少年の片割れ 2015-12-28 11:26:27 |
通報 |
なんだ、唐突に。…食事は皆揃って食べた方が美味しいと、君も院長に教わっただろう。
(言い返してこないあたり、相手も自覚しているのだろう。長く共に過ごしていると言葉無くとも分かるものがある、特別な関係でもあるし。そう一人密かに得意気に思っていると、突然放たれた言葉に少し驚き相手を見ては、その言葉が素直に嬉しくふっと笑い少し懐かしむように微笑して告げ。「それは良かった…って、あ!髪が乱れたじゃないか!」なんだか分からないが撫でられる事は心地よく、相手が食べたい物で良かったと微笑んだが、手を離され髪の違和感に触れれば文句を言いながら、リビングへと向かい。先に席に着き飲み物を入れてくれている相手を待って。)
(/はい、何でもお気軽にお尋ね下さい。レスの件、了解致しました。気長に待たせて頂きますので、お気になさらないで下さいね。遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。此方こそ、宜しくお願い致します!楽しくやって行きましょうね!それでは、失礼致します。)
ああ、懐かしいね。…院長なら待つよりも引っ張ってでも時間通りに呼びにきたなあ。
(作業に夢中になっては何度も力付くで引っ張られた院での出来事を思い出すと思わず苦笑を零してしまい、それと違いひと段落するまで待ってくれる相手の心遣いは長い付き合いの中でも変わることがないなと改めて思うとにへ、とだらしなく頬を緩めて相手を見据えて。自分が乱した髪に文句を垂れる相手をやや悪戯に笑みを浮かべつつ横目に、二人分の飲み物を用意すると「もうだめ、めっちゃ腹減った!」と口内にじわりと溢れる涎を感じて)
(/宜しくお願いしますねっ!ではこちらも失礼いたします!)
そりゃ院では大勢で食事を摂るんだ、君一人の為に皆を待たせる訳にはいかないだろう。…今も変わらず僕を待たせていると、久しぶりに手紙でも出そうか。
(夢中で作業をする相手を院長が強引に食堂へ連れて来る光景は、今でも容易に思い出せる程何度も見たもので。自分は二人分の席を確保して座って、相手が連れられて来るのを待つのが毎度の事となっていたのが懐かしい。少し前の事を思い出しながら僅かに眉を下げ困った表情をして告げるが、直ぐに口角を上げて悪戯な笑みを浮かべ。席に座って乱された髪を手櫛で直し、相手が飲み物を持って来てくれると「あぁ、僕もだ。ほら、早く座って。…頂きます。」と相手に座るよう告げては、両手を合わせて先に食べ始めようとして)
全く。せっかくの食事前なのに院長の声が頭に響いただろ!…ん、でも手紙はいいかもな。最近顔出せてないもんなー。
(今でも容易に思い出せるそれに懐かしくなりながらも自身にとってはあまりいい思い出とは言えないようで相手の悪戯な笑みを横目にため息混じりに述べるが何処か楽しそうな声色であり。いつでも挨拶に行ける距離とは言え、最近は滅多に行かなくなったのは充実している証拠で、近状を報告するのもいいかもしれないと頷いてみせ「あ、でも余計なことは書くなよ」と念のため付け足しておいて。急かされるように椅子に腰掛けると先に食べようとする相手に追い付こうと簡単に手を合わせ「いただきまーす」とサラダに手を伸ばし)
ははっ、それは悪かったな。…あぁ、手紙っていうのも新鮮で喜んでくれるかもしれない。小さい頃は父の日に渡した事もあったよね。
(院長の言葉は耳にタコだったのか頭に響く程思い出したと溜息混じりに聞けば、楽しげに笑って軽々しい謝罪を述べ。手紙と言えば"父の日"と呼ばれる日に父親代わりの院長へ二人で手紙を書いた事もあったと思い出して。近くに住んでいてもきっと凄く心配してくれているだろうから、近いうちに何かしら連絡をしなくてはと考え。釘を刺されてしまえば、まぁ変な事を書いても返って心配させてしまうかと納得するも、ふとある事を思い付き「ねぇ、僕達、結婚しましたって送ってみる?」と相手をからかってやろうと告げては反応を楽しみに待って。自分はパスタを満足のいく味付けと実感しながら食べていて)
俺も同じこと思い出してた!院長喜んでたよなあ。…今日は食べ終わったら便箋でも買いに街に行こうか?
(手紙と言われれば思い出すのは相手と同じことだったようで表情を明るく変えてはすぐさま反応して。渡した時の院長の様子を思い出せば居ても立っても居られなくなったのか天気も良い為早速街に買い物に出ようかと相手を誘い。新鮮なサラダに満足しながら飲み込もうとするも相手から結婚などという言葉が出てくるとは思わず、驚きの余り噎せてしまい飲み物を口に運び落ち着かせながら「突然なんだよ!…まあ俺は別に構わないけど。院長も知ってたと思うし…」と冗談だとは分かりつつも小さく微笑めば何でもない風に振る舞うも既に動揺したのは分かりやすく。直接伝えたことはなくとも長い時間一緒に過ごしていた人達なら分かってしまうだろうなどと考えながら今度はパスタに手を伸ばし)
思い出は殆どが共有だからね、僕らは。…そうだな。便箋も切手も無いし、ついでに夕飯の材料も買って帰ろう。夕飯、何がいいか考えておいてくれ。
(生まれて間もない頃から一緒に育ったから、過去の何を話しても共通の思い出である事にふっと笑い。火がついたように早速誘いを受ければ賛成と頷き、出掛けるなら買出しもしてしまおうと考え、メニューは相手に任せる事にして。己のからかいに思った通り慌てる様子を見て満足感を得て、受け入れてくれた事も想定内だが嬉しく。しかし、院長も自分達の関係を知っていたと聞けば途端に顔を赤らめて「…え、そうなの!?僕、てっきり気付いてないと思ってた…。そんな事何も聞いて来なかったし、…なんか、恥ずかしいや…。」と驚いた後、俯いて。実親のような存在に知られていた挙句、そっと見守られていたなんて思いも寄らず、男同士なんてショックを受けるだろうと勝手に思い込み隠しているつもりでいた自分が兎に角恥ずかしい。相手をからかったのが思わぬ形で己に返って来た衝撃に思わず食事する手が止まり。)
あの頃はこーなるなんて思ってもみなかったけど。…そうだな、考えておくよ。
(視線を相手に向けながら、昔はこんな風に一緒に暮らし幼馴染以上の仲になるかんて考えてもいなかったと思うと幸せを噛み締めるようににこりと微笑んで。空腹感が満たされてしまえば夕飯のメニュ-も直ぐには思いつかないのか思い付いたらでいいかと簡単に考えては頷きながら後半を述べ。美味しいパスタを満足そうに頬張り、腹が減っていたこともあり相手よりも先に皿を空にして。次いであっという間に頬を赤らめてしまった相手の表情は新鮮だったのか一瞬きょとんとするものの忽ちにやりと悪戯に口角を吊り上げると「なんだ、そこまで知ってて言ってるもんだと思ったけど。…ふ、耳まで赤くなってるよ?」と瞳を細めては可愛らしい反応につい悪戯心を刺激され相手の耳朶にするりと指を這わせて)
そうだな。でも、ずっと一緒に居るんだろうなとは思ってたよ、僕。…ん、宜しくね。
(視線が交わればほんのりと頬を染め応えるように微笑み。どんな風に未来を歩んだとしても近くに、隣に、相手が居るのだろうとは何となく思っていた所があった事を打ち明けて。夕飯のメニューは急ぐ物でもない為、食料を買うまでにでも考えておいてくれれば助かると頷いて。「いや、ホント知らなかった…。院を出る時の"アルの事を末永く頼んだ"って台詞に、そういう意味も含まれてたんだと思ったら急に意識しちゃって…。ん、擽ったい、アル。」顔を上げて苦笑いを浮かべては、赤い頬を人差し指で掻いて。院を離れる時にこっそりと告げられた言葉を思い出して、今更ながらもう一つの意味を理解し。耳朶に触れられると肩を竦めて。)
…ねえ、いつから俺のこと意識してくれたの?
(思い出話に花が咲くと好奇心からか問い掛けて。自分のことは棚に上げつつ視線を合わせたままどんな答えが返ってくるのかと期待しては自然とに口元は弧を描き、自分はいつからだったかなと思い返して。擽ったそうに肩をすくめる相手に更に意地悪をしたくなる衝動を抑えながら手を引くと「そんなこと言われたんだ。そういえば俺もレイと仲良くな、とか言われたけどさ。仲良くやってますーってしっかり書かないとね」と相手と同じ意味で言われた言葉を思い出しながらぽんぽんと頭を撫でて。空になった皿を重ねるとご馳走様でしたと手を合わせて)
え…そ、そんなの気が付いたらだよ。でも、ちゃんと気持ちを理解したのは15くらいの時かな。そういうアルは何時からなんだよ。
(突然の質問に驚き、照れから僅かに戸惑うも、真面目に思考を巡らせて過去を辿れば、きちんと恋心だと確信し理解したのは3年程前で。それまでは相手が他の子と仲良くしているのを見て嫉妬しても、親友としての思いが強いからだと考えていた。己の事ばかり話すのは不公平だと思えば相手にも同じ内容を尋ねて。耳が開放されると肩の力を抜いて「ふ、そんなに心配しなくても僕達は心配無いのにね。…あぁ、今の所、喧嘩も何もないし円満って所かな。」頭を撫でられながら笑みを浮かべ、己も昼食を食べ終えると皿を重ねて。「洗い物は僕がやるよ。水を扱うなら、僕の方が手っ取り早いし。」と立ち上がり。)
>アルフレドと背後様
(/大変心苦しいのですが、期限の二週間を過ぎてしまいましたので、キャラリセを致します。短い期間でしたが、楽しいお時間をお相手有難うございました。)
-----
只今から、再募集を行わせて頂きます。
>1 設定について
>2 募集と提供について
>3 規約とpfテンプレ
>7 提供キャラpf
よろしくお願い致します。
(/気付くのが遅くなってしまい、申し訳ございません。素敵だなんて…有難うございます。参加希望、了解致しました。pfの方、お待ちしております。)
(/わわッ!遅くなり申し訳ないですッ!)
プロフ
「あっ、ごめーん!てか、それより、ゲーム途中っ!早く来てよー!」
「レイリオ~…構ってよ~…」
名前 フィーガ
年齢 18
性格 素直で器が大きく、マイペース。周りに流されにくい。落ち着いているが何故か犬っぽい。人当たりが良く天然タラシな所がある。暇になると何をしていようと誰これ構わず構ってアピールをしてくる為、ちょっと面倒。あんまり放置すると拗ねて口を聞いてくれなくなる。相手と一緒にゲームしたり、話したりするのが大好き。というか、相手と一緒なら何でもオッケー!だが、相手と離れないためなら何でもするという強い芯もある。
容姿 優しげなミルクティー色の髪を伸ばしており、いつもポニーテールにしている。ポニーテールにしたら肩までの長さ。前髪は眉毛の辺りでぱっつん。目は赤に黒を混ぜたような色だが、意外に綺麗。二重で少し切れ長。肌は色白、体型は平均程度。少し中性的。服装は白いTシャツに黒いベスト。下はなるべく動きやすいジーンズを着用しており、おしゃれなど微塵も感じさせないかなりラフな格好。靴下は履いておらず、いつも裸足。
備考 火(炎・熱)と土(砂・石)を自在に操れる。主に陶芸品(食器・置物)を造り上げ売り物にしている。季節は冬が好き。理由は雪遊びとクリスマス!誕生日は12月3日。好物はお菓子全般(苦いのは×)
(/こんな感じて良いでしょうか?不備、ありましたら何なりと。)
>フィーガ様
(/pf、有難うございます。一つ気になる所がありましたので、そこだけ。募集の固定性格に『器が大きい』、『落ち着いている』とありますので、物事に細かく毎度毎度拗ねたりせずおおらかで、精神的に幼かったり子供っぽく騒がし過ぎたりしない様にお願いしたいと思います。それでも可能でしたら、相性を見させていただきたいので、ロルテの方をお願い致します。)
>フィーガ様
(/お返事が頂けませんので申し訳無いですが、リセット致します。ご了承下さいませ。参加希望、有難うございました。)
- - - - -
再募集致します!
トピックについては下記をご覧下さいませ。
>1 設定について
>2 募集と提供について
>3 規約とpfテンプレ
>7 提供キャラpf
トピック検索 |