猫少女、拾ってください【ひぼ】

（いきなり抱きつく）
いままでつらい思いをしてきたんだね
（十秒位して）
あ、ご、ごめん
（自分のしていたことが第三者から見ればいきなり抱きついたととれるということから　赤面中）

ふぁ！？……あ、ううん……大丈夫。ありがとう。（抱きつかれたと分かれば猫の姿の時より恥ずかしさが先行して。しかし嫌な感情は生まれず、相手が謝る理由も良く分からないままそれを否定し、相手の言葉に優しさを覚えれば微笑みそういって）

学校、行ってみる？

（家に一人だけでは危ないと思い）

学校？なにそれ？（相手の提案に、出てきた聞き慣れない単語を不思議に思って質問し）

いつも、僕が通っているところだよ

いく！学校、行きたい！（相手の返答を聞くと好奇心が膨らんできたのか笑顔で言って）


（ジュクですので、今日はおちます）

（はぁ、でももてちゃうかもなぁ）

う、うん　じゃあ一緒に行こっか　　　　　　　　　　　

（/了解です　明日は昼からできます　そういえば部活って何部ですか？

やったぁ！ありがとう！（相手の言葉に自分の願いが聞き入れられたと嬉しくなり）

……そういえば、貴方の名前は……？（まだ相手の名前を聞いていない事に気づき、あかりという素敵な名前を付けてくれた男性の名前を呼びたくてそう聞き）


（部活は和太鼓・踊り部です）

僕の名前は誠　望月　誠だ
（問いかけられた質問に答え）

じゃあ、明日学校だから、今日はあかりの部屋作りと生活で必要な物を買いに行こっか

（部活がんばってください）

誠……誠！（名前を教えられれば、必死に覚えようと反復し）


うん！楽しみ！（買い物といわれればなぜだか楽しみになって笑い）


（ありがとうございます。次のレスは７時以降になります）

じゃあ、歩いて行こっか
（あかりが新しい服を着るとどうなるかと想像しながら）

（/七時ですか　了解です

よーし、いこう！（元気よく返事をすると、気持ちがはやるのかそのまま玄関を出て走っていき）

あぁまって靴履いてないでしょ　今日買うにしてもおさがり履いてって

（急ぐ相手の手を取り）

くつ……？これ、足につければいいの？（手をつかまれれば何事かと相手の方を見て。相手が出してきた靴を見ながら長らく猫でいたため靴を履くことがなく眺めて。それでも人間の誠の言葉を信じおそるおそる履いてはこれでいいかと尋ね）

よし、合ってるね
あかり、可愛いよ

（笑いながら、自分の物にしたいと考えながら）

そう？ありがとっ！（可愛い、と言われたのは初めてだったためつい嬉しくなりニコッと微笑み）

じゃ、今度こそ行こう!（相手の手を引き、外へ出るなりはしゃいで）

あぁ、はいはい

（相手の行きたいところへついていく）

そーいえば、必要なものってどこにあるの？（一通りはしゃいでから本来の目的を思い出したらしく、誠の方を向いて聞いて）

デパートだよ

（友達を見つけかくれながら）

でぱーとかぁ―――っと、どうしたの？（いきなり隠れる相手を不思議に思ったのか尋ね、相手の視線の先には同い年くらいの男性がいて）

いや、友達がいたから

（彼女だと間違われるのはいいけどだれにも見せたくない）

ともだち……（聞き慣れない単語に困惑するも、誠の表情にこれ以上聞くのもどうかと思い口をつぐんで）

変な表情だよ、あかり

（吹っ切れた感じであかりのほっぺたを引っ張った）

ふにゃぁ……そんなに変な顔だった？（頬を引っ張られ変な声を出すも、引っ張られた頬をさすりながら苦笑いして言って）

そっちの顔の方が可愛いよ

（そう話しながらデパートに着く）

ありがとう！――ここがでぱーとかぁ、大きいね！（可愛い、と言われるとまた笑ってお礼をいい。デパートを前にその大きさに驚いて目を丸くし）


（今日は落ちます。おやすみなさい）

まず何買いたい？

（必要な物からだよと付け加え）

うーんと……何が、ひつよう？（相手の言葉を聞けば、人間に必要なものがよく分からず見上げるような目線で誠に聞いて）

服とかあかりがほしいものだよ

（優しく）

ふく……あ、じゃあ私、あれがいい！（相手の言葉に少し首をひねって考えてから、近くにあった服屋のマネキンが来ているピンクのワンピースを指差し言って）

わかった

（店員さんに頼みにあかりを残して）

あ、誠……（ワンピースが欲しいといったのは自分なのだが、まさか置いて行かれるとは思わず一人残される事に不安を感じて小さく呟き）

（少しして）

あかり、買ってきたよ

（うれしそうに）

誠っ！……ありがとう。（相手が帰ってくれば即座に抱きついて名前を呼び。相手の手にワンピースの袋があることを知れば嬉しそうに礼を言って）

えっ、ちょっ

（顔が真っ赤になりながら）

どっかに……いっちゃうかと思って……（相手が慌てていることに気づいていないのか、そのままの調子で呟き）

（あかりの涙を拭き）

ごめんね、あかり

ううん……大丈夫、戻ってきてくれたから。（涙を拭かれたことが分かれば嬉しそうに笑い）

そうそうあかりは笑ってた方がいいよ

（笑いながら）

うん！あ、他にいるのは……くつ？（誠が笑ったのにつられて自分ももう一度笑いながら。他に必要なものを考えながら、自分の足元を見て言って）

そうだったね
（あかりに合う靴を探しながら）

う～ん……あ、これ……似合うかな？（誠が靴を探してくれているのを見て自分もと意気込み目線を動かすと、ふと目に一足靴が止まって。ピンク色のサンダルにリボンをあしらった可愛らしい靴を指差し聞いてみて）

いいんじゃない？

（ファッションセンスあるなと思いながら購入し）

（遅くなってすみません）

うん、ありがとう！（肯定の言葉に嬉しく思いながら買ってくれた相手に満面の笑みで言って）

他に何が欲しい？

（喜んでいる相手に向かって）

うーんと……あ、あれ……（聞かれると棚の上の方にあったふわふわのクッションを指さして）

はいはーい

（クッションを取りあかりに渡す）

わぁ、ありがとう！ふわふわ～（渡されるとさっそくその手触りに微笑み）

じゃあ、そろそろ家に戻ろっか

（買った物全て持ちながら）

うん。人がいっぱいで……疲れちゃった。（相手の言葉に、人の波に疲れたようで少しばかり疲れを顔に滲ませながら苦笑いして言って）

もー、しかたないなぁ

（そう言いつつお姫様だっこをして）