松野おそ松 2016-01-01 22:57:41 |
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んー、別に、てかだから寝てたんだって(質問されれば特に眠くないなと思うもそういえば寝てたんだったと思い出し苦笑し、)
気が向いたら後で言うよ(相手の冷たい視線に気づけばへらっと笑い鼻の下をこすり、「うわー…どーする」此方も同じく溜め息吐いて、)
ああ、そういえばそうだね( 返答耳にするなり頬を掻く仕草しては「僕そろそろ眠いんだけど」と薄く笑い )
気が向いたらって、何それ( 可笑しな答えにふっ、と緩く笑み溢せばふと財布の中身思い出せば手を叩き「…コンビニ行って来ようかな」とひらめいた様に呟いて )
あ、寝る?(眠たいと言う相手の言葉に間髪入れずに首傾げ尋ねて、)
気が向かなかったらごめんなー(顔の前で手を合わせにっと笑って、コンビニという言葉に耳を疑い「は?お前金あんの?」と目を丸くし尋ねて、)
うん、寝る( 意外と即答してきた相手に頷き返しては「とりあえず、二階からパジャマ取って来て着替えないと…」と立ち上がり二階へと向かい )
どうせ気は向かないんだろ( はぁ、と溜め息ついては「え?そりゃあるよ、母さんの手伝いしてコツコツ貯めてるから」と自慢気に胸張ってみせて )
チョロ松寝んなら俺も寝よー(頷いた相手の反応に少し悩むも自分もどうせなら寝てしまおうと二階へ向かう相手の後ろにべったりくっついて、)
あ、気が向いたかも(あまりに興味を示してくれてないような相手に思い切ってかまかけて、「ぶふっ!チ、チョロ松ちゃんはお利口でちゅね〜!」親の手伝いでもらった小遣いを自慢する相手に思わず噴き出し、)
…相変わらず寝相悪いなぁ、十四松( 二階にある自分達の部屋の襖を開けては弟見るなりふ、と小さく笑み溢しつつ箪笥を開け )
えっ、嘘( ふと聞こえた声を目を丸くしてはばっ、と相手の方を振り向いて、「っな…折角何か奢ってあげようと思ったのにっ、もう絶対に奢ってやらないからなっ…!」と顔を赤く染め )
お前あれの隣とか大変だろ。すげーよな。(自分も相手と同じように弟達の方へ視線やり、)
気になる?(予想以上の反応に嬉しそうに口角上げて、「え゛っ、ごめん!もうすごい尊敬!チョロ松最高!」奢ってくれると言われれば必死にフォローして、)
いや、というよりその隣のおそ松兄さんこそ凄く対応に困るけどね( 同様に寝相等どう考えても可笑しい相手にじと、と視線送りつつ自身の寝間着を手に取り )
え、気になるけど…( 気になるか、と問われれば小さく頷いては「どの口が言うんだよ、人の頑張りを馬鹿にしておいて…」む、と横目に相手見ては冷蔵庫を閉めて )
えー?俺そんなにひどいとは思わないけど(普段どれだけ相手に迷惑かけているか知りもしないでとぼけ面し「あ、俺のも」と寝間着取るよう頼んで、)
好き、だって言った(どうせどうとも思わないだろうと半分期待しないで目細め微笑浮かべ告げ、「いや、チョロ松が頑張ってるのはちゃんとわかってるって!」、)
いや、酷いよ充分。起きてるんじゃないのか、って位安眠妨害してくるよ( 思い出すなりはぁ、と溜め息つくも「あ、はいはい」と相手の寝間着取るなり手渡して )
…へ?( 耳に入ってきた言葉と相手の表情に一瞬硬直すれば情けない声もらすも「す、好きって…僕が?」と恐る恐る自身を指さしてみて。「…絶対嘘じゃん」と怪しげに呟くも居間へ向かいながら相手に )手招きし
ふーん。(溜め息つく相手とは対照的に超絶どうでもいいのか鼻の下こすり軽く受け流し、「ありがと」にかっ、と笑い、)
ぶはっ、お前以外に誰がいんの(相手の言葉に思わず噴き出すも直ぐ微笑浮かべ相手を見つめて、「ほんとだしぃー」口尖らせて、相手のあとに続いて、)
本当なんとかしてよ、今度から上じゃなくてトド松の方向いて寝てね( 相手の反応に横目で冷たい視線送りつつ箪笥閉め「どういたしまして」と緩く笑み溢しては脱衣所へ向かい )
…っ、あー、うん…( そう簡単には信じる事が出来ず適当に相槌返しては段々と熱を帯びていく頬を両手で抑えうつ向いて「…絶対嘘じゃん、都合良いよねほんと」と呟くなり自身の財布手にしては中身確認するなり玄関へと )
はぁー?寝相だから仕方ないじゃんー(頬膨らまし両手を後頭部で組んで、自分も相手に続き歩いて、)
…えっ!それだけぇー?(殆ど無反応とも取れる返事に不満げに眉尻垂らして、「へへーっ、これでいいのだー」鼻の下こすり、財布は持たずに玄関へ向かい、)
仕方なく無いよ、というか絶対起きてるじゃん( 何度相手と格闘したことかと溜め息ついては脱衣所につくなり手に持っていた寝間着に着替え )
いやそのっ、えっと…( 相手の表情見るなりあたふたと手を顔の前で振りそれを否定しては「ぼ、僕も好きっ…だけど…」と小さく呟いては靴を履きながら「良くない、あ。ごめん、廊下の電気消してくれない?」と )
寝てるしー…あ、それで前俺のこと拘束したの!?(着替えながら、この間起きたら縄で縛られていたこと思い出し、)
聞こえないんだけど?(にやにや笑いながらもう一回と人差し指立てて、「はいはいー、っと」言われた通りに電気消して、)
…あぁ、そんな事もあったよね( 何故か思い出を懐かしむ様にゆっくりと頷き )
っ、お前絶対聞こえてるだろっ!( ニヤニヤと不敵に笑み溢されれば一気に顔真っ赤染め、握り拳を固めて「だからっ、僕もおそ松兄さんの事っ…す、好きだからっ、!」と。「ん、ありがと」電気が消えた事を確認すれば扉を開け )
いや、そんな懐かしそうにしないで!俺めっちゃびびったんだけどぉ!?(相手の様子とは真逆に眉顰めて、)
へぇ?どんくらい?(あまりにも赤くなる相手を見て嬉しい気持ちが溢れてきてつい口元緩み、「ん、で、なに買うの?」相手に続き、)
いやだってしょうがないでしょ、何回退かしても邪魔して来るとかどういう事だよ( 相手横目に小さく溜め息つき、)ど、どのくらいって…別に、普通だけど…( 相手の表情見るなり顔背け、「あぁ…何買おっかな、僕は適当におにぎりとかで良いけど」と人指し指をたてて )
てか、せめて縛ったとしても布団には入れろよ!風邪引いたらどうすんの(頬膨らまし不服そうな口調で言い返し、)普通はないわー俺は数ある彼女の誰よりも比べものにならないくらいチョロ松のことが好きだよ(背けられた顔を変わらない表情で覗き込み、「あ、じゃあ俺もそれで」頭の後ろで手組み、)
布団に入れたら転がってくるじゃん。それに馬鹿は風邪ひかないでしょ( 相手の頬摘まんで薄く笑み溢し、 )っ、…あーもうっ、世界で一番好きっ…!( 顔赤くしつつ声を張上げては「…これで良いだろっ」と横目に睨みつけ、「はいはーい」と適当に返事をし )
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