ココロの住人 2016-01-20 03:09:44 |
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...ずっと隣にいてもいい?俺の事必要としてくれるのは君くらいだよ。
(願望を言ったら思いの外すんなり承諾され、自分を側に置いてくれる彼の懐の大きさに感動して。「ありがとう、束紗君。俺も大好きだよ、出会った頃からずっと」恋人から心のこもった言葉を貰えば抱きしめていた腕を緩め、優しく頭を撫でて。)
当たり前だろ!君は世界に一人しかいない僕の大事な恋人なんだから。手放す訳ないでしょ。忙しい時も一言連絡するようにするよ。
(何を心配してるんだというように笑っては、勿論未来も一緒に居る事が前提だと告げ。つい忙しさにかまけて連絡を疎かにしてしまっていた事を悔やみ改善する事も約束して。「知ってる。ちゃんと伝わってるよ。」頭を撫でられながら優しい笑みを浮かべ。)
あ...嗚呼。それは仕方がない時もあるから、ね?
(軽い気持ちで言ったつもりだったが心配をかけてしまったのかと気付き手を解いて両手で相手の頬を包むようにして「不安とかは無いよ、信じて欲しい」と過去の自分を悔やみながら今の気持ちを吐露して。「もう寂しい思いはさせない」と自身にも言い聞かせるかのように呟いて。)
信じてるよ、いつだって。
(頬を包まれるとにっと笑ってみせ。ごろんとベットに横になれば両手を広げて「ね、愛してくれるんでしょ?いっぱい。」と相手を誘って。「僕も誓うよ。そうだ、篠宮は好きなアーティストとかいないの?離れてる時はその人の曲聞いてたい!」ふと良いこと思いついた!というように顔を上げて。)
そうだったね、ありがとう。
(いつも待っていてくれた事を思い出せば静かに頷いて、不意に寝転がってしまった相手に驚くもすぐに理解すれば「もう、夜も遅いから...無理のない程度にで」と訂正を加えれば見下ろせる位置は移動し、彼の前髪を整えるように触れて。「え?」話が飛び突然の質問に暫く無言のままで、頭に浮かんだものの年代的に知らないかもしれないけどと前置きをしていくつかピックアップをして。)
えー…僕は別に大丈夫だしぃ~。
(相手の気遣いもよそに自分は大丈夫だと不貞腐れた顔で我儘を言って。突拍子もない思い付きで話題を振ればなるほどと携帯にメモしながら「へぇ、僕の知らない人もいるなぁ。今度聴いてみるね!」とまた一つ彼の事を知れたと嬉しく思えば「じゃあ、僕の好きなところ3つピックアップするなら?」とにやにやと質問をして。)
フフッ、悪い子だなぁ。
(予想外の反応に困った風な笑顔になり隣に添い寝するような姿勢になって「...そんなに急がなくても大丈夫、逃げないし」と元気な彼とは対照的に落ち着いた口調で話しながら目を閉じ、そうしているうちに段々深い眠りに入って。几帳面にメモをする彼がおかしくクスクス笑っていれば続いた質問に「性格、話し方、愛し方...?三つにって意外と難しいな...嫌いな所は無いし他が嫌だとかではないからね」と何処か揶揄いの意味を含んでいそうな笑みを向ける相手に軽く咳払いをして。)
…寝ちゃった。…僕も寝ようかな、お休み篠宮。
(寝息を立てる相手の顔を見てはそっとキスして、腕枕になるように相手の腕を動かしたら満足気に頭を乗せそのままゆっくり眠りに落ちて。)
...束紗君。
(曖昧な意識中目覚めればいつのまにか彼を腕枕している状況に疑問符を浮かべた後、もしかしてと想像を膨らませれば相手の名前を呼んで。寂しがらせたかなと昨夜の事を考えながらギュと抱き締めれば再び目を閉じて。)
んん…篠宮…まだ起きてない…?
(ゆっくりと意識が覚醒しては自分を抱き締める腕に気付き相手の顔を覗き見るもまだ目を覚していないようで)
...二度寝してた、もう起きてたんだ。
(眠りが浅かったのかすぐに目を覚まして自分が眠っていたことに気付けばおはようの時間でもない為特にそれらしい事は言わずに。)
大丈夫だよ。勝手に腕枕してもらっちゃった。
(抱きしめ返されれば嬉しく頬を緩め、身体にキスを受ければ擽ったいような感覚を感じ。そういえば、と昨夜の事を思い出し、へへと笑って。)
いい夢見れた?
(ホッとすれば笑顔が自分へも伝染して、相手の体を解放しながら腕枕で横に寝転がっている事の説明を受ければ興味深げに話を聞く姿勢に入り。)
見れたよ。はっきりとは覚えてないけど、広くて大きいベッドの上に寝転んでて、隣には篠宮がいたよ。他愛もない話をして笑ってる幸せな夢だった。
(覚えている範囲で夢の詳細を語れば、へへっと笑顔を見せて。)
へぇ?じゃあ、今もその続きみたいだな。
(話の内容が現実とリンクしているように感じ驚き、同時に今が夢じゃないことを微かに感じる彼の体温で知覚し「今が夢じゃないって確かめさせて」と揶揄う風に言えば手を取って。)
束紗君も教えてくれたから、俺の見る夢の話もついでに聞いてよ。君が夢に出てくる時はこうやって話して抱きしめ合って...それからって時にいつも目が覚める。その度に悲しいくらいに夢だって実感させられる。
(話しながら自分の体を起こしそっと腕枕を外し体を支えるようにベッドへ肘をついて彼の顔をじっと見つめ、それから夢をなぞるように抱き着いて。)
そうだったんだ…でも、それは夢でしょ?僕はここにいるよ。続きは現実の僕と…って事でお終いなんじゃない?
(相手の夢の話を聞けば一瞬悲し気にするも、夢がいつも途中で終わる事が不思議だと思考を巡らせればハッとして、よしよしと抱き締め背中を擦りながらそっとキスして。)
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