高坂穂乃果 2016-01-02 16:43:48 |
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うん…おはよ海未ちゃん
(起きた後の相手から頭を撫でてくるというのは何よりも落ち着くもので目を細めながら撫でを受けていたところ、何処か楽しげとも取れる相手の様子には不思議そうに見つめてしまっていて「ふぇ?なんで時と場所をわきまえないといけないの?」と不意に母親から自分が相手に擦り寄ったり一緒に寝ているところを言われてしまえば、不思議そうにしてしまいなんで時と場所を考えなければいけないのかなと考えていて)
うーん…謎ですね
(母は言うだけ言ってその場から立ち去ってしまい、後に残された自分も相手と似たような疑問を抱いていて改めて考えを巡らせたが別にそんな忠告を受ける程のことなのかというと謎が残り、結局意図がわからないままに「コタツを二人で占領してしまったのが良くなかったのでしょうか?」なんて全くもって見当違いのことを呟いてしまっていて
炬燵なのかなぁ…仲良しって何処が行けないのかな
(炬燵を占領するだけであんな事を言ってくるものなのかと何故か冷静に判断してしまい、相手と仲良くすることは当然であり昔から主人として過ごしていたのだから当たり前なのに、どこが行けないのか相手が犬であっても人間のような姿をしているからという事は理解さえしておらず「からかってるだけなのかな?」と自分も見当違いを晒すかのようにからかわれたのだろうと判断し)
…よくわかりませんが、とりあえず目も覚めましたし何かしましょうか?
(結局二人で話し合ってみても母の言葉の意図がよくわからないままに相手と顔を見合わせて緩く首を傾げつつ、いつまでもこうしてコタツでだらけているのは良くないと考えれば、相手のことだからご飯までのんびりしていようなどと返事が帰ってきそうではあるが一応これからどうするかを相手へと問いかけて
のんびりしたいけど…久しぶりに部屋見ていきたいな
(やはり母親の意図は分からず目を覚ましたところで何をするか問う相手を見上げてみると、とにかくのんびりしてはいたいが気になることもあるのか自分の部屋を見に行きたいと言い出せば、ゆっくりと炬燵から出て立ち上がり背伸びをすると相手を待つように立ち止まっていて)
そういえば此方へ来てからまだ部屋の方は見ていませんでしたね
(思い出したように相手の言葉に相槌を打ってコタツから出て立ち上がれば自分たちがこれまでで最も長い時間を過ごしてきた部屋を見に行こうと相手の後に続いて歩き出して、ゆっくりと部屋に続く階段を上がっていけば懐かしさが胸の底から込み上げてくるようで、一歩一歩踏みしめるように歩いていき
うん、少しばかり荷物持っていった感じだったし…寒くなるから服を持っていこうかななんて
(相手と長く過ごしたあの部屋は思い出が詰まったかけがえのない場所であり、自分の荷物は相手と二人きりで過ごす時にどのくらいか持っていってたので、部屋に来たら季節も季節だし服を持っていこうかなと考えてると相手に告げては相手はどうなんだろうと首をかしげ)
そうですね、まだまだ寒い時期は続きますからあってもいいと思いますよ
(本当に必要なもの以外は置いて荷物も最低限に家を出て二人で暮らしはじめたため、服もあまり種類がなかったことを思い出しては防寒着や冬服もあと何着かあってもいいだろうと相手の考えに頷いてみせて、自身は特に必要なものは全部持って行ったため何も必要はないかなと考えていて
それじゃあ、少し荷物をまとめちゃおうかな
(相手はすべてとは言いにくいが殆どを持っていってしまっているために、自分の方がたくさん持っていくものがあるためどうしようかなと考えていれば防寒着もいるとして、夏や秋の服も持っていかないといけないんだよなと考えていれば部屋についたので早速中へ入り込み)
では私は手伝いをしますね
(自分は特にすることもないため、荷物を纏めるという相手の手伝いをしようと考えて部屋の中へと足を踏み入れれば、自分たちが家を出たあの日から変わらない部屋の風景が目の前に広がっていて、懐かしいなと感傷に浸っていれば、ふと壁にかかっている相手が学生時代に着ていた制服が視界に入り、何となくボーっと眺めていて
ん、どうしたの?制服を見つめて
(部屋に来ると懐かしさを感じるもののやはり感傷的になってしまうんだと自分の中で考えながら相手が音ノ木坂学院時代に自分が着ていた制服を見つめているので、着てみたいのかなと感じつつどうしたのかと相手に問いかけるように話しかけてみては小さく首をかしげながら服をまとめていき)
いえ、この制服に穂乃果が袖を通していた頃のことを思い出していただけです
(こうして制服を眺めていたのは単純に、相手が卒業をしてから過ぎた時間を振り返り思い出に浸っていただけで特に他意はないと相手の方を振り返って穏やかな笑みを浮かべ「さあ、荷物の整理をしましょう」とりあえず今はここへ来た目的をキチンと達成しようと提案をしては相手が持って行く服を選び始めるのを待っていて
そっかぁ、今着て音ノ木坂学院に言ったら真姫ちゃん達以外の人達は同級生とかに見られるのかな
(自分が学生でまだ音ノ木坂学院の制服を着ていた頃の事を思い出していたという相手の言葉を受けて、そう考えると本当に懐かしく感じてしまいもし制服に着替えて学校に行ったら、知り合いの人以外はバレないのかななんて冗談を言い放ち「うん!早めに選んでおかなきゃね」と服を選ぶべくまとめながら服を選んでいくと、とても楽しそうな様子を見せ)
真姫というのは…たしか穂乃果の話しに何度か出てきた友達の名前でしたね?
(直接会ったことはないが何度か聞いたことのある人物の名前に反応を示し、相手の友人だった筈と思い出して確認するように問いかけてから「と…それはさておき、穂乃果が今それを着たらという話しですが…無理はやめておいた方がいいかと…」視線を外しながら何やら含みのある物言いをして
うん、歌とピアノが上手なんだよ?
(思えば相手は真姫に出会ったことはなくても話は聞いたことくらいはあるんだっけと思い返すように首をかしげながら考えていれば、まるで我が子のように語りながらふんすと鼻を鳴らして「分かってるよ?海未ちゃんなら何とかなるのかなぁ」と流石の自分もそれをやったら自分の何かが壊れる気がしてならないのか、頷きながら相手ならば何とかなるのではと相手に問いかけるようにしていて)
随分と多才な方なんですね…
(音楽センスが抜群ということなのだろうことが相手の言葉からわかって、感心している様子で呟いてそんな人物とも相手は友人関係なんだなとも考えていて「私ですか?私は無理ですよ、耳も尻尾もありますし…」制服を着てみたら自分なら大丈夫ではないかと言われて、それは無理だとばかりに耳を寝かせていて
それで頭がいいんだから凄いよねぇ
(多才すぎて自分は追いつけるわけもない程に遠いような存在であり、それであって可愛らしいところもあるから可愛い後輩だなんて考えていれば絵里のことも話しておこうかななんて考え始めていて「部屋着として着てもいいんじゃない?外で着て行っても違和感はないと思うけど」と学生服を着るのは難しいのではないかと相手が犬というのが理由なのだろうかと考えていると、確かに耳と尻尾に学生服というのはどうなんだと相手の言いたいことはわかるが自分としては、そういう相手も見てみたいと思い頭を撫でながら首をかしげ)
穂乃果とは大違いですね
(真姫という人物について楽しげに話すその内容を聞いていけば他人を褒めている場合かとでも言いたげな様子で相手へと容赦なくズバッと言い放っては、目をスッと細め「部屋着としてはどうでしょうか…少し動きにくそうですね、かといって外で学生でもないのに着るのは少し…えっと、ですから一旦ここで着てみてもいいでしょうか…?」相手の提案には難色を示すが、やはり制服には興味があるのか一度着てみてもいいか問いかけて
うっ!ストレート過ぎだよ海未ちゃん…
(真姫と比べたら自分は頭も悪く楽器は勿論弾けないので、何も言い返すことなどできるわけもなく相手の言葉がストレートすぎるとだけあって、矢が刺さったかのような様子を見せ「うん?良いけど…興味あるんだねぇ」と部屋着にしたら確かに大変かもしれないなと特に着替えとか眠る時とか肩あたりが邪魔になるしと考えたところ、興味を示すかのように着てみたいという相手を見て頷きながら制服を渡し)
ふふ、冗談です。それに勉強が出来なくてもピアノが弾けなくても穂乃果には穂乃果のいいところが沢山あるんですから
(まるで打ち抜かれたかのように胸の辺りを抑えて抗議をしてくる相手へとクスクスと意地悪な笑顔浮かべていて、今更ながらに相手を褒めるように口にしてフォローもしておき「ええ…まあ、せっかくの機会ですから一度ぐらいは着てみたいと思ったんです」そう呟き、壁にかかったハンガーから制服を外して
海未ちゃんって時々思うけど褒めたり馬鹿にしたりと飴と鞭みたいな事するよね?
(フォローを入れられるも相手が意地の悪い事を思ったことを相手に呟くと、頬を膨らませながら褒めたり馬鹿にしたりと忙しい事もあり、相手は実際長年の間自分の事をどう思っていたのだろうかと考えながら首をかしげ「そっか、海未ちゃんなら似合うと思うよ?高校生みたいに感じるし」と制服を外す相手を見つめながら自分が思うことを素直に相手に伝えてみるとゆるりと首をかしげ)
馬鹿にはしていません、全部本当のことです
(確かに言い方というものがあるかとは思うが、それでも相手のことを馬鹿にしているつもりはなくこちらはあくまでも事実を述べているだけだと耳をピンと立てながら軽く胸を張って言葉を返して「そ、そうでしょうか…?とにかく着てみます」似合いそうだと言われて素直に嬉しく想えたが、同時に照れくさく感じてしまうととりあえず着替えてみることにしようと慣れない手つきで制服を着始めて
うーん、ストレートに言われてる感が凄いんだよねぇ
(事実を言ってるだけと言われてもなんというかストレートに言われてる感が物凄い為に考え込むようにして、相手の頭に手を伸ばして優しく撫でてみせるとゆるりと首をかしげ疑問がありそうな様子で相手を見つめ「絶対似合うよ?えっと、手伝おうか?」と慣れない手つきで照れる相手を眺めると入学式前の自分を見ている気がしてならず、手伝おうかと声をかけると相手に接近し)
嘘は苦手なんです
(嘘は吐かれるのも吐くのも嫌なのだと、自分が思ったままに発言する理由を相手へとシンプル且つわかりやすい言葉で話しながら、何故急に頭を撫でられだしたのか理由がわからずキョトンとしながらも結局はなすがままになっていて「はい…お願いします」服だけなら自分でもどうにかなったものの、スカートに関しては見たことはあっても付け方なんてわからず、相手を素直に頼ることにして
それは分かってるよ、それが海未ちゃんの良いところだもんね
(嘘が苦手それは長年主人として過ごしていた自分としてはよく分かることであり、相手の長所とも呼べるところだというのは一番に理解しているので笑みを浮かべながら褒めるように頭を撫で続けてみてはゆるりと首をかしげ「こうしていると入学式前の穂乃果を思い出すなぁ」とスカートを手に取り相手に着せてやろうと相手を手伝うと先程思ったことを相手に話)
穂乃果はそう言ってくれるのですね、ありがとうございます
(ついつい相手に対しては余計に言葉をオブラートに包むということをせずにハッキリ物事を言ってしまうところがあり、決してそのことを責めたりすることなく、褒め言葉が相手の口から聞かれれば純粋に嬉しいという気持ちが大きくなり、表情は自然と笑顔になってお礼を述べ「あの時の穂乃果は大変でしたね、入学式は明日だというのに制服を着たがって制服姿を皆に見せて回って…」入学式と聞いて自分も巻き込まれたっけなと思い出すように呟いてクスクス笑い
海未ちゃんは嘘は付けないから真っ直ぐに穂乃果のことを見て言ってくれてるんだよね?
(相手に褒めるが如く言うのは昔から相手と過ごしたいというのが理由であり、相手が真っ直ぐに言ってくれるのは人のことを思って言ったことなので、自分はむしろ気にするわけもないという1番よく分かっているので笑みを浮かべながら問い掛けるように首をかしげ「そういう時あったねぇ、海未ちゃんはその二の前をしようとしてるのです、というかさせたい」と入学式の時の自分の話をされるとなつかしそうに呟きながら、相手も自分のようにやってみようかと悪戯笑顔で告げ)
それは、まあ穂乃果のお母さんから穂乃果を頼みます、と言われてますから、ちゃんと責任を果たしているまでです
(相手の事を見ているという表現に恥ずかしい気持ちが思わずこみ上げてきてしまい、照れ臭そうに瞳をそらしながら自分は言われてやっているだけだと思ってもないことを口にして「私は穂乃果のようにハシャいだりはしません。子供じゃないんですから…」どうにかスカートを身に付け、ようやく着替え終われば相手を横目で見てそんなことを言いつつ鏡に映る自分の姿を見ては瞳をキラキラ輝かせて
言われてしてるんじゃなくて…本気で心配してるからだよね?其処は変わらないかな
(照れ隠しで言われてるから言ってるだけなのだというのはわかり易過ぎる嘘で、本当は心配してるから自分勝手に注意をしたり叱ったりしてくれるのではないかと問いかけると、ゆるりと首をかしげつつ相手の頭を撫で回し「そっかそっか、良く似合ってるよ?雪穂が見たらどういう反応するかな?」と表情と言葉がかみ合っていないようにしか見えない今の相手の姿は正しく子供らしいところがあり、制服の方は似合っているので家族に見せたらどうなるかなと促すように呟いてみて)
…まあ、穂乃果には誰かがちゃんとついていなくては何をしでかすか心配ですし…こんな役目引き受ける物好きは私ぐらいのものですからね
(長く一緒に居すぎた自分たちだから、こんな嘘をついたところですぐバレてしまうし何の意味もなく、ため息をついて相手が心配なのだと素直に認めて、そしてその役目を引き受けることが出来るのは自分しかいないのだとさり気なく独占欲を示して「そ、そうですか…?ですが、これを見せるのは少し恥ずかしいです…」褒められて嬉しそうな様子で僅かに頬を赤らめて、しかしやはり見せびらかすことにはやや抵抗はある様子で
あはは、確かに海未ちゃん位しか穂乃果の面倒を見てくれたりする人いないかも?
(何故か相手が自分を独占するかのような発言を受けると心のどこかで嬉しくも思い、相手くらいしか自分のことをこうやってしてくれるのはまず無いため、その通りなのかもしれないなとゆるりと首をかしげながら相手の独占欲に身を任せそうになっていて「大丈夫だよ!見せたらすぐ此処に戻って来ればいいし」とやはり人に見せるのは恥ずかしいという相手に何故か見せなくてもいいかもしれないと独占欲も芽生えてしまうも、見せたら戻ってくれば良いのではと問いかけるとじっと相手を見詰め)
私は仮にも犬なのですが…そんな私に世話をされるという事実に少しは危機感というものを持ってはどうですか
(呑気に笑って自分の世話になることに何の疑問も抱いていない様子の相手の額を軽くペシッとはたいては呆れ顔で改めて自分と相手の関係について思い出させようとして、そんな風に口にしつつもその表情はどこか楽しげで「…少しだけですよ?」こうして相手の制服を着る機会なんて今後一切無いだろうと、そんな風に考えれば誰にも見せずに終わるのは少し勿体無いかなと感じ、頷いてみせては雪穂の部屋へ向かうべく部屋を出て
痛っ!でもだよ?海未ちゃん位じゃないと穂乃果落ち着かないかもだし
(犬に世話されるという事実は寧ろ不味い方であり、客観的に見るのならどちらが飼い主なんだという話だしほかの人との関わりとか作った方がいいんじゃとか心配されるかもしれないので、視線をそらしながら相手くらいしか自分のことをちゃんとわかってくれないと言いたげに拗ね始め「うん、きっと似合うって言ってくれるよ」となんだかんだで見せに行くという相手を見ると大きく頷いて、相手と共に雪穂の部屋へ向かっていけば相手の後ろ姿を眺め)
まあ、今はそれでもいいでしょう…ですが、いつか私の飼い主ですと胸を張って自慢出来るような穂乃果になってくれることを期待していますよ
(何だかんだ頼りにされることは悪い気はしないし、何よりも主から必要とされることは自分にとっては至上の喜びであり、まんざらでもくいようで軽く耳をパタパタ動かし、それでもいつかは相手を自分の飼い主と自信を持って自慢出来るような時がいつか来ると信じていて『あれ?お姉ちゃんに海未、何をして…って、どうしたのその格好!?』雪穂の部屋の前まで来ると雪穂がちょうど出て来て、此方を二度見して驚いている様子で
えへへ、それならこんな穂乃果だけどこれからもよろしくね?たくさん甘えちゃうかもだけど
(熱い信頼を感じている人物は他にいるものの相手の方が頼りになるので、笑みを浮かべながら相手に抱きつくと頬を擦りせつつ、こんな自分だけど相手の理想の主人になってみせると言いたげにして見ては少しばかり甘え「えっとね?海未ちゃんが音ノ木坂の制服が着てみたいって言うから着せてみたの!どうかな?」とさすがの雪穂も二度見をしてしまう程なのかと考えると、ふんすと鼻息を鳴らして自慢するかのように説明してみては相手の肩から顔を出し)
今更ですね、穂乃果が甘えないことなんてめったに無いではないですか
(やれやれ、と相手の言葉に少し呆れた様子で苦笑混じりに肩を竦め、そんなことはとっくにおり込み済みでありそれをわかった上で自分はとことん相手に付き合うつもりであることを自信たっぷりに述べ「え、ええ…そういうことなんです…変じゃないですか…?」相手の説明にこちらも頷いてみせて、雪穂へと向き直って緊張の面持ちで問いかけ『すごく似合うよ!海未が犬じゃなかったら私の先輩だったのかなー?お姉ちゃんより頼りになりそうだよね』と楽しげに雪穂が感想を述べ
あはは、甘えなかったとしたら相当な事だろうね
(もし自分が甘えないとしたら相当なことな無い限りそれはあり得ない事だろうし、相手だってきっとそんな自分を見たらどうしたんだと言わんばかりに見てくるだろうなと考えると、小さく首をかしげ「うっ!ご最も過ぎて穂乃果は何も言えないかもしれない」と楽しげに告げる雪穂のセリフは自分に対してズバッと来るようなセリフを受け、笑みを浮かべながら少しずつ視線を逸らして生き)
確かに、ケンカをした時ぐらいでしょうね
(相手が自分に関わりたがらなかった時なんてそれこそちょっとした言い合いからケンカになってしまった時ぐらいで、それ以外の時は常に相手と自分は一緒にいるのが当たり前となっていて「もしも私が穂乃果と一緒に学生だったなら頼りない、なんて言われるような、だらけた生活はさせませんよ」雪穂の言葉にタジタジになっている相手へと楽しげに冗談か本気かどちらかともつかない口調で言い
うんうん、あの時は寂しかったなぁ…悪いことしたし謝りたかったけど許してくれるかなって不安になっちゃって
(喧嘩した時のことを思い出すと言い合いになり口も聞かなくなった時相手に甘えることが出来なくなり、寧ろ反省した上で相手に謝ろうとしていたところがあり、それが相手が怒っているというのもあり不安になって許してくれるか分からなくなっていたようで、今はそんなこともないので頬を擦り寄せ甘える事が出来て「うぇぇ!それを想像すると…穂乃果!だから貴女はダメなのですって言葉しか浮かばないよ?」と口調が口調な為に本気とでしか思えなかった自分には少しばかり相手の真似をしつつ、勘弁してくれと言わんばかりに見上げ)
私もあの時は悪かったと思っていますよ、思い切り噛みついてしまいましたし…
(ほんの些細なきっかけで本気で喧嘩になってしまった当時のことを振り返り、あの頃自身も幼く冷静さを欠いてしまっていたこともあり血が出る程に思い切り噛みついてしまったことは自分の落ち度として記憶に鮮明に残っており、それでもこんな自分を許し、一緒に居たいと言ってくれた相手には感謝してもしきれなくて「ふふ、自分でそう言っていては世話がありませんね」自虐的にそんな風に言ってのける相手をからかうようにクスクス笑って
ううん、海未ちゃんは悪くないんだよ?むしろ穂乃果が悪いと思うし
(噛み付いたというのを思い出すとあの時は凄い痛かったけれど、自分が悪いと理解した上で許したことだから気にしていないんだよなと考えると相手の頭をなでて、自分が悪いから相手は決して悪くないんだよと言い聞かせば首傾け「うぅ、海未ちゃんは厳しいんだよぉ」とクスクス笑う相手を見るなり頬を膨らませつつ厳しいだけなのではないかと訴え始め)
いいえ、私が……もうやめましょうか、二人で責任を押し付けあってもキリがありませんから、喧嘩両成敗ということで終わりにしましょう
(自分が悪い、と主張する相手へと此方もまたそれを認めようとせずに言葉を返そうとしたが、これではキリが無いし下手をすれば本当に喧嘩の原因になるかもしれないという懸念を抱けば、半ば強引にこの話しは打ち切って「穂乃果が自分に甘過ぎるんです」自分としては当然のことを言っているだけであり、自分が厳しいのではなく相手が甘いからそう感じるだけと譲らず、雪穂は自分たちのやりとりを微笑ましげに見つめ『本当、お姉ちゃんと海未は仲いいよねー』と感嘆の声を漏らし
うん?そうしよっか…キリがないし
(強引ではあるが話を切るに越したしとはないため頷きながら相手を見るも、このまま続けていては喧嘩になること間違いないので丁度良かったのかも知れないと考えれば、安心して相手を見つめていて「そうかなぁ、ずっと一緒にいるからだよね?」と確かに甘いのは自分なのかもしれないと反省し始めたところに雪穂から仲がいいと言われたので、不思議そうに相手を見たりすれば長い間一緒にいるからなのではないかと首傾け)
はい、今はこうして仲直りして一緒にいられる…それでいいでしょう
(そもそもその喧嘩というのも昔に既に終わったものであり、今更掘り起こすようなことでもないだろうとも思えて、過去を振り返るよりも仲良く一緒に居られる今が大事なのではないかという考えを述べ「確かにそれもありますが…一緒にいるのは私が穂乃果を好きだからですよ」相手の考えには同意しつつ、それは何よりも相手のことが好きだからに他ならないと述べ
うん、そうだねぇ…えへへ、海未ちゃんと仲良くいられて良かった
(わざわざ掘り返す話題でも無ければこうやって仲良くしていられる以上、無理して相手と仲を裂くような事などする必要もないため相手と今現在仲良く出来てよかったと笑顔で告げれば、相手に抱き着いて子犬のように甘え始め「えへへ、海未ちゃんは可愛いなぁ…穂乃果も大好きだよ?」と主人としての好きとでしか思えない相手の発言を受けると、照れるように笑みを浮かべながらよしよしと相手の頭を撫で回せば幸せそうにして)
ふふ、ありがとうございます。穂乃果がそう思ってくれている限りはずっと穂乃果のそばにいますよ
(相手の言葉が素直に嬉しいと思えて、小さく微笑めば相手が自分の事を好きで居てくれて必要としてくれるならいつまでもついて行くことを誓い、甘える相手の髪をポンポン撫でてやり「ん…ふふ、穂乃果…」頭を撫でられて心地良さそうに瞳細めて、それからコツンとおでことおでこをくっつけ合わせて『はいはい、二人が仲いいのはわかったって、用が済んだなら戻った戻った』そんな自分と相手のやりとりを見ていた雪穂は少し呆れたような表情浮かべ手でシッシッと追い払うような動きをして
じゃあ、ずっと一緒だね?海未ちゃんと仲良しだもん!
(自分が相手のことを仲良しになれて嬉しいと思い続ける限り相手はずっと隣にいてくれるというので、それを言うのならばずっと一緒だと相手に言い放てば頭を撫でられると目を細め心地良さそうに掌に頭を擦り付けてみては、ゆるりと首傾け「ん、もぅ…海未ちゃんったら~。うぇ、うん?なんかごめんね?行こっか海未ちゃん」と近くなる顔に対し自分は笑顔で相手と二人の世界を作り上げてしまった頃に雪穂が呆れる様子で部屋から出ていくよう言われ、頷きながら雪穂の部屋から出ようと声を掛け)
そうですね、もしかしたら噛みつくこともあるかもしれませんが…全ては穂乃果次第です
(ニコニコと楽しげな笑顔を浮かべて頷いていたが、その途中で不意にキラリと鋭く尖った犬歯を見せつけてそんな風になんでもないことのように言ってのけては緩く首を傾げてみせて「そうですね、あまりお邪魔しても悪いですから、では失礼しました」とりあえず部屋から出ようという相手の言葉に同意して頷いて見せて雪穂へと一礼してから部屋を二人で出て
そ、そうだね?でも海未ちゃんだって…穂乃果が何しちゃうかわからないよ?海未ちゃん次第でおまんじゅうあげないとかあるかもだし
(自分次第で噛み付かれるそれはちゃんと理解しているが、相手だって言い方ややり方次第ではおまんじゅうをあげることはないかもしれないよと言い返してみては、相手の耳を巻き込むように頭を撫で始め「う~ん、海未ちゃん…穂乃果思うんだけど何でお母さんや雪穂は仲良くしてるだけで一言行ってくるのかなぁ」と部屋から出ると相手へ振り返り問いかけるようにして、自分と相手が仲良くしているだけで一言言われるのは何故なのだろうとつぶやけば首傾け)
そ、それは困ります!お饅頭は食べたいです…
(相手がもしもの話しをしているということも忘れて、本気で落ち込んでしまって尻尾をダラリと垂らし、耳を大人しく撫でられていて「確かに不思議ですね…ですが咎めるというよりは微笑ましく見守られている感じがしているのですが気のせいでしょうか?」確かにと納得した様子で頷いて見せてから、色々と言われるが文句を言われている様子ではないと自身の考えを述べ
じょ、冗談だよ?もしもの話だから
(相手の事だから本気で受け取ってしまったのだろう慌てながら、もしもの話だからそんなに落ち込まないでくれと説得するかのように話してみては、ごめんねと言いたげに眉を下げて頭を撫で続けていて「そうかなぁ、微笑ましく見られてるのなら良いんだけど…海未ちゃんは穂乃果のだもんね?そう見えちゃっても仕方ないのかなぁ」と笑みを浮かべながら本当に微笑ましく思われてるのならばそれでいいのだが、別に意味だったらと普通の犬と相手を比べてしまっていて)
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