赤×青（非募）

――兄さんにしては随分と行動が早い…いや、バカにしているつもりではなく、だな。その、嬉しかっただけだ（ 頬ぽり ）…ふ、随分甘えただな兄貴。だがいつも長男として頑張っている兄さんを甘やかしてやるのも悪くない（ おいで、とばかりに腕広げ ）

ばっかお前、俺はいつだって行動が早いカリスマレジェンドだろ？.....あ、そ。俺もお前が早く来てくれて嬉しいよ。( へらり )
.....何？甘やかしてくれんの？...へぇ、お前に出来んのかね、...そんじゃお邪魔しますよーっと...？( ニヤリ、すっと腕の中へいきぎゅ、 )

兄さんは楽しいことには関しては行動が早かったもんな（ ふふ ）ああ、兄さんを待たせるわけにはいかないだろう？――まあ、俺が早く兄貴に会いたかったのも理由のひとつだが（ ぼそ ）

甘くみてもらっちゃ困るぜ兄貴、松野家次男たる俺に任せてくれ（ ふふん、どこか自信に満ちた様子で相手受け入れ背中ぽんぽん ）

その通り！よく分かってんね、流石俺の弟！つか、そんな可愛いこと言うなって、普段構ってもらえない分兄ちゃん喜んじゃうよー？( 頭わしゃわしゃ )

...いや、お前だから不安ってのも若干あるんだけど...。...ん、...でも、悪くはない、かもな。( 苦笑浮かべ、むくむくと悪戯心湧き上がれば相手の耳に息ふっ、とかけ )

これだけ長年兄貴と一緒に居れば、な。兄さんは昔から変わっていないところが多いからわかりやす――こら、人の頭を乱すな兄貴。セットが崩れるだろう？（ 穏やかな微笑、頭乱され口では文句を言うが全く嫌ではなく ）
俺だと不安か…？（ どうしてだろうか？と不思議そうに ）ああ、存分に甘えてくれ。戦士にも束の間の休息が必y…ひいッ！？（ 相手の背ぽんぽんしていると突然耳に息吹きかけられビクンッ ）

.....まぁな、俺は変わらないよ？お前らとずっと一緒がいいからさ。( 目細めふっ、 ) はー？セットぉ？今俺と2人じゃん！つまり見るのは俺しかいないわけで、...セットなんぞ意味なし！( 嫌そうではないことを感じ取ればさらにわしゃわしゃ、と両手で相手の髪乱し )

...あれぇ？カラ松、手止まってんよ？...存分に甘やかしてくれるんだったよな？( しっかりと反応を見せた相手にすっかり機嫌良くすれば痛い発言スルーし。 ) ...ほらほら、しっかり背中撫でてよ。( つつつ、と回した腕の人差し指で相手の背をなぞりつつ )

兄さん……、そうだな。俺も兄さんと一緒がいい（ ぴた、一瞬だけ動きを止めた直後嬉しそうにはにかみ笑い ）…まったく兄貴はしょうのない――…ふは、これだと一松みたいだな（ 咎めることなく乱れた頭髪に四男連想させ笑い出し ）

う、あ…っ、兄貴…タチが悪い、ぞ…（ 背をなぞる指の動きにピクピク肩を震わせ少々恨みがましい眼差し向けるがやられっぱなしは性に合わないと自分からも相手の背に指つつう、這わせて ）

...おー、...お前は俺大好きかって、( 相手の見せた素の笑みにきゅん、視線軽く逸らせば軽く頭ぺし、 ) 確かに！似てるわー、って六つ子だから当たり前か！！( あまりにもそっくり故にけらけら笑い始め、「ちょ、...ちょっとそのまま一松の真似してみて！」なんて無茶ぶりを振ってみれば期待の目を向け )

えー？俺は結構楽し、...ぅひｯ！？( 普段はあまり見られない相手の視線に思わずぞくりとくればニヤニヤと楽しそうに。しかし不意を付かれれば高い声を上げて身体びくり、と )

ああ、兄貴はこの世に二人と居ない大切な兄さんだからな（ 真っ直ぐな目、さらり宣言したのち何故叩くんだ兄貴とそこだけ不満気 ）一松だな…？任せてくれ「…もっと蔑んでもいいですよ」…どうだ？（ 振られた瞬間表情から纏う空気さえ四男真似、ぼそぼそ、直後感想求め ）

――フッ、油断大敵だぜ、おそ松（ 不意打ちは見事成功、甲高い声出した相手に口元笑み浮上させながら耳元で名前囁き ）

...～〜っ、まえは...よくもまぁそんな恥ずかしい台詞をさらりと...。( 若干頬染めれば大きなため息1つついて。ぺしっ、とオマケにデコピン一つ ) ...ぶはっ！似過ぎだろ！流石元演劇部！( あまりにも似過ぎてる姿に再度吹き出せばふ、と何か思いついたのか片手で頬杖つきつつ 「じゃあ、次は俺の真似、してみてよ。」もう片方の手で相手の髪直しながら )

...っ、んにゃろ...、無駄にいい声しやがって...。( ぞわぞわ、と囁かれると同時に小さく身体震えさせれば頬赤らめ口角上げつつじっとり相手睨み。 ) ...兄ちゃんその気にさせてどうするつもりなのかな？...カラ松くんは。( 負けるかと言わんばかりにぐい、と顔限界まで近づけ、 )

いた、ちょ…兄さん痛い！一体なにが恥ずかしいのか全くわからない！（ 自分の素直な気持ちを述べたまで一体なにが恥ずかしいのか痛みに怯みながら ）フッ、そうだろう俺には造作もない……兄貴をか？わかった（ 褒められ嬉しげな笑み浮かべると次いでリクエストされた本人物真似、再び纏う空気を変えて表情も変え ）「俺、松野家長男 松野おそ松で～す！リーダーシップにあふれたアイドル、夢はビッグなカリスマレジェンド！俺達六つ子なんだぜ？すごくね？同じ顔が六つあったっていいよな」（ 鼻下擦る癖も再現、へらり笑い ）

…ふふ、兄さんの頬が赤くなってるぜ？さながら悪戯な妖精に染められた――…そうだな、おそ松はどうされたいんだ？（ 頬赤らめる長男珍しく痛い台詞を披露中、相手からの挑発を挑発という形で返してはどう出る兄貴と様子伺い ）

...べーつに。...わからないならわからないままでいればいいさ、バカラ松。( 不覚にもときめいた自分に悔しさ覚えながらそっぽ向いて ) .....、...それがお前の中の俺？...うっそだー、兄ちゃんもっとかっこよくね？( くっそ、やっぱり似てるわー、なんて内心では考えつつも認めたくないのか決して口にはせず。緩く首傾れば目を細め )

っあ、いたたた！近距離！近距離はまずいって！( 少し離れ痛がるフリをするもすぐさまペロリと舌を出して ) ...なーんちゃって。...そうだな、お前で染めて欲しいでって言ったら、どうする？ ( ぎゅ、と回した腕に力込め再び顔近づけ )

む…（ 相手にその気がなければ何を言っても無駄だろう未練はあるが諦め ）すまないな、兄さんは少しばかり難しいんだ。俺では兄貴のかっこよさと時折見せる可愛らしさが難しい（ 相手の内心など知る由なく兄の格好良さ可愛らしさは表情するのが難しいと真顔で ）

に、兄さんどうした！？俺はまた兄さんを傷つけてしまったのか！（ おろ ）…なんだ違うのか、驚かせないでくれ――…、俺色に染めて欲しい…のか、おそ松。随分と大胆なお願いだなブラザー（ そうきたか、とばかりに此方も合わせる形で乗れば抱き締め返して頬にキスを仕掛け ）

.....あのさ、カラ松、...そういうこと、俺以外に言うの絶対ダメだからね、...わかった？( ちらり、横目で見て ) 難しい、ね...、...お前の中の俺はどうなってるんだか。( 俺からすればお前の方がずっとかっこいいんだけど、なんて小さく呟いて。妙に真剣な相手の表情に苦笑もらせばそっと頬撫でて )

...まぁ、ね。偶にはこんなお願いも悪くないだろー？...っていうかお前、...いつの間にそんな余裕身につけたわけ？兄ちゃん知らなかったんだけど...。( 相手が顔を近づけてくるのを察すればすっと瞼閉じてキス受けて擽ったそうに微笑み。 )

……？わかった、兄さんが嫌なら言わないように努力しよう（ やはり意味は分からないが相手が嫌がるのであればと受け入れ ）――そうだな、普段の兄貴はちゃらんぽらんな所が目立つが実際は頼り甲斐ある兄貴だ。俺たち弟を何より大事に想ってくれている、普段は滅多に見れないが酒が入って少し素直になった兄さんは可愛いと思う。先に潰れてしまうからあまり見られないのが残念だが…（ 自分の中の相手をつらつら饒舌に語る表情は柔らかく、頬撫でられ幸せそうに ）

ああ、悪くない。他の弟たちがいる時は出来ないからな――…余裕、だと思うか？（ こく、頷くが余裕ではないらしい相手の手首掴めば自分の胸元へ誘導、鼓動の早さが自分の現状を物語り ）

おっし、...俺お前のそういう素直なところ好きだわ。(＂チョロくて＂ところりと表情明るくすれば鼻の下人差し指で擦りつつ )
.....は、え、...ちょ、...そこまで聞いてな...、...だああ！ストップ！ストーップ！( ヤケに饒舌になった相手を止めきれずポンポンと褒められれば流石に照れくさくなり撫でていた手を抓るように力込めて。 ) .....もう喋んな、馬鹿。

...んー、俺は別に居てもいいんだけどね？ーー...うわ、おま、...流石にこれは緊張し過ぎだろ。( にんまり笑顔浮かべつつされるがままに相手の胸元に手を当てれば予想していたよりも速く鼓動していて。思わずぷっと吹き出せば、 ) ...ここで兄ちゃんがキスしたらお前死んじゃうんじゃねーの？

そうか（ チョロくて、は敢えて聞き流したか聞こえてなかったかは不明、こく ）…どうした兄さん、そんなに慌て…て――にいひゃん、いひゃい（ 喋る自分に突如慌て出した相手に頬抓られ生理的現象涙じわり ）

ダメだ、俺が困る。――こんな兄さんを他の兄弟に見せたくない（ ぼそ、つい出てしまった密やかな独占欲と本音 ）…し、しょうがないだろ。これでもいっぱいいっぱいなんだ、からかわないでくれ（ むす ）――…は？あ、あ、兄貴いきなり何を言い出すんだ（ まさかのキス発言、真っ赤になり慌てて ）

慌ててねーっつの！お前俺のこと過大評価してない!?確かにビッグな存在だけれども！( ふ、と涙に気付けば力を徐々に緩めて離してやり。代わりに相手の口元へ人差し指そっと当てれば )　…さすがにそんなに言われたら兄ちゃん照れちゃうから。…だからあんま言わないで。

…は？そっち？( 予想外の返答に思わず素の声上げればきょとん、と。やがてふっと微笑んで ）　ばーか、からかってねーよ。…それに今の、冗談でもなんでもないかんね？( 漸く素を見せてくれた、と言わんばかりに自身の唇舌なめずりすれば徐々に顔近づけ、「…目、瞑って。」と優しい声色で囁き )

…していないが？（ 過大評価でも何でもなく自分には偉大で尊敬出来る兄、故にさも当然とばかりに応え、漸く離され解放された頬さすさす ）――…、わかった（ 照れる兄さんも可愛いが言えば怒られることは明白、ぐッと飲み込み頷いて ）

――…え、あ…（ つい出てしまった本音、今更ながらに羞恥心浮上じわりじわり頬熱く ）……っ、（ 舌舐めずりする姿見遣ゾクリ背を震わせれば言われるまま目を閉じて ）

…してんじゃん、俺対して褒められるようなことしてないと思うんだけど。いつからこんなにお兄ちゃんっ子になっちゃったのかねー、…カラ松くんは。( 自身の頭わしゃわしゃと掻けば素直に頷く相手を見て仕方ない、と言わんばかりに溜息ついて )　――…、よしわかった。じゃあ次は俺がお前のこと褒めちぎってやろう！( にんまり意地の悪い笑みで )

…っあー、…そう、…お前にも独占欲ってあるの、ね。お兄ちゃん意外でびっくりしたー。( 頬赤く染めていく姿に思わず近づくのを止め口元片手で覆えばﾎﾟﾂﾘﾎﾟﾂﾘと呟くように。)　…ま、いっか。そんじゃいただきまーす…、ん…。( 再度近づけるのを再開させれば次いで出るだろう言葉を唇を塞ぐように少し深めのキスをして。そっと手を首に回し後頭部へと持って行けばちらりと目を開いて相手の表情伺い )