ココロの住人 2016-01-20 03:09:44 |
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きっちっとしてて優しそうか...自分で言うと変な感じだ。今も変わらないって事だったけど、もしこうして欲しいとか望みがあったらいつでも叶えるよ。例えば服の好みでも他のことでも。
(第三者視点から語られる自分の像に新鮮な気持ちになり、普段とは違う事もたまにはと考え提案をして。「仕返し?」些細な抵抗からくる攻撃だろうかと擽られながら相手を見つつ壁にかけたままのシャワーを手に取り悪戯をする手元にお湯をかけて。「一生の宝物っていい響き。気に入った」楽し気に言葉を反復して繋がれた手をグーパーと繰り返したりと遊んで。)
服装や髪型も今のが一番似合ってると思うけど、着物着てるところ見たいかなぁ。
(彼の提案に顎に手を添え考える素振りをした後、明るい顔で普段しないであろう格好を提案して。「仕返し!はぁ~お湯気持ちいい~。」手元にお湯をかけられれば一瞬びっくりするもその温かさに目を細めて。「だってこれが僕達がパートナーである証だもん!」グーパーと握っては解かれる手を見た後にっと笑顔を浮かべて。)
(/ごめんね、待たせた!)
着物か、浴衣でいいなら持ってる。お祭りでも行く時に着てみるか。
(着物と聞けば関連する服装を思い出し、それに合う環境等も考え話して。「体と頭、先にどっち洗おうか」彼の手元や身体にお湯をかけながら心地良さそうな表情をじっと見て。「パートナーか、束紗君が飼い主?」手を解き彼の体に腕を回し抱き竦めると嬉しそうに問いかけて。)
(お帰りなさい。無理はしないでね)
浴衣でいい!見たい見たい!お祭り行く時は着てみせてよね!
(浴衣を持っていると聞けばテンションが上がり目を煌めかせて。「僕は頭から洗う派!上から順に。」洗い始める箇所を聞かれれば、自分のルーティーンを伝えて。「いいよ、僕が篠宮の飼い主!お手、できる?」抱き竦められれば楽しげに笑い、揶揄うように片手の平をひょいと出してみて。)
(大丈夫だよ。ありがとう!)
そうだ、俺一人だけっていうのもなんだし束紗君も一緒に。お祭り以外だと旅館にあるような浴衣も入るかな。
(どうせなら二人でと想像を膨らませ笑顔になって、浴衣でいいという意見から他の選択肢も口にして。「了解、今日は洗ってあげたい」相手の肩に手をのせ椅子に座るように促して。「ご主人様のお願いならなんでも」お手を待つ彼の手を握りご褒美を強請るように目を見つめ。)
そうだね、一緒に着たい!確かに、旅館にあるイメージ。温泉旅行行きたいね。温泉と浴衣両方楽しめるし!
(自分も同じように思っており大きく頷き、旅館と聞けば想像をどんどん膨らまして。「ほんと?やったー!じゃあ、僕も篠宮洗ってあげるね!」促されるまま椅子に座り、笑顔で相手を下から見上げるようにして。「良い子、お利口さんだね。」大きな犬を撫でるかのように、よしよしと頭を撫でれば相手の視線に気付き、キスして。)
クスッ、君の浴衣姿を見れるのは楽しみだな。そうだ。温泉旅行、明日にでも行ってみようか。
(そう言えばネットで温泉のある宿を調べ、当日からでもOKな場所をいくつか選び画面を相手に見せながら何処にしようかと目で問いかけ。「君がのぼせていなければお願いするよ」見上げる相手を軽快に揶揄いながら口元には笑みを浮かべつつ浴槽に腰を掛け。シャワーで彼の髪を濯ぎ手際良くシャンプーを付け泡立て全体を洗い終えればシャワーで流して。「束紗君にだけだよ。他の奴なら頼まれても服従するのはごめんだね」すかさずご褒美を与えられればその状況を楽しみつつ再び触れた所から熱くなって、離れていく彼の体温を名残惜しく思いながら目線を逸らし。)
行きたい!行きたい!…ここは?
(相手が調べてくれている画面を横から覗き込み流れる画面を目で追っていれば、露天風呂付き個室があるという旅館が目に止まり、素早く指を指して。「逆上せたりしないよ。」と少し不貞腐れるも、優しい手付きで髪を洗われる心地良さに目を瞑り。「僕もだよ、当たり前でしょ。僕達はお互いしか必要としてないんだから。」あははっと相手の手を両手で握りしめながら笑えば、同じ気持ちだろうと確信している自信満々な瞳で相手を見つめ。)
露天風呂付き個室か、...うん。当日から空いてるみたいだし良いところを見つけてくれてありがとう。ついでに観光もできる場所だし昼間は散策したいな。
(一息つくまもなく食いついてくれた反応に笑みとして心の感情が溢れて正直二人で何処かへ出かけられるならどこでもと無責任に考えていた所だったので彼の観察眼に感謝して。素早く予約の手続きをし確認メールが届いた事を見届け再び雑談へと話題を戻して。「先にお湯に浸かって置いて欲しいな、髪が濡れたまま外にいると風邪ひいちゃうから」髪を洗い終えれば彼の体調を気遣いながら体を洗うタオルを泡立てながら提案して。「そうだな、俺いつも同じような事ばっかりいって......困らせてごめんね。もっと楽しい話が出来る様に気をつけるよ。束紗君がこの間聴いてくれたアーティストの話なんだけどさ。俺アーティストも好きだけどクラシックなんかも好きで良く聴いてる。束紗君はクラシックとかって聞く?」意思のこもった熱い眼差しを送られれば逃げたいような衝動に襲われながら普段の会話と今の会話を回顧し反省の弁を垂れた後この間の話を持ち出し。)
いいね、露天風呂!人目も気にしないでゆっくりできるし。観光も楽しみだね、記念にお揃いのお土産買いたいなぁ。
(スマホを覗き見、予約か完了したのを確認すればその手際の良さに感動しながら目を閉じて当日の風景を想像しては口角を緩めて。「篠宮は僕のお母さんなの?」気遣いを有難く思いながらも母親の様だとクスクス笑い。「何シュンとしてんのさ!僕は困ったりなんかしてないよ?どんな話も篠宮となら楽しいって思ってる。だから、気にしないの!」相手の頬をむにっと摘めばにっこり微笑んで。「クラシックはあんまり聞かないなぁ。優雅な音楽が似合う格好いい大人になりたいけどさぁ」相手の問いに首を横に振れば相手の横に並ぶならクラシックが似合うくらい大人びた自分になりたい…とちょした願望を口にして。)
(/篠宮、遅くなってごめんね。お待たせ。)
嗚呼、お揃いのお土産も忘れないようにメモしておこう。色々ゆっくり君と楽しめたらいいな。......あと少し、まったりしてから眠ろう。
(目に這入った空は彼とのお喋りに夢中になっている内に日が暮れ切って真っ暗になってしまって。穏やかな微笑を携えた唇から閉じられた瞼までを緩やかに視線を動かし見つめてから、今日の終わりを告げるように話し。「世話、焼き過ぎたな。」泡立てたタオルを片手に、じゃあ次お風呂に入る時はお願いしても、いい?と目を細めわがままを言って。洗っている内相手の体が全身泡まみれになった為今度は温かいシャワーでその泡を洗い流して。「君って本当に優しい。ありがとう。...楽しい?それは俺も同じ気持ち。」頬をつまむ手に自分の手を上から重ね、力の入った彼の指に自分の人差し指を絡ませ弄んで。暫く繰り返しているうちにもっと触れたくなりそうで、そうなる前に手を離さないとな、と葛藤しながら話に相槌を打って。「そう。接点が無いと聞く機会が無い物ってあるよね。束紗君の思うかっこいい大人ってどんな姿だろう、フフッ。」さり気無く吐露された心中の彼を想像してニコニコと笑顔になり、遊んでいた手を解いて。)
(おかえりなさい。俺の方も気付くのが遅くなってごめんなさい。ただいま。)
(/束紗君、久しぶり。元気?
又会えたら嬉しいなと思っていたけれど、難しいかな?)
...
(椅子に座ったままの状態でいつのまにか眠っていたらしく、机に伏せていた体を起こしながら外していた眼鏡を手に取り掛け直して。取れない眠気に耐えきれず寝室へと向かえば倒れ込むようにベットへ体を預け、スーツ姿のまま一度寝返り天井を見て。)
(/待たせてばかりでごめんね。)
…篠宮…待たせてごめん…。
(コンコンと扉をノックし、そっと寝室を覗き込めばベッドに横たわる相手の姿を確認し。また待たせてしまった事に申し訳無さを感じて少々気まずそうに眉を下げ。)
(/謝らないで、ね。返信ありがとう。)
(ノックの音がし反射的に上体を起こせば、続く言葉に驚いてベッドから降りドアの方へ向かって。ドアの前でしゃがんで腕を広げながら「おいで」と笑顔で相手の様子を伺い。)
(/いつも優しく迎え入れてくれてありがとう。)
……、篠宮、ごめんね。
(こちらに向かってくる相手を不安げに見つめ、怒る?悲しむ?呆れる?と数秒の間にぐるぐると思考を巡らせ。しかし、向けられたのは想定外の笑顔と優しい言葉で驚き目を見開けば、安心感がぶわっと押し寄せてきてじんわりと目尻に涙を滲ませながら相手の腕の中に飛び込み。)
(/俺の方こそ、いつも隣に居させてくれてありがとう。)
全然、平気だよ。
(どこか怯えているように見えたが、次第に緩んでいく彼の表情に胸が締め付けられる思いになって「何処かで、迷子になってた?」と笑いかけながら抱き締め。それから暫くして抱き締めたまま立ち上がり、相手の顔を見ようと抱き締めていた体を離して。)
(/こちらこそだよ。)
うん、ちょっと逸れちゃってた。
(抱き締められ伝わる体温と彼の匂いに酷く安心し目を細め、彼の言葉に答えながら肩口に顔を埋め。抱きしめられていた腕が緩まれば顔を上げ「僕達、出会ってもう6年経つよ。すごいよね。」と笑顔を向け。)
おかえり、束紗君。
(久しくよんでいなかった名前を口にしつつ頭を優しく撫で。「…そうだね、6年前に君と出会えて良かった」月日が経っても変わらない様子の相手を見つめそう伝え、こちらに向けられた懐かしい笑顔へ宝物のように触れながら温かい眼差しを送って。)
ただいま、篠宮。
(大きくて温かいだい好きな手の感触に目を細め。「こういう部屋を作ったのは初めてだったけど、作って良かった。篠宮にも出会えて、こんなに長く繋がっていられて幸せだよ。」6年前のことを思い返せば感慨深く、頬に触れられれば久しぶりのせいか、妙に照れてしまい頬を淡く染め。)
うん……随分、大人しいね?
(素直に撫でられる彼に揶揄うような言葉と視線をかけながらクスクスと笑って。「俺も丁度幸せだなって思ってた所、ありがとう」目に見えてわかる程変化していく彼の顔色を見守りながら、心中が語られるのを静かに聞き。それも落ち着いた頃触れていた手を離し「そろそろリビング行かない?」と提案をして。)
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