高坂穂乃果 2016-01-02 16:43:48 |
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人見知りだったからね、今は変わろうとしてるんだよ?ことりちゃんに近づくことを目標としててね
(雪穂の話を聞いていると子犬の頃は自分や雪穂出ない限り怖がって近づかなかったし散歩もしなかったななんて考えると、変わろうとする相手の成長ぶりは凄いのかもしれないと撫でる雪穂を時折見て、頭を撫で続ける相手をまるで子供を見るような親の目線で見ていると「あ、こういう時なかったっけ…私達でも散歩に行かない時にお饅頭を食べさせて慰めたこと」と身をよじった相手で思い出したのか、子犬の頃の相手が泣き出して散歩に行かなかった時の話題を出して)
『あー!あったあった、ほむまん片手に"もう一個くれたら行きます"なんて言ってさー』
(相手の話す思い出には覚えがあったようで、雪穂がクスクス笑い出したかと思えば次の瞬間には本人に聞かれていないのをいいことにわざとらしく唇尖らせて当時を再現するように拗ねたような口調を作り、それでいて似せる気のない声真似をしながらケラケラ一人笑っていて「……」そんな風にからかわれていることなど知らずに小さな寝息たてて眠り続けていて
あの時は欲張りというか可愛かったよね
(真似をしているとも思えない雪穂の言い方にはクスクス笑いながらその時の光景を思い浮かべると、ほむまん片手に涙目でもう一つくれたら行くという相手の姿は可愛かったなと感じるほどで寝息を立てる相手を見つめて、優しく髪を撫でて笑みを浮かべていると「今日はほむまん買いに来たからこういう話ができてよかったかも」と話題のおかげか買うものも思い出して、買ってあげると言った時の相手の反応を思い出すとくすっと笑い)
穂乃果…
(少しして目を覚ませば何やら微笑ましげにこちらを見つめて頭を撫でている相手の姿と何故か含み笑いを浮かべている雪穂の二人が視界に入り、自分が寝ているうちに相手が何かしてそれを雪穂が笑っているのだろうと、何の根拠もないがそんな風に決めつけてかかり、だとすれば相手を叱っておかないといけないなとムッと咎めるような表情浮かべては尻尾でペシッと相手の額を叩き
痛っ!海未ちゃん痛いよぉ
(起きたかと思うと挨拶をしようとした瞬間ムッとしている相手から尻尾の攻撃を受けて痛そうに額を抑えると、自分が何かしてしまったのだろうかと思いつつ雪穂の方向を見ると自分は悪いことをしてしまったのかなと言いたげにしては、相手を怒らせるようなことなんてしてないようなと思考を巡らせながら不思議そうに考えていて)
なんとなく穂乃果が良からぬことを考えているような気がしたので
(額を抑えながら抗議してくる彼女へと、相変わらず相手の方が何かをしでかしたと信じて疑わない己はこれぐらいの罰を受けるのは当然だとばかりに平然とそんな風に言ってのけては緩く首を傾げ、耳をピンと立てながら相手をジッと見つめていて、そんな自分とのやりとりを見ていた当事者である雪穂はといえばお腹を抱えて爆笑していて
海未ちゃん…昔のことを話してただけでこういうことするって酷い…そもそも、原因は雪穂なんだよ?
(完全に自分が悪者と誤解されてるので早く誤解を解いてあげないとまずいと、額を擦りながら子犬の頃の話を持ち出した原因は雪穂にあるんだと告げ、それから会話が弾んで今目の前でお腹を抱え寝転ぶ雪穂がそこにいるではないかと言いたげにしては「子犬の頃の海未ちゃんの話をしちゃだめだったの?」と上目遣いで相手を見上げるも流石にこれは酷すぎると講義している様子を見せ)
そうなのですか…?私はてっきりまた穂乃果が悪さをしたのかと…
(事情を聞き、ようやく相手が悪い訳ではないことを理解すれば申し訳なさげな表情に変わり、相手のそばで笑い転げている雪穂の方にジトッと目を向けては自分の過去の自分について話していたなんて少し照れくさく恥ずかしくもあるが決して悪いことをしている訳ではないため、自分がとやかく言える立場ではないことを理解し「雪穂はいつまで笑っているのですか」よほどツボにはまったのか笑い続ける雪穂へとそれだけは言っておき
そんなことしてないよ?穂乃果は撫でてただけだし
(何とか誤解はできたし次は雪穂のカバーかなと相手の過去を話して、こんな事になってしまったのは流れと入っても仕方が無いため、とにかく笑っている雪穂を止めておかないといけないなと考えていては「雪穂…そのへんで笑いを止めておかないと怒られるよ?」と雪穂に声をかけてなんとか怒られるのを避けさせようと頑張っていて)
…嘘はついてないようですね
(嘘の下手な彼女がこんな状況でまで嘘をつき通せる筈もないことはわかっているため、疑うことなく納得した様子であっさりと頷いてみせて『ご、ごめんごめん』笑いすぎだと咎められた雪穂はどうにか笑いを抑え込んで小さく息を吐いてはようやく落ち着いた様子で持ち直し、そんな雪穂を見て呆れた様子で溜め息をこぼしながらも深く追求はせずにいて
穂乃果は嘘苦手だし…あはは
(納得した相手は雪穂の追求もせず安心出来たのかホッとして、自分は元々嘘をつけないタイプだし出来たとしてもバレバレの嘘しかつけないんだよなと思い、苦笑いして自覚しているかのように後頭部を掻いて見ては「雪穂も悪気があって笑ってるわけじゃないしねぇ」と相手の頭に手を伸ばして優しく撫でてあげると雪穂の事も悪気があって、笑ってるわけじゃないからと声を掛けると笑顔を見せ)
まあ、いいでしょう…それにしても随分と長居してしまいましたね、そろそろ行きましょうか?
(明らかに雪穂の笑い方には悪意を感じなくもないのだが、それでも久しぶりの再会ということもあってそこは目を瞑ることにして、窓から外を見やれば少し日が暮れ始めているのが見えるとあんまりのんびりしていては夕食が遅くなってしまうと考えては相手へとそろそろ行こうかと提案をして『えー、どうせなら泊まっていけばいいじゃん』そんなこちらの言葉を聞いた雪穂はそれを引き止めるような発言をして、相手と此方を見比べて
そうだね…海未ちゃん。今日はやっぱり泊まっていかない?
(思えばもう日が暮れたのかと相手に言われて気付いて帰ろうと思った瞬間、雪穂に引き止められて振り返ると相手と雪穂の交互を見てから相手の名前を呼ぶと今日は実家に泊まろうかと提案してみると、本当なら家に帰るはずだったけど気が変わった気がして「ピーマンの方はお母さんにお願いすればいいし…服ならまだ部屋にあると思うしさ」と相手の方に視線を移して、今日のやろうとしていたことについて相手に説明をしてみると小さく首をかしげ)
そうですね、そうしましょう。たまには家族と過ごすのも大事なことですから
(別にどうしても家に帰りたいとかそういうことはなく、むしろ普段は離れて暮らしているからこそ時には家族の皆と一緒に過ごす時間というのも大事にしていかなくてはいけないという思いがあり、相手がそうしたいというのなら断る理由もなく深く頷いてから泊まることについて肯定的な様子で『やった、まあ…お姉ちゃんはどっちでもいいけど…って、ピーマンって何の話?』此方の返事を聞いて嬉しそうにしながらも雪穂は姉である相手に対しては照れ隠しのつもりなのかわざとそんな風に言ってのけながら、話しの内容が見えないようで疑問投げかけて
えへへ、じゃあ決まりだね?
(賛成ということで今日は実家で泊まることになり、久しぶりに過ごすということで数ヶ月前に戻った気もして嬉しそうに笑いながら再び炬燵に入ると相手を見つめつつ、相手もおいでと手を伸ばしていて「ん?此処に来る前に海未ちゃんと話してたんだ。ピーマンを食べてみるってこと」と照れ隠しにしては何かと酷いなと感じるものの、話の内容については簡単にまとめたように説明していき)
そうですね…そうと決まったら怠けてばかりいてはいけません。ちゃんとお手伝いをしましょう
(いくらここが本来は自分たちの家とはいえ、今日は1日お世話になる立場であることには変わりなくいつまでもこうしてコタツに入ってぬくぬくしているだけというのは良くないと、呑気にコタツの中から手招きをする相手へと小言を言い、まだ店先で仕事をしているであろう母親のもとへと向かおうとしていて
うっ、これは…うん、手伝って来よう
(相手の小言を耳にして手伝わないと不味いなと感じたのか、炬燵から早速出ていき相手について行こうと駆け足で向かうと思えば、家の手伝いをするのも久々な気がするので腕が落ちていないか心配だなと考えていれば「海未ちゃんもお手伝いするの?摘み食いはダメだからね?」とようやく相手に追いついたので話し掛けると相手の好物を考えて分かる通り、お饅頭を摘み食いしてはいけないよと声をかけておき)
もう、その話しはやめてください…
(ここへやってきてまだ間もない頃、当時はまだ完全に野良犬根性のようなものが抜けきっておらずいけないこととわかっていながらも手伝いの途中で饅頭を我慢しきれずに食べてしまった、そのことを彼女は言っているのだろうなと考えては今更そんな話しを蒸し返さないでとばかりに少し赤い顔で拗ねたような表情を浮かべ、軽く相手を恨めしそうに睨んで
そういう事じゃなくて…今の海未ちゃんはやらないって分かってるけど一応ね?穂乃果だってやるかもしれないから
(自分は決して話題を掘り返そうとして言ったのではなく一応の為にって言うことらしく、自分ももしかしたらやってしまうかも知れないからと告げれば、相手に睨まれるのだけは怖いのか肩を震わせて視線を逸らしていれば「海未ちゃん…ファイトだよっ!」と笑顔で自分と相手に向けての応援をして見ると相手とのお手伝いを楽しもうとしているようで)
…まあ、いいでしょう。私たちで協力して売り上げに貢献しましょう
(怯えたような態度をとる相手に、これぐらいにしておいてやるかと表情を和らげて真っ直ぐ見やれば互いに助け合って今日は沢山売ってやろうと意気込みを口にする相手に乗っかるようにしてこちらも張り切ってそう言ってのけ『あら、もしかして二人とも手伝ってくれるの?助かるわー』店先へとやってきた自分たちに気づいた母は此方が何か言い出す前にそう決めつけるように言ってのけてニコニコ微笑んでいて
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