小夜左文字 2015-12-25 18:15:11 |
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( 心地好い暖かさの中、未だぼんやりとしている意識。うっすらと両目を開けば、朝日が室内を柔らかに照らしているのを無言の侭に見詰めて。両隣を見ると、兄達はおろか彼らの布団も見当たらない。” ..寝坊だ ”まだまだ意識はぼんやりとしていたものの寝坊と気付いてからの行動は速かった。大急ぎで布団を畳めば小さな身体を駆使して押し入れに入れ込み、中途半端に開いていた襖の隙間に指を通して開けて。一寸だけ開いていたから朝日が射し込んでいたんだ、なんて考えつつ井戸に到着向かい、到着したのならパシャパシャと控え目ながらも急いで顔を洗っては兄達が居るであろう部屋まで小走りで。其の部屋の前で一度立ち止まり、多少乱れた息を整えてから襖をしずしずと開けては、其処に居たのが宗三左文字だけである事に疑問を覚えるも )
__..お早う、兄様。寝坊してご免なさい。
豆ロル以外の場合、僕のロルはこんな感じ。( こくん )少しだけ終止が混ざる事もあるかも知れない。( 己のロル見つめ、 )
…兄様、来てくれるといいな。( ぽつ )
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