龍 2015-12-22 11:43:54 |
通報 |
喧嘩なんて危ないことやってたらそのうち捕まるよ(絆創膏を貼り終えて“よし”と言って“もうそろそろ家帰らないとダメだよ”と立ち上がって龍の顔を見ながら)
…帰る家なんてねえよ…今日は此処を寝所にすっから、あんたこそ帰れよ…(治療されてお礼を言うタイミング逃して)それとも、あんたが面倒みてくれんのか?面倒くせえだろ…ほっとけよ
君の此処を寝床にするって言ったことの方が冗談っぽいけどね(アハハハと笑いながら)
嘘ではないよ。だって君は無差別に他人を襲うような人に見えないから(龍の目をしっかりと見て平然とした様子で話し)
……龍(名前を聞かれると呟くように答えて相手の名前を聞けば興味なさそうな反応するも覚えようと復唱し)あと、嫌いなもんある…ピーマン入れんなよ
ピーマン嫌いか、了解(マンションの前で立ち止まり)
このマンションの6階の一番手前だから、覚えといてね(カードキーを使って扉を開けエレベーターに行き)
(エレベーターへと乗り込む際に他の住人とスレ違えばチラチラと好奇な目差を向けられ)おい、本当に良いのかよ…他の奴等に変な噂とかされんじゃねえのか??
(了解です!)
じゃあ龍は俺の従兄弟ということでよろしく
聞かれたらそう説明しとくよ
(軽く笑って6階に着いたらエレベーターを降り、すぐ家の鍵を開けてどうぞと言う風に玄関の扉を開けて先に龍が入るのを待ち)
従姉って…そんなん通用すんのかよ…(自分の親は自分に無関心な為捜したりはしないだろうが相手の親や身内に会ったらどうするんだと眉下げ)…お邪魔します…(靴は揃えて脱げば室内へ入り周りを見渡し)ふーん…結構綺麗にしてんだな…(自分の荒れた部屋とは真逆の清潔感ある部屋にソワソワと)
大丈夫だって、ここに住んでる人みんな優しいし(玄関の扉を閉めると自分も靴を揃えて脱ぎ、奥へ進み)
龍、こっち来て(ある部屋に入って廊下に顔を出し)
この部屋、普段あんまり使ってないから龍の好きな用に使ってくれて良いよ(洋室のシンプルな部屋を見せて)
ここ?使って良いって…俺が世話になるの一晩だけだぜ?明日からはまた知り合いの家か…どっか探さねえと駄目だけど(案内された部屋を見渡せば相手に視線を向け)
でもまぁ好きなだけいていいよ、龍が良かったらだけどね(にっこりとした表情でリビングへ向かい)
ご飯作るから適当にくつろいでて(キッチンで色々と準備しながら)
んな、事言って…俺が居座ったらどうすんだよ…あんた人が良すぎるぜ?(身分も分からない赤の他人を好きに置いとこうとする相手に冷たい態度で返すも眉を下げ)……(キッチンで食事の準備をする相手に邪魔にならない程度で直ぐ近くに立っていて)
(あはははと笑い)お人好しって?よく言われるよ、龍はさ困っている人を助けたいのに理由っていると思う?
俺は思わないから龍を受け入れてるだけだよ(色々と喋っていた間にカレーができあがっており、それとご飯を器に乗せて)龍、運ぶの手伝って
そりゃ、俺だって…爺さんとか婆さんとか助けたりとかしてたけどよ…俺が本当に危ねえ奴だったらどうすんだよ…(もっと危機感持てと言うも手伝ってと頼まれると思わず手を出してテーブルまで運んで)…カレーとかすっげえ久しぶりに見た。
危ない奴だったら?…警察に通報してずっと相手に騙しておくかな(考えたこともない質問に頭を悩ませ)
ふーん…この頃何食べてたんだ?
(お茶とスプーンを用意して)
警察……警察は面倒くせえ(警察が出てくれば補導で何度か世話になり顔は若干覚えられてるのか怪訝そうに眉を寄せて)カップ麺しか食ってねえからまともな飯はすっげえ久しぶり…(無意識に頬を緩ませソワソワと)…く、食って良いか?
良いよ、どうぞ(ソワソワしている龍を見ては少し微笑ましくて)
カップ麺なー…栄養片寄るから気をつけろよー(自分もいただきますと言って食べ始め)
仕方ねえだろ…ダチの家に世話んなって飯まで貰うわけにはいかねえだろ(頂きますと手を合わせると食べ始め)うまっ…あんた…男のクセに料理も作れんのかよ(口箸に米粒つけながらガツガツと食べ進めて)
…ふーん…一人って寂しくねえのかよ…って俺は別に寂しくねえけどな一人暮らし俺もいつか、してみてえし(聞かれても無いが焦りながらベラベラと話して)つか、一人で暮らしてんのに俺居ても良いのかよ…彼女とか居るんじゃねえのか?(一見モテそうな相手を見ては直ぐに視線をカレーに戻して)
ふーん…勿体ねえな…多分女はそうは思ってねえと思うぜ?飯作れるし…面倒見も悪くなさそうだしよ(食べ終えると御馳走さんと立ち上がり)…飯作ってくれたし洗いものは俺がやる…
(そんなことないだろと笑って言い、立ち上がってキッチンに食器を運び)
家事出来るんだな
(関心したように龍のことを見て)
じゃあお願いするよ。俺、風呂掃除してお湯入れておくから
(とお風呂の方へ向かい)
風呂!?……別々に入るんだよな(洗いもの位は誰でも出来るだろと言いながら風呂の用意と聞けば当たり前な質問に何処か不安そうに聞いて)お、俺風呂は良い…昨日入ったし。(背中を向ければ洗いものの残りを終わらせて)
え、風呂は毎日入るものだろ?(昨日入ったから良いとか言う龍に驚きを隠せず)
いや別に一緒に入ろうとか思ってないし、まぁ一緒が良いなら考えるけど(はははと冗談混じりに笑って)
あ、お前服とか他人の使いたくないの?(それだから躊躇っているのか?と思い)
いや、別に…そうゆうのは気にしねえし服も貸してくれんのは助かるけど…風呂は別々に入る、男が一緒に入ったら狭いだけだろ(衣服まで貸してくれる相手には内心有り難くも思って)お、俺は後で入るから!
よし、終わり(洗いものを終わらせると何と無く浴室へと向かい)え、と…確かこっちだったよな(うる覚えのまま浴室の扉を開けて)おい、洗いもの終わったけど…?
よし(あとはお湯を待つだけだなと浴室で呟き)
ありがとう、それじゃあ…あ、そうそう、龍の服、どうしようか(自室のクローゼットに行こうとして着いてきてと言い)
俺の服…貸してくれんなら何でも良い…つか、本当に暫く此所に居て良いなら家に服あるし明日取りに行く親父は昼間居ねえから…顔見たくねえし(顔合わせれば必ず暴力も受けると眉根寄せて)あの家にはもう帰りたくねえ…
いや、俺一人で大丈夫だ…(相手の気遣いに首を左右に振ればとりあえず今夜だけ服を借りようと寝間着受取り)そういや、あんた…仕事は何してんだ?(相手の外見からして社会人だろうかと思いながら何と無く聞いて)
大学か…俺は高校途中で辞めちまったからな(先に入って良いかと聞かれると頷いて部屋から出ると)俺は後から借りる(自分はリビングへと向かえばソファに腰掛けそのまま横になれば団々と心地良くなっていき小さく寝息立て)
(脱衣所で「あ、そうだ」と何かを思い出したように龍のところへ向かいリビングの扉を開け)
そうそう、龍……って寝てるし…気にすんなよー(と言って龍の頭を撫でると脱衣所へ行き、服を脱ぐとお風呂に入り)
あぁ…ダチの家に居たときは全然眠たくならなかったのに…(涎が出て無いか確認しながら口許拭い立ち上がって)じゃ、風呂借りるけど…ぜってえ覗くなよ(覗かないだろうが念を押して言えば浴室へ向かい服を脱げば傷や殴られた後が残る体を眺め眉寄せて)
風呂…サンキュ(暫くしてお風呂から上がってくればまだ濡れた髪のままタオルを首に引っ掻けリビングに戻って)なぁ、俺…本当に暫く居ても良いのかよ?(ソファに座る相手の前に座込み見上げる形で)
…分かった…じゃ、暫く世話になるから(相手の表情を見れば追い出され無い様子に安心して首に引っ掻けていたタオルを濡れた頭において)じゃ…俺寝るから部屋借りるな
トピック検索 |