主 2016-01-10 21:48:07 |
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今から十年近く前のことだっただろうか。ある誰かが科学の確率論の分野で、物理的な現象を自己の感覚で導き出した答えによって発生させてしまったことから始まったと推定されている。人々はその新しい分野の科学を『超能力』と改め、国の方針で超能力を持っている者はある場所で義務的な教育を受けること、それと共に超能力者という存在が当たり前に知られるようになった現代。
学園都市「新東京都」
数百の小中高等学校に加えて大学や専門学校などのあらゆる学生が集う巨大な発展都市で、超能力者の大多数が住んでいるとされている街である。発見された当時こそ「まるで魔法の様な能力」と言われていたものの、近年の発展に伴って科学的な解析が行われた結果、超能力そのものを理解するという学問が飛躍的な発展を遂げていった為、現代ではこれらの知識をつけることが能力者の義務として付け加えられている。学校自体の種類は実に様々な物があるようで、マイナーな専門学校から一般的な大学や高校、私立系の富豪などの令嬢等が通うような御嬢様学校から実に多くの学生で賑わっている。
システム/レベルスキャン
年に一度都内の学生を対象に行われる超能力のレベルや種別を判別する為の一般社会で言えば身体力テストに近いものとなっている。種別を分けるテストをシステムスキャン、レベルを計測するものをレベルスキャンと言って、新入生はシステムスキャンを終えてから種別によって異なるレベルスキャンを行うことによって測定完了とされる。レベルは0~5の六段階で同じ種別でもレベルによって効果次元や範囲が変わってくる。計測方法は種別によりけりだが、大抵は効果範囲、効力、精密性、駆動次元で判別される。例で言えば空間移動系のテレポートの場合だとすると、まずは効果範囲として
物や自分自身をテレポート出来る範囲、効力としてどれだけの大きさや重さの物を移動出来るのか、精密性としてどれだけ指定ポイントに誤差なく移動出来るか、駆動次元として物の状態に囚われない制限、レベル1なら停止している物のみレベル2であれば常速で動いている物、レベル3ならば落下中の物体、レベル4ならば高速で移動している物体、レベル5ならば霧散した粉末なども可能とする例もある。
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