高坂穂乃果 2016-01-02 16:43:48 |
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お待たせしました。遅れてしまって申し訳ありません、仮にも主である貴女を待たせてしまうとは、この園田海未一生の不覚っ…
(/遅くなりました。よろしくお願いします)
そう言われたくなければもう少し主人らしくしっかりと振る舞ってください
(そう言われても仕方のないような、どこか頼りなくどこか抜けている主、そんな彼女だからこそ近くに自分がついていてあげなくてはという、そんな保護欲にかられこれではどちらが飼い主かわかったものじゃないなと思いながらも口元に手を当てて小さく吹き出してしまい、それから顔をあげて相手の顔を見やっては耳をピンと立て、軽く胸を張って少し上から目線でそう述べて
(/ほのぼの路線なのでこの調子で続けていきましょう)
うぅ、しつけされてる気分…それなら海未ちゃんもちゃーんと犬っぽくしなきゃね?わんわんって
(逆にペットの相手からしつけをされてるとなると、御主人なのだから相手はちゃんと犬らしくしないとねと、相手の頭を優しく撫でながらワンワンと鳴く所から始めようじゃないかと何も理由なしに相手に求め「ほら、ワンワ〜ン…海未ちゃん、ワンワンってほれほれ〜」と急かしているのか自身の手のひらを握り犬のポーズをとって相手が鳴き真似するのを待ち)
穂乃果…?いい加減にしないと…噛みますよ?
(今までにわんわんなんて鳴いたことなんてない自分へとそうすることを強要してくる相手の様子が明らかにバカにしているようにしか見えなくなり、更には己の手を握って本物の犬がするようなポーズをとらされるという辱めを受ければにこやかにいい笑顔を相手へと向けて顔を近づけて緩く首を傾げ、至近距離で瞳を細めて睨みつけて鋭く尖った犬歯を光らせて
うっ、噛んだらご飯なしだよ〜?それでもいいの?
(牙を見ると本当に噛まれるというオーラがとてつもなく堪らずビビってしまうものの、こちらもご飯で何とかするんだと相手にお饅頭を見せて、こちらも頑張って笑顔を見せ噛むことを避けさせようとした数分後怖くなったのか「許してください…ごめんなさい」と相手の方にお饅頭を差し出して許してもらおうと何度も何度も謝罪し始め)
卑怯ですよ、動物愛護法違反で訴えます…ご飯抜きなら穂乃果をいただきますからね
(主人から食事を与えて貰えなければ自分は生きていくことが出来ない、そのことをわかった上で敢えて脅し文句としてご飯抜きだと口にする相手をひたすらに非難をして、不意に相手を押し倒すようにして覆い被さっては尻尾を振りながら顔をペロペロと舐めて「謝るぐらいなら意地悪しないでください…私の飼い主は穂乃果しかいないのですから…」自分にとって主人は相手しかおらず、そんな相手に意地悪をされては自分は生きていけないと少し寂しげに口にしながら受け取った饅頭を頬張り尻尾を千切れんばかりに振っていて
ふぇ?そ、それは…えっと、擽ったいです
(訴えられてしまっては相手の面倒も見れなくなってしまうそれは嫌だと考えていたが、不意に押し倒されて積極的とも思える頬へ舐められてしまっては頬を染めながら焦っているのか、どうしたらいいのかわからなくなってしまい「ごめんね?海未ちゃんに噛まれるのが怖くて…ちゃんとご飯もあげるし意地悪しないから…許して?」と好物を渡して許してもらおうなんて主人として酷いなと考え、優しく相手を抱きしめると頭を撫でながら申し訳なさそうに相手に謝り)
どうですか?くすぐったいですか?やめて欲しかったらちゃんとサボらずに私のお世話をしてくださいね?
(焦っている様子は見受けられるも、抵抗することすら出来ずにいる相手の鼻先を最後にチロッと舐めてからゆっくり顔を離していき、フッとどこか悪戯っ子のようにも見える笑顔浮かべて緩やかに首を傾けて、これでわからなければまたやるぞと脅しておき「仕方ないですね…それではもう少し撫でていてください」もう怒ってなんていないが、せっかくならばもう少しこの状況を楽しんでいたいと思い、耳を軽く寝かせて頭を相手の手に軽く押し付けるようにしていて
分かったよ、ちゃーんとお世話するからね?噛まれないように
(積極的に自分へ鼻先を舐めたりと普段はしなさそうな軽い脅しにしろ、相手が自分しか主人として認めていないとなるとなんだかんだで自分のことを一番に考えてくれてるんだなと考え始めていては、噛まれないようにお世話を頑張ると笑顔を見せ「うん、海未ちゃんはお饅頭と撫でられるの好きだもんね〜」と手のひらに相手の頭が押し付けられ撫でていてくれと言われるとくすくす笑いつつ、相手の髪を撫で始めるの相手の主人だからこそ好きなことが分かっているようで)
…当然です。大体そういうことは飼う前に誓うべきことです
(改めてお世話を頑張ろうという意志表示を本人の口からハッキリと聞ければ自分たちの絆が深まっていくようで、嬉しくて仕方がなく今すぐにでも抱き締めて己の愛情を伝えてやりたい、そんな風に思ったりもするのだが照れ臭い気持ちには勝てず、ついつい普段のような叱るような物言いとなってしまっていて「それだけ聞くと私がまるで甘いもの好きの甘えん坊と言われているようで少々抵抗があるのですが…」こんな調子では自分が小さな子供とさほど変わらないようなそんな気がしてならず、しかし髪を撫でる優しい手の感触も相手のくれる饅頭の甘さもどちらも手放し難いもので結局口では難色示しつつも夢中で饅頭を食べ進めながら頭を撫でられ続けていて
あはは…海未ちゃん?初めて会って飼うって決めた時からそういう覚悟出来てるよ、他の人にはホントに近付こうとしないもんね
(こうやって照れ隠しで叱ってくるのも、長年相手のことをお世話してきて分かってきたことだけど、積極的に自分を押し倒したり鼻先を舐めたりというのは知ることが出来なかったことで、幼馴染みのことりが来ても相手は近づく事がなければ、自分から離れないから優しく抱き寄せながら幸せそうに頬擦りして「だって…今がその状況なんだもん?お饅頭大好きな海未ちゃんだから穂乃果も飽きずに食べられるんだよね」と相手はそういうけれど実際に頭を撫でられて饅頭を食べているではないかと、苦笑しながら頭を撫でていると相手のお陰でお饅頭が飽きたとか言わなくなったんだからと笑顔を向け)
それは…だって、怖いではないですか…穂乃果以外の人は苦手です…
(いつも相手の後について歩くのは単に一緒に居たいからというだけではなく、極度の人見知りをしてしまうからであり、彼女の幼なじみであり親友だということりとはそれなりに顔を合わせることもあって、悪い人ではないことはわかっているし自身の主の親友ということならば歩み寄るべきなのだろうが苦手意識みたいなものは抜けきらず、どうしても一定の距離感を保って接してしまうようで、そんな自分だから唯一心を許せる相手にはいつだってそばにいてもらわなくては困るという気持ちが大きくあって、離れたくないという気持ちや従順であることを示すように相手の腕の中でされるがままになっていて「そ、それは、そうですが…なんだか穂乃果にそう言われると悔しいです…」確かにそう指摘を受ければ返す言葉もないのだが、それでも普段はだらしなく子供っぽさを感じさせる彼女にそれを言われてしまうのは悔しくて唇尖らせながらそう呟いて
確かに怖い人はいるけど…ことりちゃんだけでも近づいてみたらどうかなぁ…そのままでも穂乃果は良いけどたまには穂乃果にも成長したところ見せて?
(相手が人見知りだなんていつもの事だから分かってあげたいんだけど、いい加減自分も成長したところの相手が見てみたくて堪らず相手だって、ことりは知ってる人で慣れてきてはいるのだから近くによって撫でてもらったりしてもらったらどうだと、主人として此処だけはしつけをしないとと考えこみ優しく背中を撫でて安心させてやろうとしていて「悔しいって言われてもなぁ…ホントのことだし」と悔しいと言われたとしても、本当に相手がしていることだから困るだけなんだけどなと頭を撫でながら小さくため息をついて)
うっ…まさか穂乃果に諭されるとは…わかりました、そこまで言うのなら私も腹を括ります
(ぐうの音も出ない程の正論が相手の口から聞かされれば、普段から主である相手にも言うべきことはハッキリ言わせてもらっているし注意もしたりしているそんな自分が、まさか口ばかりで良くない部分を直そうともしないなんてそんなのは情けないことのように思えて、何よりも今後何か注意をしようにも自身の言葉に説得力も失われてしまうと考えては渋々ながらもまずは彼女の親しい人には少しずつ心を許していけるようにしていこうと誓うが、不安な気持ちは拭えないのか尻尾と耳はすっかり垂れてしまっていて
無理はしないでね?海未ちゃんのペースでいいし直ぐ慣れろって穂乃果はそこまで酷い飼い主じゃないから
(相手のことだから自分の言葉を忠実に守って無理をして心を開こうとかそう思ってしまうだろうし、だからと言って自分が何か言ってしまったらきっと気にかけてしまうし、いろんな意味で不安に感じているのだろうかと考え込めば相手の頭を撫でながら、自分のペースで他の人たちに慣れれば良いし、自分は例えできなくても何も言わないならと笑みを浮かべながら相手に頬を擦り寄せ)
はい…ですが穂乃果の期待にはキチンと応えたいのです。頑張りますから、最後には、その…ご褒美を期待しても…?
(多少は無理をしてでも期待に応えられる自分でありたい、それが主従関係というものであり、ましてや今回は自分がこのままではいけないとわかっていながらそれでも直そうとはせずに目を背けてきたものへと向き合う機会を与えられたとも考えることが出来て、それならば今回こそは逃げずに向き合わなくてはいけないという思いも強く、頬を寄せてくる相手の背中へと手を回し頬を軽く舐めてからご褒美さえあるなら自分は頑張れるからとねだるように述べ
ご褒美…?うん、別にいいけどご褒美って何がいいの?期待に応えたいそれだけでも嬉しいけど
(気持ちは嬉しいけれどやっぱり相手には無理をさせたくないなと考え込んだものの、頬を舐められご褒美を期待していていいのかと言われ自分ができそうな御褒美と言っても頭を撫でたりお饅頭をあげたりすることだから、対して良い御褒美と言えるのかなと相手をじっと見つめながら、御褒美は何が良くて頑張れるのかを聞いておこうかなと思い、首をかしげていると不思議そうにしていて)
えっと…それでは、デートというものをしてみたいです。大好きな人同士一緒に出掛けるのをデートというのでしょう?私は犬なのでデートというのは変かもしれませんが…
(ご褒美を貰えるならば求めるものは既に心に決めており、相手の留守中に部屋に置かれた少女漫画を読んで得た知識、恋愛的な好きと主従関係としての好き、その違いというものはわかっておらず間違った知識だとも知らないままに好きな相手とデートというものが出来たら自分はもっともっと相手の望むパートナーとなれるのではないかと、そんな思いからデートをしたいと考えたが、しかし自分は犬で相手は人間であり、その種族の壁の前には踏み入れない距離感というものはあるのかもしれないなとも考えられて、無茶なお願いだろうかと眉を下げ、尻尾も力無く垂れさせていて
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