ゲスの極みの主 2016-01-17 22:56:33 |
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マリー、あんたにはこっちの方が似合うわよ?
(相手のネックレスを見て水晶が付いたシンプルな造りのネックレスを手渡して「要らない宝は次の大きな都で換金してもらうから仕分けしといて」と相手に袋を二つ渡して)
…ん、そうだね。これもーらい
(「パールのネックレスを棺桶の方に放り投げるとその水晶のネックレスを首にかけ、満足そうに笑って。「はーい…実際あんまりいらないよね」と棺桶に向かい、分別するより良いものを選び出す方が早いと適当な物を拾い上げて行って)
/一回警察に捕まってみたいなとか思っていたり。レイゼに助けに来られたらキュンときちゃいます!
お、着いた、着いた
(しばらく移動してると巨大な城塞に覆われた大きな都に到着すれば「先ずは裏町でお宝を金に換金してから宿屋でいちゃいちゃしようか?」と門から城下町へ入ろうと「そこの怪しい馬車止まれ!!」と都の警備隊が呼び止められれば「・・・警備隊のお兄さん、いつも御苦労様です」と宝石の3個程こっそり手渡せば警備隊は見て見ぬ振りをしながら気軽に通してくれれば「ふぅ、警備隊がいるのはやっかいだね、マリー捕まらないでよ?」と注意して)
うん。これだけあれば暫く生活に困らないし。
目つけられたら面倒だから隠しておくね
(馬車の上に少し散らばっていたお宝を棺桶にしまい、良さそうなものと取り分けた物は小物入れへ。修道女の格好と棺桶を生かし少ししおらしいような顔をして。「これで大丈夫。面倒事は嫌いだよ」)
マリー、換金所着いたけどどうする、ついてくる?
(相手の話を聞いて頷いて見せれば裏町の換金所に到着して宝石の鑑定にしばらく時間がかかるだろうからその辺をぶらぶら遊んできても良いよ伝えて)
……んー
じゃあ、待ってるから早めに帰ってきてね
(馬車のへりに腰掛けて足をぶらぶら。退屈そうに上半身だけ横たえて肘なんてついて。レイゼを見おくった後、警備隊が遠くから来るのを見つけて体裁だけ修道女らしくしようとしたものの太ももの拳銃が見つかってしまい騒動になって。)
あれ?マリー?
(換金し終えれば戻って来てみれば相手が居ないことに首を傾げながら相手が警備隊に捕まって檻に入れられてるとは思わずのんきに「どこ行ったのかなぁ」と辺りを探し始めて)
(賞金首が一覧に掲示されている、そのど真ん中にレイゼとエリーの手配書が貼られていて。うちマリーの方に赤でバツ印が刻まれており「明後日公開処刑」と書かれている。馬車の所にはレイゼのマスケット銃すら置いていなくて)
あ~・・・これはまずいねぇ・・・どうしようかなぁ・・
(手配書のバツ印を見て顔を引きつらせながらどうするか考えている頃、「早く相棒の居場所を吐いたらどうなんだ?」警備隊の男の一人が牢屋で拘束したマリーの頭に冷たい水をぶっかけては腹に蹴りを入れて)
ぐぅっ……
…**、バーカ
(壁に鎖で縛り付けられた格好でも不遜な態度は変わらず。殴られれば壁際故ダメージが逃げる余地もなく軽い身体が一瞬浮くものの、絶対に知っている事を吐く事はなくむしろ怒鳴り散らしており。 しかし1時間もすれば口数も少なくなり、3時間を過ぎた頃殆ど喋らなくなった。)
チッ!!そのまま処刑日まで寝てろ!!
(いつまでたっても口を割らない相手に対して諦めたのか警備隊の男は牢屋から出て行ってしまえば相手が何を期待してるのか分からないが時間だけが過ぎて結局処刑日当日までレイゼが現れる事もなく相手を引きずって大広場の絞首台まで連れて行かれて)
………あー
こんな事になるなら、ずっと一緒にいれば良かった
(後ろ手に縛られた腕をもぞもぞと動かすも解ける事はなく、首に縄がかけられて。悪行を反省する事はなく、ただただ最後にレイゼの顔がみたかったとぼんやり考えていて)
…もっと、好きだって言えばよかっ……
……えっ?
(驚き、その処刑人…聞き慣れた声の持ち主の方を見る。もしかしたら自分の思い違いかもしれない、そうも思う。顔を見たいという気持ちがはやり、身体をもぞつかせて)
コラッ!!暴れるんじゃない!!
(モゾモゾ動く相手に大声をあげて騒げば警備隊が慌て始めたのを見てすかさず相手の手錠をガチャリと鍵を差し込んでいつでも取れるようにすれば「合図を送ったら逃げるんだ」と服の中に隠していた相手の拳銃を手渡しウインクして見せれば大広場に突然、たくさんの暴れ馬が乱入して来たので「今だ!!逃げろ!!」と叫んで)
レイゼ…っ!
(顔を確認すればやはりその人。抱きつきたいけれどそうしている間もない。こちらまで突進してきた馬の上に上手く乗ると首に抱きついてある程度コントロールして。)
レイゼも乗って!
ちょっと待って!!
(相手が馬に乗ったのを見て数名の警備隊の頭を撃ち抜いてから乗って「都の外まで行くよ!!」と馬を操り都の外の森へと移動すれば「ふぅ、ここまで逃げれば大丈夫だろう」と一安心した表情で馬から降りて)
ふぅ……
……レイゼーっ!
(もう大丈夫、安心すると肩の力が抜けて。後ろからぎゅっと抱きついて。「怖かったぁ…」と柄にもなくわんわん泣いて)
……ここで、するの?
どっか家でも借りてがいい…せめて椅子とか
(レイゼの手に従って自分でも服に手をかけるものの、地べたは少し抵抗があり視線を彷徨わせて)
ん〜?可愛い私のマリーに傷がついてないか確かめてるだけだよ?
(相手の言葉を聞いて首を傾げながら裸の相手に尋問の時に受けたであろうすり傷や切り傷には薬草で作った傷薬を塗ってあげて青アザにも湿布を貼った後で包帯を巻いてあげれば治療を済ませて)
あ………そっか
いたっ…
(傷薬を塗りこまれるとやはり痛く、レイゼの腕をぎゅっと握って。包帯を巻かれてその上から服を着れば幾分楽になり)
さてと治療を済ませたところでっと・・・んんちゅ
(治療を済ませれば相手の唇を奪って激しく舌を絡めていけば「私が助けに行かなかったら今頃、死んでたんだから気をつけてよね」と忠告してからたくさんの馬を借りたお金やら処刑人との取引代でこの前のお宝代はほとんどなくなってしまったと伝えるとその代わりとして相手に身体で払って貰おうと森に隠していた馬車の荷台に押し倒して)
……うう、ごめんなさい…
…ぁ…
(押し倒されると見上げる形になって。反省で幾分潤んだ瞳と背丈が相まってかなり危ない感じに。「や、優しく…お願い…」レイゼの手をぎゅっと握って。)
・・・・善処します
(相手が手を握ってこちらを見てくるので頷きはするものの相手の理性が吹っ飛ぶくらいまでしばらくの間、激しく愛してあげれば満足そうな笑顔で「さてと、次の狼男退治も頑張ろう!!」と都で仕入れた情報によるとこの森を北に進んだ山の村で狼男が出ると聞いたと伝えて)
はーっ……はー…
(傷の痛みも忘れる程愛され、だるい身体、肩で息をしつつ服を着始め。「狼男…あんまりお金持ってなさそう」薄ぼんやりとしながらレイゼの言葉に返す。まだ感覚が残っていて衣擦れにも少し体を反応させて)
あ、ちょっと着替えるの待って
(着替え始める相手の服をまた脱がせるとボロボロになった服より新しく用意したお揃いの修道服に着替えさせて「うん、半ズボンタイプの修道服にしたから男の子に見えるしこれでバレる可能性も減っただろう」と自分のは前とあまり変わらないが相手のはスカートから半ズボンに変わっていて「髪ももう少し短くしようか?」と相手の髪を撫でながら少年っぽくしようとしていて)
あ…新しいの…
(そこまでしてくれたなんて、と新しい修道服に着替えつつ思う。よくやる、膝を立てる格好をしてみると確かに少年らしいかも。「うん、いい感じ…でもこれはこれで拳銃抜きにくいや。背中につけておけるようなベルトが欲しいな」腰の後ろなら服で見えにくく抜きやすく丁度いいかと思い。「……髪短くしても、かわいい、かな?」意識するのはたった1人、かわいいと言ってくれるなら丸坊主にしても構わない心づもり。髪を短くしても可愛いならしない理由はなくて)
そう言うと思って拳銃用のホルスター作っておいたよ
(相手に上着を脱がせて懐からいつでも出せるように拳銃のホルスターをつけてあげれば「短いのも可愛いと思うよ?」と相手の了承を受けるとささっと短く切ってしまって「うん、可愛い、可愛い」と相手を褒めながら抱っこしてあげれば優しく頭を撫でながら頬にキスしてあげて)
わ…すごいフィットする
(つけてもらったホルスター、拳銃を収めたり出したり。新しい場所という違和感以外の物は全くなく。「…短くなっちゃった。見つかりそうな時は「ボク」で話そうかな?」服装と髪型が変わると別人になったように感じて。「ん……レイゼは何もしなくて大丈夫なの?」レイゼの暖かさに擽ったさも感じながら、気になったことを聞いてみて)
マリーくらいの年の男の子なら俺じゃないかな?
(相手の考えに賛同しながら馬車を走らせ移動を始めると相手の質問に対して「捕まらない自信があるし別に良いかな?」と背中に棺桶を背負った眼帯をした修道女なんてそうそういるはずも無く見つかったら追われるだろうが捕まらない自信がある為、特に何もせず「捕まるとしたらマリーを人質に取られた時かねぇ〜」と呟けば相手に頑張るように伝えて)
「俺」かぁ…お、俺頑張るぜ!
…すごい違和感ある
(一人称を無理やり変えるのは違和感があり、口をついて素が出ないようにしないとと肝に命じて。「流石レイゼ…うん、足を引っ張らないように頑張る」レイゼの隣に座ると意気込みを伝えるように手をぎゅっと握って)
マリー、村が見えてきたよ?
(隣に座る相手に森を抜けて雪が積もった村を見つけて「今日は疲れたからまずは宿屋に行こうか?」と馬車を宿屋の前に止めて一番良い部屋を借りて)
うん…田舎っぽいとこだし、私達の正体もばれにくいね
(修道服は薄手でこそないものの半ズボンなので寒く、逃げるように宿屋に入れば暖かくほっと息を吐き。「ゆっくり休んだら、狼男倒しに行くの?」ベッドに飛び込んで足をゆらゆら。少し首を傾げ聞いて)
いや、先ずは情報収集しなくちゃいけないから少し出かけて来る、マリーは疲れてるだろうし宿屋でゆっくりしてな
(相手の質問に答えると相手の頬に口付けしてから宿屋から出て行ってしまって)
そ、そっか…いってらっしゃい
(小さく手を振って見送って。傷を早く治すには安静にしていないとと、大人しく布団に潜り込んだ。暫く待っていたものの帰ってくるわけもなく、そのまま眠った。)
ただいま〜・・・ひっく
(酒の匂いをさせながら少し酔っ払いながら情報収集を終えて宿屋に帰って来ると「あれ?マリー寝てるのぉ〜?」ベットで眠っている相手を見てベットに潜り込んでは相手を起こさないようにイチャイチャし始めると朝になってしまって)
ん……。
……レイゼ?
(目を覚ませば隣に暖かい感覚。それを確かめると、もそもそと起こさないように起き出して。時計を確認すればまだ起こすような時間ではないので傷の具合を確認しようと服を脱いで)
むにゃむにゃ・・・マリー・・・
(相手の傷は大分治っていたのだが、相手が服を脱げば身体中にキスマークがつけられており、相手が服を脱いでいるとこちらも目が覚め起き上がったかと思えば「ん?・・・マリー、続きしよっか?」と寝ぼけながら押し倒して酒臭い舌を絡めていって)
……レイゼ、盛り過ぎ…
…っん…私も、キスマークつける
(見上げる形になればお酒の匂い。背中に手を回し、ベッドの上を転がし押し倒し返せば、唇は首元に、胸元に…様々な所に痕をつけ、今日はマリーの方から愛して)
ひゃっ・・んんっ・・・くっ・・
(相手にキスされれば酒の力もあってか普段の様子から想像出来ないくらいの可愛いらしい反応を見せれば、しばらくして「・・・あぁ〜?頭痛い!?・・・なんか、マリーに襲われる夢見たんだけど?」と二日酔いで頭を抑えながら寝ぼけていて)
……妄想じゃないの
(隣に寝転んでいる、あくまで知らん振りをして。しかしレイゼの身体に残したキスマークを見られればばればれ。「私シャワー浴びてくる…」傷口を洗うのと、汗をかいてしまったので身体が少し気持ち悪く。部屋についているお風呂に向かって。)
はーいっと・・・ははーん、なるほどねぇ
(風呂に行った相手の背中を見送ると身体についたキスマークを見て気が付き、服を脱ぎ捨て風呂場に乱入すれば「嘘吐き修道女はどこのどいつかな〜?」と相手に抱きつき知らんぷりして誤魔化そうとした罰として相手のお尻をペチンと叩いて)
レイゼ!?
う、嘘はついてな…いたーっ!?
(突然開いた風呂場の扉、慌てて腕で身体を隠すもお尻は隠さず。叩かれると派手な音が出、またびくんっと体が跳ねて。「う〜…あれはレイゼが…」痛いので涙目になりつつ見上げるも反省はしておらず。)
いたーっ!!
わ、わかった、からあっ!
ごっ、ごめんなさいーっ!
(尋問の鞭は耐えられたのにレイゼのは耐えられないのは不思議。一度で涙目に成る程のものなのに何度もされては堪らず、数秒で音を上げて謝って。物凄く痛く、レイゼの腕をぎゅっと握って泣いて)
やっぱり、マリーは可愛いねぇ~
(謝る相手を見て手を止めれば一緒に湯船に浸かって今度は優しく撫でながら甘えさせてあげれば「昨日、酒場で得た情報なんだけど狼男はこの村の裏にある雪山で良く出没するらしいけどどうする?戦える?」と今日の仕事内容を伝えて)
………ううー…
(レイゼの胸元に顔を埋めて、むにむにと弄る事でちょっとだけ抗議して。「……大丈夫。私できる。」湯船の端に追い詰めるような形で上を取ると、キスをねだって)
ふふ、マリーが狼男退治したらご褒美あげるから頑張りなよ
(キスをねだる相手に舌を絡めて激しくキスしてあげると狼男を無事に退治出来たらご褒美を上げると約束して「それじゃあ、そろそろ準備しますか」と風呂から上がり用意した防寒用のコートを着込んで)
うん…頑張る
(キスをしただけで身体がほてるのはお風呂だからではないはず。ずっとこうしている訳にもいかずお風呂を出ればレイゼと同じようにコートを着込んで。「白いからばれにくいね…奇襲して一気に決められれば楽なんだけど」と、ここでお腹がなって少し頬を染めて)
いや、何故か知らないけど狼男って本とかだと灰色や黒っぽい体毛に覆われてるらしいけどこの村に現れる狼男は体毛が真っ白らしいんだよね?奇襲されるのはこっちかもよ?
(酒場の情報では他にも狼男の癖に狼っぽく吠えたりしないらしいと伝えれば「朝食がまだだったね、下の食堂でご飯食べてから行こう」とそういえば、捕まっていてしばらくロクな食べ物を食べていなかっただろうと思い体力を付ける為にも食堂で肉料理を頼んであげて)
それは怖いね…目を凝らさないと
(もし吹雪いていたら眼を凝らすとかそういう問題でもない気はした。「おお…美味しそう…」久々のまともな食事、一口食べれば口の中に広がるお肉の味、泣きそうになって)
マリーは本当に涙もろいなぁ・・・まぁ、そこが可愛いんだけど、私と一緒に生きたいのならもう少し精神的に強くならなきゃ駄目だぞ?
(相手が食べながら泣きそうになるのを見てクスクスと微笑んで食事をしていれば「店主、この肉は美味しいな、生の状態で良いからこれで買えるだけ売ってくれないか?」と食事後に食堂の店主に生肉を袋いっぱいに貰って)
うん…でも嬉しくて…
…お肉…これで狼男をおびき出すの?
(袋いっぱいの生肉、まさかバーベキューをするためではないだろうと考えるとそれらしい理由はこれしか思いつかず。「ちょっともったいないような気もするけど…」)
うん、そうだよ、狼男の毛皮や牙なんかは高値で取引されるからね、このくらいの出費はどうって事は無いよ?
(相手の理由はあってる為、頷いて晴天の雪山で適当に肉をばらまけば「狼男が行動するのは夜らしいから、夜にもう一度行こうか」と近くの山小屋で夜になるまで待機することにして)
そっか…狼と何が違うんだろう
…寒いね…暖炉に火つけるね
(山小屋の中でも誰もいなかったため暖かいとは言えず。置いてあったマッチを使い火をつければ適当に薪をくべて。「夜まで結構時間あるけど…山の様子とか見てる?」窓のおかげて山の方は見られるが雪の中の生肉が見える程目は良くない。)
暇なら私と聖書でも読む?
(相手に相手を膝の上に乗せて椅子に腰かければ聖書という名の可愛らしい少女から美しい女性達がいっぱい乗った本を開けば「ふむ、マリーより可愛い女の子はいないねぇ~」真面目な顔で読書し始めて)
ああ、いざという時のために覚えておいた方が…………
…デレてもだめ
(本物の聖書かと思った自分が甘かったと、レイゼの手元からその本をかっさらう。取り返されないように、本を自分の後ろに持って後ずさりして)
マリーも欲しかったのか、もう一冊あるから別にいいよ?
(相手に本を取られるとキョトンとした顔で首を傾げて「ちなみにマリーは本の女の子でどの子がタイプ?私はこの子なんかマリーと似ててタイプだよ?」と自分は相手以外だと相手の服装に似たボーイッシュな女の子を指差していて)
……むぅーっ…….
(レイゼが本に目を落としている間に本を暖炉に投げ込んで。隣に行って指差すその子を見てみれば自分より可愛く見えて。「…じゃあレイゼはその子見てればいいじゃん」拗ねて、暖炉の前に座り込んで頭までコートを被って)
別にこの本の中ではの話であってこの本に出てくる女の子よりマリーの方が100倍は可愛いし私は愛してるよ?
(拗ねる相手を見てギュッと抱きしめながら嘘はつかない為、素直に相手への気持ちを伝えればキスして)
……じゃあなんで見るのさ
(いまいち納得いかず、その不満は分かりやすく顔に出て。「…私はずっとレイゼの事見てるのに……」女好きなのは分かっているけれど折り合いつかず。複雑な気持ちに)
それはマリーがヤキモチ妬く顔も好きだから?
(相手になぜ読むのかと聞かれればヤキモチを妬いてくれる相手の顔が大好きだからと答えて)
むう…
ひぁっ……
(何故かこちらのは効かないのにレイゼのは良く効く…くすぐったさで肩をぴくぴくと震わせて。「……レイゼ、窓の外、何か通った……ような…」)
え?本当?
(右目と左目の視力の差が大きい為、普段は前髪と眼帯で隠していた右目で窓を覗き込めば確かに白い毛皮の何かが居るようで「狼男?にしてはやけに大きいな?」と首を傾げながら外に出て行く事にして)
…レイゼ、気をつけてね…
(噂で聞いた、雪男というやつかもしれない…なんにせよ用心に越したことはないので、扉の近くで拳銃を握りレイゼの後について)
うん、あれは雪男だね、狼男は誤報だったか・・・
(狼男にしてはデカいと思っていたが2m程の雪男が肉を食べていて「雪男は獰猛だからねぇ~、気を付けて」と相手に注意して先ずは相手の頭を狙って射撃するものの雪男は気配に感づき腕でガードし怒りで吠え始めて)
…もしかしたら、狼男もいるのかも…
(狼男も居るとなればあまり音で呼び寄せたくはない…何であれ目の前の雪男を倒すのが先。レイゼから離れつつ、雪男の膝を狙う。二つの弾丸のうち一つが膝を貫いたが雪男は倒れず、怒り狂ってマリーの方に走ってきて。)
おっと、私のマリーは狙わせないよ?
(雪男がマリーの方へ向かうのを見て先程、右腕でガードしていた為、今度は右肩を撃ち抜けばもう右腕は使えないだろうと思い、怒った雪男は今度はこちらへ向かってきて)
背中ががら空き…!
(レイゼの方に向きを変えた雪男、その背中側に回りこみ乱射する。挟み撃ちにされた雪男はそのままレイゼへと向かう、怪我をしているのにかなりの速度で)
これでどうかな!?
(相手の銃のおかげで混乱している様子の雪男の隙を着いて心臓をぶち抜いたのは良かったが即死はせずにその場で錯乱してがむしゃらに大地を殴り地響きを起こして暴れ出したかと思えばしばらくして力尽きて倒れると雪山の山頂付近を見れば雪崩が起き始めて「マリー高いところに逃げて!!」と叫んで)
あ、えと……!
レイゼ、こっち!
(自分の後ろは丁度尾根の方、レイゼを置いては行けないと少しその場で足踏み…レイゼの言う通り、山を登り始める。追いついてくれると信じて)
(相手が高い場所に登って雪崩を回避することが出来たのだが、相手が振り返った時にはもうすでに自分の姿はなく真っ白な雪山の中で相手は一人だけになってしまって)
……レイゼ…?
レイゼーっ!!
(やっぱり逃げなければよかった、相手はどこか、無事なのかと冷静ではいられず。「レイゼっ、返事して!」雪の中に埋まってしまったなら早く助けないとと思う、しかし場所も分からず立ち尽くし。)
お~い、マリー、こっちだよ~!!
(相手が探している場所よりかなり下の方で大声をあげて手を振っていて近付けば「いやぁ~これが無かったら死んでたなぁ」と背負っていた棺桶をソリ代わりにして滑ってなだれの被害が少ない下の方まで逃げたと説明して)
……はぁ〜…
…心配したよー!もう
(安心して腰が抜ける。前に「涙もろい」なんて言われてしまったので、泣くのはこらえて。「…雪男の皮とか、売れるのかな…見つかるか分かんないけど」落ち着いて見回せば白一色、同じく白い雪男はぱっと見た限りでは見つからず)
ごめん、ごめん、雪男だったら・・・・この辺かな?
(相手に雪男の場所を聞かれれば今まで何度も嗅いできた血と火薬の匂いに敏感になっている鼻を頼りに雪山の下の方で雪男を掘り起こせば「これはそのまま剥製として高値で売れるだろうね」と十字を切りながら村の男共に頼んで運んでもらうことにして自分たちは宿屋に戻って)
…………レイゼ、よく分かったね…場所
(匂いで場所が分かるなんて凄い、そう思いつつ一応形ばかり雪男にお祈りをして。「狼男はデマか感違いだったのかな?」寒い寒いと宿にもどる。大広間の暖炉の前で火にあたって)
まぁ、匂いくらいは経験で分かるようになるよ?それと狼男を実際に見た人の方が少ないだろうから無理もないけどね
(火にあたる相手を抱きかかえて頬ずりしながら答えると「雪男を無事に倒せたしマリーにご褒美あげるよ、何が良い?」と首を傾げて)
経験……難しいね
ご褒美…考えてなかった。また今度でもいい?
(擽ったさと嬉しさに目を細める。したい事と言われても満たされているためなにも思いつかず、正直ご褒美もあまりいらないかもしれないとすら思っており。)
…しいて言うなら、カジノって所に行きたいな
カジノ?別に良いけど、何でカジノなんか行きたいの?
(カジノに行きたいという相手に首を傾げながら相手の頬にキスしながら質問して)
なんとなく…かな。聞いた事があるだけで見た事もないし。
だから、絶対に行きたいっ!て訳じゃないんだけど…
(レイゼの頬にキスを仕返しながら、素直に答える。身体も暖まってきたので「ちょっとあついかも…」とさりげなく伝えて)
別に遠慮しなくても良いよ、明日、カジノがある大きな町に行こう?
(相手から離れながら近場でカジノがある街を思い浮かべながら頷いていると部屋にノック音が響きドアを開けてみれば雪男の謝礼金を引き渡しに来たと村長に言われ謝礼金が入った袋を手渡されて「軍資金も集まったことだし派手に遊びますかねぇ~」と相手の方を見て)
そ、そっか…ありがと
(勿論行きたい場所であるので、行くとなれば少し控えめに喜んで。「…結構入ってそうだね。無くなったら困るし大切に使お?」お金があればしばらく楽ができる…つまりレイゼとゆっくり暮らせるのでそうしたいと思っていて)
え?こんなんカジノ行けばすぐに2倍、3倍になって返ってくるよ?
(この程度の端金では数週間も持たない為、首を横に振っては時計を見て「そろそろ寝ようか?明日も早いしね」とベットで横になって)
……レイゼ、「いかさま」するの…?
(カジノは本来お金が増える所ではないのは知っているので、まさかいかさまではないかとちょっと疑って。「うん…ゆっくりね。おやすみ…」ちょっと残念な気持ちはあるけれどその隣に寄り添って)
イカサマなんかしなくても勝利の女神が付いてるから大丈夫だよ〜
(眠る相手の額にキスしながら自分には勝利の女神が付いてるから大丈夫だとと根拠のない自信を伝えれば自分も眠ってしまって)
そ、そう…?ならいいんだけど
(微妙に納得できない説明だけれど、もう眠ってしまったので何も言わず。「…女神様まで侍らせてるんだ」なんて修道女だと自分を棚に上げてそう思うと、ゆっくり眼を閉じた)
私にとっての勝利の女神はマリーだよ
(翌朝、眠っている相手を起こさないように呟きながら相手の額に口付けしてから着替えを済ませて)
……ん…レイゼ…?
(目が覚めた時には隣にレイゼはおらず、眠い目を擦りながらゆっくり身体を起こす。レイゼの姿を見つければ「おはよう……。」と伸びをしつつ挨拶して)
うん…さむい
(寝起きの低い体温だと室内でも寒く。しかしレイゼは待たせたくないのでできるだけ早く着替えて。「レイゼ、朝ご飯食べに行こ」)
確かに雪山が近いから寒いわね、温かい物でも頼もうかね
(食堂に下りて温かいシチューがメインの朝食を頼むと「ほら、マリー、あーん」とシチューをすくって口元へ運んで)
え?あ、あーん……
(突然の事に困惑するものの、膝に手を置いてあーんして貰う。なんだか雛鳥みたいで恥ずかしく。「あ、あつっ…美味しい」熱いけれど美味しさは分かって。)
ふぅーん、どれどれ・・・?
(相手が熱そうな顔しているのをみて突然口付けすれば相手の口に残るシチューの味を味わって「確かに美味しいわね、残り全部食べて良いわよ?」と満足そうに微笑みながらシチューの皿を相手に渡して)
…んん…
(レイゼの離れた唇に、なんとなく人差し指で触れて。少し考えてから、自分のトマトスープをスプーンで掬って「レイゼ、あーん」身長差があるので、立つ形になって口元へ運んで)
え、ええー…
…分かった…
(レイゼのお願いとなれば断れず。あまり見られていないのを確認してからそっとスープを口に含んで。見られていないうちに早く、と目で催促して)
・・・・・・・。
(相手が目で催促してるのは分かってるがしばらくそのまま放置していて一番人目が集まるタイミングを見計らって口移しを受け終えるとドヤ顔で笑っていて)
んんっ………
…れいぜーっ!
(確信はないものの、恐らく何人かに見られてしまった。レイゼがわざとそうさせたのは分かっているので、涙目になりながらぺしぺしと叩く。派手に暴れて目立つのはいいのにこういうのは恥ずかしいようで)
痛い痛い、早く食べないと置いてくよ?
(ぺしぺしと叩いて怒る相手にさらに見せつけるように抱きしめてDキスをすれば相手が食べ終わるのを待っていて)
……うー…
(納得いかないものの、どうしようもなく。置いていかないとは思うものの待たせるのも悪く、あまり長居もしたくないのでさっさと平らげてしまって。「ごちそうさま…」)
今日行くカジノの賞品で欲しい物があるんだよね〜
(相手が食べ終え馬車に乗ったのを見計らって移動を始めると馬車に乗りながらカジノの賞品らしき綺麗な人形が写った写真を相手に見せて「生きる人形だってさ」と説明して)
ん〜…?
人形が動くの?なんか胡散臭いなぁ
(じーっと目を寄せてみるもただの人形にしか見えず、面白そうでもなく。「レイゼはなんでそんな人形が欲しいの?」仮に動くとして、根無し草の自分達には荷物にしかならないように思えて)
え?遊ぶ為だけど?
(相手に用途を聞かれれば女の子だったらお人形遊びをするものだと理由に答えれば「カジノのある街が見えてきたよ?」としばらく移動すれば華やかな街が見えてきて)
……何もその人形で遊ぶことないと思うんだけど…
(動く人形といったらホラー的な事しか思い浮かばず、あまり乗り気になれなくて。「あ、大分華やかだね…目立たなければ見つかったりもしないかな」人が多ければその中に紛れ込める、捕まったりしにくいと思って)
まぁまぁ、そう言いなさんな、何事も楽しまなくちゃね
(相手が乗り気じゃないのを見てヘラヘラ笑いながらカジノには向かわず高そうな服屋に向かえば宝石を散りばめた美しい黒のドレスを着て「ふむ、私はこんなところかな、マリーはこっちね」と相手にはド派手な真っ赤なドレスを差し出して)
まあ、そうだね……
…この格好じゃ目立っちゃうね。でも、私には派手すぎないかなぁ……
(相手に差し出されたドレスを身体に合わせてみる。サイズはちょうど良さそう、それに綺麗。しかし自分に見合っているかといえばそうでないような気もして)
まぁまぁ、これにはわけがあるんだよ~
(取りあえず相手にドレスを着せると「これから行くカジノはちょっと変わっててね、大衆向けのカジノじゃなくてお金持ち専用の裏カジノだからさ」と綺麗な衣装じゃないと場違いな為、ドレスでしか入れないと説明して)
そっか…なら、豪華な格好しないといけないね
え、えっと…ほんとに大丈夫かなぁ…髪とか…
(前に髪を短く切ってしまったため、その辺りも少し不安。マリーの中の「お嬢様」のイメージは自分よりもっと優雅で可愛らしい髪の長い女の子、といったものであまり自分と重ならず)
大丈夫、大丈夫、マリーは可愛いからさ
(相手の頭を撫でながら褒めながら「何ならカツラでもかぶる?あ、黒髪のマリーも可愛いねぇ」と自分と同じ色のカツラを相手にかぶせて可愛い可愛いとべた褒めして)
ん……
…やっぱり、かつらなくても大丈夫
(レイゼが「可愛い」と言ってくれるなら短髪でも悪くないかもと思えてきて。かつらで長い髪になるのもいいけれど地毛の方が落ち着いて)
よし準備出来たしカジノに行こうか?
(相手を連れてドレス姿で狭い路地裏にある扉の前で男が一人「こちらは会員制の倶楽部ですのでお帰りください」と言われると「レイーゼ・ブラックですけど?」と名乗れば男はすんなりカジノに入れてくれて「ほら、マリー入ろう?」と相手を連れてカジノの中へ)
うん。
……こんな所にあるんだね…
(道を外れて暗い道、隠れカジノなら当然だけれど珍しそうに見回して。「レイゼ…じゃなかったレイーゼ、なんで入れたの?」ある意味有名人ではあるもののお金持ちと知られているはずもないので気になって聞いてみる。…わざわざ言い直したのに「入れた」なんて言ったら意味が無い。)
いや、だって、この裏カジノ、パパの経営だし
(いくら家を出たからとはいえ名高いブラック家の令嬢には変わりなく下っ端如きが令嬢が家出したなんて知るはずもない為、上司の娘ならすんなり入れてくれるもんだと説明すれば「そうだ、マリーこの金で遊んでおいで」と沢山入った金貨袋を手渡して)
パ……えっ?
……そっか、レイゼはお嬢様だもんね
(レイゼの家がお金持ちなのは知っていたけれどまさかカジノを経営しているなんて知らず。「あ、うん!分かった!」中に入ってみればスロットやルーレットなど目を引くものばかり。言われずとも飛んでいきたい所、金貨袋を貰うとトコトコ歩き出して)
スロットなら右から四番目、ルーレットなら左から二つ目の台ね
(相手に少し変わった助言をすると自分は生きる人形を賞品にしているトランプ会場へやってきて「フルハウス」、「ロイヤルストレートフラッシュ」と圧倒的な手で勝ち上がって)
……?わかったー
トランプの方、盛り上がってるなぁ
(背の低さと集まった人で直接様子は見えないものの何やら凄い事をやっているのは分かって。せっかくのカジノではあるものの無駄遣いはしたくないのでレイゼの言っていた左から二番目のルーレットをまずはよく観察して。)
コロコロ・・・
(左から二つ目のルーレットは玉の転がりが他と見比べると圧倒的に遅く赤、黒、赤、赤、黒、黒と一定の順番になっていて色で当てるなら賭け金の2倍にしかならない為、誰も気がつかないでいて)
……赤、黒…誰も気づいてないのかなぁ?
…次の、赤にこれだけお願いします
(この調子でいけば次は赤のはず、ただ全て使い切ってしまうのは怖いのでとりあえず金貨3枚。すこし背伸びして赤の所にベット。あとはじっと見守るだけ…)
・・・コロコロ、ストン
(玉は見事に赤に落ちて金貨3枚が6枚になって返ってきて「マリーも良い調子じゃん?」と後ろから抱きついて話しかければ、その後ろに見知らぬ「流石ハ御主人様ノ奥様デスネ」と黒髪のボサボサの髪をした奴隷のような格好をした女の子がレイゼの後ろで立っていて)
あ、レイゼ!
……それが言ってたお人形…?
(たった今初めて勝った所、とその喜びを伝えようと思ったけれど、その人形らしきものが気になり。というか女の子にしか見えなくて。「…レイゼ、もしかしてお人形って…」奴隷の事を指していたのかも、なんて思ってその正体を問い詰めるように聞いて)
いや、これ、マジもんの人形よ?
(問い詰めてくる相手に人形が着ているボロ布を相手の前でペロンとめくればマネキンのようなボディをした人形で関節部分には球体が埋め込まれていてそのおかげで肘を360回して見せて)
え、あ、ほんとだ…
…ちょっとびっくりしちゃった
(流暢にでこそないものの話をした人形。関節やらを見れば納得するもののどうして動いているのかと不思議でしょうがなく。「…で、その子でお人形遊びするの?」)
そうそう、さっきの洋服屋でこの子の服も買っておいたし、この子が着替え終えるまでマリーはカジノで遊んで良いよ?
(相手にそう伝えて服を着替えさせる為にトイレに向かっていって)
うん、わかった…。
(人形なので女遊びにはならないけれど、なんとなくモヤモヤ。ルーレットに身体を向け直すとまたじっとルーレットを観察して次を見極めて)
お待たせ〜、マリーの結果はどうよ?
(しばらくして相手の元へ戻ってくれば、先ほどの人形は顔のパーツや髪の色は違うものの普段のマリーの服装や髪型に瓜二つになっていて「この人形、ジェミニって名前にしたよ、マリーの妹分だから仲良くしてね?」と笑って)
ど、どうしよう……
……こんなに増えちゃった
(調子に乗って倍々ゲームを繰り返していると、元手は袋一杯だったのに山積みになっていて。と、自分そっくりな格好な姿の人形に思わず「わ、」と声を出してしまって。「……うん、わかった。ねぇ、レイゼはこういう髪型とか…格好が好きなの?」なんとなくレイゼを独占できなくなるような気がして、聞いてみて)
はは、当分先まで生活費稼がなくても良いね、こりゃ
(相手の金額を見てここの従業員が何も言ってこないのは先程の合言葉の意味はブラック家の者がカジノの金を集金にやって来たぞという意味でたくさん稼いでも怖いお兄さんとがやってくる必要はないと説明し、相手の質問に対しては「まぁ、わざわざ嫌いな容姿にする必要はないから自分好みの姿にしてもらったけど、私が一番好きなのはマリーだよ、第一にこのジェミニは所謂、マリーの影武者だからね、マリーの姿に似せる必要があったのさ」と少し照れくさそうにこの前みたいにマリーが捕まらないように策を打ったと話せば相手の頬にキスして)
うん。しばらく遊んで暮らせるね
(それでも結構派手に使ってしまうのでそこそこ早く使い切ってしまうんだろうなぁ、なんて思っていて。他所のカジノでは稼ぎすぎるとダメだと初めて知って驚いた。「そ、そっか…レイゼ、私のために…えへへ」絶対に他の人には見せない笑顔、それだけ嬉しく。頬へのキスでは物足りず、飛びつくように抱きついて唇にキスして)
・・・・御主人様、奥様、怖い人達がやってきましたが?
(マリーがキスしてる間にジェミニがマリーの袖を引っ張って危険を知らせると「あ〜・・・私が家出したのばれちゃったかな?逃げようか!!」とマリーとジェミニを担いで逃走しようとしていて)
お、奥様……///
って照れてる場合じゃないね
(「奥様」なんて呼ばれて照れるものの黒服は来ていて。レイゼに抱えられつつ、ドレスの裾をまくって拳銃を抜き、シャンデリアを撃ち落とす事で撹乱して「レイゼごめんね、あれ高いよね」なんて謝って)
家出した家が用意したシャンデリアなんか別にいくら壊してもいいよ、それより急ぐよ!!
(二人を抱いて馬車へ乗り込めば、馬を走らせるとジェミニがマリーの近くに来て「奥様、怪我シテオリマス」と先程のシャンデリアの破片が相手の肘に当たったのか少しだけ血を流していたのでジェミニが傷口を舐め始めて)
ーーふぅ、このままいければ大丈夫かな
(あとちょっとで追いつかれるところだった、黒服も走り出した馬車にはさすがに追いつけない。と、ジェミニが自分の肘を舐めるので「わ、これくらい大丈夫だって!」血は出ているがそれ程深くないので、数日もすれば跡も残らず治るような傷。本当に心配しなくていいという事と、舐められるのが落ち着かない気持ちがあって。)
了解デス
(ジェミニはマリーの指示に頷けばその場で座っていると人形にしか見えなくて「本当に人形なんだねぇ、撒いたようだしこのまま近くの村まで移動するからマリーはジェミニと遊んであげて」と馬車の運転をしなければならない為、遊んであげるように伝えて)
うん、わかった。
(ジェミニをみていると、レイゼの通り人形にしか見えなくて。分かったと言ってしまったものの遊びらしい遊びを殆ど知らず、うーんと考え込んで。「…ジェミニ、しりとりでもいい?」かけっこ、鬼ごっこなど体を使う遊びばかり思い浮かんだ。唯一思いついた言葉遊びを提案してみて)
奥様、シリトリトハ何デスカ?
(ジェミニはこてんと首を傾げているのをみて「マリー、先ずはジェミニに単語を覚えさせることから始めた方が良いみたいだね、人形には知らないことが多いだろうからさ」と助言してあげて)
うん、わかった…
ジェミニ、しりとりっていうのはね…
(レイゼの言う通り、まずはしりとりについて教える。口下手だけれどなんとか頑張って。「よしっ!ジェミニ、何かきになる物ってある?」馬車の上、風景はすぐに流れていってしまうけれどそれだけ知らないものも多いだろうと思って)
私ハ奥様ガ気ニナリマス
(相手の説明に頷いていれば気になるものがあるかという問いに対してジェミニはマリーに抱きつきながら相手の胸に耳を当てて心音を聞いて「ドキドキ、ジェミニニハ無イ、不思議デス」と相手の顔を見つめては首を傾げて)
……ジェミニは、お人形さんだもんね…
それはね、私の心の音。ジェミニのは聞こえないかも知れないけど、きっと同じものがあるよ
(どううまく説明しようかと少し悩んで。すこししてジェミニの手を握り答える。「…そういえば、ジェミニはどうやって動いているの?」)
ジェミニ、原動力不明デス
(相手の説明に興味津々で頷いていると相手の質問に首を傾げていれば「ジェミニの様な生きる人形は心臓の位置にある青い火が燃える事で動いてるんだってさ、だから心臓の位置が貫かれて炎が消えない限りは生き続けるらしいよ?」二人の話を聞いてはカジノで貰った説明書を見て「それとジェミニには特技があるみたいだよ」と付けたして)
へぇー…不思議な炎だね
特技?
(炎が何もしなくてもつき続けるなんて、まるで魔法のようで。ジェミニの特技と言われてもどんなものか全く想像がつかず。「ねえジェミニ、どんな特技なの?」と聞いてみて)
「ねぇジェミニ、どんな特技なの?」
(ジェミニはマリー声、動作、全てをそっくりに真似て見せて「私ハ他人ノ物真似ガ得意デス、他ニハ関節ガ360度回セマス、ソレト武器ヲ仕込メマス」と腕を外して仕込み剣を見せたりしてジェミニが今まで見世物や暗殺者として使われてきた事で身に付けた特技であって)
お、おおー…びっくりした
武器もあるんだ…でも、拳銃とかも持ってた方がいいかも…
(本当に影武者なんだなぁ、と今更に思う。全く同じ動作ができるなら拳銃も扱えるのではと思い。「レイゼ、マリーにも銃をあげようと思うんだけど…私のの弾も減ってきたし、そういうお店に行きたいな」とレイゼに聞いてみて)
了解、ちょうど着いたし寄ってこうか?
(次の街へ着くと武器屋に寄り道して武器屋の前で馬車を止めれば「奥様、ジェミニ銃アリマス、デモ、弾数0デス」と両手の人差し指がパカッと開くとここから弾が飛び出すと説明すれば弾だけ要求して)
お、おお〜…
…銃は一応持っておいた方がいいんじゃない?影武者ってことなら…
(弾を補充するのはいいと思うものの、自分は指から弾丸を出したりしないのでその方がいいかと思う。勿論そんな機会が来ないに越したことはないのだが。
「あ、レイゼ。私の銃もメンテナンスしていきたいんだけど…」)
マリーの銃は特別製だからね、あとで私がやってあげるよ
(相手の銃は自分の銃と同じで特別製の為、後でメンテナンスしてやると約束すればジェミニにも似たような銃を買ってあげて「ジェミニ、蝿を撃ち抜いて」と命令すれば「了解デス、御主人様」と蝿を狙って撃たせるものの、流石に当たるわけもなく「マリーならあれくらい撃ち抜けるでしょ?」と自分の銃の教育を受けてきた相手なら出来るだろうと煽ってみて)
うん。レイゼ、任せて
(ジェミニが狙っていたのは葉に止まっていた蠅。しかしその蠅はジェミニの銃声に驚き飛んでしまった。まだぶんぶんと飛ぶ蠅に狙いをつけ…「ここだ」放った銃弾は、見事蝿を撃ち抜いた。「どう?ジェミニ、真似できそう?」ここまでできるようになったのには相当の苦労があり、そうそう簡単にはできないだろうと少し自慢げに。)
無理デス、流石デス、奥様
(ジェミニはマリーの動作だけは完璧に真似できたが、洗練された技術だけは真似できないのだが、先程より撃ち方が上手になった気がして「これは上達が早そうですなぁ、マリー、これからもどんどんと教えてやりなよ?」とニヤニヤしながら取りあえず指示通りに撃ったマリーに御褒美にキスしてやればジェミニがじっとその様子を見ていて)
えへへ…うん!
(二人から褒められるとやはり嬉しく、分かりやすく照れて。「レ、レイゼ…ジェミニが見てるよ…」キスもまた嬉しいものの、ジェミニにこうじっと見られていると恥ずかしく。)
え〜見せつければ良いじゃない?
(相手の反応を見てさらに舌を絡めていけばわざと見せつけては背中を指でなぞっていって「何ならジェミニも交ぜる?」と今すぐ宿屋に行って二人で人形遊びを始めても良いよと言わんばかりに誘ってみて)
い、いじわる…んんっ
(背中をつつとなぞられる、キスと相まって気持ち良さでぴくぴくと反応して。「…わたしは、いいよ。」手をもじもじさせて答える。本心は遊ぶより遊ばれる方…だったりして。)
おじさん、これとこれ、頂戴
(相手の返事を聞いて武器屋の主人に金を渡して弾と鉄砲を購入すると宿屋に馬車で向かえば、道中、妙な噂話を聞いて「へぇー、この町のお墓にゾンビが出るんだねぇ」と興味深そうな顔を見せるものの先ずは宿屋だと2人を宿屋に連れ込んで)
……ゾンビに銃って効くのかな?銀だから大丈夫?
(首を傾げた後、うぼー、なんて変なゾンビの真似をしてみせて。「…レイゼ、今はお金もあるし…ゾンビ倒しに行かなくてもいいんじゃないかなぁ?」なんて聞いてみて。)
マリー、お金があっても私達は一応修道女なんだからゾンビだろうと幽霊だろうと迷える魂は救わないといかんでしょ?
(相手のゾンビの真似を見てくすくすと笑いながら相手に珍しく修道女っぽい事を伝えれば、今度は相手とジェミニの二人相手に修道女らしからぬ行動に移ろうとしていて「ゾンビには火が有効だよ?でも噛まれたらやっかいだから今回はジェミニが大活躍かな?」と人形であるジェミニならゾンビに噛まれても平気だと伝えながら二人を押し倒して)
……うん。一応、修道女だもんね。全然聖書とか覚えてないけど
(そういえば修道女だった、くらい。華やかなドレス姿でカジノに行くのもまた修道女とは呼び辛い。「へへ、ジェミニのお手並み拝見だね」そんな事を言いつつドレスの肩紐をそっとずらして………)
ふわぁ〜・・・周りも暗くなって来たしそろそろゾンビ狩りでもしようか?
(宿屋に着く前にジェミニには自分の真似をするように事前に伝えてあった為、二人でマリーを散々可愛がった後で時刻は深夜を迎えて、修道服に着替えればゾンビがいるという墓場に向かおうとしていて)
うん……やっぱりこっちが落ち着くや
(さっとお風呂に入れば汗をかいた身体もさっぱりして。ドレスよりも修道服に袖を通せばほっと一息。銃の弾が幾つ入っているか調べて腰に、やっといつも通りの気分。「まあ、きょうはあんまり前に出ないけどね」あくまで戦わない気はなく。)
やっぱり、いつものマリーも可愛いねぇ
(相手の頭を撫でながら抱きしめれば、ジェミニが近付いて来て「奥様、オ揃イデス」と嬉しそうな素振りを見せていて「そろそろ墓地に行こうかね」と歩いて墓地へ向かって)
えへへ…うん。いこ
(気持ちよくされるのもいいけれど、素直に撫でられたりするのも好き。やっといつも通りに戻った気がして。「ジェミニも無理しないでね」と、人間と違って治すのが大変なので釘を刺しておいて)
うげぇ、腐敗臭が凄いねぇ、ウヨウヨしているねぇ
(墓地へ行くと腐った匂いがいたるところからしており、顔をしかめていると墓地の敷地内に10体程のゾンビが放浪していて)
う…あんまりここにいたくないね。
木もあるから迂闊に火も放てないし…ジェミニのサポートに回ればいいかな?
(酷い匂いに顔をしかめ、レイゼの後ろに。あまり使わないポケットの中のライターを一応握っていて。「ゾンビになった原因を突き止めないとまた湧くかなぁ?」)
え?
(相手の言葉を聞く前に次から次へとゾンビめがけて火を放ってしまえば墓地全体が大火事になっていて「とりあえず全員燃やせば原因の方から現れるでしょ?ジェミニ、ゴー!!」とジェミニに焼かれてないゾンビが居たら始末しておいでと指示すれば次から次へと駆除し始めて)
え、ええー…
……まあ、いいけど…もう
(下手したら迷える魂が二つ三つ増えるんじゃないかなぁ、とぼんやり考えて。「ジェミニ、あんまり無理しないでねー!」と声はかけるものの既に多くのゾンビが燃えているので手助けは必要なさそうに思えて。)
駆除完了シマシタ
(ジェミニが服を所々焦がしながらも戻ってくるとゾンビの駆除は終わったようで、墓地を見つめれば「・・・あ~この火事だと町中に広がるわぁ~・・・・逃げよう!!」と放火犯として見つかる前に二人を連れて街から出ようと逃げ出し始めて)
…最早罪が一個増えても変わんないけどね
(燃え広がりようが想像以上でマリーでも少し可哀想に思った。「せめて伝えてあげよっか…火事とゾンビどっちのがましだったか」逃げる途中警鐘を見つけたので馬車に乗り込みつつ拳銃で撃ち2度鳴らし。)
奥様、オ見事デス
(相手の腕前にのん気そうに拍手するジェミニを見て「二人とも何してるの!?早く逃げないと警備隊が!!」と警備隊やら消防隊などが現れて町中が騒々しくなっていく中で馬車で村の外へ出て行って)
ふぅー、火事のおかげ…てのもなんか変だけど。無事逃げられたね
馬車さまさまって感じ。後でよしよししてあげよ
(なんだかんだで逃げ切れてしまった事もあり呑気なマリー。町の事で手一杯なのか町の外までは追ってこなかった。「ねーレイゼ、次はどこいくの?」夜道は危ないのでランタンに火をつけつつ聞いて)
・・・そうだねぇ・・・どうしよっか?・・・・
(相手の問いに中々返事をせずに馬車内でふらふらしているとばたりと倒れ込んでしまえば周りが火の中だった為か高熱を出している様子で気絶してしまって)
……レイゼ?
わ、えと、どうしよう…!
(いきなり倒れてしまったレイゼ、額に手を当てればすぐに熱を出しているのがわかり。一通り大慌てした後、「れ、レイゼ待っててね…!」と冷たい水を求めて馬車から飛び出して)
奥様、近クニ小川ガアリマス
(相手の後に付き添うようにジェミニもついて行けば水の音を感じ取り相手に道案内すれば小川を発見して)
よ、よし…
(袖が濡れるのも気にせずハンカチを小川の水に浸して冷やすと、すぐに馬車の中へと戻って「レイゼ、ゆっくり寝ててね」と、ハンカチを絞って額に乗せて、替えの自分の服を枕代わりにして。「これで大丈夫かな……お医者さんに診せた方がいいのかな…」と不安で仕方ないようで)
うーんうーん・・・マリー ・・・
(熱にうなされながらも相手の名前を呟いていれば「奥様、ドウサレマスカ?」とジェミニも心配そうに相手の指示を待っていて)
……よし…次の街まで行こう
(本当は側にいたいものの、このままでは治るものも治らないと思い馬の手綱を取って。「よく見ておけばよかった…」と、そーっと馬に鞭打つとゆっくりと馬車はゆっくり歩き出して。)
奥様、ジェミニ、出来ルカラ御主人様見テテ?
(相手の背中を叩くと普段、馬車を操作するレイゼの様子を観察していた為、真似が出来ると伝えれば相手と交代して馬の手綱を預かって)
う、うん…じゃあジェミニお願い
(ジェミニに馬車を任せるとレイぜの隣に座り、そっと頭を撫でて。「すぐにお医者さんにみせるからね…」とぎゅっと抱きしめ、身体を冷やさないようにして)
ん~・・・重い、熱い
(相手に抱きつかれるとうわごとの様に呟いていていれば「奥様、街ガ見エテキマシタ」とジェミニが港町を指差して)
わ、レイゼごめん…
…よし…ジェミニ、お医者さん探して。きっと看板とか出てると思うから
(くっついているとレイゼには良くないようなので、さっと離れればジェミニから声をかけられ。自分の修道服を丸めてまくら代わりにして)
奥様、アノ看板デショウカ?
(ジェミニは相手に言われた通りに看板を探すとフォークとナイフがクロスした看板を見つけてきては報告して、ジェミニには病院の看板がどんなものか分かっていないようでナイフとメスを勘違いしていて)
………。
どこか静かな所に止まって。あとはわたしが探すから…ジェミニはレイゼのこと見ててあげて欲しいの
(ジェミニには頼めそうもないので、仕方なくレイゼから離れる事にして。「待っててね、レイゼ…」とレイぜの頭を撫でて)
あ、い、いたーっ!
えと、病人がいるの!来て!
(おっとりしている医者を見つけて、慌てて手を引き駈け出す。お茶をこぼすのも気にせず馬車まで引っ張っていこうとして)
こらこら、落ち着きなさい、医療設備は診療所に揃っている、病人をこちらに連れて来なさい
(慌てる少年を見て落ち着かせるように言えば逃げも隠れもしないので病人を連れて来いと伝えて)
あ、わ、わかった!
レーイゼー!
(医者の話を聞けば、一直線に馬車へ戻って「ジェミニ、あ、ええとええと…レイゼを背負ってついてきて!」と馬車より速いと思って伝えて。)
了解デス
(ジェミニは相手の指示に従いレイゼを背負って相手の後をついていき、医者の元へ連れて行けば「この人の容体はかなり危険な状態だね」と深刻な表情で伝えて)
え………
は、早くなんとかして!お金ならいっぱいあるから…!
(泣きそうな顔になって、医者に縋り付いて。「どんな病気なの…?」とレイゼの顔を見て)
この発熱と痣を見る限り、アンデッド系のモンスターを討伐した時に発生するガスを吸い過ぎたのだろう、アンデッド系のモンスターを倒すには火は確かに有効だけど最近になって毒ガスが発生する事が分かったんだけど、彼女は知らなかったんだろうね
(相手に伝わりやすいように医者はレイゼの服を脱がして肺がある位置に浮き出た緑色の痣を見せて「治してやりたいけど、これを治す薬はゾンビが生息していた土から抗体を作るしかないんだけど持ってないよね?」と質問して)
あ、え、あ……
と、取ってくれば助かりますか…!?
(助かる、と返事が来たなら「ジェミニ、馬車!」と言って走り出して。「ジェミニもしかして馬車より早く走れたりする…?」と聞いてみて)
薬を作る時間を考えると三時間以内に取ってこれるなら助かるけど?
(相手の質問に土から薬を作るのに2、3時間かかる為、相手に制限時間を伝えるとジェミニが首を傾げながら「馬車ヨリ速クハ走レマセンガ、奥様、土ナラアリマスヨ?」と服を脱いで腕関節を外すと中からボロボロと土がこぼれてきて)
3時間……
…え?
(まさかジェミニが持っているとは思わず、素っ頓狂な声が出て。「ジェミニ〜!ありがとう!」とぎゅっと抱きしめると「早く戻ろう!」とジェミニの腕を引っ張って。)
「ジェミニ、墓地デ一回転ンデシマッタ時ニ手ニ入レマシタ、奥様、喜ンデクレテジェミニ嬉シイデス」
(ジェミニは相手に抱きしめられると嬉しそうに微笑んでは相手に従って病院へ戻ると「うん、確かにこれは墓地の土だね」と医者が顕微鏡で土を覗けば薬を作り、薬を飲ませればレイゼの顔色は良くなり熱も下がり始めて「大丈夫、君たちの大事な人は助かるよ」と伝えて)
や、やった…!
ジェミニ、せんせ、ありがとう!
(レイゼの調子がよくなっていくのを見て、嬉しくなりジェミニと医者を抱きしめて。「あとどれぐらいでよくなるの?」と、病み上がりのレイゼにはあまり触らない方がいいかと思うもののレイゼに抱きつきたくてうずうずしていて)
う~ん、この人の回復力もよるけど2、3日は絶対安静、ここで入院だね
(相手が抱きつくを見て離れると「ちなみに治療費だけどこれだけ払って貰えるかな?」と相手に請求書を手渡せばカジノで稼いだ貯金がすべて無くなる程の高額な治療費であって)
え……
…そ、それでお願いします
(思っていたよりも優しい人ではなかったようで、思わず声を出して驚いて。払わないわけにはいかないので「ぼったくり」とも知らず払ってしまって)
この病気を治せる医者はまだ少ないし、指名手配犯を助けるにはこっちにもリスクがあるからね、これくらい貰って当然なんだよ?
(二人の手配書をカルテから取り出して見せるとにっこり微笑んでみせれば、本来、犯罪者なら病人だろうと即通報されるものを黙っている為、ぼったくりではないと伝えて)
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