いきなり夫婦なんて…【創作NL】

笑い事じゃないって、マジで。…って、笑った顔可愛いな！ちくしょうっ（此方としてはかなりの死活問題で笑い事ではなく、鋭く突っ込みを入れるも、目の前の笑顔は魅力的でついついそんな気持ちが口を突いて出て

では、お掃除始めますね(ニコッと笑って掃除機を持ち「そこら辺でくつろいでいてもらって構いませんよ」と言い)

軽く流された…って、落ち込んでる場合じゃないか。流石にそれは悪いし何か出来ることがあれば手伝うぞ（勢い任せにした発言とはいえ、こうもあっさり流されてしまうとガクッと態勢崩し、まだ相手に遠慮があるようで自分も手伝おうと名乗り出て

窓等の高いところお願いできますか
(首をかしげて窓拭き用の掃除道具を取り出し相手にその道具を差し出して「この身長じゃ届かなくて…」と苦笑いをしながら)

なるほど、了解。ピカピカに磨いてやるぜ（確かに無理をさせては危ないなと考えて窓拭き道具を持ち、意気込んで

はい、お願いしますね(じゃあ始めようかなと掃除機のスイッチを入れて廊下の端から掃除機をかけていき)

あんまり自分で掃除することとか無かったけど綺麗になるとやっぱ気持ちいいもんだな…
（拭く度に綺麗になっていく窓を見て達成感のようなものを感じてポツリと独り言を呟き

わぁ、ありがとうございます。終わったら使った道具片付けておくので置いておいてくださいね(掃除機をかけながら綺麗になった窓を見て感激したかのように笑って)

おう、西城さんも一旦そこまでにして休憩しようぜ？初日からそんな張り切ってると疲れるぞ
（作業の手を止めて片手挙げながら応じてはほどほどにして休憩しようと提案し

はい、そうですね(掃除機のスイッチを切ると「ふぅ」と息を吹いて長い髪を括ってポニーテールにして)

お疲れさん。しかし、疲れたな。普段こんな風に身を入れて掃除とか絶対しないからな
（足を伸ばしてその場に座り込み、脱力して｢…そういや、そろそろ昼だけどどうする？外食か何か買ってきて食べるか…｣自分で作るという選択肢はないため、そう質問を投げかけ

はい、ありがとうございました。
外食しますか？
まだあまり片付いていないので
(にっこり笑って外に出るようなので上着を着て)

それもそうだな。問題は何を食べるかだけど、ラーメンとかハンバーガー…みたいなのは流石に、なぁ…（相手のようなお嬢様を連れてジャンクフードとはいかがなものかと考え、やはり嫌がるだろうなとチラリと目線やって反応伺い

ジャンクフードですか？あまり頂く機会がないのですが私は好きですよ
それと言って嫌いなものはありませんから
(どちらかと言うと普段食べているものよりもお手軽なものの方が新鮮で美味しく感じるので相手にそう伝え)

そうか？それなら今日はハンバーガーでも食べに行ってみるか…
（予想外の返答に驚いたように目を見開いたが、それならば相手の言葉に甘えることにしようとそう提案をして

はい、そうしましょう
(コートのボタンを1つ1つつけ、マフラーに手袋をはめて)

結構冷えるな…こりゃ、雪が降るかもな（防寒具を身に付け外へ出ればポケットに手を突っ込んで空見上げながらそう呟き

そうですね…天気予報でも曇り空に雪が降る可能性もあると言っていましたから(自分も心配そうに空を見上げ確かに降りそう…と思いながら)

そうか、まあ…降ってもあんまりつもらないうちに帰ってくれば大丈夫だろ。とりあえず行こうぜ？（心配していても仕方ないため、とりあえず出発しようと無意識に相手の手を握ろうとして

(手が触れることですら避けたいがためにポケットに手を突っ込み) そうですね、そうしましょう