立花蛍 2016-01-19 16:42:41 |
通報 |
ん…またね
(軽く手をあげてそう言えばドアを開けて部屋の中へと入っていき。3日後、朝起きれば最近仕事に息詰まっているせいか、暗い顔をしているとネットで調べたところ、今日は相手の学校の文化祭であることを思いだし、部屋を出れば学校へと向かい
はぁ…
(自分のクラスがまさかコスプレ喫茶で、自分が着せられるものが執事の格好だとは全く思ってもいなくて溜め息を吐き。雪村さんが来るまで生徒会長として頑張るかと気合いを入れては「どうぞ、お越しください!」と校門前の道で文化祭のチラシを配っていて
あ、立花クン
(学校にやって来るとなかなかでかい声で呼び込みをしていると人物に気がつくとそちらを見て。すると相手だということに気がつけば声をかけて。「立花クンは執事?」と相手の格好を見ながら聞いて
あ、雪村さん!来てくれたんですね!
(相手に声をかけられるとひとまずチラシ配るのをやめ、嬉しそうににっこり笑って相手を見て。「そうなんですよねー…」自分の格好を見て苦笑いをしてはそう言って
………
(相手の姿を暫くの間見ていると、「確かに、性格や顔からして、メイドより執事の方が似合う」と思い。おもむろに携帯を取り出して相手の姿を写真に収め。「じゃ、立花クンのクラスに行ってみようかな」携帯をしまいながらそう言えば、校内に向かって歩き出し
ってか何撮ってるんですか!
(正直この格好は今すぐにでもやめたいのにも関わらず、自分の写真を撮っている相手には少し突っ込みを入れながらも、「こっちです」と自分のクラスまで案内して。そういや自分は今は仕事が入っていないので「立花は客でいいのか」と思いながら教室の扉を開け
え、立花クン接客してくれないの?
(相手に着いていき、教室のドアを開けながら客でいいのかと言う相手の言葉を聞けば、少し驚いた風に聞いて。「立花クンの接客があると思ったんだけど。あー…まっつんにこの写真見せたくなってきた」と先程撮った画像を相手に見せ
え、それはちょっと…
(さすがに相手の携帯内だけで止めて欲しい自分にとって松岡さんに送られるのは避けたいもので仕方なく「い、いらっしゃいませ、雪む…ご主人様」とぎごちない様子で相手にそう言って
立花クン、ぎこちない
(相手のぎこちない言葉や笑顔を見れば手が隠れてる裾だけの手で口許を隠しながらクスクス笑い。「じゃぁ…案内してよ、立花クン」とどこか上から目線で面白がりながら相手にお願いする自分がいて
はい(とは言っても自分はいつも目上の人には敬語で喋っているので普段通りでもあまり変わらないよなと思い。「とりあえず、どんなところに行きたいとか、ありますか」と相手の行きたいところに行かせておけば良いかと相手にはそう質問して
じゃ……定番のお化け屋敷にでも行こうかな
(学祭なのであるだろうと思えばお化け屋敷と言い、相手に案内してもらおうと、再び廊下に出れば相手が歩き出すのを待って
お化け屋敷ですか…それじゃあ、ついてきて下さい
(確かここの真上だったなと思い、相手を上まで案内しては入場料を2人分払い、少し待つことになって。「雪村さん、今日はいつものような本、持ってきて無いですよね?」少し心配になりつつも高校の中まで持って来る人はいないかと思い、でも一応念のために相手に聞いて
あるよ?
(相手の言っているいつもの本が自分の漫画だと分かれば、答えながら鞄から漫画を取り出そうとして鞄の中に手を入れて漫画を探し
いやいやいやいや、何持って来てるんですか!?ここは高校ですよ!?
(18歳未満が大多数を占める高校にまで持ってくるかと思い「出さないでくださいね!?」と相手に向かって言っては常識が通用しないのかと考え。そうしている間に呼ばれたので部屋の中に入り
立花クン、皆と読むかと思って
(高校と言えども男子高校生は読んでいるものだと思い、何が問題なのだという顔で相手を見て。「やれやれ…」文化祭の時ぐらい良いだろと思いながらも相手の言う通り漫画を出さず、相手の後に着いていき
読みませんって
(中に入るとだいぶ暗くて、少し重い足取りでゆっくりと進んでいき。そもそも立花は女だからなと思い、そういえば高校って女だとバレやすいなと考えて
立花クンってお化けとか大丈夫なの…?
(相手の少し後ろを付いていくようにしながら歩いて。ある程度進むと何処からともなくお化け屋敷特有の音楽が流れ出して
多分、大丈夫ですよ。雪村さんはどうですか?
(お化け役の生徒が急に横から出てきたと思えば「おわっ」と言ってそのまま避け。ガチのは分からないが高校でやるぐらいのであれば大丈夫だろうと発言して
…大丈夫かな
(相手が驚いて此方に少し近づいて来たのでビクッと反応して。お化け役の生徒が下がっていけば再び歩き出して。「高校のお化け屋敷だし…怖くないでしょ…」無表情のまま相手に言えば周りをキョロキョロ見て
はい、大丈夫でしょう
(おばけと言ってもその後もあまり怖いものは無く、急に飛び出てくるおばけに少し反応するだけで「もうそろそろ終わりますよ」と後ろを振り向き
……わっ
(此方を見てもうすぐ終わると告げる相手を見ると、確かにもう終わりそうで。すると、相手がまた前を向いた瞬間を狙い、いきなり両肩に手を当てながら相手を脅かして
へ!?
(少し女子っぽい声が出てしまいそれを誤魔化すかのようにすぐにわざと咳き込んで。「雪村さんでしたよね?びっくりさせないでくださいよ」と相手を見ては苦笑いを浮かべ
………
(女子っぽい声を出した相手を暫くの間見て。やっぱり女だからそんな声も出るのかと思い。「学校って漫画の材料になるから。こういうシーンとか描くとき、困らないようにね…」と暫くの間相手を見た後にそう告げて
へぇ…次どこ行きます?
(仕事熱心と言えば良いのか、ただの変態なのか、少し悩みながらも出口まで来て、扉を開けては廊下に出てぐっと背伸びをし。質問を投げかけ
ん……
(次は何処に行こうかと少し考えていると、周りの視線が此方に向いていることに気付き、周りの視線の先をたどれば執事服姿の相手を見ているようで。「立花クン、目立つね…」と執事服姿の相手を見ながらそう言い
そうですか…少し、照れますね
(少し照れているのと同時にこれだけ人が行き来するのだからきっと自分の知り合いにも会うはずなので女子だとバレませんように!と心の中で思っていて)
まぁ…今は立花クン俺の執事だし…?
(相手からしたら客に当たるのだからと思えばパンフレットを見ながら歩き出して。歩きながら、「まぁ…女の子…だけど」と思い。「立花クンのクラスに戻ろうかな」とまだ相手のクラスを楽しんでないと思いだし、教師に向かって歩き出して
分かりました、そうしましょう
(と言いつつも考えてみると自分が女だと知っている面子が多いことから自分のクラスに行く足取りは重くなって行き、普通、案内しなくてはいけないのだろうが相手の後ろに着いていくだけで
じゃ…オムライスとコーヒーにしようかな…
(メニューを見れば、高校生が作れる料理やスイーツが描かれており。ざっとメニューに一通り目を通せば相手に注文し。「立花クンが食べさしてくれるの…?」注文し終われば相手にメニューを渡しながら冗談めかしくそう聞いて
食べさせるって、別にどちらでも構いませんが
(食べさせてくれるのという発言には少々驚きつつも自分を男として見ているであろう相手の要望に答えてもおかしくは無いかと思い、上記のような発言をして
冗談だよ
(焦る様子もなく、淡々と述べる相手を見れば軽くため息をつきながら冗談だと言い。机に肘をついて、頬杖をすれば相手をから目線を反らして教室内を見渡して
そうですか、よかったです
(正直、食べさせるといった行動は今まで友達にしかしたことなかったので少し安堵した様子で。数分後、注文したものが出来上がったようなので「お待たせしました」と相手のテーブルに置き
立花クン、意外と似合ってるよね…
(再び、料理を持って現れた相手に目線をやると女なのに男装が似合ってると思いそう言って。「ありがとう…」オムライスを食べ始め、その後も無表情で食べ続けると直ぐに食べ終わり
ありがとうございます、そう言って頂けると嬉しいです
(格好が似合っていると言われれば嬉しくなって。食べ終わった相手を確認しては「お皿、失礼しますね」とお皿を持ち上げ
周りの子も見てるよ。立花クン、モテるんだ?
(お客として来ている周りの人達を見れば相手に釘付けなようで。「そんな立花クンには俺からプレゼントが…!」と再び自分の鞄の中をあさり始めれば漫画を取り出そうとして
(女であることを知っていることはいつかばらしましか?)
モテないですよー、漫画ならご遠慮しますね
(この格好だから見られるのだろうと手を伸ばして自分の格好を見て。18禁漫画をこんな公共の場、しかも女子がたくさんいる中で出されては困ると思い、営業スマイルでそう言って
(/そうですね、もうすぐバラすつもりです
………
(笑顔ながらも表情に少し起こってる雰囲気を汲み取れば、漫画を掴んでいた手を離して手を鞄の中から出して。「立花クン、呼んでるんだけど…」と他の学校の生徒なのか、その客が呼んでいることを相手に伝え
あ、今行きます!それでは、一度失礼しますね!(相手から呼ばれていると言われてはその客の方を向き、一言述べて。続いて相手の方を見るとペコッとお辞儀をしてその客の方へ向かい
………
(客の方へと歩いて行くのをチラッと見ればコーヒーを一口飲み。カップを置くと教室内を見渡して。「女の子には見えない…」再び相手を見ればボソッと呟いて
ふぅ…(客足が少しずつ断ってきたところで仕事も一段落して。少し間椅子に腰掛けてゆったりとしていると、そういえば相手を待たせているのではないかと思い「雪村さん、お待たせしました!」と相手へ駆け寄り
お疲れ。立花クン
(コーヒーも既に飲みきってしまい、やることもなかったのかカバーを付けたエロ小説を読んでおり。相手が声をかけてきたことに気づけば本から目線を外して相手に返答し
はい、それ漫画じゃないんですね
(いつも相手が読んでいるものはだいたい18禁漫画なのに対し、今相手が読んでいるのは小説。やっとまともになったんだなと思い、上記を述べ)
読んでみる?面白いよ
(相手が自分が読んでいる本の種類を知っているものと勘違いし、相手に丁度今読んでいる場面に指を挟んで相手に渡して。「立花クン、気に入ると思うよ」と真顔で言った後ら軽く微笑み
はい、ありがとうございます
(自分が気に入りそうな本とは、ワクワクしながら相手から本を受け取り。数分してから何か違和感あるなと感じて「雪村さん、まさかとは思いますが、エロ本じゃないですよね」と聞き)
立花クン、失礼だよ
(相手の言葉を聞けば真顔のままそう言い、しかし、本に関しては何も言わず、はぐらかすような返答で。「立花クンもちゃんと読めばわかるよ」と言えばメイドを呼んでコーヒーのお代わりをして
あ、すみません
(しっかりと読んでなかった自分が悪い、と再度読みはじめて数分後。急にアウトなシーンが出てきて、相手を信じた立花が悪かったのか!?と自問自答しては「お返しします」と相手にそれ以上何も言うこともなく、うつむいてエロ本を返し
立花クン、ちゃんと読んだ?
(あまりにも早く本を返してくる相手をじっと見ながら聞いて。すかし、相手の顔を見るに少し赤くなっているところを見れば読んだことがわかり。「まぁ…いいや。」と本を受けとれば鞄にしまい
読みましたよ、だから返したんです
(これが相手の性格だからなぁと暫し悩みこんで。とりあえず雪村さんだからしょうがないとしか言い様がないなと頬杖をついて
じゃ…次は何処に行こうかな…
(コーヒーも飲み終われば次は何処に行こうかとパンフレットを見ていると、こちらをじっと見てくる視線に気付き。「ねぇ立花クン。あの娘、立花クンの友達じゃ…」とかつて校門で見かけたピンク色の髪の毛の女子を指差し
トピック検索 |