松野トド松 2016-01-08 15:19:52 ID:197283bc6 |
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可愛い弟ですからね。…うまいよ(自分でも弟たちに甘いという自覚が多少なりともあるようで、諦めたように言えば、ついでに味の感想もいいスプーンくわえる相手が視界に入れば相手の口からスプーン引き抜きちゅっとリップノイズをたててキスをし)
ぼくが可愛いのは生まれつき…っ、ふぇ?(いつも通りの憎まれ口を叩いたつもりが、スプーン奪われ無防備になった唇に相手のそれが音立てて吸い付けば思わず素っ頓狂な声上げ、徐々に顔赤くし)…んな、っなな、ななな、なにっ
ひぅ、…〜っ!いいからそれ全部食べて!ぼく食べ終わったから持ってこないと洗ってあげないよ!(滅多に見れない自然な笑みにいた堪れなくなり、バンッと卓袱台に手をついて立ち上がれば早足で食器キッチンへ運び)
…?何怒ってるんだろ…(言われた通り残りのオムライスを一口一口、ゆっくり食べながら、バタバタと走るようにキッチンに行ってしまった相手に心中で首をかしげ)ごちそーさまでした(と、手を合わせて言えばのそりと立ち上がり、食べ終わった食器を運ぼうとキッチンに向かい)
…バカじゃないの。あんな顔できるなんて知らないし…に、2回も不意打ちされた…(弄ばれた、と羞恥に赤く染まった顔誤魔化すようにしかめ面したまま、食器洗ってはついでに自分の顔も洗い)〜ああもう!相手はあの闇松兄さんだよ?!なにトキめいちゃってんの、あり得ないし。ぼくのばか!
…ト、…(食器を持ってきたと声をかけようとしたところで、独り言とは言えない声量が聞こえ静かに近寄り、ときめくとの言葉を聞けば、かあっと顔が赤くなりながらも悪戯心からそっと真後ろに立ち)…あり得ないの?(と耳元でぼそっと呟き)
ひょわあぁっ(感情に任せて思わず大きな声で叫んでいると、いつの間に忍び寄ったのか背後から突然声がし、驚きのあまり後ろに飛び上がっては食器を持った相手にぶつかってしまい)
わ、わ!(バランス崩しあわや転ぶかと思う所を受け止められれば、ホッと息ついて)…あ、ありがと…一松にいさ……って、一松兄さん!いつからそこに?!
ごちそうさま(ひょいと食器を流しに置けば首をかしげ)…闇松とか、あり得ないとか叫んでる辺りから?(腰にまわした手をそのままに)
なっ…それ、ほとんど全部………(1番聞かれたくないところが相手の耳に届いたと悟り、しまったと表情歪めて腰に回された相手の手の甲抓り)…サイアク
〜っ、何それ空耳?ぼくが万年ニートの猫松兄さんにキュンとするなんてありえないから!(抱き寄せられ唇が触れる柔らかな感触に先ほどの記憶が蘇り、びくっと肩跳ねさせ)
…まぁ、都合よすぎるしね(確かに空耳かもとは思い頷き)…少し嬉しかったんだけど(と寂しげに言えば、頭をそっと撫でて腕を離し)
……うっ(撫でる掌に相手の意図察すればふり払おうにも振り払えず)………キュンとした。ちょっとだけ(じ、と床一点見つめたまま唇尖らせポツリと)
よしよし(いいこいいこと撫でていると小さな声を耳がひろい)…トド松…心臓がやばい…(可愛すぎて死ぬかも…とたまらずぎゅうっと抱きしめ)
は、はぁ?!なんで、さっきまで、あーんされて真っ赤になってたのそっちのくせに…(正面から抱擁されればどうしたらいいか分からず両手彷徨わせ)
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