おそ松、 2016-01-15 19:41:58 |
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おかしな兄さんだな。いつもは自分から褒めろだとか労えと言っているクセに…、いつから、か…もう随分昔過ぎて覚えていない( 褒めれば褒めたで困惑する矛盾した相手見遣り、くす、いつからかの台詞もう思い出せない昔からと呟き )……いや、俺はいい。遠慮するぜ( 意地悪い笑み嫌な予感しかしない、頭ふるふる )
俺だって人間だ、独占欲くらいある――その、迷惑だった、か?( ちら、不安げな眼差し )…あ、待てやっぱ…り…ンンッ( 心の準備がと続く言葉塞がれ触れ合う唇、おそ松の唇柔らかいと妙な感動、次いで思うはキスの間ずっと目を閉じるのがマナーだろうか然しいつまで続くのかキスの最中呼吸忘れては徐々に顔真っ赤に酸欠になりかけ )
ばっかお前、自分で言うのと実際に言われるのじゃぜーんぜん違うの!…あとちょっとは否定しろ。そんっな昔からでよく飽きないね、お前。( 呆れたような、それでいて何処か安心したようなじと目を相手にむければ頬杖ついて ) 遠慮すんなって!…えーっとな、俺から見たカラ松はとにかく痛い。痛々しい。なんかもうイタさがカラ松って感じ。…でも本当は誰よりも優しくて、気遣いが出来て、自分より他人を大事にするカリスマレジェンドの自慢な弟の1人。あとたまに素のときとかかっこいいし可愛い。…えーと、それから…、俺がいなくてもきっといい兄ちゃんやってそうなくらい頼れる時もある。…あと、( ここまでつらつらと指折りで話していけば途端に顔を上げてへにゃりと笑い、「俺の好きな人!」なんて )
えっ、お前人間だったの?…なんて、迷惑なわけないじゃん、むしろ嬉しいよ?俺は。( ぽふ、と頭に手を乗せ撫で ) …っふ、…は、!?…いや、息しろって!( こっそり盗み見した相手の顔は明らかに照れによる顔の赤らめ方じゃないもので。思わずキスをやめ離れれば相手の両肩に手を置いて )
そういうものか…?( きょと )ああ、飽きはしないな。兄貴は昔も今も色々やらかすだろう?( 昔から見てきた兄の背中、言動飽きることないと微かに笑い )――え、えっ?そんなにか…だがイタさが俺だなんて、俺は誰も傷つけたくないというのに……、!?…ちょ、ま…っ、~~~ッ!!それは、さすがに卑怯じゃないのか…おそ松( 痛いと連続で言われ苦悩していると途中から雲行き変わり突然の褒め殺し、動揺隠せずおろおろ慌てる中で最後の「好きな人」にトドメをさされボッと一気に赤面してはその場にしゃがみ込んで )
……兄貴の中で俺は一体どんな存在なんだ( むす )…そうか、迷惑ではないか…兄さんにそういってもらえると俺も嬉しいぜ( 嬉しいとの言葉に此方も嬉しげ、頭撫でる手が心地良く )――…ぷは!…だが、口が塞がっている状態で息は出来ないだろ、兄さんはどのタイミングでしてるんだ?( 唇離れた瞬間酸素を取り入れ、疑問を真顔で投げかけ )
そういうもんなの!( ぎゃい ) えぇー、何そのやらかすって。兄ちゃん成人済みなのに今でもヤンチャ小僧みたいになってんじゃん!( ぶっす、と頬膨らませるも実際はそこまで不満はないようで。このやろ、と笑いながら相手の肩軽く握り拳でぽすんと叩き ) あーそれ無理無理、実際すでに兄ちゃんの肋に普通にヒビ入ってるし。…ね、……ときめいた?さっきの俺の気持ち、わかった?( いつものように緩い笑みを浮かべながら同じように相手の目の前でしゃがみ込めば頬杖ついてじぃ、 )
…えぇー…、…カラ松は、…カラ松かな。( 自分は思ったままに聞き返しただけなのに何が気に入らなかったのか、不満げな姿に思わず撫でていた手を止め返答に詰まればすすす、と視線を逸らしてぽつり、 ) …は?……いやお前、…え?…本当に人間?( 己の耳と目を疑うように数度瞬きすれば真剣な表情に暫し呆然として。「…いや、…お前普段口以外どこで呼吸してんの?耳?」なんて若干呆れたように聞けば相手の鼻つまんでやり )
実際ヤンチャだろう?兄貴らしくていいと俺は思うが( ふふ、楽しげに微笑みながら拳受け )ヒビ…!?すまない、俺はどうしたって周りを傷付ける罪な男ギルトガイ…( しゅん、自己嫌悪 )――…ああ、兄貴の気持ちは痛いほどよくわかった。それに、その、十分ときめいたというか( 褒められることがこれほど羞恥心苛むとは露知らず、相手の心境痛いほど伝わったと頷き、ときめきも感じたらしい見れば耳朶まで赤く )
…なぜ視線を逸らす。こっちを見ろ兄貴( 逸らされた視線、不服らしく、むう )……そんなにおかしなことを言ったか?( 人間かと問われ自身の台詞がそんなにも可笑しかったかと焦るが次いだ台詞に掌へ拳ぽん )ああ、鼻か!( 納得とばかりの表情 )
んー…、まあお前がそういうならヤンチャなのかもしんないけど…なんか不満。( ぐりぐり、とそのまま拳を肩に押し付け ) …ふは、じゃあ作戦大成功!……ねぇ、カラ松。…今の顔、しっかり俺に見せて?( すっかり茹で上がったような赤さに柔らかく微笑めばそっ、と相手の耳から頬までなぞり相手の瞳を捉えようと。甘えるような猫なで声で。 )
…やだよ、なんとなく。( "あ、不満気な声だ。"と察すれば少しからかってみたくなり否定してみて、 )
おっそ!気づくの流石に遅いって!お前そんなに馬鹿だったっけ?( なんとも愛らしい仕草に思わず吹き出せばパッと手を離してけらけら、 )
フッ、俺は好きだぜ?ヤンチャな兄貴も( 不満と言うが自分はヤンチャも含め相手が好きだときっぱり )……いやだ、無理だ。見せたくない。兄さん絶対にからかうだろう?( 耳から頬なぞる指ぴくり肩を揺らしながらも真っ赤に染まる茹で蛸状態の自分は見せたくない、甘える声色に意志は揺らぐが頑なに拒み両手で顔覆い隠して )
…なんとなく、か。気紛れなブラザーだ、しかしすまないが兄貴相手なら遠慮するつもりはないぜ?( 弟ならまだしも兄には遠慮皆無、手首を掴み自分の方へ引き寄せれば強引に視線合わせようと )――し、しかたないだろキスなんてしたことがない!触れ合うというのはわかるが呼吸のやり方なんて誰も言ってないだろう?それに場数を踏んでいるわけじゃない、しかし学習はした。次は任せろ兄さん!( 笑う相手に不満炸裂、然し次は大丈夫と何故か自信に満ち溢れ、どやァ )
……かーっ!もう!イタい!あーもう俺すっげー今痛い!( きっぱり告げられれば真顔で暫し相手見つめて。突然大声を出したかと思えば胸の辺り抑えて蹲り。「心臓超痛い!死ぬ!!」 ) うっわ、兄ちゃんくそも信用ないじゃん。…からかったりしないって。だから見せてよ、…兄ちゃんからのお願い。( すっかり隠れてしまった相手に諦める様子もなくただにこにこと微笑んで優しく問いかければそっと両手首掴んで手の甲に軽いキス落とし )
…っえ、うわちょ!……、…きゃー、カラ松に襲われちゃうー。離してー。( 相手のことだ、食い下がるかもしれない。と油断したのもつかの間。引き寄せられれば一瞬ばちりと相手の瞳と目が合って。逸らせない、と悟れば何時ものようにおちゃらけた棒読みの言葉告げてへらりと笑い誤魔化そうと )
っはー、おもしろ…。はいはい。仕方ないよなー、わかるわかる。…えー?でも兄ちゃんまだちょっと不安だなぁー…?カラ松も結局はチェリーくんだしなぁ…?( 任せろ、とドヤ顔浮かべる相手にニヤニヤ口角上げて軽く挑発の言葉述べて )
え、ええっ、ちょ…心臓!?ま、待ってくれ兄さん今すぐ病院…いや救急車を!( 心臓ともなれば生命の危機、相手の言葉を真に受けてしまえば連絡しようと )…日頃の行いって知ってるか?――…く、ズルいな兄貴は。俺が断らないとわかった上でしてるだろう( 柔らかで優しい声色、手の甲に口付ける行為に揺らぎ逆らうことも忘れては諦めたとまだ熱を帯び真っ赤な顔を晒して )
――兄貴は慌てたときほど茶化してくるよな、可愛いぜ?( 動揺誤魔化す術としてわざと茶化す棒読み台詞、見透す眼差し、にや )…フッ、確かに不安は払拭されないか。兄貴を安心させるためには実践するのが一番だと思うが……かまわないか?おそ松( 相手の言葉は一理ある素直に甘んじて受ければ相手の頬に掌添え、至近距離まで顔近付け今一度チャンスと挑発返し )
あ、いやそれはいい。これそういう痛みじゃないし。( 連絡しようとする相手の服の裾引っ張り。連絡すれば面倒ごとになる、と途端に真顔で。「それにこの痛み、病院じゃ多分治せないやつ!不治の病ってやつ?」とへらり ) ……へーへー、俺が悪うございましたー!…ぶっ、……か、可愛い顔してんじゃん…!( 拗ねたような言い方から一転。ようやく見せてもらったその顔は予想以上に赤くて。思わず吹き出せば笑い堪えるようぷるぷる震え )
…んなっ、……るっせ!ばーかばーかイタクソグラサン!( まさか図星当てられるとは。流石に動揺が表に出れば途端に瞳ぐらつき若干顔赤くして掴まれた手振りほどこうと )
は?実践…?……っ、んにゃろー、無駄にムード出しやがって…しゃーねぇな、…変わってなかったら怒るかんね。( 頬に温もり感じればピクリと反応して。しかし断る理由もなく相手の挑発に乗れば「ほら、どうぞ?」なんて目を瞑りキス待ち顔になれば余裕をアピールして。 )
そ、そうか…命に別状はないんだな?それならい――…不治の病!?そんな…、だとすればどうすればいいんだ!何か手立ては……そうだデカパン博士のところに行くぞ兄さん!( そういう痛みではない言われ安堵したのも束の間、不治の病と聞かされては顔面蒼白になり直ちに解決策、病院が駄目なら博士に頼ろうと相手の手を引いて )……可愛くない。そんなに笑わないでくれ( 未だ熱が冷めない赤い頬のまま笑われては不服とばかりの不満面、むす )
……ふ、兄貴は本当に可愛らしいな( 常日頃弟らの毒舌で耐性有り相手の悪態など可愛いものと微笑ましいぐらい、一度頭を撫でてから素直に離れて )…ああ、期待に添えられるよう頑張るさ( 許可得られ安堵、同時に微かな緊張、目を瞑りキス待ち顔の相手に唇寄せては互いの唇触れ合わせ )
あー、いやだからこれは…あ、おいちょっ、だからそういうのじゃなくて…!あーもう!!( 手を引かれれば驚いたように目を開き。同時に"コイツこんなに馬鹿だったっけ"なんて思えば無理矢理振りほどいて呆れたように「だからさ、これ違うんだって。そもそも原因お前だから。…わかんない?」 ) …ぶっ、くく…いやいや、本当可愛いってカラ松!…こんな顔、弟たちには見せらんないね。( くすくすと笑いこぼせば相手の両肩ぽんぽん叩いて。かと思えばそのまま相手の額と自分の額コツンと合わせにっこりと )
……ったくもー、兄ちゃんが可愛くてかっこいいことなんて一億と二千年前くらいから知ってたっつの!…からかうのも程々にしろよ、ばーか。( 撫でられ素直に離れられればこれ以上怒ることも出来ず。ぶつぶつと文句を言えば赤くなった顔隠すように再び逸らして ) ……ん、…。( 先程の自分からのキスとはまた違う優しさに思わず"…紳士かって。"と内心呟いて。少しぎこちないものの煽られるには十分で。もっと、と無意識のうちに相手の手のひらに手を重ねて。)
……え?( 慌てる自分とは対照的に無理矢理手を振り解かれ呆れた様子で此方見遣る姿きょとん瞳瞬かせ )俺が原因……( 幾ら鈍感とはいえ自分が原因で不治の病と言われれば思い当たる一つの事例「…つまり、そういうこと、…なのか?」と今更過ぎる発言ぼそぼそ )――…嬉しくない。弟たちに見せるつもりもない( 羞恥で真っ赤に染まった己を見られては元より無いに等しい兄の尊厳が消滅しかねない、不意に相手の額と自分の額コツリ合わさればピクリ反応示すがそのままに )
からかってはいない。俺は本心しか言っていないぞ兄貴( からかうの言葉に心外だとばかりの表情、仄か頬色付いたままの相手を可愛いと )――…ンン、…ふ( 柔らかな唇は気持ち良く許されるならずっと触れていたい衝動駆られるが流石に無理だろう葛藤中、不意に己の宛てがっていた手のひらに相手の手宛てがわれ、その行為に煽られてしまえば欲に負けもっと触れたい味わいたいと時折相手の下唇やんわり甘噛み加えながらキス続け )
……気付くのおっそいよ、ばか。…この病気、治すにはこれしかないんだよなー、…ほら。( ようやく察したか、と小さく呟く姿を見ながら1つため息つけば両腕広げ「ん、」と苦笑いしつつ相手から来るのを待って ) へーぇ、…でも俺には見せるんだ、みんなのカラ松お兄ちゃんは。( はっきり言い切るその姿ににんまりと。両頬軽く触れれば「まだあっつい、」なんて目を閉じて )
それが1番タチ悪いっつの!!…んじゃ、兄ちゃんの可愛い一面見たんだから金頂戴。( ぶっすり、と拗ねたように口尖らせるのもつかの間、次の瞬間には口角上げ相手のほうに向き直し手のひら出して、 )
…っん、…ぁ、……ふ、…( 所詮は二度目、触れるだけだろうと油断していたものの、思っていたより深く口付けられれば吐息と共に声を漏らして。悔しいながらもじわじわと身体が熱を持っていくのを感じればくい、と相手を押してストップをかけ )
う…、すまない…( 自分の鈍さ故に迷惑を掛けたと落ち込むも束の間、両手を広げ受け入れる体制見せてくれる姿にキュンと胸を高鳴らせれば導かれるまま胸元へ )――…兄貴は特別なんだ。それに今は兄貴だけの俺だし、その…おそ松も俺のだけ、だろう?( 他の兄弟には見せらずとも特別な相手には見せられる、いつもは分け隔てなく兄弟に接しているが今だけは相手だけの自分、そして相手も自分だけだよなと自信なさげではあるがポツリと )
すまないが無理だ、金がない以上は振れる袖もない( 金を要求されるが日常茶飯事全く動じることなく、きっぱり )――…ふ、は…( 無我夢中で続けたキスも押されることで制止されてはハッと我に変えれば申し訳なさげに頭を下げて )す、すまん!その、つい…気持ちがよくて、だな…いや、その……( しどろもどろ )
はーい!カラ松捕獲ー!兄ちゃんだけのカラ松ー!( 素直に抱きついてくる姿に胸ときめかせれば満面の笑みで思い切りぎゅーと抱きしめて。「あー、だめだわー、心臓悪化したー」なんてケラケラ笑いながら楽しそうな声色で )
…さあ。なんて言っても俺らは6人で1つだからね?兄ちゃんはみーんなのものだしなぁ…って、言ったらカラ松、お前は嫉妬する?( すっと目を開けば真剣のような、ふざけているような、なんとも読みにくい瞳で相手の目を捉えて。穏やかな笑みを向けつつ相手を試すような問いかけをすればぴったりとそのまま動きを止めて )
えぇー!なんだよくっそー!いいじゃん、お前いっつもクソみたいなイタグラサン買ってんじゃん!その金寄越せよ!俺長男だよ!?( やだやだ、と駄々でも捏ねるようにその場で身体左右に振ってじたばたし始めれば「ねぇお願い、」と瞳に涙ためて )
……ん、…はっ、…うん。…知ってる。( 我に返りおろおろとする相手に反してふわりと緩んだえみ浮かべればそっと相手の唇に自分の人差し指宛がって言葉を静止させ。「…兄ちゃんも、気持ちよかった。合格。」なんて少しだけ呼吸乱しつつ小首傾げて )
――…( 捕獲され俺だけのカラ松と言われては正直ときめかない訳がない、この兄には勝てないと思い知らされながら背中に腕回し、心臓悪化と言われては「責任なら俺がとるさ」と相手に合わせて笑み浮かべながら返し )…ああ、嫉妬してしまうな。おそ松兄さんが皆の兄さんなのは重々承知してる。本来なら次男として弟たちに譲るべきなんだ、…でも、すまない。今だけは……、俺だけの兄さんでいてほしい( 次男という立場上他の弟たちに気遣うのは当然、長男を独り占めするなど許されないだろうが今この瞬間だけでもいい独占させて欲しいと懇願の眼差し向けて )
駄々を捏ねてもないものはない。泣いて強請ればもらえると思うな( これが弟なら二つ返事くらいで金銭が支払われていたかも知れない、しかし長男だけ若干塩対応なのか涙目に気持ちは揺らいだがないものはないのだ仕方ないと心を鬼にして )~~ン゙ン゙ッ!( 自分同様に相手も気持ち良いと感じてくれたらしい合格を得た喜びと相手の可愛らしい言動に変な声が出てしまい )
マジぃ?はー、これまた大胆な告白で。…ずっと一緒にいたらこの心臓の痛みうつっちゃうかもよ?いいの?( そのままの軽いトーンで尋ねれば相手には見せないものの真剣な表情で耳元に囁き。 )
…ぶはっ、なーにが次男として、だよ。お前はそんな責任なんて感じなくていいの!だってお前次男だよ?2番目だよ?結局はカラ松、お前だって俺の弟なんだから、…だからさ、今だけなんて言わないで、…兄ちゃんにそういう本音、もっと話してよ。( 相手から離れ片手で鼻の下を擦りつつもう片方で相手の頭ぽんぽんと撫でればへらり、と一瞬だけ寂しそうな笑み浮かべ「…お前だけの俺にしたいんでしょ?」なんて )
………、…。……ちぇっ、つまんねー!お前酷くね?なんか俺だけ他の奴らと違くない!?あーもういいですよーだ!他の弟に甘えるし!もうそりゃベッタリくっついて強請るし!ちゅーとか色々サービスしちゃおうかなぁ!( 絶対にもらえない、と察した途端に態度ころりと変えればくるりと後ろ向いて不貞腐れたように歩き始めドアに手をかけ、 )
ぶっ、…おいおーい、変な声出すなってばか!ムード台無し!!( ぶっひゃっひゃ、と可愛げのない笑いこぼせば相手から手を離しお腹抱えて涙目になり。 )
かまわないさ、おそ松と一緒なら( 大胆な告白の自覚はない最愛の相手と一緒なら何でも乗り越えられると微塵も疑わない自信に満ちた態度で返し )――…だが、それでは兄貴ばかりに負担がかかる。俺は少しでも兄さんの力に……ああ、やはり兄さんはズルい。俺の気持ちが揺らいでしまうだろう( 自分の本音は本来奥底に隠しておくべきもの、然し当の本人が出すことを許可するのだからどうしようもない「…こうみえて俺は独占欲が強いんだ。後悔するかもしれないぜ」と眉尻を下げながら困ったように微笑 )
――…おそ松、ブラザーたちに甘えるぶんにはいい。だが、一線を越えるのは許容できない。……頼む、兄さんに酷いことはしたくない、やめてくれないか?( 他の兄弟らと仲良くするのは問題ない、だが行き過ぎた行為は許容出来るわけがないと相手の出て行こうとしたドア勢い良く腕を伸ばせば所謂壁ドン、低音で発せられた言葉は威圧的で )……ふ、確かにムード台無しだな。しかし俺たちらしいだろ?( 相手につられるよう此方も楽しげに笑い出し )
……あー、くそ!お前どうせ今"好きなやつとなら何でも乗り越えられる"とかなんとか乙女チックな思考してるんだろうけどな!もし俺がこの心臓の痛みで本当に死んだらお前どうするわけ!?怖くねーの!?( ストレートな言葉に思わずきゅん。抱きしめていた手を解けばそのまま相手のこめかみにもっていきぐりぐりと。 )
……あのな、それくらいで後悔するようならお前らの長男なんてやってねーから。( 相手の髪いじりつつふっといつもの笑みに戻れば「…ま、それもお前が俺を独占しきれたら、の話だけどな?」さらりと髪に指を通して手を離せば人差し指でおでこつん、 )
……おぉ、…ちょっとぉー、カラ松ー。お兄ちゃんびっくりしたんだけど。( 突如後ろから伸びてきた腕に数度目をぱちくり。ふわりと香ったいい匂いと共に聞こえたドスのきいた珍しい声に"あ、これやばいやつだ。"と本能が察すればそーっと後ろ振り返って。「…別にいいじゃん、カラ松には関係ないし。」と相手からとにかく距離を置こうと抜け出そうとして )
…ひー、ひー、…っ確かに!ね、ね、そんなに俺にきゅんってした?した?( 目にたまった涙拭いつつこくこくと数度頷いてはそわそわ、 )
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