ゲスの極みの主 2016-01-17 22:56:33 |
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うん。しばらく遊んで暮らせるね
(それでも結構派手に使ってしまうのでそこそこ早く使い切ってしまうんだろうなぁ、なんて思っていて。他所のカジノでは稼ぎすぎるとダメだと初めて知って驚いた。「そ、そっか…レイゼ、私のために…えへへ」絶対に他の人には見せない笑顔、それだけ嬉しく。頬へのキスでは物足りず、飛びつくように抱きついて唇にキスして)
・・・・御主人様、奥様、怖い人達がやってきましたが?
(マリーがキスしてる間にジェミニがマリーの袖を引っ張って危険を知らせると「あ〜・・・私が家出したのばれちゃったかな?逃げようか!!」とマリーとジェミニを担いで逃走しようとしていて)
お、奥様……///
って照れてる場合じゃないね
(「奥様」なんて呼ばれて照れるものの黒服は来ていて。レイゼに抱えられつつ、ドレスの裾をまくって拳銃を抜き、シャンデリアを撃ち落とす事で撹乱して「レイゼごめんね、あれ高いよね」なんて謝って)
家出した家が用意したシャンデリアなんか別にいくら壊してもいいよ、それより急ぐよ!!
(二人を抱いて馬車へ乗り込めば、馬を走らせるとジェミニがマリーの近くに来て「奥様、怪我シテオリマス」と先程のシャンデリアの破片が相手の肘に当たったのか少しだけ血を流していたのでジェミニが傷口を舐め始めて)
ーーふぅ、このままいければ大丈夫かな
(あとちょっとで追いつかれるところだった、黒服も走り出した馬車にはさすがに追いつけない。と、ジェミニが自分の肘を舐めるので「わ、これくらい大丈夫だって!」血は出ているがそれ程深くないので、数日もすれば跡も残らず治るような傷。本当に心配しなくていいという事と、舐められるのが落ち着かない気持ちがあって。)
了解デス
(ジェミニはマリーの指示に頷けばその場で座っていると人形にしか見えなくて「本当に人形なんだねぇ、撒いたようだしこのまま近くの村まで移動するからマリーはジェミニと遊んであげて」と馬車の運転をしなければならない為、遊んであげるように伝えて)
うん、わかった。
(ジェミニをみていると、レイゼの通り人形にしか見えなくて。分かったと言ってしまったものの遊びらしい遊びを殆ど知らず、うーんと考え込んで。「…ジェミニ、しりとりでもいい?」かけっこ、鬼ごっこなど体を使う遊びばかり思い浮かんだ。唯一思いついた言葉遊びを提案してみて)
奥様、シリトリトハ何デスカ?
(ジェミニはこてんと首を傾げているのをみて「マリー、先ずはジェミニに単語を覚えさせることから始めた方が良いみたいだね、人形には知らないことが多いだろうからさ」と助言してあげて)
うん、わかった…
ジェミニ、しりとりっていうのはね…
(レイゼの言う通り、まずはしりとりについて教える。口下手だけれどなんとか頑張って。「よしっ!ジェミニ、何かきになる物ってある?」馬車の上、風景はすぐに流れていってしまうけれどそれだけ知らないものも多いだろうと思って)
私ハ奥様ガ気ニナリマス
(相手の説明に頷いていれば気になるものがあるかという問いに対してジェミニはマリーに抱きつきながら相手の胸に耳を当てて心音を聞いて「ドキドキ、ジェミニニハ無イ、不思議デス」と相手の顔を見つめては首を傾げて)
……ジェミニは、お人形さんだもんね…
それはね、私の心の音。ジェミニのは聞こえないかも知れないけど、きっと同じものがあるよ
(どううまく説明しようかと少し悩んで。すこししてジェミニの手を握り答える。「…そういえば、ジェミニはどうやって動いているの?」)
ジェミニ、原動力不明デス
(相手の説明に興味津々で頷いていると相手の質問に首を傾げていれば「ジェミニの様な生きる人形は心臓の位置にある青い火が燃える事で動いてるんだってさ、だから心臓の位置が貫かれて炎が消えない限りは生き続けるらしいよ?」二人の話を聞いてはカジノで貰った説明書を見て「それとジェミニには特技があるみたいだよ」と付けたして)
へぇー…不思議な炎だね
特技?
(炎が何もしなくてもつき続けるなんて、まるで魔法のようで。ジェミニの特技と言われてもどんなものか全く想像がつかず。「ねえジェミニ、どんな特技なの?」と聞いてみて)
「ねぇジェミニ、どんな特技なの?」
(ジェミニはマリー声、動作、全てをそっくりに真似て見せて「私ハ他人ノ物真似ガ得意デス、他ニハ関節ガ360度回セマス、ソレト武器ヲ仕込メマス」と腕を外して仕込み剣を見せたりしてジェミニが今まで見世物や暗殺者として使われてきた事で身に付けた特技であって)
お、おおー…びっくりした
武器もあるんだ…でも、拳銃とかも持ってた方がいいかも…
(本当に影武者なんだなぁ、と今更に思う。全く同じ動作ができるなら拳銃も扱えるのではと思い。「レイゼ、マリーにも銃をあげようと思うんだけど…私のの弾も減ってきたし、そういうお店に行きたいな」とレイゼに聞いてみて)
了解、ちょうど着いたし寄ってこうか?
(次の街へ着くと武器屋に寄り道して武器屋の前で馬車を止めれば「奥様、ジェミニ銃アリマス、デモ、弾数0デス」と両手の人差し指がパカッと開くとここから弾が飛び出すと説明すれば弾だけ要求して)
お、おお〜…
…銃は一応持っておいた方がいいんじゃない?影武者ってことなら…
(弾を補充するのはいいと思うものの、自分は指から弾丸を出したりしないのでその方がいいかと思う。勿論そんな機会が来ないに越したことはないのだが。
「あ、レイゼ。私の銃もメンテナンスしていきたいんだけど…」)
マリーの銃は特別製だからね、あとで私がやってあげるよ
(相手の銃は自分の銃と同じで特別製の為、後でメンテナンスしてやると約束すればジェミニにも似たような銃を買ってあげて「ジェミニ、蝿を撃ち抜いて」と命令すれば「了解デス、御主人様」と蝿を狙って撃たせるものの、流石に当たるわけもなく「マリーならあれくらい撃ち抜けるでしょ?」と自分の銃の教育を受けてきた相手なら出来るだろうと煽ってみて)
うん。レイゼ、任せて
(ジェミニが狙っていたのは葉に止まっていた蠅。しかしその蠅はジェミニの銃声に驚き飛んでしまった。まだぶんぶんと飛ぶ蠅に狙いをつけ…「ここだ」放った銃弾は、見事蝿を撃ち抜いた。「どう?ジェミニ、真似できそう?」ここまでできるようになったのには相当の苦労があり、そうそう簡単にはできないだろうと少し自慢げに。)
無理デス、流石デス、奥様
(ジェミニはマリーの動作だけは完璧に真似できたが、洗練された技術だけは真似できないのだが、先程より撃ち方が上手になった気がして「これは上達が早そうですなぁ、マリー、これからもどんどんと教えてやりなよ?」とニヤニヤしながら取りあえず指示通りに撃ったマリーに御褒美にキスしてやればジェミニがじっとその様子を見ていて)
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