おにおんすーぷ(ひぼ)

…俺ら似てるから、とりあえず気をつけて(ぽんぽんと頭を叩き)…そのくらいのつもりで好きになったから。嫌だって泣き叫んだって離してあげない(口付けられるのを見つめてぐいっと反対に引き寄せ、耳元で「懇願しなくたってあげるから大丈夫」と囁き)
ほら、選らんどいて(見てもわからず、茶葉一覧の画面で携帯を手渡し)

似てるったって好みとかも大分違うだろ……？(一松はケモナーっぽいよな！と完全にマスターベーション用の雑誌からの判断で考え)えっ、何で意味知って……！？(首筋のときといい、完全に見抜かれているのに羞恥から泣きそうな顔で目を丸くして)
あ、ありがと……(おっかなびっくり受け取り、何度かつつくも息を吐き)反応してくれない……当たり前だな……。

それは違うかもしれないけど…ってケモ…！？…なら今度猫耳つけてくれる？(そっち方面の話題をふられれば、にたっと笑いながら耳をなで)…さて、なんででしょう？(くつくつと喉の奥で笑えば、鼻の頭に優しく触れるだけのキスを落とし)
…はい、使って(自分の右手を相手に預け)

にゃーん、ってか？僕が付けたら事故だろ、(高めの声を作って鳴き真似、すぐに無い無いと手を振って否定し)ん、う。……口に出すのが恥ずかしいからなのにバレてたら世話無いな……！(鼻先の温度に伝わったぞ、と目を細めながら照れて)
(首を傾げ、手を掴むとそれを動かし画面に触れ)……こういうことか？

…っ、に、兄さん。もう一回。むしろ普通の声でもいいから言って(手のひらで口元抑えれば、反対の手で人さし指を立て)せっかく伝えてくれているんだから、わからなきゃだめでしょ(いっそ太ももの内側にでもキスをしようかと足を見つめ)
…それなら動くでしょ。好きなだけ使って(力を抜ききり)

へ？にゃあ？(今度は素の声で不思議そうに、一応片手を招き猫の様に上げてみて)だって何か、意図してやってるのってすごくかっこつけだし、かっこついてないし、(上手く出来ない、とうなだれると視線に気付き足を揺らして)……一松を僕にくれるなら、僕は一松にあげるから。全部一松に支配されたって本望だぞ？
二人羽織みたいだな、手借りまーす(楽しげに笑いながらサイトを見ていくつかをチェックしていき)

…っぐ、…いいぞ(何かを耐え、ぐっと親指を立ててうずくまり)かっこつけたかったの？(揺れる脚を見つめて)…全部あげるよ、身体、心、魂、時間も全てを貴方に。だから頭の天辺から爪先まで、してない部分がないくらいキスの雨を降らしてもいい？
羽織りたいの？(なら、と後ろに周り、もたれかかるように手を貸し)

一松はケモナーこじらせてるのか、僕がやっても微妙だろこれ？(反応怖い、と頬引きつらせ)だからっ、一松がそういう風にさらっとかっこいいこと言うから……もう！(頭を振り敵わない、と諦めのため息一つ)僕には魂も時間も無い、心だって体だって何かの間違いでこの世に在る様なもの、こんな不安定な身でも良いならいくらでも捧げるから…………どうぞ好きなだけ、キ、スしてくれませんか。
一松は甘いのとちょっと苦いの、どっちが好きだ？(買い物かごに入れる、のボタンを押すべきか迷い尋ねて)

微妙どころか…またやってください(そのまま土下座し)…俺のことかっこいいなんて言うの零兄さんだけだよ(照れながらも、嬉しそうに笑えばぎゅっと抱き寄せ)…うん、ありがとう。ねぇ、全身キスしたら蘇りそうじゃない？(でたらめな存在だしね、と両手で頬を包めば宣言通り額、瞼、頬、鼻、唇と優しく口付け)
甘いの。(きっぱりと言い切り)

……まあ、一松が良いなら良いんだが……(鳴き真似はともかく猫耳は抵抗があり、しかし他ならぬ相手の頼みならと頷き)だって今の、プロポーズなんて目じゃないくらいの言葉だったぞ(かっこいい、と再度口に出して抱きつき返し)むしろ幸せすぎて成仏しそうな、気が……んん、むっ(唇が重ねられれば、意を決してちろりと舌の先入れてみて)
っはは、分かった！(即レスに笑い、次は砂糖多めにしようと決めながら親のクレカ番号で決済まで済ませてしまい)

…はー、いいものが見れた(満足気に頷き)プロポーズ…いつかきちんとしてあげるよ(二度もかっこいいと言われればくすぐったさを感じ)いや…ちょっと兄さんそれ無理。シャレにならないからやめて(成仏という言葉にびくりと反応し、どこへもやらないと顎に手をやれば差し込まれた舌先に軽く歯を立て、舌を絡め)
…兄さん今決済どうやったの？(ちらりと画面覗き)

(/おはよ、兄さん。やっぱり先に寝ちゃってごめん。)

本当、猫好きだよなー(他の動物は興味ないのか？と)幽霊相手に？……形だけでもそういうこと、いつか出来たら良いな(申し訳無さと嬉しさがない混ぜになった表情で)んん、ふ……は、ただの例えだぞ、心配するな。僕が何でこんな風に在るのかもよく分かってないけど、多分何か未練があるとかじゃないはずだから(息絶え絶えになりつつ、自分でも不安になったのか相手の服ぎゅっと摑み)



(/んーん、大丈夫だぞ。元々一松は昼間普通に起きてるんだし、夜寝るのは当たり前だろ？)

…ネコ科なら好き(虎とか、と頷き)そもそもプロポーズだ、結婚だって形だけみたいなものだし、兄さんが喜んでくれるならやってみたいなって思っただけだよ(ぽんぽんと頭を撫で)やだ、零兄さん…もしいなくなるなら、連れてって(いなくなることを想像してしまい、滲む涙をそのままにしがみついて懇願し)

(/確かに寝なきゃ無理だけど、なるべく寝落ちする前に言うようにする。)

虎！？僕てっきり犬とかそっち方向を考えてたんだけどな！？(愛玩するにはレベルの違う例えにぎょっとして)んー……改めてそう言われると、つくづく僕って一松をすごくズレた道に引き込んでる気がするなあ……(結婚、との言葉に嬉しいがちょっとごめんな、と撫でる手に眉を下げ)そこまで行ってくれるのは兄冥利に尽きるが……滅多なこと言うなよ(ごめんごめん、と背中をさすってやりながらも連れて行く気はさらさらないぞ、と念押しして)

(/なら楽しみにしてようかな。正直初日のおやすみは、すごくどきどきした/蹴って良いぞー)

あれ、兄さん知らないんだっけ？こんど会う？(虎の友達もいるんだよ、と無邪気に笑い)…元から社会不適合者だから、普通から外れるのは今更だよ(十分自覚してるから何も引目に感じて欲しくないなと思いながら言葉を紡ぎ)…なら、お願いだからいなくならないで？(ボロボロと涙をこぼし嗚咽交じりで言い)

一松猛獣使いか何かなのか！？……一松の友達なら、会うが(外はこのままじゃ出られないし誰かの体借りなきゃいけないな、とぼやいて)いくら何でも外れすぎだろ、端から見たら一松ただのヤバい人だぞ？(子供も残せないし、と小さく付け足して)僕自身でも僕のことよく分かってないからなぁ……でも、仮にこの存在が消えても生まれ変わって絶対会いに来るからな(それだけは約束する、と相手の腹つつき、ここにちゅーしようか？と微笑みながら尋ね)

猛獣？ただのでかい猫だよ(久々に会いたいなぁとふさふさの毛並みを思い出し)それころ今更だよ、闇松だのなんだの散々に言われてるし、かあさんも諦めてるから大丈夫(苦笑しながら孫はチョロ松兄さんが見せるしと言い)…生まれ変わる…。(目を擦りながら腹を指されれば固まり)え、僕が産むの！？

すごい、虎をただの猫で済ませる一松すごい……(噛まれたりしたら大惨事だろ、と遠い目をしながら)……だとしても、プロポーズは僕がしたいな。一松に貰われるよりは貰う側が良い！(ふふ、と声洩らし片目閉じて)何でそうなったんだ！？さっきのは察したのに何で、お腹へのキスは「回帰」……って説明させるなよもう……！(一松男だろ馬鹿、とぼそぼそ説明させられた照れから抗議して)

大丈夫、ちょっと爪とか牙とか刺さるけど…それがいいよね(ひひっといつも通り笑い)…それ、なんかの勝負で決めない？僕だって貰う側がいいし(こっちだって男ですし、と首を傾げ)…か、回帰って元いた場所に帰るみたいな意味だから腹に戻るのかと…(さすがに産めないよね、と下腹部を撫でてみて)

そういえば一松って"どえむ"なんだっけか。……えい(少し考え、不意に相手の頬をぐにりとつまんで)勝負、勝負かー。こういうのって何で決めれば良いか思い付かないな……(じゃんけんとかで決めちゃいけない奴だろこれ、と頭捻り)意味知ってた上でその解釈だったのか、一松の思考ぶっ飛びすぎだろ！(産めないから検討しないでくれな、と腹撫でる手を止めて)