Mid 2016-01-04 17:59:09 |
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(やはりあちらは仕事帰りに付き合わされて疲れているだろうか。再三申し訳なく思いつつ、エレベータに乗り込む。)…あ、これ。ありがとうございました!あったかかったですよっ。(ふと自分の肩に掛けられていた上着に目を遣り、一度返すと言って。)部屋入ったらストーブ焚こうかな。こんなに寒い日だし風邪引いちゃいますしね。(猫が。と付け加える。自分にその心配はなかった。)
…ん(返された上着抱えて、機体のボタン押す。エレベーターはゆっくりと上昇していく)……別にとやかく言いてえ訳じゃねえが、自分の心配もしとけよ。馬鹿は風邪引かねえとかって言葉信じてんのか知らんが、あんたが阿呆だって可能性もある。俺は責任取らないからな(皮肉気に言えば眠そうに欠伸して、部屋のある階への到着を待った)
ふふ。分かってますって、重々しょーち。ちゃんとあったまっときます!あほじゃないですけどね!(いつもの軽口にいつもの調子で返す。それから、欠伸にぱちぱちと瞬きして。明日、お詫びとお礼に何か差し入れしようかな。ちょうど到着し、動きを止めたエレベーターから自分たちの部屋のあるフロアへと足を踏み入れて。)…それじゃあ、今日はお休みなさい、ですかね。もう遅くなっちゃってますし。
……ん(曖昧に返事を返す。自分も続いて機械から足を動かし、部屋の扉の前へ)…そうだな。あァ、つーかアンタ明日も授業あんのか?……おやすみ。そいつ、もう面倒かけさせんなよ(大学生に同情するような会話交わして、猫を指差して、溜め息混じりに告げれば静かにドアの中へ。鍵を閉める音が廊下に響く)
ありますよう。平日ですし。…在間さんのが、大変じゃないですか!お仕事!…あ、っと。(大きな声になってしまったのを、慌てて抑える。子猫は悪びれなくみいみいと泣いて。もういちど、お休みなさいと笑って、桃も部屋へと入っていった。 廊下をもたもたと歩く猫をまずは洗って、暖めて、…ストーブもつけてしまおうか。ともかくお風呂の準備をして、ふたりで温まるんだ、と靴を脱いで。)
ふあ、っは…くしゅ、へっくしッ(浅い呼気にくしゃみが続いた。隣に聞こえてはいないだろうかと一瞬身を竦め。緩慢に部屋へと上がれば、早々にベッドに倒れこみ、ネクタイを緩める。身はそれほど濡れていない)…ふ、ぇっくしょいっ(大きく体を揺らして三度目。食事を作るのも面倒に、部屋着に着替えてそのまま眠った)
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