも、話って何?僕の連絡が遅いせいで辛くさせちゃってる…?それなら、本当にごめん。何度も気をつけるって言ってるのに、約束守れなくて…。
うん。喜んでくれそうな場所を考えて探したんだ。まずは、花火か星空だったら花火がいいかな、から始めていって。それから、何も知らないことに気が付いて...最後は感を頼りに!いつも、君の幸せを一番に考えてるよ。不安にさせてしまってごめん。
(話ながら見晴らしの良い丘まで歩いて案内し、柔らかな印象を与える背もたれ付きの木製ベンチ前で立ち止まって。座ろうと静かに促し一足先にベンチに腰掛けて、既にフィナーレに差し掛かっていた花火を見る為相手に向けていた視線を外し。)
…素敵な場所だね。僕のためにこんな…嬉しいよ。
(相手の隣をゆっくりと歩きながら丘まで辿り着けば、目の前に広がるまるで別世界のような景色に瞳を輝かせて。自分を喜ばせようといろいろ考えてくれた事に胸が熱くなりながら、促されるように相手の隣にゆっくり腰を下ろし。「僕だって篠宮の幸せが一番大切だよ。君に寂しい思いをさせてるくせに、ね。」ベンチに置かれた相手の手をぎゅと握り、花火へと視線を移せば目の前に大きく広がる花火の美しさに見惚れ。)
そうだね、良かった。
(返ってきた言葉を聞きながら繋がれた手を見て、顔を上げ申し訳無さそうに笑って「ありがとう、平気だよ。君が気に病むことじゃない」と返してから彼と同じように花火に見入って。ラストの花火が終わり二人を照らす光が闇に吸い込まれ、辺りに静寂が戻ってきた所で「話、聞いてくれる?」と落ち着いた声で話しかけ。)
…。
(相手はそう言ってくれるが申し訳ない気持ちが拭いきれず、少しだけ表情を曇らせ。見入っていた花火もついに終わり、自然と相手に顔を向ければ「うん。」とだけ返事をして。)
君は何も悪くないのに、そんな顔をさせてしまってごめんね。
(暗闇に慣れた目に入った表情は闇に溶けそうな様相で、一瞬間をおいてから穏やかにそう言って。「寂しいのは俺の問題で、自分で解決するはずが君に押し付けてしまった。大切にしてるつもりで、沢山苦しめてしまってごめんなさい。寂しいのは、君のせいじゃないよ。縋ってしまったのは俺の甘えた気持ちが原因。君をこんな風に苦しめる事も、会う事も最後にしたい。お別れしても束紗君が笑顔で過ごせる日が一日でも多く、幸せが未来永劫続く事を誰よりも願ってる。一緒にいる時間や君を思い出す瞬間全て俺の宝物だった。今まで優しい気持ちや言葉、居場所をくれて本当にありがとう、これで俺の話は終わり。」言葉を探しながら話し終える頃にはすっかり満天の星空で、遠くに光る街頭や車のライトが混ざり合った美しい夜景が二人を包み込んで「花火、一緒に観てくれてありがとう」そう告げると先にベンチから立ち上がって、握られていた手を一度握り返してから離して。)
あれって君だったのかな、もしそうだったらって思って少しだけ。違ったら、気にしないで。
俺、そんな人いないよ。ただ、もう1人で生きていけるって思いたくて、だからあんな言い方になってしまった。君に会えなくても繋がりだけは途切れてない事が、心の支えになっていたって、遅すぎたけど離れてから気付いた。裏切られたなんて思った事は一度も無いよ。けど、君が来なくなる理由が分からなくて、その度にいつも困らせていたんだろうかとか、一方的に引き留めてばかりで、俺だけが君を必要なんだって苦しかった。会えない間はずっと普通の生活もままならない程何も手に付かなかった。
俺が寂しがりで、いつも会いたがってごめん。返事に困らせてたのもなんとなく、わかってた。こんな俺が君の部屋に居られる事が申し訳なくて、自分が嫌になって、君から離れたら変われると思ってた。会えない寂しさを埋める方法が分からなくて、ずっと悩んでた。二度と会えなくなったら、この悩みから解放されると思って、寂しくないって言い切ったら本当になる気がしたんだ。自分勝手に傷付けてごめん。いつも諦めてた。平気なふりをして、どこにでもいけばいいなんて言った。それを隠すためにいつも強がって、よっぽど俺の方が子供っぽいでしょ。
君の気持ちを聞くのが怖くて、終わりにしたいって言ってしまった。あの日、呼び出した時、どこにも行かないで欲しいと言うつもりだった。けど、無理やり部屋から連れ出してしまったことで、怒らせたんじゃないかと怖くなった。君と何か思い出作りがしたかったから。ただそれだけだったのに、君が俺と一緒にいるのは嫌なんじゃないかって、急にそう思えて仕方がなくなった。もし、また引き止めたら今度こそいなくなってしまいそうで、俺から終わりにすれば君も俺も楽になれると思ったんだ。この場を去ってから、俺は一体何をしてるんだろうと苦しくなって...いろんな事を思い出して悲しくなった。全部忘れようとしたはずだけど、忘れられた日なんてあったかな。思い出さないよう記憶の底に閉まっていたけど、君以外の奴と話す度、話し方や仕草が君とは違って、たまらなく恋しくなった。いるわけないのにどこでも君を探してた。戻れる場所なんてないのに。今更会ったところで言葉も出てこないだろうけど、会いたいよ。どうすればいい?滅茶苦茶でごめん。
あれからここには一度も帰らずにいたけど、少しだけのつもりで戻ったら見つけたので。好きなのか執着なのかわからないけど、会いたいと未だに思ってしまう。会ってもまた同じことの繰り返しだってわかってても会いたい。何も言わなくていいからずっと隣にいて欲しい。まだ忘れられそうにないから、もし君もそうだったら…会いにきて欲しい。俺も、君の事大好きだよ、大切に出来なくてごめん。
僕の方こそ、いつも君を待たせてしまって、不安にさせて、こんなに思い詰めさせてしまってごめん。世界で一番大好きで、世界で一番大切なのは君しかいないのに。ここでは禁句にするつもりだったけど、リアルの生活の方が忙しすぎて力尽きてしまう日々で、君に返事をしたいのに余力が残せなくて、なかなか返せずにいたんだ。ただの言い訳でしかないけど。僕も君を忘れた事なんて一度もないよ。君から別れを告げられて、どう返事をすればいいのかわからなくなって逃げちゃったんだ。たくさん君を傷付けたのに、自分が傷ついた時だけ逃げてごめん。でも、また君から連絡が貰えてすごく嬉しかった。夢なんじゃないかと思うくらい。忙しい生活はあんまり変わってないんだけど、できればまた君と一緒に居たい。待たせてしまう日があるかもしれないし、短文でしか返せないかもしれない。それでもよかったら、また僕と一緒にいてください。
ちなみに、僕はどこにも君に対する書き込みとかはしていない。裏切られたなんて思ってない。むしろ僕が裏切ってしまったと思ってる。君の事はこの世で一番尊い存在だと思ってる。負の感情なんて持ったことないよ。大好き。
久しぶり、帰ってきてくれてありがとう。
そっか、じゃあ俺夢でも見てたのかな…ごめんね。こんなに早く会えるとは思ってなかったらびっくりした。10年くらい待つ気持ちでいたから俺も凄く嬉しい。君の気持ち聞けてよかった、話してくれてありがとう。
うん、君の無理ない範囲で一緒にいさせて欲しい。俺も、なによりも一番だから。これからも側にいたいです。簡単な返事になってしまったけど、君の気持ちはちゃんと伝わってるよ。じゃ、次くらいからいつも通り隣に行ってもいいかな?早く存在を実感したくて、ごめん。
もちろん。いつも通り側に来て、待ってるから。
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無性に喉が渇くな。
(冷蔵庫から作り置きの麦茶のボトルを取り出せばキッチン台でお揃いの二人分のコップに注いで。夜でも外は暑くクーラーは欠かせず、部屋が乾燥するせいか喉が渇き。)
ありがとう、無理はしないでね。
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喉乾いたね...お茶、入れてくれたの?
(相手を探しにキッチンへと向かえば段取りよく用意をしている姿を見つけ嬉しそうに尋ね、お揃いのコップに注がれていく様を眺めつつ彼の隣に歩み寄って。)
無理はしたことないよ。ありがとう。
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うん。テレビで言ってた、喉が渇く前に水分補給はしておかなくちゃいけないって。
(コップにお茶を注ぎ終われば隣に来た相手に微笑みながらコップを相手に差し出し。)
前にするんだね、初めて聞いたよ。ありがとう、いただきます。
(彼からコップを受け取り注がれているお茶へ視線を落とし、顔をあげ礼を言うと一瞬迷ってから「椅子座ろうか」と声に出したものの視線だけでどうかなと窺うように示して。)
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