匿名の提督 2016-01-07 17:54:27 |
通報 |
でも、秘書艦は私です…私が好きでやってるので…私を信頼してるから秘書艦にしたんですよね?
(暁の言うことが本当なら相手はきっと言い方はきついだけで本当は何か伝えようとしているんだと思い、自分は自分なりに顔には出せないけど言葉だけでも表現をと相手に向けて問いかけるように話し続け)
それは…な、お前とはこの鎮守府ではかなり長い付き合いになる。頼りにはしているさ
(表情云々ではなく、いつも以上に感情的な物言いをする彼女に目を丸くして、少しだけ本音が垣間見えれば機嫌が悪いだとかはこちらの思い込みのような気がしてきて頬を掻きながら本音告げてみて
有難うございます…これからも頑張りますから信頼していてください
(本音を聞ければ何となく暁のいうことは本当だった気がして嬉しくなるが、表情には出せず相手にお礼を言うように頭を下げるとこれからも頑張るから信頼してくれとお願いし)
当然だ、弥生にはこれからも秘書艦として俺のもとで働いてもらわなければならん、さあやるぞ
(相変わらず表情から感情は読めないが彼女の誠意のようなものはしっかり伝わり、いつか笑った顔も見てみたいと、そんなことを考えながら照れくささに小さく咳払いをしてから再び仕事へ戻り
はい、早めに終わらせてしまいましょう…
(何となく相手の表情が分かってしまったらしく笑えはしないけどこちらは相手のために全力で答えたいと思い、元気よく頷いて見せた後早速作業に手を動かしていけば集中し始めていて)
そうだな、今夜いっぱい…日付が変わるまでには間に合わせるぞ
(相手が自分を嫌っている訳でも嫌々秘書艦をやっているという訳でもないことを知ってがぜんやる気が沸いてくるようで、自然と作業の効率はあがり
はい、わかりました…頑張りましょう
(自然に効率が上がったとわかるのは自分を見ても今の自分を感じていてもそれはまるわかりで、日付が変わるまでというタイムリミットを早めに切るためサクサクと作業を進め)
……
(黙々と作業をすること数時間、時刻は既に日付が変わる少し前ぐらいの時間帯にまでなっていて、残りわずかとなった仕事を片付けながら眠さも感じていて、相手はどうだろうかと様子伺うようにチラリと目をやり
あの…何か用ですか?
(先程から視線が感じてしまいどうしようもなく相手を見てみると自分に何か用かと問いかけて首をかしげると、自分は相手の半分の仕事を終わらせてしまったのか相手の近くにより他に出来る気とはないか聞こうとしていて)
いや…そっちの進み具合はどうだ?
(眠そうな様子や気怠そうな様子は相手から見受けられず安心するのだが、それは素直に言わずにただ仕事の進みを尋ねるのみで
もう片付きました…提督はあと少しですか?
(仕事の進み具合なのかと思いちゃんと相手の質問にはこちらは終わらせたと相手に告げると、相手の仕事は見た限りあと少しそうなので相手に問いかけると手伝おうかなと口振りだけで何とかしようとしていて)
そうか、こっちももう終わる。明日も早いからな、先に休んでいい
(残りわずかな書類を片付けながら、先に終わったなら休めと内心こんな長い時間働かせてしまったことを申し訳なく思いながらも毅然とした態度で述べ
はい、わかりました…提督も無理しないでくださいね
(休むように言われると態度は仕方ないと暁のおかげで気づけたので軽く頭を下げ相手が終わるまでは此処にいたいけど迷惑かなと、相手に無理はしないよう声をかけつつ執務室から出てドアに背をあずけ相手の本音を聞こうとしていて)
行ったか…おやすみ、弥生
(執務室を出て行く後ろ姿見送り、小さく息を吐いては言えなかった一言をポツリ呟いて残りの仕事を一気に仕上げて
おやすみなさい…提督
(ドアの前で横に耳を傾けた時お休みと言われて内心嬉しいと感じつつ、ゆっくりと自分の部屋へ歩いていくとまたいつか相手に感情を開けるように慣れればいいなと願い)
朝か…今日は珍しくのんびり出来そうだ…
(作業を終えて昨日はすぐに眠り、目を覚ませば日は既に出ているようで朝が来たことを知れば大本営からの仕事の指示もないため久しぶりに今日は息抜きが出来るかもしれないなと考えていて
おはようございます…提督
(朝を起きれば相手からの呼び掛けもないし今日は特に何も無いのかなと思いそれならば相手の元へ行こうではないかと、相手の元へ足を運ばせドアをかけると軽く敬礼をして中へ入っていき)
ああ、おはよう…何か用か?今日は呼び出しも何もしていないはずだが
(久しぶりの休日、1日をどう過ごそうかと考えていた矢先にやってきた相手に一瞬戸惑うが、すぐに気を取り直し、ただ見つめるつもりが目つきのせいで睨むようになってしまいながら目を向けていて
いえ、何も呼び出しはされてないですけど秘書艦ですし
(視線が内心怖さを感じるがこれは睨んでるのではなく見ているだけと言い聞かせて、休日だけどせめて相手といたいだなんて言えずもしものためにいるのだと告げてみてはソファーに座り込み)
別に秘書艦だからといって何も休みの日まで執務室に籠もってる必要はないだろう…
(秘書艦としての責任感にかられているのだとしたらそんな風に無理はしなくてもいいのだと諭すように述べ、休みの日まで自分なんかと一緒にいることもないのにと考えていて
いえ、秘書艦としてというのは勿論ありますが…今日は提督といたいそれだけです
(休みの日に限って執務室にいるのは相手と居たいから仕方の無いことではなかろうかなんて言える訳ではなく、一言でまとめて相手に伝えると迷惑かなと考え始めていて)
俺と…?変わってるな、弥生は…そんなことを言った艦娘は始めてだ
(普段から艦娘達と一定の距離感を保ってきた己にそんなことを言ってきたのは相手が初めてで驚いていて
初めてならそれは嬉しいと思います、暁が言っていました…提督は勘違いされやすいだけで本当は優しい人だって
(相手と居たいからと言い出したのは自分が初めてというのは表情には出せなくても嬉しい思い、暁が昨日教えてくれたことを相手に話してみるとじっと相手を見つめ)
暁がそんなことを…それで、それを鵜呑みにしたのか?
(まさかそんな風に自分のことを話している艦娘がいることに驚きながらも、相手はそれを信じたのかと無表情で問いかけて
ダメですか…?私は少なくとも鵜呑みにしました
(問いかけられた問にはもちろんと言わんばかりに頷いて、鵜呑みにしては行けなかった内容なのだろうかと相手に問いかけるように首をかしげ)
そうだな、軍人たるもの簡単に与えられた情報で満足するのは感心しない。偽の情報だってあるかもしれない、常に情報の取捨選択は出来て然るべきだ…
(素直な相手の言葉が照れくさいのか、ついつい戦場における考え方を例に出して肯定とも否定ともつかないような態度で
ですが、信頼している仲間の言葉を信頼するなというのは何事かと思います
(戦場についてなのだろうがこちらは友人を信頼するなと言われた気がしてならず、反論するように相手に話していけば今は戦場でも何でもない普通の日常風景ではないかと考えていて)
ですから…私は暁の言っていた言葉を信じます
(提督の相手でも仲間の言葉を信頼できないというわけでもないだろうから意見としてはあってるはずで首をかしげつつ、相手を見ると自分は仲間の言葉を信じると告げ)
秘書艦として、あれだけコキ使われたとしてもか?
(普段から秘書艦である相手には沢山の仕事を押し付けてしまっているという自覚があり、大変な想いをしているだろうにそれでも自分のことを優しいだなんて言えるのだろうかと感じていて
秘書艦は信頼されてる証だと前まで感じていましたが昨日は暁にそういうことを言われたりして…それだけ信頼されてるんだと思ってます
(確かに仕事を押し付けられたりしたけれど昨日暁との会話のおかげで、それだけ押し付けてくるのなら信頼されてるんだということがわかり自分の意見をそのまま伝えて)
そこまで言うのならもう俺からは何も言うまい…
(信頼があるから大丈夫、そんな彼女の想いを知らされ、軽く戸惑いながらも己も相手の正面のソファに腰下ろして深く息を吐き
ありがとうございます…
(これ以上は何も言わない相手には感謝もしつつ頭を下げるとソファーに座り込み、ぼーっとし始めると普段笑えているのならどれだけ変わってるのだろうと考え始めていて)
…休日に俺に付き合うのは勝手だが余分に休みはやらんぞ
(相手との距離を詰めたい、もっと表情を引き出してやりたい、そんな想いから秘書艦へと任命し、他意は無かったはずであったが今、こうして一緒にいることにはそういった事情抜きにしても心に安らぎのようなものを感じてしまい、珍しく表情を僅かに緩ませて冗談っぽく述べ
はい、理解の上で此処にいます
(珍しいと言える相手の表情が緩んだ瞬間を見ると何かと嬉しさというものを感じてしまいこれを表情に出せるのなら出してみたいと思い、相手に休みをあまり与えられなくとも理解の上だと告げては相手の近くによろうとしていて)
弥生…少し外へ出るか…?俺もいつまでもここにいては少し息が詰まる
(全て理解した上で自分に寄り添ってくれている、そんな彼女にこれまでに感じたことのない感情を抱きながらもソファから立ち上がって相手を見て外へ出ることを告げては一緒に来るか問いかけて
はい、私で良ければ外に行きます…たまには息抜きをしましょう
(外へ誘われると自分もこのままいるとらしくない事ばかり言葉を並べてしまいそうで、外にさえ行けば自分も何かと自分らしくいられる気がして息抜きとしていこうかと相手に言えば首を縦に振り)
思えば…こうして弥生と仕事以外で関わるのは初めてだな
(いつもは戦場へ送り出す時と執務室での事務作業、それ以外で関わることのない相手と休日を過ごすというのは珍しいことだなと感じていて
そうですね、普段は仕事以外部屋にいたりしていましたから
(言われてみれば相手とこうして過ごすのも初めてな気がして、普段なら卯月と一緒にいたりして一日を過ごしていたものだから言われてしまうとなにか新鮮な気持ちになって)
なるほど…
(相手の言葉に相槌を打ち何を話すべきか少し考えて黙り込んでしまえば『あっ、しれーかんに弥生!二人で何してるぴょん?もしかしてデートだったりしちゃったりしてーぴょん』前の方から歩いてきた卯月が此方に気がついてハイテンションで声をかけてきて
デートじゃないよ、息抜きをしに行くんだ
(黙り込んだ相手が何かと話題を考えてる様子なので自分も何か弾むような話題を考えて置かないとと考え始めたところ卯月が現れ、デートと口にされたのでまだそんな関係でも無いのでわかりやすく説明して)
う、うむ、弥生の言うとおりだ…誤解を招くような物言いは慎むように
(突拍子もないデートという単語に僅かに動揺を見せるも相手が否定すれば自身もそれにあわせて頷いて『ぷっぷくぷー、なんだー、つまんないぴょん』デートじゃないと知った途端に卯月は目に見えてつまらなそうな表情を浮かべて
提督のことが好きな人だって他にいるしデートなら私じゃ流石に難しいでしょ?
(相手を困らせないためか卯月には提督のことが好きな人だって沢山いるし、自分なんかじゃ釣り合わないだろうとなんとか説得しようとして見るも不安なのか相手をときおり見たりして)
『どっちかっていうと、うーちゃんは弥生としれーかんはお似合いだと思うっぴょん』
(釣り合わないからと、少し後ろ向きな相手の言葉を聞いた卯月はそれを否定するように上記述べて「…卯月もほどほどにしておけ、弥生も困っているだろう」どうあっても自分たちの関係を少し深い関係にもっていきたい様子の卯月へとそう指摘しておき
そうかな…とにかくデートじゃないから
(お似合いと言われると正直言って嬉しいのだが表情に出せないせいで何も出来ず、とにかくデートではないと言い聞かせるように相手に合わせて話していけば卯月の様子を伺い)
そういうことだ…また今度間宮のチケットをやるからこの話しはこれでお終い、いいな?
(こうも頑なに否定されてはそれはそれで少しばかり引っかかりも覚えるのだが当然それを態度には出せず、いつまでも騒いでそうな卯月を黙らせるべく最終手段を講じれば『やったぴょん!さっすがしれーかん』とあっさり引き下がっていき
…最終的に引き下がってくれましたがごめんなさい…失礼でしたか?
(卯月は引き下がってくれたようなのでチラリと相手を見ると自分の発言と卯月のことが失礼に思ったかなと思い、相手に問いかけると申し訳ないとでも感じているようで)
いや、構わん…しかし、さっきの俺のことが好きな人が居る、というのは少し買いかぶり過ぎだと思うがな
(別に気にしていないと口にしてから、先ほどの相手の言葉に対して自分は誰かに好かれるような人間ではないと自嘲気味に言ってのけ
どうでしょう…好きになる人は沢山思いますよ?
(買い被りすぎてるのなら明らかにわかりやすい人だって数名いるんだから相手にだって気づく人くらい想像はつくのではなかろうかと相手に問いかけると、じっと相手を見上げつつ首をかしげ)
そうは言われても心当たりも何もないがな
(普段からそういったことは気にせずに仕事ばかりなせいか本気でわからないようで、しかし別に気になりもしないようで興味もなさげな様子でもあり
金剛さんとかわかりやすいかと
(本当に気づかないだけなのかとわかると自分の想いも気づかないのだろうと思いつつ、わかりやすいであろう人物の名を上げていけば小さく首をかしげ)
トピック検索 |