名無しさん 2016-01-02 01:41:54 |
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……何を言ってるの貴方、私が戻らなきゃいけないのは雪山じゃない。東京都浮世絵町にある、奴良組本家よ、
( 眉をひそめて、顔をしかめながら己が帰る場所は雪山ではない告げて。次いで、失礼な発言に、なっ、と狼狽え、「見かけて判断しないで。私は、そこらの妖怪たちよりも強いわ、」今度は目を吊り上げ、相手を睨みつけ、)
とうきょ…ぬらぐみ…?なんでぃそりゃ、聞いたことねぇな…?
(妖怪の組合、ということだろうかと考えて。「けっ、ガキのくせによく言うじゃねぇか。まぁそんなことより早く抜けよ、どこだろうがそこまで守ってやるからよ」へっ、と笑いながら相手を急かして)
…まさか、…いえ、でも。……もしかして、ここは私の居た時代ではない?
( きょとんとした顔を見せた相手に、此方も驚き、ぶつぶつと呟いては。もし、この時代が己の板時代とは異なるとしても、これから帰る手段を探すには情報が少なすぎる、相手の条件を飲むことにし、「その言葉に、偽りはないわね?……わかったわ、今から矢を抜いてあげるから待ってて」相手の胸に刺さる矢に手をかけて、強力な霊力に顔を歪めつつも、何とか抜くことに成功し、)
……っ!
(何かしらの術を使うことなくただ「引っこ抜いた」。破魔の矢を何もせずに普通に抜く力をこんな子供妖怪が持っていることに驚いて。「…く、くっくっく…はははっ!これで自由だぜっ!世話になったなガキンチョ、じゃあなっ!」何はともあれ自由になった。そして相手の目の前からさっさと立ち去ろうとして走り出して。「んげっ!…てて、なんだこりゃ…」走り出してすぐに壁のようなものにぶつかる。結界か?そう考えて別の場所へ行こうとするもまた壁のようなものにぶつかって。それを何度か繰り返した後、相手の元へ戻ってきて。「おいガキ!何でお前から離れようとしたら壁にぶつかるんだよ!」そう言いがかりをつけて)
あ、ちょ……約束破ったわね!
( 矢を抜いた瞬間、目の前から走り去ろうとする相手に、始めっから条件等守る気がなかったのだと気づけば、相手を止めるため、口から冷気を噴き出そうとするが、突然がいてが立ち止まったのを見て、きょとんとし、どうやら壁のようなものにあたっているように見えて。それを何度化繰り返したあと、己のもとへ戻ってきた相手に逆ギレされれば、「知らなわよそんなこと!、それよりも、貴方、元から条件を飲もうだなんて思ってなかったのね!」相手の勢いに釣られ、負けじを言い返し、)
…!そういやあの時…
(唐突に50年前の記憶が蘇る。あの時自分を封印した陰陽師が去り際に残した言葉を思い出して、『もし矢が抜かれたとき、貴様は矢を抜いた者から離れることが出来なくなる。…その矢を抜くほどの強者の下では貴様も悪さは出来んだろうがな』とかなんとか。「…じゃあ俺ぁこのガキから離れられねぇってことかよ…」ガックリと肩を落として、相手から離れられないことを悟り)
…何一人でブツブツ言っているのよ、
( 勝手に一人納得し、肩を落としている相手に怪訝そうに顔をし、約束を破られたせいか少しイラついていて。心を落ち着かせるため、少しの沈黙した後、自分よりも高い相手を見上げ、「事情はわからないけれど、結局のところ貴方は私と一緒に行動しなきゃいけないみたいね。……、貴方の名前は?」どっちみち一緒に行動しなきゃいけないことに、少し不満げな顔をしつつも、名を問いかけ、)
…けっ、犬夜叉だ。てめぇは?
(こうなったのも運命なのかもしれない。そんな風に思うわけもなく絶対に離れる術を見つけてやると心の中で意気込んで。「…とりあえず妖怪二匹が街歩いてても怪しまれるだけだ。変装してても僧侶にゃ見破られる…とにかくそこには注意しろよ、バレて面倒になるのはコリゴリだしな」兎にも角にも今は一緒に行動する身、一番注意すべきところを相手に伝えて)
私は、氷麗よ。、不本意だけど、これからよろしく、
( 相手の名前を口の中で繰り返し、己の名も明かし。相手から告げられた注意点に、わかったわ、とこクリを頷いて。まずは、この森から出たほうがいいかなんて思い、「まずはこの森から出ましょう。どこに行くか決めるのは、そこからだわ」相手に同意を求めるように、告げ、)
(/あ、時代の方はどうしましょうか?犬夜叉の世界とはいえパラレルワールドなので江戸時代でも戦国時代でも行けますが…ぬら孫のキャラを交えたりするのであれば江戸の方が良いかも、なんて思ってます!)
50年くらい経ってるだろうからな…俺の知ってるときとは結構変わってるかもな
(地形やらなんやらは一緒だろうが、それ以外のことは色々変わっているのではと思い。「…うっし、行くか」頭に布をバンダナのように巻けば森を出ようと歩き出して)
(/ んー、そうですね。私はもとより、戦国時代をイメージしてやっていたので、笑。戦国時代のほうがいいかなとは思いますが、主様はいかがでしょう?、)
50年も、あの木に貼り付けられてたのね、
( 風雨飲されていた年数を聞き、少々驚いたように目を見開けば、哀れんだ目を向けて。まるで耳を隠すように布を巻く相手を見つめ、「あ、ちょっと待ちなさいよ」慌てて相手の後ろを追いかけていき、)
(/了解です!では戦国時代のイメージでやっていきますね!)
…何も変わってねぇ、か…
(50年前、自分が封印されたころより続く戦乱は未だ終わってないようで。少し複雑な気持ちを覚えつつ情報収集を終えて街を出ることにして。「もっと良い情報集めてぇなら堺だな、あそこには色んな奴が居るし、京も近い場所にある。妖怪と人間で一杯の街だ。」どうする?と相手に意見を求めて)
…ええ、そうね。私よりもこの時代を知っている貴方が言うんだったら堺に行くのがいいのかも、
( 己の時代よりも、殺伐とした場に、居た時代がどれほど平和なものだったのかと思い知り、少し考え。意見を求められ、己よりもこの時代を知っている相手が言うんだからと、堺に行くことに賛成し。「……リクオ様、」自分の一生をかけて守ると誓った主は、今、どうしているのだろうかなんて、不安げな表情みせ、)
……何しけた顔してんだよ、行くぜ氷麗
(大切な人が居ない…記憶の片隅にある、父親を無くした母の顔によく似た顔だった。胸くそわりぃ、そんな顔は嫌いだった。振り払うように顔をそらし、相手の袖を引っ張って)
あ、ちょっと…!いきなり引っ張らないでよ、
( 己の時代に思いを馳せていれば、急に袖が引っ張られたせいで躓きそうになるも、足に力を入れて転ぶことは阻止して。もしかしたら、落ち込んでいる自分を気遣って、声をかけてくれたのかも、なんて一瞬思い、「失礼ね、そんな顔なんてしてないわ、」無理に強がった顔見せ、)
けっ、強がりやがって。
(ぺっ、と相手の袖を離せばまたそっぽを向く。その様子なら大丈夫だろうと思いながらも素直なことは言わず。「…んで堺ってのはどっちだ」しばらく進んだ後、ぴたっと止まりそんなことを呟いて)
余計なお世話よ、
( 相手の態度が気に食わず、ふん、と鼻を鳴らして此方もふいと視線を逸らし。でも、相手に励まされたのは確かで、素直にお礼を言えない自分が嫌になり、思わずため息ついて。相手の斜め後ろで歩いていれば、立ち止まった相手がこぼした言葉に目を見開き、「知らないわよ。そもそも此処が何処なのかもわからないのに……。まさか、貴方もわからないの?」目を細め、相手を見つめて、)
…ま、どうにかならぁ。
(明後日の方向を向きながらそう一言、顔は妙に開き直っていて。とはいえこのままにするわけにも行かないので何か方法は無いかと考えて)
…なんか良い考えはねぇか?
(きっちりと堺にたどり着ける方法はないものかと思い相手にも聞いてみて)
ほんっと、適当なんだから
( やれやれ、と首を左右に振り、呆れ気味に、ため息を付いては、周りをキョロキョロと見渡し、「旅人でもいれば、道を尋ねることもできるのだけれど…この案も使えなさそうね」しかし、人の姿は見えず、第一己らは妖怪で、もし正体がバレて面倒なことになってしまいそうで、たまもやため息をついては、相手見上げ、)
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