七瀬遙 2015-12-29 21:03:53 |
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.....せめて、鯖とパイナップル分けようぜ。これ、美味いのか?いや、...んなわけねえだろ。
(目の前に出された鯖ップルを見てはがしがしと頭を掻いて予想通りの展開にどうしたらいいか分からず独り言を呟いて。とりあえずパイナップルをはしっこに寄せては鯖だけを口にして、)
鯖ップルは美味しい。一回食べてみればいいだろ?
(半信半疑な顔をして呟いている相手に騙されたと思って食べてみろと勧めその隣にこれまた鯖の乗ったピザと鯖味噌を置き「後は焼いてる鯖ができるのを待つだけだ」と言うと鯖の火加減を見るためまた台所に戻っていき。)
んなこと言われてもよ、この組み合わせ可笑しいだろ...。ピザに鯖って....ハル...。
(美味しいという相手を疑ってるわけではないがやはり箸は進まず鯖だけ食べ終えれば今度はパイナップルを食べて。運ばれてきたピザ鯖をみれば眉を寄せるも手を伸ばし一口食べてみて。不味かったのかうっとなり口に手を当てて首を横にふり、)
凛..あーん。
(どうしても相手に鯖ップルを食べさせたいのか自分の分に残しておいた鯖ップルを1口相手に食べさせようと相手の口まで持っていき首を振っている相手を見て自分もピザ鯖に手を伸ばし食べ普通に美味しかったので美味しい…と呟き。)
...んな恥ずかしいこと出来るか!つーか、食わねえ。...嘘だろ、お前の舌どうなってんだよ。
(口まで鯖ップルがくるとうっとなり嫌だというように口は開けようとせず。本当はされることは嬉しいのに素直になれずむきになってしまい。美味しいという相手にえっという顔を向けては自分ではどこが美味しいのか理解できず、)
(せっかく羞恥心を抑え相手に鯖ップルの美味しさを伝えようと行動したのに相手に嫌だと言われたのがショックで俯き「ずっと食べていれば凛も美味しいと感じるようになってくるかもしれない。」相手も鯖の虜にしよう作戦を頭の中で考え頷き。)
....、ハル。食わせてくれんだろ、ほら...やれよ。恥ずかしいけどハルにならやられてもいい。
(俯く相手を見ては心の中にぽっかり穴が空いたような気持ちになり口を開けながら待機して。恥ずかしくなり閉じそうになるも相手の為に閉じることはせず鯖ップルを食べようと決意して、)
食べてくれるのか…?無理しなくてもいいんだ。
(口ではそう言っているがやはり相手が自分のためにこの鯖ップルを食べてくれるのが嬉しく微笑みながら相手の口まで運び食べさせ「どうだ?美味しいだろ…?」と首をかしげ
....無理してねえ。こうされんの初めてだから恥ずかしいだけだ。.....まあ、普通だな。
(鯖ップルを味わうように食べれば味は思ったより不味くなく相手の言ってることも間違いじゃないと思い。あえて普通だと答えてはこの組み合わせも悪くないと思いにっと笑い、)
そうか、少しでも美味しさを分かってもらえたなら良かった。
(不味いとは言わなかった相手に安堵した表情を見せたが、改めて自分のした行動を確認すると今更恥ずかしくなり顔を赤く染め鯖の様子を見るということを口実に台所へと逃げていき鯖を見ると少し焦げていて失敗したなと思い。)
おう、悪くねえと思った。鯖ップルなんてお前の家しか出てこねえよ。...鯖、焼いてたのか?
(頬赤く染める相手に自分も恥ずかしくなり頬赤く染めては先程の行動は相手を思っているからこそ出来るんだなと思い。机に突っ伏しながら台所に行く相手の背を見続けて上記のべ、)
あぁ、だが少し焼きすぎた。
(ちらっと相手の方を見てみるが先程の行動を思い出してしまいすぐさま目を逸らし、鯖をひっくり返したりしながら様子を見て頬の熱が冷めてきた頃に焼き鯖を持って相手のとこに戻り「今日は、泊まっていくのか?」と一応聞いておこうと思いそう尋ね。)
いいんじゃねえ?少しくらい焦げたって食えんだろ。おう、そのつもり。宗介にメールしとかねえとな。....えーっと、今日はハルんちに泊まってくからお前一人なっと。
(焼き鯖を見ればこんくらいの焦げなら問題ないだろと思い机に突っ伏したまま携帯でメールを打っては送信して。メールが打ち終われば顔を上げて箸を持てば焼き鯖を食べようとして、)
そうか、わかった。
(そういえば相手が家に泊まるのは久しぶりでしかも恋人関係になってから初めてで一緒の空間で寝るのかと変に意識してしまい、とりあえず鯖を食べようと箸を取り風呂の準備やら相手の寝る布団の準備もしなければと今後の予定を考え。)
そういやあ、ハルんち泊まるの久しぶりだよな。一緒に寝るか?....やっぱ、鯖は鯖だけがうめえ。
(相手の家に泊まることが嬉しくて同じ布団で寝ようかと考えては相手に問いかけてみて。焼き鯖を半分に分けてはその片方を二口くらいでたいらげてしまいお腹が一杯になったのかふうと息を吐き、)
....別に、俺はそれでもいい。
(まさか相手に一緒に寝るかと聞かれるとは思っておらず一瞬思考が止まったが顔を赤くしながらも答え自分も食べ終わり食器を台所へと持っていき取りあえず皿洗いは後回しにし湯を張るために風呂場へ移動しお湯を張り「湯が沸いたら先に入れ」と言い相手の着替えを取りに行き。)
んだよ、そっけねえな。そこはもっと喜ぶところだろ。...さんきゅ。俺だけ何もしねえのもあれだから皿洗いするぜ。
(相手の言葉にちえっとなるも本当は一緒に寝たいんだなと思い嬉しくなり。相手の行動の早さにびっくりしては自分も何かしなきゃと思い立ち上がれば台所に行き皿洗いを始めて、)
あぁ、俺も一緒にやる
(皿洗いをし始めた相手1人に任せるわけにもいかず相手の隣に並び洗ってもらった皿を拭き「なんか、こうやって2人で並んで家事してると新婚....みたいだな。」ふと思ったことを口に出すが自分で言ったことに自分で照れてしまい。)
いや、ハルは料理作ってくれたりしたから皿洗いは俺の仕事だっつーの。....っ!何恥ずかしいこといってんだよ。まあ、俺はハルとは夫婦だと思ってっけど。
(ぶわっと頭から湯気がでたような感じになるも自分も思ったことを口にして。皿洗いが終わればちゅっと頬に口付けし相手から離れては片手あげ風呂に入る準備をし始めて、)
ただ...凛と一緒にやりたかっただけだ。
(あまり一緒に居れない相手と少しでもと思いつい無意識で行動してしまい最後の一枚を拭き終わり気を抜いていると相手からの予想をはるかに上回る答えを聞き驚いていたがその後の行動にさらに驚き固まりその場から動けなくなり。)
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