語り部 2016-01-18 17:57:21 |
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(/先に寝落ちしてしまってごめんなさい。
昨夜は遅くまでありがとうございました。トピのルールとして今回の話はここで一旦終わりを迎えますが、また、いつかの夢でお会い致しましょう。改めまして、お相手頂きありがとうございました!)
(提)人に憧れる妖
(募)妖に憧れる人
――言ったじゃろう。お主では俺に勝てぬと。
(数百年生きた妖と高々数年間修行を積んだだけの小娘、勝負の結果など初めから分かりきっていて。深い森の中での決闘は然程時間も経たずに決着し、倒れ伏した相手を側で見下ろしながら語り)
( / 参加希望なのですが宜しいでしょうか ? もし可能であり、名前が必要でしたら次回から名前をつけますので!)
知っているわ。でもね、私は妖になりたい訳じゃないの。貴方みたいな生き方をしたいからずっと憧れていた。
(地面に平伏すのはどう足掻こうが人間であるが、そこで諦めることはなくてゆっくりと地面から身体起こすと服に着いた土などを綺麗に払って)
貴方に勝ちたいなど考えてなかったけど、これからも修行の手解きを受けたい。貴方の教えは厳しいけどやりがいがあるから。
(/歓迎します!今のところは大丈夫でしょう。必要になればその時に)
妖に憧れるか。つくづく妙な人間じゃな。
(戦闘の余波で出来た切り株に腰を下ろし、立ち上がる様を見ながら相手に出会った頃を思い出していて。修行は兎も角、人と付き合うことは嫌いではないため、拒絶することなく代わりに質問を返して)
…娘、お主は力を手に入れて何とする?
( / 了解しました! PLはこの辺でひっこみますね~!)
貴方に妙な人間とか言われても不思議と嫌じゃないわね。今度は変人とか言われそう……なんて。
(くすくす、とおかしくも楽しげに笑っていると力について質問され、暫し考え悩んだ後結論を出ると相手が腰掛けている切り株までゆっくり歩み寄り真剣な眼差しで相手に伝えて)
力を手に入れた後のことなど全く考えいなかったわ。ただひたすら修行をしたりして、貴方の傍に居られれば何も望まなかったから。
(/はいはい~ではではこちらも失礼を)
む…ぅ……。……はぁ。望み通り言ってやるとしよう、お主は変人じゃ。それも、俺が出会った人の子の中で一番の、な。
(思いの外考え込んでいたため、己の願望の一つでも語るのかと期待していたが、返ってきた答えは予想だにしていなかったもので。妖である自分から見ればまだまだ年端もいかぬ小娘に過ぎない相手に心を乱され、額に手をあて自嘲気味に溜め息つき、照れ隠しに大袈裟に挑発してみせて)
――さて、こっちに来い、馬鹿弟子。
(切り株から地面に腰を掛けかえ、相手の首もとを乱暴に掴むと自分の膝の上にのせ、強引に膝枕の形に持っていき)
え~!私、変人は望んで――わわっ!?
(相手の望み通りという発言にはわざとらしくぶうぶう、と文句を付けるが急に首もと急に掴まれてしまうと驚いて反応が遅れてしまって。なすがままに相手の膝上に座らされたと思いきやなぜか膝枕される側となってしまいさらに驚いて)
あのー、この場合だと私が膝枕する側ですよね?あ、でも!される側もいいかもしれない……普通は逆だからこのパターンは貴重ね!!
阿呆。戦った後で多少なりとも傷付いたお主に膝枕をさせてしまっては、俺は鬼か何かと言われてしまうではないか。…いいから、黙って大人しくしておれ、この馬鹿弟子め。
(相手の方を見向きもせず、加えて口は辛辣であるものの、膝の上にのった相手の頭を撫でる手つきは慈愛に満ちており。先程の戦いで樹木が薙ぎ倒されたこの場所には暖かい太陽の光が差し込み、切り株を背もたれ代わりに使えるここは中々に居心地がよく、ついつい変化の術が緩まり犬の耳と尻尾が生えてしまって)
その反応は……もしや!私に膝枕して欲しかったのですか? 可愛い師匠のためなら今すぐにでも膝枕しますからね~!!
(労う言葉に感激していたのだがまるで膝枕をしてほしかったかの様な思いがけない発言に思わず興奮して力説してしまって。だが頭を撫でられるのは大好きなのと、陽が森の中に差し込まれ陽だまりの様なぽかぽかとした暖かさが修行後の疲れている身体へ眠気誘われるが何気なく上を向くと術が解けてきているのがわかり、犬の獣耳とふさふさな尻尾を見てしまうと眠気は吹き飛んで思わず耳へと片手伸ばして軽く触れてしまって)
おぉぉ! 師匠の犬耳……気持ちいい。癒されますねぇ~!
違うわっ!妙な勘違いをするでない!この戯け!
(興奮した口調で話す相手を一喝し、ようやく静かになったと息を吐いて周囲の景色を眺め森の音に耳を傾けていれば、全く無警戒になってしまった相手に犬耳をに触れられてしまい、驚き思わず尻尾をピンと張り)
この耳に触れられるのは嫌いだと、前に言うたよな…?それとも、そんなに師匠の仕置きが欲しいのか…?なればどんなことをしてほしい?ん??
(わなわなと震える声を出しながらゆらりと視線を相手に向け、怒りを孕んだ笑みを向けつつ相手の頬を軽く摘まみ、伸ばしたり縮めたりと動かしながら問い掛けて)
ししょー、ごめんなひゃい! いひゃい
、いひゃいれふ~!!
(欲に負けてしまい触られるのが嫌いなことをすっかり忘れてしまっていて頬を抓られたり伸ばされたりすると嫌ではないのか口では「師匠、ごめんなさい!痛い、痛いです~!!」と言っているがその声は嬉々としていて軽く瞼に涙が溜まるが気付いてないのかじっくりと下から顔を見上げて「師匠…どんな師匠でも、大好き、です!」最期の最後に爆弾発言をさらっと投下して)
ししょー…どんなししょーれも、らいひゅひ、れふ!
……何も聞こえんな。
(人のそれより遥かに優れた犬の耳は相手の言葉をしっかりと聞き取るが、とぼけたようにそっぽ向き。今日何度目かの溜め息をこぼすと相手の頭を持ち上げ、その上半身を胸に押し抱くように腕の中に収め)
もう黙れ。この戯け――。
わんちゃんの耳は人間の聴覚の何倍も優れていますよね――っと。今日の師匠はいつもより優しくて、なんだか陽だまりの香りがします。
(犬の獣耳をじーっと下から見詰めていたがとぼけた様にそっぽ向く姿が愛おしくつい、にやにやとにやけていた時、再び突如として身体が浮いて今度は相手の胸元に顔がすっぽりと埋り背中へ腕を回すと優しく抱き締めて)
だからかな、たくさんお喋りしたくなって。でも……黙れと言われたので黙ります。
ああ、良い香りだ。本当に。この香りは一生涯忘れることはなかろうな。
(相手のさらさらと滑らかな髪に鼻先を埋めて呟き、華奢なその体をより強く抱き締めて。少し寂しそうに押し黙る相手を頭を撫でてやりながら)
お主の言葉は一つ一つが俺の心を波立たせる。悪い気はせぬよ、寧ろ心地好い。…だが、恐ろしいのだ。いつか失うものに心を囚われてしまうのが。
私が人間、だからですか? 人間は寿命がありますからね。寿命の前に息絶えることもありますが……私はこの身が朽ち果てる迄、師匠の傍らから絶対に放れません。放れろと言われても断固拒否です!絶対に放れませんので!!
(頭を撫でられて嬉しい筈なのだが相手の発言があまりにも現実的で少々寂しくなるがそれを感じさせぬ様に夫婦など軽口を言って空気を変えようとするが調子が良すぎたので騒がずにしおらしくなって)
いっそのこと、私たち夫婦になりますか……なんて調子良すぎましたね。ごめんなさい。
ふふ……鬱陶しい弟子じゃな。
(他人の前で珍しく弱気になったと自分でも自分に驚いていれば気を遣ってくれたのか、相手が安心させるような強い口調で共に居てくれることを宣言してくれ。それにただ一言、冷たくあしらうような言葉を返すが、犬の尻尾は喜びを露にして揺れ動いていて)
――そうじゃな。調子にのりすぎじゃ。
(夫婦、という言葉に体をピクリと反応させては暫しの沈黙の後にそう述べて。相手の着物をずらして肩の辺りを露出させると細い首筋に甘噛みし、言葉とは反対に親愛の情を示すように噛み跡を作ってみせ)
鬱陶しいくらいでないと師匠の弟子になれませんからね?ですが、素直でない師匠は猫みたいで可愛い。
(冷たくあしらわれても尻尾が嬉しそうに動いているので鬱陶しいのは本心でないのがわかって口元はだらしなく緩みっぱなしで。やはり相手の口から調子よすぎると指摘されると恥ずかしそうに強く胸元に顔を埋めていたが着物をずらされる感覚に驚いて思わず顔を上げた途端、首筋に軽くだが痛みが走ると驚いて肩を跳ねさせ、徐々にその痛みは甘く広がり浸透して)
――っん…!? び、吃驚しましたが……嫌じゃないです。じゃれてくれたみたいでその、嬉しかったから。
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