愛月撤灯 ❅ 非募 ❅

…此処か？(じぃ/きょろ)
来たぜ、どういった感じで開始すんのか分からねぇんだが…適当に初回出しとく(コクン/先輩気取ｒ←)
あー…もし気に入らなかったり別の初回が良かったら無視して出してくれ、そこは頼んだぜ？(にぃ/ぇ)

よし、長太郎行くぞ。(放課後。練習も半ばに差し掛かった頃、部長である跡部が言い渡したのはシングルスとダブルスの強化。ダブルスのパートナーとの個人練習と聞けば己のパートナーはただ一人、恋人でもある相手を然り気無く呼べば後方へ親指突き出しコートを外れ一度練習内容を確認にとベンチを指差して。)

いらっしゃい、宍戸さん。此処で合ってますよ( ふふ )
わ、すみません。俺から回さなきゃいけない筈なのに…有難う御座います( わたわた / ぺこ、 )
とんでもない、わかりやすい絡み文で助かりましたよ( うんうん ) 改めて宜しくお願いしますね、宍戸さん( 相手の手取り、ぎゅ )


宍戸さん…。はい、行きましょう。
(すっかり聞き慣れた声に呼ばれ振り向けばそこには案の定自分が愛してやまない相手の姿。まるで当然のように自分に声をかけてくれた事に思わず頬を緩ませればこくりと頷き返し、相手と共に足を進めて。自分はきちんと相手に受け入れてもらえているのだ、と思うと胸にじんわりと温かい感情が広がる。相手に触れたいという気持ちを部活中だからと押し留めれば片手に持ったラケットをそっと持ち直して。)

そうか、待たせて悪かった。その、なんだ…恋人だしよ？間違う筈は無ぇとは思ってたんだけどな(照/顔背け)
慌てんなって、ちょいダサだぜ長太郎(頭わしゃり撫で/ぷっ)
そ、そうか？ま…朝飯前ってとこだな(ふふん/威張るな)
お…おう、俺の方こそ宜しく頼むぜ？(心臓ばくばｋ/にぃ)

…忍足と向日は壁打ちか、俺らはどうすっかな。(呼べば当然の様にやって来て己の隣を歩いている相手へと目線だけ向けるも今は部活中、他の部員に示しがつかないと逆方向へ顔向ければ仲良く話しながら壁へボールを打ち付け練習に励むダブルスペアを見つけ小さく呟き。少し歩けばベンチへと着き自身の鞄へと視線移し中からペットボトルに入った水を取り出しては蓋を開け一口飲んで、漸く相手へと目線戻すと考える様な口調で呟いて。)