零男 2016-01-19 15:46:48 |
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(わずかに笑みを浮かべるとゆっくり乱れた髪を梳きながら撫で)一切反応ないのは辛いけど…もし慣れないならゆっくりするし、それか初めくらい任せてくれてもいい…けど
(頭は動かさないようにしたまま、炬燵の上に鎮座する蜜柑に場所を手で探りながら)や、それは僕が嫌だ、から、出来るだけ精進する……あれ、蜜柑届かない……。
ん、なら楽しみにしとく…はい、なんなら剥こうか?(わたわたと蜜柑とは見当違いの場所を探る手に蜜柑を持たせると自分の分を取り剥き始め)
それ僕が言いたかった台詞なんだが、(手渡されたのと相手が確保した蜜柑を複雑そうに見て、もそもそと皮を剥き始め。丸く連なる実から一つつまむと相手の手にも同じものがあるのは分かっていながら口開けて、と突き付け)
うん、このあーんってやつ?したかったんだ(へにゃ、と機嫌良く笑うと早速2切れ目も手にして同様に差し出しつつ「こ、いびとっぽく、ないか?」とはにかみ)
(もぐもぐと咀嚼しながら相手の言葉を聞くとにまりと悪戯を思いついた顔をして二つ目の蜜柑をくわえ、そのまま軽く身を乗り出し相手の口元に運び)
……え、と(眼前に返品された蜜柑に、どう応じたら正解なのかと視線をさまよわせ。おおよその見当はついたが、それでも自信無さげに「こういうことか?」と尋ねながらあー、と口を開き)
(/ただいま。確かにいいところで終わるよね…)
…猫って挨拶するのにもキスするから(にへっと笑うと剥き途中だった蜜柑を剥き一房ずつ口に運び)
む、そうなのか?(相手は間違いなく人間なのだが、猫の例えでも違和感なく納得出来てしまい。はっとあることを思い出すと同じく蜜柑をもぐもぐとしつつ)猫といえばこの間買ったあのパーカー、着ないのか?
鼻と鼻だけど、こんな風にくっつけたりする(相手の鼻先に自身の鼻先をあててみせ)…猫耳パーカー…汚しちゃいそうだからしまってあるけど、着ようか?
っわぷ、(近付いた顔にとっさに目を閉じてしまい、鼻同士が触れたのだと分かればふふ、と笑って)うん、こうやって一松が猫の挨拶してくれるなら猫の格好で見たいぞ。
(こく、と頷きブレザーを脱ごうと手を掛けながらふっと姿消し。ややあってから脱いだものを抱え水色のパーカー姿で現れ)ふへへ、お揃いお揃い。
(姿が見えなくなりきょろきょろと視線を彷徨わせるうちに戻ってきた兄に心中でほっとしながらも表情には出さず)…兄さんが着たほうが可愛いと思う
(む、と眉を寄せて複雑そうに「可愛いって言われるのは正直複雑なんだが、」とそこで言葉切り柔らかく頬を緩ませ)……何でだろうな、一松に言われると嫌な気しないんだ。
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