ココロの住人 2016-01-20 03:09:44 |
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束紗君が子供っぽいって事?
(オブラートに包むこと無くあっさり言ってみながらフッと鼻で笑うような仕草をし揶揄って。「そっか...人それぞれあるからな、無茶させてたら遠慮なく殴ってくれていいから」何となくそんな雰囲気も感じる時があったようなとその発言に納得しては対処法を爽やかな笑顔で伝えて。)
ほらやっぱり!!篠宮の考えてる事なんて大体分かるだよ!悪かったね、子供っぽくて!そんな僕が好きな癖に!
(予想が的中すればあー!っと指差して頬を膨らませれば腕を組みふいっと顔を逸らして。「篠宮になら無理やりされるのも悪くないよ、むしろ興奮するかも。」爽やかな笑顔をよそに勝手に妄想を繰り広げれば、いつも優しい彼が余裕なく攻めてくるのも胸キュンする事に気付き。)
そうそう、好きなんですよー。
(ますます言葉通りの反応を体現されれば面白くなってきたとそのノリに付き合うようにあしらいながら彼に脱がされた服を身につけ「ほら、いつまでもこんなことしてちゃ風邪引くから着なさい」と段々親のような物言いになってきて。「え、無理矢理はさせたく無いけどなぁ...まぁ考えておくよ」大胆な発言に驚きながらも一応候補として置いておくだけならと口にしつつ好きな人にそんなことを求められ応えられるだろうかと一人自問自答して。)
……。
(自分で言っておきながら肯定されれば少し照れ、「わかってるよ。」口を尖らせれば親のようだと思いながらも従って、シャツを羽織れば「お風呂溜めに行ってくる。」と大人なスマートさをアピールするように率先して風呂場へ向かい。「篠宮はそんな事しないだろうけど、篠宮になら何されてもいいって思ってるよ。」神妙な面持ちの彼に笑って。)
あれ、君が行くの?...なら着替えでも持って行くか。
(さっさと服を着てお風呂場へと向かってしまったのですることが無くなり、適当にクローゼットから洋服を取り出してこんな服もってたのかと彼の知らない一面を発見して。「そう言うことか、心を許してもらえてるって解釈していいのならとても光栄だな。なんでも、は少し心配だけど昔俺もそんなこと言ってたなぁ」よしよしと頭を撫でながら昔の思い出を反芻して。)
(風呂場に来れば格好良く去れたのでは、なんて自信過剰に思いながら手際良く湯を溜める準備をし寝室へ戻れば「何覗いてんのさ」と後ろから抱き着き。「そういう事!心許してんの!」ふふんと得意気に腰に手を当てて。)
!?お風呂行くんじゃなかったっけ
(そのままシャワーでも浴びて来ると思い込んでいた為油断して抱き着かれればビクッと肩が上下に動き「覗こうとしたわけじゃないって弁解したい所だけど、結果的にそうなってるよな。ま、意外とこういうのとか好きなんだなーって見てたんだよ」と自然に情けない笑みになりながら思っていたことを話し始め。「特別扱い嬉しい、なぜか束紗君と一緒にいて話してってそれだけで他のこと全てどうでもよくなるよ。最近君と再会出来てから毎日楽しくて仕方ない」ふと思った事を伝えたくなって話してみて、「なんて、言いたくなっただけ」照れ隠しに誤魔化すように話し終えて。)
湯船の準備だけしてきた、篠宮と入ろうと思って。
(驚いた様子にきょとんとしながら見上げ「別に怒ったりしないよ。何してんのかなって思っただけ。」と弁解する相手にクスッと笑って。相手の言葉を聞けば自らも語りだし「特別扱いなんて当たり前。一番好きで愛しくて、一番大切で守りたくて、一番一緒に居たいのも篠宮だし、一番幸せでいて欲しくて、一番笑ってて欲して、一番失いたくないのも篠宮。僕の一番は一生篠宮だけなんだよ。僕も毎日君に会えてすごく楽しいし幸せ。」と照れている相手に微笑みかけ。)
ありがとう。俺もそのつもりだった。
(背後から回された手に触れていればもっと触りたいという気持ちが溢れてくる自分自身に呆れながら「良かった。束紗君の事を考えてたよ」と答え、表情は見えないが彼が楽しそうにしている事は感じていて擽る様に腕へ指をたどらせ。「君からの当たり前があればもう何も怖くないな。そんなに想っていてくれたのに気が付けなくて...少しでも会えないとものすごく寂しくて仕方が無くて、でもそんな風に考える必要なんてなかったんだ。ありがとう、俺も同じ気持ちだからって言い方しか出来ないけど本当に嬉しくて」打ち明けられた本音に始めは虚をつかれているだけだったが、段々理解が深くなる程彼の言葉に胸がいっぱいになり話が途切れた所でギュウと抱き締め「涙出そう、暫くこうさせて」と囁けば彼の肩を借りるようにして。)
もう少ししたら溜まるから、一緒に入ろう。
(くっついている所から彼の体温が伝わってくるとそれが心地良く背中に頬擦りして、「僕の事?…うひゃっこそばい!」腕に感じたむず痒い感覚に思わず声が出て腕を離し。「寂しい時は誰だって寂しいよ。寂しい思いをさせてしまうのは僕だけど、会えた時にその分遠慮なく甘えてよ。」と抱きしめられればよしよしと相手の髪を撫で。)
断る選択肢なんて無いよ。まだまだ知らない事いっぱいあるんだって考えてた。
(クローゼットを閉じて背後に振り返り擽り攻撃が効いているのをクスクスと可笑しく笑って。「優しいね、束紗君も寂しい時、寂しくない時でも甘えたい時は甘えて欲しい」大人しく撫でられるままにして、落ち着いた頃ようやく顔を上げそう返し。)
洋服で?でも僕、あんまりファッションは詳しくなくて、大体いつも同じような格好になっちゃうんだよけどねぇ。篠宮はスーツ以外はどんな服着るの?
(笑われている事を不満気に見るも、同じような系統の洋服が多く面白味はないだろうと思いつつ相手はと尋ね。「僕は常に甘えまくりだよ、へへへ。」撫でていた手を止めれば今度はぎゅーっと抱き締めて楽しげに。)
洋服も他の事も。へぇ~流行りに詳しいのかと思ってた、いつもの格好凄く似合ってるし。俺はシンプルで動きやすい格好か場所によってはフォーマルな服装が多いよ。後、ファッションに詳しくないっていうのは同じ。
(何故か表情に不穏なものを感じそれから逃れるように目線を逸らしつつ話し込んでいればあと少しでお風呂が溜まるというアナウンスが鳴り。数分後最後のお知らせをする曲が流れ「そろそろ行こうか」と寝室のドアの方へ歩いて振り返り。「ああ、言われてみれば...俺は君が甘えてくれる事が凄く癒しになるよ」抱きしめられれば先程の彼と同じように頭を撫で。)
これから知っていけばいいよ。ありがとう。篠宮もスーツ良く似合ってる。篠宮はシンプルなイメージだなぁ。ファッションって何気に難しいよね。
(スーツが良く似合う相手は凄く大人に見え密かに憧れている事は内緒にして、普段着はシンプルと聞けば想像通りで納得して。「うん、行こっか。」振り返る彼の方へ歩み出し。「こんなに心を許せるの篠宮が初めてだよ。凄く安心するんだ。」人見知りはないものの他人に完全に心を開く事をあまりしない自分に彼のような存在ができるなんて昔は思っておらず、これだけありのままで居られる存在である彼が特別で仕方がないと実感して。)
嗚呼、そうだな。シンプルなイメージだったんだ?確かに派手な物は身に付けない。だね、皆んなはどこで学んでくるんだろうって思うよ。
(何気ない事でも彼に褒められれば嬉しい気持ち反面気恥ずかしい感情がわいてゆっくりと瞬きを繰り返し。「二人で入るのは久しぶりだね」先に歩き風呂場へつけば持ってきた着替えを洗面所へと置き入る準備をして。「ほんと?そんな事言ってもらえたのは俺も初めて...嬉しい。ずっと誰の特別な人にはなれないって思っていたから夢みたい」勝手な思い込みをしていただけに過ぎない事もあるが、素直に気持ちを打ち明けてくれる人が更に自分に好意を抱き続けてくれている事が奇跡でしかなく夢みたいだと表現して。)
派手なイメージが無かったなぁ。ファッション誌とかなんじゃない?僕はあんまり読まないけど。
(初めて会った時からそんなイメージがあったなぁと出会った時を思い出しながらふっと笑って。「そうだねぇ。ここで君に横抱きにされたのを思い出したよ。」後に続いて風呂場へ着き洗面所に置いていた着替えを用意し、服を脱ぎ初めては以前の事を思い出して笑って。「君はもう僕だけの特別な人だよ。永遠にね。」目を閉じ気持ちを込めるように伝えれば、相手の想いを叶えられてよかったと感じて。)
成る程。ん?何かおかしかった?
(何度か頷きながら話を聞いていれば途中で笑い出した相手に首を傾げ何か変なことでも言ったのかと思い尋ねて。「あー、懐かしいな。またして欲しい?」服を洗濯機に入れ身につけているものを全て外しながら揶揄うように言って。「ありがとう」感謝の気持ちを伝えれば彼の左手にそっと触れて指輪を嬉しそうに見つめ。)
ううん、初めて会った時の印象のままだなぁと思って。
(不思議そうに尋ねてくる相手に首を横に振れば笑った理由を告げて。「や、もういいよ!恥ずかしいし!」服を脱ぎ終えればタオルを手に取りながら誰も見ていないとはいえお姫様抱っこは流石に恥ずかしいと慌てて断り。「…指輪…こんな素敵な物貰えると思わなかった。ありがとう。」相手に釣られて左手の指輪を見れば幸せを噛みしめるように目を細めて。)
そうなんだ?その頃の俺は束紗君にどう思われてたんだ。
(予想と反する答えに聞き返すような相槌をし、その頃の自分と今を比較して変わってないと言われれば考え込むように顎に手を当て。「クスッ、残念」必死の訴えを断ることなく許諾し、しかし声音は何故か楽しそうで一人で先に風呂場へ入ってシャワーを浴びて。「俺の方こそ受け取ってくれて嬉しかった、告白も...その後のことも全部」穏やかな笑みを携え最近あった彼との出来事を思い返して、自分の左手と彼の左手を重ね。)
スーツ着ててきちっとしてるけど、優しそうだなぁって。
(あの頃抱いた最初の印象を思い出しては考え込む様子を見てクスリと笑って。揶揄われてはむっとしつつ相手に続いて浴室に入ればシャワーを浴びる相手の脇腹を少し擽って。「受け取らない理由なんて無いもん。一生の宝物だよ。」相手と目を合わせれば重なった手を恋人繋ぎにして。)
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