おにおんすーぷ(ひぼ)

…明日だね？まだ１日あってよかったね(嫌がっているわけではないと気付くと、にまにまと笑みを浮かべぐぐっと伸びをして)

……僕お酒くさいかもしれないぞ(力無くぺしょり、と両手を下ろして顔を覆い)

…ちゃんと覚えててくれるなら、そんなこと気にしないよ(よいしょと上体を起こすと、抱き寄せ耳元で「やめとく？」と囁き)

覚えてたら、やめない！(気にしないとの言葉を貰い、"いないいないばあ"の様に両手の間からへら、と笑み見せて否定し)……楽しみにしていーのかな、

…俺は楽しみだけど、兄さんは？(つられて笑みをこぼしながら、頬に手を当てじっと瞳を覗き込み)

楽しみに決まってるだろ！(頬を少し赤くしながらもはっきりそう応じ。直後ふぁ、と欠伸を洩らして)けど、きょうはもう限界みたい、お酒って、眠くなるんだな……。

続きはまた明日…ごめん、中途半端で(部屋に入り炬燵にあたると天板に頭を預け)

ん、とりあえずいんたーばる、だな！(頷き、炬燵には合わないティーカップ二つを並べて置き)

かなりドキドキしっぱなしだったから休憩あって助かったかも…ありがとう、紅茶？(ティーカップを見つめると、一つを手に取りながら首を傾げ)

ん、紅茶だ。貰い物か知らないが良いの置いてたから(隣に潜り込み、カップから一口すすり)

紅茶…兄さん好きだよね(カップの水面を見つめ、息を吹きかけで冷ますと一口飲み)よくわからないけど、いい香りな気はする…

好きだぞ、色んな葉があって面白いし、一松の言う通り良い香りするしな(うん、と首肯してもう一口。炬燵の中で足を伸ばして相手にぴと、とくっつけて)

葉っぱに違い…(匂いには敏感なため違いはわかるものの、知識がなくよくわからないという顔をしていると触れた足に気づき)最初に比べてスキンシップ増えたよね…

最初はな、嫌だって言われたらどうしよう。気味悪がられたら、嫌われたら、どうしようばっかりだったんだが。最近は一松も僕のこと好きでいてくれるんだなって、ちょっと自信ついてきたからな！(ふ、と口元緩め、それでも一旦足を引いて「嫌か？」と眉を下げて確認をとり)

…まだちょっとしか自信ないの？(話を聞くうちに段々と眉間の皺が深くなっていき)嫌なわけないし、愛情を伝え不足だってわかったから明日全力出そうかなって決意した

う、(ばつが悪そうに口を閉じるも、続く言葉にびくっとして身を乗り出し)い、一松だってたまに自分のこと卑下するだろ！おあいこだろ！

…それは……確かにそうだけど…(痛いところをつかれ視線を逸らし)でも、俺は零兄さんが好きだし…何されようが嫌いにならないから…

(さらりととんでもない度量の広さを示され、じわじわと身を縮めて炬燵の中へ更に体埋めながら)だからそうやって迂滑なこと言うなって言ってるだろ、僕これでも普通の人間じゃないんだぞ、もう……ありがとうな。

迂闊…？(何かまずいことを言っただろうかと相手を見つめ)兄さんがどんな存在でも、話せるし触れられるんだから何でもいいよ

そ、迂滑だ。僕に何されても、なんて言ったら『こっち』に連れてかれるかもしれないのに、(ほとんど顔だけを出した状態で相手を横目でちらり、ため息ついて)……「別にいいよ」とか言うんだもんな、一松は。

(/ごめんな、明日早く起きるからそろそろ寝ることにする。おやすみ一松、今日もすごくかっこよかったぞ、大好き)