祝 2016-01-12 18:15:40 |
通報 |
う、うん。またー。
(妹のあからさまな態度で、部屋にこそ入れてもらえなかったが疑惑はほぼ確信へと変わり。有無を言わさず再び逃げるようにその場を後にする妹を見送れば「後で、ねぇ…」とその場凌ぎであろう妹の言葉を呟き部屋へと引き返し)
何話そうかなっ、バイトの事とかが一番良いよねっ。..嘘、やっぱちょっと太った..?!
(風呂場に付けば手早く服脱ぎシャワー浴びて。湯船に浸かりながら兄との会話の話題考え一人言呟きながら気を抜いて。髪も体も洗い終わり風呂から上がってはお下がりのトレーナーに着替え水滴る髪をタオルで拭き乍、自室戻って。)
…。
(先程の妹の言葉は本気にしておらず、ぼんやりと天井を見つめながら考え事をしていると、疲れていることもあってか睡魔が押し寄せ、目を閉じるとすぐにそのまま意識が途絶えて)
髪はー...後で乾かせばいっか。
(自室に戻り鏡見ながらクシで髪ときつつ呟いて。兄の部屋、隣にあるもものいざ行くとなれば何故か緊張してしまい中々部屋から出られず居て。数分してから気持ち切り替え部屋出て行き「おっ....お兄ちゃん?起きてる?」兄の部屋ノックし前記述べ。
ん…?んー起きてる。
(ふいに聞こえた扉を叩く音と妹の声で意識が呼び戻されゆっくりと目を開き。何も考えずその場で返事を返すが、その声にはたっぷりと寝惚け成分が含まれており)
あのっ、最近バイト忙しいの?家であんまり見ないからっ、
(返事聞こえ扉開けようとするも先程自分は相手を中に入れなかったんだし兄も自分と同じだろうとドアノブから手を退け緊張しつつドア越しに喋りかけて)
あー、確かに最近多いかも。てか何でそんなとこで喋ってるのさ、入ったら良いじゃん。
(掛けられた言葉は何気無い日常会話なのだが、こう扉越しに話すのは違和感の塊でしかなく、短く返答した後に中に入るよう促して)
へっ?あっ、うんっ
(入って来ないのか、と尋ねられれば肩震わせ返事して。折角緊張も無くなり何時も通りに戻ってきているんだし、と思いドアノブに手を掛けつつ何時振りだろう、兄の部屋に入る何て、考えながら扉開け入り。何処に座ればいいか分からずきょろきょろしたあと扉にくっついて座り)
いらっしゃい…ってだから何してんのっ。
(妹が部屋に来るなんて何時ぶりだろう、ということはきっと相手も同じようなことを考えているだろう。漸く部屋に入ってきた妹に声をかけるも、直後の挙動の可笑しさに思わず吹き出して)
わ、私何かした...?
(扉に持たれて兄の部屋まじまじと見れば吹き出す兄に驚き何かしてしまったのかと不安になり再度周りきょろきょろ見るも特に何も無く、理由知りたく兄の方少し困った顔で見、尋ねて。)
いや、そんなとこ座ってないでこっち来なって。
(相手の座った場所が自分にとっては少しツボに入ったのだが妹は特に自覚が無いようで、見るからに緊張が伺えて。ベッドに腰掛けている位置を横にずらせば、ボフボフと布団を叩き)
い、いいよ!いいよ!此処暖かいし!座り心地良いし!
(場所ずらしてくれる兄を見、自分の為にスペース空ける必要無いのに、きっと気を使ってくれてるんだ、と自己解釈し、よく分からない理由述べて断りその場に留まって。自分からは特に話す話題も無く目線泳がしたり久し振りに見る兄の部屋の至る所見回して。)
そうなの…?まぁ祝が良いならそれで良いけども。
(明らかにベッドの上の方が暖かいし座り心地は良い筈なのだがそれはそれで良しとして。妹の落ち着きのない様子を見ているだけでも自分にとっては楽しくて、頰緩ませながら暫くその様子を観察し)
....ねむっ...
(色々見る内に疲れ、兄の部屋だと言うことつい忘れうとうとし始め、はっ、と我に返り目を擦るも眠気が取れる筈も無くぼそり、と上記呟いては欠伸しつつ、折角兄が部屋に入れてくれたのにここで寝るのは失礼だ、と頬ぺちん、と叩いたりし意識保って。)
祝、明日休みだろ?何も予定無かったら久しぶりにどっか行かない?
(つい長いこと見てしまっていたようで、気付けば妹も睡魔に襲われているよう。観察も程々にふと何か思いついたのか、徐に口を開けば、駄目元で遊びに行かないか誘ってみて)
...ん、....うんっ、
(何でもいい、取り合えず寝たい、もうそれしか頭に無く兄の誘いも一部聞き流した状態で返事して。此処で寝ると兄の迷惑にもなるだろうと部屋に戻ろうとふらふらしながらも立ち上がり、)
って聞いちゃいないか、お休みー。
(思い切って聞いた後に妹の表情を見て、若干呆れながらも微笑ましげに笑い。今にも寝てしまいそうな相手を軽く手を振りながら見送って)
いったぁ....眠い、眠い、。
(兄の部屋後にしふらふらしながら自分の部屋に向かい、眠さからのせいもあり壁に勢いよく頭ぶつける、という何とも馬鹿な事したあと無事部屋に入りベッドまで行こうとしたがそのままベッドの下で眠ってしまい。)
やれやれ…さ、俺も寝るか。
(おぼつかない足取りで頭とか打ってないか心配しつつ自分も布団に潜り込み。暫く携帯を弄った後、電気を消してそのまま就寝し)
んゎっ、寒いぃ...
(翌朝、布団着ずに寝てしまったいた為部屋の寒さとアラームの音で目を冷まし。怠く重い体をゆっくりと起こし部屋から出て洗面所向かい寝惚けながら歯磨き、洗顔済まし朝食作る準備していき、起きてきた父に朝食出すも兄を起こして来いと頼まれ二階に上がり兄の部屋向かい)
すぅ……。
(この季節、朝は急激に冷え込むため何時しか布団を頭まで被っており。携帯をマナーモードに設定している上に目覚まし時計も設定しておらず、規則正しい寝息をたてながら未だに熟睡中で)
お兄ちゃん、朝御飯用意出来たから起きて-?
(兄の部屋行く前に自分の部屋行き髪と服装整えてからコンコン、とノックし未だ熟睡中で有ろう兄に優しい声色で声掛けるも返事無く、そっと扉開け扉の隙間から上記を復唱し、)
ん…先食べててー…。お兄ちゃんは寒さに弱い生き物なんだ…。
(脳は起きているのだが寒さの所為で身体がついてこず、布団の中でもぞもぞと身を捩りながらもう少し寝かせて欲しいということをアピールし)
そっか、邪魔してごめんねっ、おやすみなさいっ...!
(寒がる兄に起きなきゃ駄目だよ、なんて言える筈もなく折角の休日なのだし邪魔をしてしまうのも失礼だろうと思い上記述べては扉閉め、下の階に降りて行き。父に兄はどうした、と聞かれるも最近早起きばっかりで疲れてるみたいだったからそのままにした、と述べ自分も食事始め)
おはよー。
(数十分後、まだまだ眠れる自信はあるもののいつまでも寝ているわけにもいかず思い切って布団から出て。寝間着姿プラス寝癖そのままのだらしない格好でリビングに現れて)
おはよっ、待ってね直ぐ準備するからっ
(朝食済ませた後父の出勤を見送り洗濯物干したりと家事済ませ。少し休憩してから今日の昼御飯と晩御飯の材料を買いに行こうと思い私服に着替えリビングで寛いでいると何ともだらしない格好で兄が登場、へらりと笑み浮かべ上記述べ兄の分の朝食用意し。)
朝からご苦労なこったねぇ。きっと君は良い奥さんになるよ我が妹よ。
(家事に対して嫌な顔一つしないその姿にまるで他人事のように述べながら椅子に座り。台所に立つ背中を眺めつつ将来を確信したような台詞を付け加え)
ありがとっ!お兄ちゃんもいい旦那さんになれると思うよっ..!
(良い奥さん、自分が良い人なのかどうか疑問ではあるが大好きな兄が言ってくれたのだから否定はしないでおこうと笑顔で礼述べては上記付け加え。「はい、どうぞ。食べ終わったら置いといてね、片付けとくからっ」温め終えた朝食食卓に並べ前記述べればリビングに戻り洗濯物片して。
あー天使がいるわ。
(自分でも良い部分が思い浮かばないのだがやはり妹に言われるとお世辞でも嬉しく思え、そんな気持ちを上記の言葉で表現し。朝食が運ばれて来れば頂きますして食べ始め、安定の出来栄えに満足してすぐに完食。食器を流しに運べば妹の元へ行き、「料理長、ご馳走様でした!」と報告し)
ふぇっ!?りょ、り...えっと、はいっ!
(昨日とは全然比べ物にならないくらい自然に接する事が出来、もうそれだけで満足してしまい少し頬緩めながらも洗濯物片し終え。朝食食べ終わった兄の言葉にどう反応すれば良いか分からず驚きながらもはいっ、と返事しへらりと笑い流しにある兄の食器洗おうと台所に立ち)
祝、今日はこれからどうするの?
(食器洗いをしてくれる妹に対し悪いとは思っているがいつものように任せることにして。近くのソファに腰掛けると妹の背中に向かって今日これからの予定を問い)
ん、と。スーパー行ってお昼と夜のご飯の材料買って、後は勉強しようかなーって....どうしたの?
(聞かれた事に対し特に予定は無いと言おうとしたが買い物に行く事思いだし上記のべては何故こんなこと聞くのだろうと疑問に思い食器洗う手を止め兄の方向き訪ねて)
よっしゃ、じゃあ俺が車出してやんよ。あんま運転自信無いけど、何とかなるなる。
(買い物に行くと聞き丁度良かったとばかりに手を打てば、にかっと笑って上記。運転自体あまりしないが免許は一応持っているためどこか誇らしげに提案し)
えっ、でもあの、歩いて行けるよ?折角の休み何だから家でゆっくりしてた方が...、
(歩いて行けば最短でも数十分掛かる為車で行けるに越した事は無いが自分の為に折角の貴重な休みを削って貰うのは少し気が引けてしまい昨日同様理由付けては断り。)
せっかくの休みだから普段できないことをするんじゃんか。それとも俺と出掛けるの、嫌か?
(自分に気を使いすぎている妹に若干呆れつつ納得させるための言葉を返し。おまけに演技を加えながら少し意地の悪い質問をして)
いっ、行くよ!嫌じゃないよっ..!!
(友達多いんだし友達と遊びに行くとかしたら良いのに、何て思うも言い出せず、どうしようと考えている矢先に嫌か、なんて尋ねられ気遣ってくれた兄を傷付けしまったと思い慌てて上記述べては嬉しそうな笑み浮かべて)
よし決定!じゃ、準備してくる。
(結果的に妹の良心を利用した形になり心の中で少し反省。しかし見事に事が上手く運びしょぼくれた演技を直ぐに解除しては笑顔でそう告げて、着替えなどを済ますべくその場を後にして)
まだ、かなぁー...、
(兄を悲しませたり傷付ける事は極力、否、絶対にしたくないので今回は折れたがそう言えばかなり前にも似たようなやり取りしたな、なんて一人リビングで立ち尽くしながら思い出に更けて。兄の準備が終われば直ぐ行ける様にしようと玄関に向かい兄が降りて来るの待ち。)
おまたせー、それじゃ行こっか。
(なるべく早く着替えやらの用意を済ませ、階段を降りて妹の元へ。久しぶりの妹とのお出掛けとあってテンションもやや上がり気味で先に家を出ると、車に乗ってエンジンをかけ)
えっとー....、
(兄と横に並ぶのは何時振りだろうか、そんな事考えながら隣歩いては駐車場に着き兄は車の中入るも此処は助手席に乗るべきか後部席に乗るべきかどちらだろう、と悩み中々乗れず。)
…?
(準備万端でハンドルを握るも一向に中に入ってこない妹をちらと見ると、何やら外で立ち止まっており、何をしてるのだろうと首を傾げて)
ごめんねっ、父さん以外の男の人の車乗るのとか初めてだからどこ乗っていいか分からなくてっ!
(暫く考え後部席に乗り扉閉めては待たせて仕舞った理由を前に座る兄に少し気恥ずかしそうに笑み浮かべ述べては窓の方に持たれかかりふう、と溜め息吐いて)
普通に隣座ったらいいのに。まぁいいや、出発ー!
(座る位置なんて相手の自由なので別にやいやい言うことでも無いのだが、やはり隣に座って欲しかったという気持ちも若干あって。取り敢えず気にしないことにして車を発進させ)
.....、
(幾ら兄が好き、とは言え流石に二人きりで出掛けるとなると少々気まずい所も有り、出掛ける前までとは打って変わって静かになりただ窓の外に目を向け口つぐんだままで、)
せっかくだからデパートにでも行ってみるか。
(前方の鏡で後部の妹の様子を伺えば退屈しているのが伺えて。信号待ちで後ろ振り向けば、車ということもあり徒歩では遠い所への目的地の変更を提案し)
いいよいいよっ、そこのスーパーでっ..!買うもの少ないしっ!
(信号待ちという事もあり若干惚けつつ窓の外眺めて居ればいきなりの兄の切り出しに驚き、慌てて笑顔浮かべては何時ものように理由付けて断り。)
まぁまぁそう遠慮せずに。好きなもん買ってやるからさ。
(妹が断ることなど想定内の範囲であり。にかっと笑いながら上記述べれば再び前を向いて車を発進させ、脇に見えるスーパーをしれっと通り過ぎ)
遠慮なんかっ....いいよっ必要な物とか自分で揃えてるからっ..!
(じゃあスーパーにするか、何て返答が返って来るかと思えば全く別の事返され一度口つぐむも理由思い付けばそれ述べて。「えっ、お兄ちゃん!?スーパー向こうだよ..?」自分の目的地であるスーパー通り過ぎては戸惑い乍運転中の兄に問い掛け。)
あ、ごめん通り過ぎちゃったー。
(指摘を受けるとわざとらしさ全開でミスを装い。デパートでも夕食の買い物はできるから大丈夫だろうとそのまま車を走らせて)
あっ、えっと...別にいいよっ、!
(大事な休日潰してまで買い物に付き合ってくれているのに失礼な事言ってしまったと思えば声色変え、上記述べて)
トピック検索 |