ねむる 2015-12-28 21:33:08 |
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人生リセットボタン
目が覚めたら 人生リセットボタンが
そこに 転がってた
目眩 目眩 象る
念願の 強くてニューゲーム
ネコちゃんワンちゃん出ておいで
明日は素敵な参観日
無敵の天才神童は 中二で朽ち果てた
ダメダメこんな人生 累計これまで何百年?
ネバーランドの囚人に 課された極上の終身刑
ショート寸前カイバ先生 掻き毟った手を睨め
どうせどうせやり直し 人生リセットボタン
目が覚めたら 人生リセットボタンが
そこに 転がってた
ほらほら 盲目
甘い汁 冗談はほどほどに
愛想も怨嗟も過食気味
加減を知らないボキャブラリ
三千回目の告白も 『タイプじゃないんです』
ダメダメこんな人生 累計これまで何千年?
ネバーランドの囚人も 昔は確かに笑えたんだ
ワープ寸前カイバ先生 先回って受け止めて
どうせどうせやり直し 人生リセットボタン
ブラフの上にも三千年
その手に乗るかと三億年
将来の夢は何だっけ?
わばばばばばば
ダメダメそんな人生
耳鳴りが邪魔するんだ
ああ、誰かしらそうやって
叱ってくれればよかったんだ
ダメダメこんな人生 累計これまで何兆年?
寒い寒い近寄んないで 答えが喉まで来ているんだ
カイバ先生 カイバ先生 掻き毟った手の中に
見っけちゃった 見っけちゃった
6兆5千3百12万 4千7百10年の
果て果てに飛び込んだんだ 午前5時始発の終着点
カイバ先生 カイバ先生 僕のいない世界こそ
きっときっと答えと 思ったがどうでしょうね?
カーニバル
さあさあ始まるカーニバル 孤独のメリーゴーランド
クルクル回った 嬉しい 楽しい 寂しい
遠くから聞こえる 何やら楽しげな音 憎たらしいね
嫌だよ ずるいよ 嫉妬 嫉妬 嫉妬
可愛いなんて言われたって 惨め
何処にもお祭りが無いなら 此処で一人踊ろうかな
華やかなパレード横目に 指を囓った
一人遊び 一人が好き 独りきり 独りは嫌
誰かと 誰かと 誰かと ――誰も居ない
さあさあ始まるカーニバル 孤独のメリーゴーランド
クルクル回った 嬉しい 楽しい 寂しい
騒ごうカーニバル 孤独のメリーゴーランド
お庭の子供も 一緒に遊びましょう
遠くで沸いてる曲芸 落下してるのはいつかの自分で
気付けば周りは哀れな自分だらけ お馬に乗って回ってる
皆食べてしまった 誰も居ない 誰も居ない
さあさあ始まるカーニバル 真っ赤なメリーゴーランド
クルクル回った 吐き気も愛しい
騒ごうカーニバル 真っ赤なメリーゴーランド
落ちてぐちゃぐちゃの 自分を笑おうよ
カーニバル カーニバル ずっとカーニバル 踊れないけど
カーニバル ずっとカーニバル 悔しいから
見たくない 知りたくない
だけど見てしまう そんなもんでしょ
人の臭いと嫉妬と欲望
何処にもお祭りが無いなら 此処で一人踊ろうかな
華やかなパレード横目に 指を囓った
一人遊び 一人が好き 独りきり 独りは嫌
誰かと 誰かと 誰かと ――誰も居ない
さあさあ始まるカーニバル 孤独のメリーゴーランド
クルクル回った 嬉しい 楽しい 寂しい
さあさあ始まるカーニバル 真っ赤なメリーゴーランド
クルクル回った 吐き気も愛しい
騒ごうカーニバル 真っ赤なメリーゴーランド
落ちてぐちゃぐちゃの 自分を笑おうよ
嬉しい 楽しい 寂しい
自分を笑おうよ
ワールドイズマイン
世界で一番おひめさま
そういう扱い心得てよね
その一 いつもと違う髪型に気が付くこと
その二 ちゃんと靴まで見ること いいね?
その三 わたしの一言には三つの言葉で返事すること
わかったら右手がお留守なのを なんとかして!
別にわがままなんて言ってないんだから
キミに心から思って欲しいの かわいいって
世界で一番おひめさま
気が付いて ねえねえ
待たせるなんて論外よ
わたしを誰だと思ってるの?
もう何だか あまいものが食べたい!
いますぐによ
欠点?かわいいの間違いでしょ
文句は許しませんの
あのね?私の話ちゃんと聞いてる?ちょっとぉ…
あ、それとね?白いおうまさん 決まってるでしょ?
迎えに来て
わかったらかしずいて 手を取って「おひめさま」って
べつに わがままなんて言ってないんだから
でもね 少しくらい叱ってくれたっていいのよ?
世界でわたしだけのおうじさま
気が付いて ほらほら
おててが空いてます
無口で無愛想なおうじさま
もう どうして! 気が付いてよ早く
ぜったいキミはわかってない! わかってないわ…
いちごの乗ったショートケーキ
こだわりたまごのとろけるプリン
みんな みんな 我慢します…
わがままな子だと思わないで
わたしだってやればできるもん
あとで後悔するわよ
当然です!だってわたしは
世界で一番おひめさま
ちゃんと見ててよね どこかに行っちゃうよ?
ふいに抱きしめられた 急に そんな えっ?
「轢かれる 危ないよ」 そう言ってそっぽ向くキミ
…こっちのが危ないわよ
ドレミファロンド
丘を越えて山を越えて谷を越えてゆくんだ
川を越えて海を越えて空を越えてゆくんだ
雨上がりの空 虹を描いて
皆に会いにゆくよ
大切なのは僕でいること 間違いだらけの毎日も
手と手をつないで 目と目を合わせて
どこまでも歩こう
おサルさんのロンド キリンさんのロンド
ウサギさんのロンド 気がつけば僕も
小鳥たちのロンド 子犬たちのロンド
子猫たちのロンド 笑顔で歌うよ
朝を越えて昼を越えて夜を越えてゆくんだ
雲を越えて月を越えて星を越えてゆくんだ
星空の下に 浮かべた涙
皆に会いにゆくよ
大人になればわかるはずなのに
悩み事ばかり増えてゆく
そんなときには空を見上げて
皆と一緒に歌いながら
お医者さんのロンド 大工さんのロンド
八百屋さんのロンド 気がつけば僕も
山田さんのロンド 田中さんのロンド
鈴木さんのロンド 笑顔で歌うよ
小人さんのロンド 巨人さんのロンド
宇宙人のロンド 気がつけば僕も
寂しがりのロンド 忘れんぼのロンド
照れ屋さんのロンド 笑顔で歌うよ
お母さんのロンド お父さんのロンド
お姉ちゃんのロンド 気がつけば僕も
お婆ちゃんのロンド お爺ちゃんのロンド
君と僕のロンド 皆で歌えば
世界は回って 笑顔になれるよ
心拍数#0822
僕の心臓がね、止まる頃にはね
きっとこの世をね、満喫し終わっていると思うんだ
やり残したこと、なんにもないくらい
君の隣でさ、笑い続けていたいと思うんだ
この胸が脈打つうちは君をまだ守っていたい
生きる意味なんてそれでいいの
もう一つ、もう一つって同じ涙を数えて
僕らはまたお互いを知るんだ
高鳴る鼓動が伝えてく
重なる音と流れる想いを
もう離さないと約束しよう
いつでも君が寂しくないように
僕の心臓はね、1分間にね
70回のね、「生きている」を叫んでるんだ
でも君と居ると、少し駆け足で
110回のね、「愛している」を叫ぶんだ
この胸が脈打つうちは君をまだ守っていたい
生きる意味なんてそれでいいの
もう一度、もう一度って同じ心を重ねて
僕らはまたお互いを知るんだ
僕と君が出会えたことに
何か理由があるとするならば
運命かは分からなくても
嬉しいことに変わりはないよね
いつか僕をやめるときまで
あと何度「好き」と言えるのだろう?
ここに居られることに感謝しよう
ただ生きていることにありがとう。
高鳴る鼓動が伝えてく
重なる音と流れる想いを
愛し続けると約束しよう
心拍が止まってしまうまで
さよならポラリス
道は別れて ふたり しんと立ち止まる
そっと見つめあい 言葉をこぼす
足を進めて ここで バイバイなんだと
いいきかせてる もう起きなくちゃ
軌跡 刻んでた雪は溶けて
あとは手をはなすだけだね 笑って
ひとつ、またひとつ 息をのんで進み
ポラリスの誓い 一瞬のきらめき 揺らう
ふたり、もうひとり 離れていくだけさ
変われない心 かすかな絆ふれて 止まる
幼い僕ら 鼓動の意味を知るまで
何千の夜を 砕くのだろう
見上げた空に 今は 失くした未来が
鮮やかに灯り もつれる光
うたう 出会いは偶然だけど
別れは必然のきまり ……笑って
ひとつ、またひとつ 選びとって捨てて
淡い白のなか 埋めた想いごと 溶かす
ふたり、もうひとり 夢から覚めたなら
冬は閉じていく 緩やかな速度で 落ちる
またいつか 出会うさ
あたりまえの偶然のように
ひとつ、またひとつ 息をのんで進み
ポラリスの誓い 一瞬の煌めき 途切れ
ふたり、もうひとり 離れていくだけさ
冷え切った指が かすかな絆ふれて 裂いて
ひとつ、またひとつ 進むたびに失くす
でも怖くないよ その声は確かに 此処に
ふたり、もうひとり 濡れたまつげ揺らし
微笑んだのなら 別れ、歩き出そう 春(あす)へ
え?あぁ、そう。
建前だけの感情論で全てを量ろうなんて
そんなのはお門違い、笑わせないでよね
だけどたまには楽しいことも必要だと思うの
気が済むまで私も満足したいわ
目の前から消えていった心を刺す嘘みたいに
ぐるぐるって混ざる様なこの感じがたまらない
ねぇ、ぶっ飛んじゃうのが良いなら
私をもっと本気にさせて
逃げるなんて許さないわ
やっぱりそんな程度なのかしら
甘いのもいいと思うけれど苦いのも嫌いじゃない
そんな私の事を我儘だと言うの?
馬鹿だとかアホらしいとか言いたいだけ言えばいいわ
他人(ひと)の価値観なんて私は知らないの
掌から落ちていった紫色の花みたいに
くるくるって踊る様なこの感じがたまらない
さぁ、どうなっちゃうのか見せてよ
本能?理性?どちらが勝つの
超絶倫【自主規制】で魅せてよ
本当はここを欲しがるくせに
嬉しいとか気持ち良いとか
所詮それは自己満足
そういうのって投げ捨てちゃって
いいんじゃない?って思わせて
もうぶっ飛んじゃったら良いでしょ
一体どこに不満があるの?
いっそこうなったら逃がさない
だからね、ほらね、覚悟して
さぁ、どうなっちゃってもいいから
その目で最後まで見届けて
どこまでイッても止まらない
だけどね、でもね、そろそろ限界
あぁもうダメ…
ネトゲ廃人シュプレヒコール
ネットゲーム世界は今日も
隔離 哀れ 蔓延る効率厨、々
リアルの世界は明日も
僕抜きで機能して回る
ネットゲーム世界はずっと
孤立 晒し 貪るレベリング
薄暗い部屋の「ああああ」は
閉めきった窓なんてもう覚えてない
ドロップ重視=ドロップアウト人生
文化的ライフ崩壊前提
守れ要塞プライド一切合切
**みてぇなスキーム
飽きても次のステージへ
(RMT...tt...RMT...)
人生を堕落に全部極振り
見せしめタブーをルールへ
(mm...MPK...mm...PK)
延久に紛う様な時間を
ネットゲーム世界は今日も
隔離 哀れ 蔓延る効率厨、々
リアルの世界は明日も
僕抜きで機能して回る
ネットゲーム世界はずっと
孤立 晒し 貪るレベリング
薄暗い部屋の「ああああ」は
吐き捨てる様に日々を重ねてる
ちょっとした丘陵さえ無い
昨日からDUPEされた今日は
外に怯えてるスレイブ向け
腐り切ったスキーム
飽きても次のステージへ
(RMT...tt...RMT...)
人生を堕落に全部極振り
見せしめタブーをルールへ
(mm...MPK...mm...PK)
延久に紛う様な時間を
ネットゲーム世界は今日も
隔離 哀れ 蔓延る効率厨、々
リアルの世界は明日も
僕抜きで機能して回る
ネットゲーム世界はずっと
孤立 晒し 貪るレベリング
薄暗い部屋の「ああああ」は
キーの印字と同期して磨り減ってく
ネットゲーム世界は今日も
隔離 哀れ 蔓延る効率厨、々
リアルの世界は明日も
僕抜きで機能して回る
ネットゲーム世界はずっと
孤立 晒し 貪るレベリング
薄暗い部屋の「ああああ」は
無邪気な目ですがってる 嗚呼
ネットゲーム世界は今日も
隔離 哀れ 蔓延る効率厨、々
リアルの世界は明日も
僕抜きで機能して回る
増えていくのは形無い
数字 ナルシズム それに気づけないで
薄暗い部屋の「ああああ」は
ギルド1番の誇り高き戦士
影踏みエトランゼ
靴を鳴らして イヤフォンぶら下げて
しかめっ面で ひとり、ため息吐いた
食べかけのチョコ 一口かじって上を向く
「嘘つきお星様 流れてみせて」
小石蹴り上げ 遠く闇に消えて
「嘘つきお月様 見下ろす世界はちっぽけね」
何処に行けるの? 重たい足枷をつけたまま
何処に行こうか? 靴を脱ぎ捨てて
声を嗄らして 暗闇手探り無我夢中
息が詰まるわ 灰色の世界(げんじつ)に
もしもあたしが 自由に泳げる魚なら
海の底から 冷たい地面をあざ笑う!
足音消して、そっと耳を澄ませ
薄く笑った まだ夢を見ているの?
誰が言ったの? 「ひとりじゃ生きられない」なんて
誰に言ったの? その目開かずに
声を上げずに 涙をこぼして何回目?
瞼焼きつく 遠い世界(げんじつ)の中
弱いあたしが 求めて背を向けた箱庭に
手を伸ばしたけれど 届かない
ひとり 冷たい、光届かない深海で
耳を塞いで 漂い生きられたら
何を想うの? 感情の羅列に潰されて
何もしないの? 手足に力を込めたまま
声を嗄らして 暗闇手探り無我夢中
息ができない 灰色の月明り
このまま闇に ココロもカラダも溶かそうか
ひらり、ふわりと 先行く誰かの影を踏む
月のワルツ
こんなに月が 蒼い夜は
不思議なことが 起きるよ
どこか深い 森の中で
さまよう わたし
タキシード姿の うさぎが来て
ワインはいかが?と テーブルへ
真っ赤なキノコの 傘の下で
踊りが始まる
貴方は何処にいるの?
時間の国の迷子
帰り道が 解らないの
待って 待っているのに
眠れぬ この魂は
貴方を捜し 森の中
「月の宮殿(チャンドラ・マハル)」の王子さまが
跪いて ワルツに誘う
睫の長い 蝶々たちが
シフォンのドレスでひらひらと
虹色タイツの かぶと虫は
剣の ダンス
求めるものは なあに?
誘惑の 迷宮(ラビリンス)
ミルク色の 霧の彼方
確かな 愛が欲しい
冷たい この 爪先を
白鳥の羽根で くるんで
「月の宮殿」の王子さまは
貴方に似た 瞳で
笑う
"満ちては 欠ける
宇宙(そら)を行く
神秘の 船
変わらないものなど無い、と
語りかけて
くるよ"
こんなに月が 蒼い夜は
不思議なことが 起きるよ
どこか 見知らぬ 森の中で
さまよう わたし
こんなに月が 蒼い夜は
不思議なことが 起きるよ
愛することは 信じること
いつかその胸に抱かれ
眠った夢を見る
From Y to Y
背中を向けて君は歩き出した
交わす言葉も無いまま
揺れる心の中 子供のように叫んだ
行かないで 行かないで ねえ…
背中を向けて僕は歩き出した
涙落ちる前に行かなきゃ
幸せすぎるのは嫌いだと偽った
強がって手放した理想の未来
取り戻せぬ願い
少し広く感じる この狭いワンルーム
心の隙間を広げるようだ
少し長く感じる ほんの一分一秒
君と過ごせたら、と
願うことさえ許されない世界なのかな
たった一つの嘘でさえも
君の涙を生んでしまう
数え切れないほどの罪を重ねてきた
その手に触れたこと
君の隣でそっと生きようとしたこと
今を一つ拾うたび 過去を一つ捨てるような
有限の記憶と時間の中
そこに居座っただけの僕の存在など
きっと君の記憶から消える
もう二度と戻れないの?
ここは始まりか、終わりか
広いベッドで眠る夜はまだ明けない
また一人で夢を見るよ
君の記憶を辿る夢を
数え切れないほどの罪を重ねてきた
その手に触れたこと
君の隣でそっと生きようとしたこと
孤独の痛みで償うから
君の記憶にそっと居させて
変わらない気持ちでまた出会えたら良いね
そして手を繋ごう
そのときまで
「またね」
合鍵ガンマンと合鍵忍者
2枚目の 嗚呼 2枚目の
2枚目の ルルルル…
嗚呼 2枚目の 嗚呼 2枚目の
2枚目の扉さ…
荒野にこだまする 蹄の旋律
風を切って現れた 合鍵ガンマンさ
闇に溶け込んで身を隠す
108つの忍術使い
高いトコ苦手だがお人好し
合鍵忍者さ
行く手を阻む大きな扉
黒く立ち込める不安
扉が開かなきゃ明日は無い
郷に残した扶養家族たち…
ご・め・ん・ね
2枚目の扉が開かない
1枚目はあんなにアッサリ開いたのに
押しても引いても動じない
不動明王の如しさ2枚目は
2枚目の扉が開かない
1枚目は スッと 開いたのに
襖みたいにスライドが
できない扉なのさ2枚目は
事を荒立てずにおさめよう
行政の力で
役所に申請してみよう
扉を開けてもらう手続きを…
書・面・で
2枚目の扉が開かない
1枚目はあんなにアッサリ開いたのに
押しても引いても動じない
不動明王の如しさ2枚目は
2枚目の扉が開かない
役所に申請出したのに
書類に見られたケアレスミス
「印鑑おす場所違います」
やり場の無い怒り覚えたから
酒場のマスターに八つ当たり
エプロンにケチャップを
付けたった
酒場のマスターの
一・張・羅
怒りと悲しみ超えたとき
流れ落ちたカタルシスの涙
扉の噛み合わせを刺激する
サラダ油のような潤滑油
2枚目の扉が音を立てて
数センチの光を差し込めた
2枚目の扉の向こうには
ルルルル…
2枚目の扉が音立てて
まばゆい光を差し込めた
2枚目の扉を開いたら‥
網戸がしっかり張っていた
そっか これなら夏場も涼しく過ごせるね!
ドミノ倒シ
あなた見てるとなんだか いらいらしてくるの
別にあなたのことはね 嫌いじゃないけれど
あのね お願いだから あたしの前であの人のこと
嬉しそうに話さないで 心荒れてしまうの
綺麗なものや うまくいっているものを見ると
壊してしまいたくなるものよ ドミノ倒しみたいに
そんな優しくしないで 気安く呼ばないで
嘘か本当かも知らぬ 恥を抱くのです
その目を閉じてみたら ほらね あなたにも見えるでしょう
悪いこと想像してごらん あたしの胸のうちよ
綺麗に並べるのには 時間がかかったでしょう
壊してしまうのは簡単よ 人の関係なんて
愛想笑いで隠して 耐えてきた心も
音を立てて崩れていくの ドミノ倒しみたいに
綺麗なものや うまくいっているものを見ると
壊してしまいたくなるんだよ あの人が好きだから
指切り
今宵は貴方のため
この身を授けましょう
貴方とは特別なの
これは世辞とか
口説じゃないの
嗚呼
あたし恋をして
貴方の目に映るものすべて
憎く 見えるの
あたし以外は見ないで
心の音がするわ
汚い擦れた声
前の男の行方よりも
貴方の未来
気になります
嗚呼
満たされるくらい
体も心も全部強く奥の奥まで
さぁ もっと
熱くさせてよ
小さな 見世で 横たわる
埃まみれ の この恋を
誠の恋 と 呼ばぬなら
今 示しましょう
愛の証を
嗚呼
あたし貴方なら
髪切りも 爪剥ぎも 超えて
指切りするわ
交わして
変わらぬ愛を
指切った
1925
いたいけなモーション 振り切れるテンション
意外、意外 いけるものね
繰り返す問答 答えなら無用
嫌い、嫌い縛らないで
ひとりぼっちの「ぼっち」を押すの
やめて、よしての妄想で
買えないものなどないのです
転じて言えば何物にも
値段をつけて売るのです
尊徳の感情はないの
ホンノリと少々 チラミセの本性
ズルい、ズルい可愛くない
それならばこうしよう ズルムケの本性
臭い、臭い はしたないわ
間違い探しのペアルック
あれとこれとそれとどれ
飽きたらガムを捨てるように
新たな恋を探す道理
パズルの凸凹意外にも
誰とでもハマるようだ
降りしきる雨の中 止まるべき錨を捨て
人生は「コウカイ」という名の船旅だ
遮るものをあげるならば
心と道徳、法律か
お高い壁も遠回りを
したならば ほら
「アイ」とはなんぞと問われれば
それは「ワタシ」と答えようぞ
ひび割れしにくいだけなので、
ダイヤなどいらないのです
リンネ
黒い山羊が
呟いた
「白線よりお下がりよ
鈍色電車通り去って」
隣りで猫が
問い掛けた
「アナタは何処に向かうんだい
ここらも直に死んじまって」
赤の手首携えて
私 一人 ふわり根無し草
錆びた水を飲み込んで
次の駅
またどうか
(どうか)愛を
帰りの電車は
何処にも無いわ
教えてダアリン
(ダアリン) ねえ ダアリン
声が聞こえた
ような気がした
枯れた花は
呟いた
「感情がない、感情がない、
心は憂い夕を吐いて」
蝉の泣いて
墜ちる頃
電線が裂いた赤の下
立入禁止 蹴っ飛ばして
猛り影がドロドロと
零れ出す
「見えない」と
泣いて泣いて
私の想いを
探しているわ
教えてダアリン
(ダアリン) ねえダアリン
鳴らぬ電話の
命は何処へ
茹る茹る
環状線
ここには無い
ここに終点は無い
左 左
右で鳴る
踏切りの音
カンカラリンドウ
カラスは言う (カラスは言う)
「あの頃にはきっと戻れないぜ」
「君はもう大人になってしまった」
またどうか
(どうか)愛を
終わらない輪廻を
千切っておくれ
さよならダアリン
(ダアリン) ねえダアリン
あの日私は
大人になった
絶えず想う
二人 一人
暮れ落ちた言葉は
取り返せずに
さよならダアリン
(ダアリン) ねえダアリン
クルクル回る
環状線を
「一人憐れに歩めや少女」
タイムマシン
得意げに呟いた 心配ないからと
人の少ないホームで ヘタクソに強がった
唐突に鳴り響く 僕を呼ぶ別れの音
見慣れたその泣き顔も しばらくは見れないね
声が遮られていく 身振り手振りで伝える
「いってらっしゃい」のサイン
少しずつ小さくなってく 全部置いたまま
悲しくなんかないさと イヤホンで閉じ込めたよ
見えたんだぼんやりと 暖かい昨日のビジョン
右と左に広がって 僕を連れて行くのさ
僕の横をすり抜けて 遠ざかっていく景色
あの日の僕を置いてく
こぼれた涙一滴(ひとしずく)の 意味も分からずに
タイムマシンにゆられて 明日も元気でいるよ
こぼれた涙一滴の 意味も分からずに
タイムマシンにゆられて 明日も元気で
溢れる涙抑え切れず 意味も分からずに
タイムマシンにゆられて また戻ってくるよ
またあした
あたたかいスープをのんで
きょうはもう めをとじよう
おつきさまに おやすみして
もうすこししたら ねむろう
いいことも いやなことも
やさしく なればいいな
しゃがんで よくみればきっと
みつかるから
よぞらにひかる ほしのはなし
ぴかぴか ぴぴぴ ふざけあってる
あさがきて ひがのぼって
ことりがないたら またあした
いつのまにか さむくなって
ながそでだけじゃ たりない
しろいいきが そらをのぼる
ゆらゆら あそんで きえてく
すこしきゅうな あのさかみち
ちょっとだけ はしってみた
ちいさいことだけど なにか
できそうだよ
オレンジいろの ゆうやけぞら
まちをセピアに ぬりかえてゆく
ゆれる灯を なぞりながら
あしたのばしょまで かえろうよ
ながいながい かげのかたち
おいかけてく はしゃぐこどもたち
そらのにおいを かぜが
しろく しろく おもいでにかえる
つないでく 手とてのかず
ほほえんでる きおくのしゃしん
うすれてく わらいあったひや
しがみついて ないたひを
わすれないように
かすんでも みえなくても
たってられるように
だんだんとほら よがあけてく
あたらしい日を はこんでくれる
あとすこし まどろんだら
あさひに おはよう
ことりがなくまで またあした
またあした
>>77 ハウトゥー世界征服
>>78 なりすましゲンガー
>>79 丸の内サディスティック
>>80 君の知らない物語
>>81 腐れ外道とチョコレゐト
>>82 光るなら
>>83 人生リセットボタン
>>84 カーニバル
>>85 ワールドイズマイン
>>86 ドレミファロンド
>>87 心拍数#0822
>>88 さよならポラリス
>>89 え?あぁ、そう。
>>90 ネトゲ廃人シュプレヒコール
>>91 影踏みエトランゼ
>>92 月のワルツ
>>93 From Y to Y
>>94 合鍵ガンマンと合鍵忍者
>>95 雨、キミを連れて
>>96 拍手喝采歌合
>>97 ドミノ倒シ
>>98 指切り
>>99 1925
>>100 リンネ
>>101 タイムマシン
>>102 またあした
愛迷エレジー
「どうやら泣きすぎたみたい」とキミは笑う
どうにも笑えない。こうにも笑えないよ。
たぶん、裏たぶん アタシのとある言葉のせい
いや、気のせい? …脳の味噌も呆れてます。
そろそろ助けようか 恐怖も引き連れてさ
雑巾絞るように 勇気もアレしちゃおう
だけどさ怖いんだよ ガタがアシアシだよ
フラフラで そのまま堕ちる
溺れるのが怖かったの エラ呼吸など出来ないから
キミが立てるその波紋に揺られ酔って
逃げようと足掻いてた
なんとか逃げ出して 無音で「ごめん」を言う
「これで大満足」言い訳はこれにしよう
一歩、また一歩と キミから離れるたび
泡のように浮かぶ 二人の淡い笑顔
やっぱ助けるよ 逃げないから アタシの息あげる
そう、相対のチュー 会いたいです。二つの息で〇〇
さて飛び込むよ んで飲み込むよ その悲しみ全て
さあ息を止めて ついでに二人の時も止めて(笑)
溢れるなら 零れるなら このアタシが その涙を
飲み干そうか そうしようか 水太りは 気にしないけど
塩辛いのは ちと辛いな だってアタシ 甘党だし
だからキミの 甘い愛が また欲しいから 目を覚まして欲しいな
泳ぐエレジー
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