松野カラ松 2015-12-21 09:20:38 |
通報 |
>十四松兄さん
うわっ...びっくりしたぁ。
(背後から唐突に自身を呼び止める声が聞こえれば大きく肩を揺らし、発言やテンションのせいか何処か自分よりも幼く見えてしまう兄であるもののやはりあの事故による後遺症の事も心配しており、何より大好きな兄と居られる時間が嬉しいため「うん、一緒に帰ろっか?十四松兄さん」と相手の耳が通常通り機能する側に立つと笑顔見せ)
(/いえいえ、とっても可愛くて素敵です!!宜しくお願いします。此方返信不要です)
>チョロ松兄さん
あ、チョロ松兄さんだ。
(聞き慣れた声に振り返るとやはりそれは自身の兄であり緩く右手挙げて振ると問い掛けられた質問に対して大袈裟に溜息ついては眉下げ「そうなんだよねぇ、実は今日日直でさ。ほんっと面倒臭いし...」等と愚痴を零しつつも帰宅部である兄がこの時間まで残って居ると言うことは教師から何か雑務でも押し付けられたのだろうと思い“大変だなぁ”なんて人事に考え)
〉一松
ッ……一松、…一松…!!大丈夫か!?……ッ…一松…怪我ッ……すまな、…っ無茶、無茶をさせて、い…いぢまづ…ッ…!(相手が痛みすらもいとわずにただ周囲の不良らをなぎ倒していく姿に助け出してやりたくて少しでも盾になってやりたくて仕方無いのに重く攻撃を食らった体は先程のように素早く躍り出れる訳もなく格好の的にしかなれないと相手見守るしかできずに最後の一人の相手を終え覚束ない足取りで兄さんと普段あまり聞かない響きで呼ぶ声にまた自分もどこかふらついた足取りながらも相手に寄るとその両肩を掴むと喧嘩の最中にも叫ばれた台詞に弟の気持ちのありがたさと盾にすらなってやれなかった申し訳なさから熱い滴瞳からぼろ、と溢しながら声を震わせて)
〉チョロ松
天もその罪を赦すだろうデンマーク王……――っ、……もうだめだ、ホレーシオ。…時間さえあれば話しておきたい事が…あるが…ホレーシオ、おれはもう、だめだ…。……その杯をよこせ。離せ、ホレーシオ。このままでは俺の死後に、汚名が残る。おれを思うなら、この世にあって俺の物語を伝えてくれ。君は生き残ってどうか、…伝えてくれ…。(倒れ伏す王を哀れむように、そしてまたどこか蔑むようにも見える表情で床を見つめるとその場に背へと手を回し傷を押さえるようにしながら膝を付けば毒が回り痛みに悶えるかのように呼吸を荒げる演技をしながらそれでいて後を負わんと中身の残っている杯を手にする腹心の親友へとそれを奪おうと反対側の腕を伸ばしグラスを置くとまたずるり、と床に体を預ける面積を増やし最後の願いであり悲願を託すと本来の目的や夢であったものさえも達観したような笑みを力なく浮かべながら「…ああホレーシオ……おれは毒に痺れて死んで行く。……王位を継ぐのはフォーティンブラスだ……それが死を迎えたハムレットの心だ、そう…伝えてくれ……。」と掠れた声で続けるとまるで眠りにつくように瞳伏せて)
〉十四松
……有り難うな、十四松。そんな風に兄弟皆を大切に思ってくれる兄貴や弟達に囲まれて俺も本当に幸福者だし、俺もみんなが好きだ。ふふ、何も喧嘩に限らず十四松にしかできない事もある。お前はみんなの事を誰よりも一番笑わせて元気にさせてくれるじゃないか。(皆のために前線を切って戦ったり強くあったり助けたり。そう言ったことを得手としない自分自身にも兄や弟達に助けてもらってばかりになるのだけは胸が苦しくなる感覚が解る為か相手のその優しい言葉を受け取りながらもそれでも十分明るく元気なお前だからこそ出来ることもあるからと首をゆっくりと振れば寂しそうに紡がれた相手の言葉に目を若干見開かせ暫し考えるように目線さ迷わせては酷く懐かしくも楽しかったあの頃に戻りたい、というよりかはまた六人みんなでいっしょに過ごしたいと思っており「ああ。……これからのことはわからないが、無理ではないと思う。…今も絶対に六人とも皆を愛してる。きっと擦れ違っているだけで…俺や十四松と同じように皆も同じかもしれないからな」なんて次男の自分でも寂しくあることを隠すように柔らかく笑み作りながら受け止めようと右手差し出して)
〉トド松
……トド松?珍しいな、職員室の前で会うとは…。(自販機で何か暖かい飲み物でも片手に帰路につこうと思ったのだろう、片手でブラックコーヒーの缶煽りながら歩いていれば通りかかった廊下で末っ子の姿見つけ声をかけてはわざわざ放課後のこんなところに用事なんて、と勉強に事務にせよどちらにせよ自分の感覚からすれば面倒ごとの類いでもあるために大変だったんだろうな、なんて思いながら「今帰りか?……ああ、迷って二つ買ったんだが。飲むか?」なんて鞄から未開封のココア取り出しては相手へと差し出してみて)
十四松
どうした…十四松?もしかして怪我した?
(決して軽くはない己の身体を軽々持ち上げる相手を流石だと感心し、身を委ねていると唸りだす相手。ひょっとして怪我をさせられたのではないかと不安に駆られて)
トド松
あ、トド松…帰り?
(サボり癖と喧嘩っ早い性格が祟り、とうとう生徒指導の教員に呼び出される羽目になってしまって。長い説教を軽く聞き流し、ようやく解放されて職員室前を通り掛かるとちょうど出てくる相手の姿が見えて)
チョロ松兄さん
さんきゅ、すぐ綺麗に片付けるから
(人数が若干減っているのは此方も薄々気がついており、仲間を呼ばれても面倒だと今残っている人数をしっかり確認して。この程度ならすぐに終わるだろうと踏み、ポケットから両手を出すと切れた口端を舐めて血の味を認識して。すると煽られた気分が一気に最高潮に達し、発散するために集団に突っ込んで殴る蹴るなど暴れ始め)
カラ松兄さん
あんたの方が酷い怪我してるじゃん……ごめん、守れなかった
(発散しきれなかった気分は行き場を失い、目の前にいる兄ですら殴ろうとする衝動に駆られそうになる。殴ってでも止めてほしいと頼もうとするも優しい相手のこと、そんなことは出来ないと言うのだろう。そんなことを考えていると相手の謝る声と涙にハッと我に返り、責任を感じているのだと分かると首を左右に振って。寧ろ謝るのは此方の方だ。守るつもりが守られ、自分のせいで怪我を負わせてしまったと自己嫌悪に陥り)
〉一松
おれが、俺が弱いから怪我しただけさ……そんなこと!お前が来てくれていなかったら、ダメだったっ……こんなに非力かもしれないが、兄貴なんだ。お前の。大事な、大事な弟だから、庇いたかったんだ…。(弟の前で男泣きだなんて情けない、とわかっていても止められずに首を左右に振りながら俺がもっと次男らしく、兄らしくあったなら相手も自分もここまで怪我なんかしなかったのだと否定すると便りがないのも強くもないのもすべて自覚済みだが代わりない弟なのだからと「…俺…ごめ、つよくなるから…だから、あんまり危ないことや一人で背負うようなことはしないでくれ…」と制服のポケットからハンカチ取り出せば止血をするように相手が先程猫に噛ませた首を押さえて)
チョロ松>
ちゃんと伸びれば良いけどな?運動しねぇと伸びるもんも伸びねーぞ。……いや!なんでもねっ。俺の思い違いだったみたい!(部活も特にしていない相手に口に手を当てけらりと笑えば己の質問を否定する相手にどこか安心し、これ以上相手に迷惑を掛けるわけにはと手を横に振ってなんでもないと答え。)
カラ松>
俺が器用に見えますぅ?優しくねーよ、ばか…おう!そうしてやって。彼奴ら絶対愛情不足だからよ。…そんでもう一つ!兄さん呼びやっぱ慣れないから昔みたいに呼んでくれよぉー…。…いや、いやいやいや。お前が謝る事じゃねぇよ。お陰で色々な事分かったし。見れる見れる!やった、おぶってくれんの?嬉しーねえ。……あ。ほんとだ。お前と帰るの超久しぶりじゃん…よし肉まん買ってゆっくり帰ろ!(今もそうだが昔は素直になるというのが凄く難しく且恥ずかしかった為いつも悪戯という形でアピールしており、優しいと言ってくれた相手に目を見開いて小声でポツリ呟くと任せたと言わんばかりに相手の頭を撫で遣り。相手が部活に来ていない時、部員達が何やら争っているのを目撃した為鼻で軽く笑えば、相手の演劇姿を想像しつつ階段を下りるとそう言えば相手の言う通り帰るの久々じゃんと顔歪め。今日は思う存分相手と一緒にいようと心に決めては鞄から財布を取り出し相手に見せ。)
一松>
あ、悪ィ。起こしちまったか…ってなあお前…怪我してるし。…出来れば、弟が傷付く姿見たくねぇんだよ…(小さく相手の声が聞こえ目線を相手に戻しては申し訳なさそうな表情を。しかし次に相手の口から出た言葉に眉間に皺を寄せると優しく相手の前髪を掻き上げて。)
十四松>
うひひっ、やったー!人肌恋しかったんだよねえ…寝る時ぐらいしか抱きつけないからさあ…あ、これ内緒ね。(自分の元へ来た相手を逃がさんとばかりに足と腕で抱き付いてはつい普段やってる事を口に出してしまい苦笑い浮かべては口元に人差し指を当て。「うわ、それも痛そうだなー!はは、十四松は俺を信じてくれんだ。嬉しい。」と、両頬に手を当てれば目を細め。)
トド松>
あ。…トド松、お疲れ。(鞄を背中に背負い廊下を歩いていると相手の後ろ姿を見つけ、声を掛けようか迷ったが辺りに人はいなさそうだし大丈夫だろうと踏んで相手に声を掛けると相手がこの時間まで残っているなんて日直か、もしくは先生の頼まれごととかだろうかと相手の横顔見つめ。)
>カラ松兄さん
あー...はは、だね。
(コーヒー片手に此方へ歩み寄る相手見つけ聞こえた言葉に同意する様に苦笑い浮かべれば、さっさと友達と家に帰ってしまう自分にとってあまり二人きりで、ましてや絡まれやすいこの兄と会話する事など無く。その珍しさに何処か嬉々とした感情と“今目付けられたらヤバイなぁ”なんて思考を働かせつつ不意に差し出されたココア見れば「そーそ、今から帰ろうかなって...わぁ、いいの?ありがと、カラ松兄さん」と向けた笑顔は弟が兄に見せるそれであり、受け取ると若干冷えた指先温め)
>一松兄さん
あ、一松兄さん。うん、ちょうど帰ろうと思ってたとこ。
(自分の名前呼ぶ声が聞こえ振り返るとそこには見慣れた兄の姿があり、度々喧嘩の噂が耐えない兄の事だ、きっと教師から呼び出しを受けでもしたのだろうと推測すればこの兄の性格が大人の言葉一つで治るとも思えず“良くやるなぁ”なんて教師に同情し。普段ならばあまり校内では関わりたくない兄ランキング上位者の相手であるが、この時間であれば見知った顔もほどんど居ないだろうと「一松兄さんはまだ帰んないの?」なんて言葉と共に近寄り)
>おそ松兄さん
あ...おそ松兄さん。うん、ありがと。
(背後から聞こえた声に振り返ると見知った赤パーカーと所々見える傷跡や絆創膏を視界に捉え、校内で殆ど会話をしない、というよりも寧ろ自分が避けてさえいる兄に対して申し訳無さから何処かぎこち無く笑み返し。しかし大好きな兄であるのに変わりなく、また自分達が就寝してから帰る事も多い事から会話も少なかった為かこれはいいチャンスだと捉え「おそ松兄さん、今から帰るの?」なんて相手に駆け寄り)
〉おそ松兄さん
だ、だからって…ふふ、せめて構ってほしいのを気づいて貰えるようにやれば良かったのに。兄さんが優しくなかったらここまで俺も兄さんが好きじゃない、……うん。俺も皆を愛しているからな、沢山与えられるならそうする。……えっ、い、良いのか?お、俺ずっと子供っぽくてその…ガキみたいだと思われるんじゃないかと……。だ、だって…その、俺の様子を見に来てくれたのに居ないなんて……い、いろいろな事…か…。フフ…喜んでくれるのか、たまにはそうやって体を預けてくれよ。基本一人だしな……それにこうしておそ松と二人で話すのも久しい気がする。嬉しいぜ。ああ、…今日くらいは沢山話聞いてくれたし俺が出すぞ?(きっと小さい頃にやられた悪戯たちはどれもかしこも反応欲しさにやられた物なのだろうと思い返しながら兄に使うには相応しくない形容詞だが可愛い所もあるよな、なんて思いつつ自分が相手を唯一の兄として心から慕い信頼するのもこんな風に他の弟達を思ったり自分にも心配をしてくれたりと優しい暖かさに惹かれてもいるからだと撫で受ければ格好つけた利せず素の反応でこくりとうなずき。相手が演劇部でなにを見たのかは解らないながらも役争いや演技力での争い、もしくは単なる相性からの蹴落とし合いに自分が餌食にされてることを知られていたらと思うと情けなさ募るのか苦笑い込め、折角こんなに楽しみにしてくれてる兄に見せるなら最高のものにしようと日々の稽古の強化を頭の中で練りつつ足を進め。こうして兄弟ふたり肩を並べて歩くのがなんだか小さい頃は誇らしかったけど今はすっごく幸せだと染々感じては自然と口元緩ませ)
〉トド松
ふふ、俺もお前も中々ここに来るタイプじゃないからな。どうかしたのか?(我ながら授業にこそ出てしっかり受けている振りはしているがたいして勤勉であるわけでもないためにくっくと可笑しそうに宣うと普段ならば友達たちに囲まれている相手に気負いして話しかけ辛かったりもするのか会話を交わせた事に喜ばしげに頬緩めるも演劇部たちだけでなくその友人のクラスの仲間たちにまで広まった敵の多い自分が友達の多い弟と居て相手に何か遭ったら可哀想だと察してか「寒いからな、手を暖めながら歩いて溢すなよ?……ほら、遅くなると母さんが心配するから真っ直ぐかえるんだ。」なんて相手先に帰そうとして)
>チョロ松兄さん
んー、だいじょーぶ‼あっ、待って待って‼これじゃなくてこれでもなくてー
(何を思い出したのか両ポケットに手を突っ込んでゴソゴソ探り始めて。するとポケットの中から出てきたのはどんぐりや何やら怪しげな物まで何から何まで出してくるとそこには野球ボールとほぼ大きさは同じだが外部から押してみると少し柔らかいボール。手に当たってもそこまで痛くは感じないだろうし素手でも平気だと自分なりに考えたらしい。「あったぁー‼ねぇ、ねぇ‼これなら素手でも平気だよね⁈兄さんこれならできるかな‼」とそのボールを相手に見せて)
>トド松
やった!かえろーかえろー‼久しぶりだねートド松と一緒に帰るの‼
(弟とはすれ違いが多かったため一緒に帰ることは滅多になく、大抵一人で帰るか同じクラスの三男と偶に帰るくらいなのだが、今日はたまたま気分で廊下を走っただけで弟と出くわすなんて思いもよらなかったようで。驚きもあるが久し振りに一緒に帰れることが嬉しくてそれも相手の了承を得た瞬間にはなお一層子供の様なはしゃぎっぷりで)
>カラ松兄さん
オレもオレも‼…あっ‼そっかぁ…オレ、皆の役に立ってるって事、だよね‼そーいうことなんだよね⁈
(兄弟の事はみんな大好きだからこそ皆に笑顔で居てほしいし笑ってほしい。いつまでも暗い表情なんてしてられないと、悲しい事や何があっても笑った表情で乗り越えてきた。そんな己の変わり様にクラスでもきみ悪がられることもあっても気にしない。だって兄弟達が笑ってくれるなら。「…カラ松兄さん、我慢しなくてもいいよ?だって兄さんオレと同じこと思ってる‼なんで兄さんだからって寂しいって思いしちゃダメなの?ダメなんてことないと思うんだー‼だからオレやトド松とか兄さん達に甘えようよ‼」と真っ直ぐボールを投げ)
>一松兄さん
んー…うおえっ⁈違う違う!どっこも怪我なんてしてないよ‼大丈夫!オレこれでも頑丈だからね‼
(聞くべきか聞かなべきなのかと悶々と考えている中、寝ていたかと思っていた相手から声を掛けられしかも声音はあまり変わらないが様子からして心配そうな兄に心配かけまいとヘラリと笑っては胸を張り。でもやっぱりあんな危険な所に興味心で言った事は謝らないとと「…あのね!一松兄さん‼あの時、急に出てきたこと…怒ってない?」と恐る恐る問いかけてみて)
>おそ松兄さん
うん!しーってする‼にーさん‼俺達が熟睡している時じゃなくて起きてるときにしてほしーな‼それでね‼ずーっとオレもみーんな兄さんの事だーいすきだし見方だよ‼だいじょーぶっ‼
(自分たちが就寝している時にそんなことしていたなんて思いもよらなかったし気付かなかったと言ったほうが合っているかもしれない。大体相手が帰るのは夜中頃、皆熟睡したその隙に割り込んでは心寂しさを紛らわせる為に毎晩してたんだ、なんで早くそういう事気付かなかったんだろう。何処か罪悪感を感じ始め再度ギュゥと抱き返し自分なりの言葉を並べ。「へへーっ‼だってオレ兄さんが約束破るわけないって分かってる‼分かる‼」とへらへら笑い)
>トド松
日直かぁ…。今日はそれがなかっただけマシかな。日誌でも書いてたわけ?
(相手の愚痴を黙って聴きながら先ほどの作業に日直の作業なんかが追加されたら…、そんなことを考えてポツリと呟き。放課後に残ってまで作業をするなんてそれくらいしかないだろう。兄弟たちは自分も含め黒板掃除や花の水換えなんて几帳面にきっちりやるタイプではないわけで。あちらもおそらくこちらの事情は察している。労わるように「お疲れ」と一言投げかけると)
>カラ松
(相手の演技をただ見つめているうちに窓の外は茜色に染まって。相手の横顔もそれにつれてだんだんと赤く染まる。場面が朝なのか夜なのか、時間など一切分からないがその赤い彩りは何故か合っているように思え。このまま日が沈み暗くなってもそう思ってしまいそうだな、なんて考えると。)
>一松
どーぞ、楽しんできて。
(相手の言葉を聞くとひらひらと片手振り自分はそこから動こうとせず。ふ、と痛みを求め今回のように自ら突っ込んでいくような彼は自分から殴りかかるのは楽しめるのだろうか?そんな疑問を持つもすぐに今は関係ないことか、と振り払い。倒れていた男が一人逃げ出そうとするのを見かけると服の裾をパイプで地に突き刺し退屈そうに顔面を蹴りつけ意識を失ったのを確認すると再び相手の様子を伺い)
>おそ松兄さん
うるさいなぁ、学生の運動なんて体育の授業だけでいいだろ?それに飯だって大食いってわけじゃないし。…それならいいんだけど。
(相手に笑われるとむ、と口をつぐみ。すぐに言い返して首を振ると思い違いだという相手を未だ疑問の残った表情で見て。やはり何かありそうだ。そう思いはするものの彼にそれを聞いたところで行ってはくれないだろう。無理やり聞き出すより今はそっとしておこうと自分に言い聞かせ。)
>十四松
何?…あ、そういえばボールがないのか。ボールでも持ってんの?
(言葉通りにその場で相手の様子をしばらく眺め。何かを探しているらしいが、何を探しているのだろうか、考えだすとひとつ思い当たる事を言葉にして。その直後に自分の予想と同じ、しかし少し柔いらしいボールが出てくると「…うん、これなら平気。っていうかよく持ってたな。普通ボールなんて持ち歩かないのに」と頷き。普通なんて言葉ほど相手に似合わない言葉はないか、と納得すると「じゃ、やるか」と告げ再び歩き出し少し距離をとって)
>チョロ松兄さん
うん!持ってたらいつでも兄さんとできるかなーって‼ハイハーイ‼いくよー!いよいしょーっ‼
(掛け声と共に勢いよく投げてしまい相手のいた場所から程遠いところまで飛ばしてしまう。ありゃ、と一瞬唖然とした後に相手に一声かけて拾いに行き。キョロキョロ辺りを見渡し飛ばした方向を頼りに歩んでいると、そこは不良の溜まり場、運が悪すぎる。でもこまま引き下がるにはいかずへらへら笑いながら「…失礼しまーす!あのあの!どっかに俺のボール落ちてませんでしたか⁈あー!それそれ‼ありが…っう」一人の不良少年がそのボールを拾い上げ己に見せつけるのを目にすれば相手へと近づくも腹に鈍い痛みを感じその場にしゃがみ込んで)
〉十四松
……十四松が色んな事で悲しそうな顔しているより嬉しそうな、いつもの楽しそうな顔をしている方がみんな元気になれるんだ。だからと言って無理をしろと言う訳じゃなくて…皆を和ませたり、元気付けたりはお前にしか出来ない。(相手が無理に笑っていたり笑顔でいようと必死に努力をしたりを知らず知らずにただ純粋に向日葵みたいな明るい相手だけ長所にしか出来ない事やいままでそれに助けられてきたことを思い出しながら笑うと相手が笑顔になれないときは俺達が皆で心から笑えるように助けてやるからと愚直にも程がある頭の悪さを見せながら同じようにお前も大切なんだと笑み溢すと真っ直ぐに投げられたボールをぱしりと取るも同時に真っ直ぐに投げ掛けられた言葉は掴みきれず自分の心臓のど真ん中を射止めるような感覚もたらし目を見開きながらどうして自分の感情が弟に気づかれていたのだろうかと思考巡らせ目を泳がせては「……、……すまない。そんなに表に出ていたとは……はは、見抜かれてしまったか…。……心配や不安はしていないんだ、皆が変わらずに皆を愛していると判ってる。だが、擦れ違ってきた分を埋める切っ掛けが中々作ってやれないのが、なんとも、な」と自嘲げに次男ながら役に立たないと眉下げながら笑うとボールを緩やかにぽんとそちらへと投げて)
〉チョロ松
―――、……フゥ。まあこんな感じか…中学時代にやった物を自分で稽古を続けたものだがな。観客から観て何か不自然なところやアドバイスが有れば聞かせてくれないか?(しばらく間をとってラストシーンの余韻を漂わせた後に役から抜けるようにため息溢すと床から起き上がりぱんぱんと制服の汚れを落とすようにズボンの裾をはたきながら立ち上がると兄弟が見ているとなると緊張もあるのかどこか恥ずかしげにはにかみながらハムレット、から完全に松野カラ松に戻った様子でのたまい)
カラ松兄さん
カラ松はそのままでいいよ。汚れるのは俺らの役目だから
(喧嘩で汚名を背負うのは己と長男、三男で十分。相手が自分達と同じ道を歩むには綺麗すぎて、汚れてしまうのは個人的に嫌だと。傷はしょっちゅう負っているため、慣れており「怪我くらいすぐ治るから。…立てる?」ハンカチによって傷が塞がれると段々と落ち着きを取り戻し、フラりと立ち上がろうとして)
おそ松兄さん
はぁ……弟を代表して言うけどさ、俺らも兄さん一人に背負わせたくない、背負ってほしくないの。察しろよ
(相手は兄として気遣っているのだろうが、それは弟の立場からも言えること。一人で背負おうとする兄に今まで募っていた不満を全てぶつけて)
トド松
俺も帰る、今すぐ帰る
(放課後まで学校にいること自体がかなり久々で、教師の説教のことも相まってもうこの場にいたくないとでも言いたげな表情を。ふと相手が一人でいることに違和感を感じ「一人なんて珍しいね、友達は?」と小首を傾げ)
十四松
無事ならそれでいいよ。でもさ、危ないことに首は突っ込まない方がいいよ
(予想外のリアクションに驚きつつも怪我がないことに安堵し、よかったと呟いて。あの時はあまりにも突然だったため、怒りの対象は不良達に向いていた。今相手を叱るつもりはないが危険な目に遭わせたくないのも事実、自ら首を突っ込む真似だけはしてほしくないと)
チョロ松兄さん
もう終わりかよ、つまんねぇ……じゃ、さよーなら
(逃がしてしまった輩は相手に任せ、己は好きなように暴れまくり。自分に向かってくる人間をとにかく殴ることしか頭になく、気づけば誰一人向かってこなくなっており。まだ暴れ足りず、地に沈んで動かない不良の頭を何の躊躇いもなく踏みつけようと足を上げ)
〉一松
……でも、このままでは一松を…皆を助けてやれないんじゃ……。(ある意味昔からのコンプレックスでもあるのかもしれない、次男でいながら兄貴らしい腕っぷしを持たぬ自分は返り討ちばかりで弟達を守り切れずにいることを悩むように呟くと変わらなくていいと長男も同じ風に自分に言っていた事を思い返し優しくすることが自分にできることならと首を緩く振り「駄目だ、帰ったら消毒してやるから…それに、化膿したら痛いぞ。…ああ、平気だ。……帰ろう、一松。」と自分も傷付いた体を叱咤するようにゆらりと立ち上がるとせめて兄として心配かけぬようにとにっとはにかみ)
>十四松
あぁもう、何やってんだよ…って、もういっちゃったか。ちょっと、僕も行くよー?
(相手からの掛け声に、相手の身体能力から思い切り投げられてしまったらいくら柔らかいボールでも手が吹き飛ぶような衝撃が襲ってくるだろう。身構えていると予想とは斜め上の投球、しかし相手らしい球に苦笑しつつ拾いに行った相手のあとを追うように駆けて。ようやく見つけた相手の後ろ姿はうずくまった姿で、思わず笑みが消え周囲をきょろりと見渡し。状況を把握したと同時に手にしたのは落ちていた手のひらサイズの石。それをうずくまる弟の一番近くにいた少年の頭めがけて加減等一切せずに投げると)
>カラ松
…うーん…アドバイスなんて演劇やってない僕が言えるもんじゃないよ。ただ凄かったっていうか…ダメだな、どうしても月並みな感想になっちゃうからさ。
(おそらくラストシーンだったのだろう。しんとした教室内に漂う空気に何か言わなければと思いつつ何も言えないでいると相手から話しかけられはっとしたように表情緩め。演劇のことは何一つわからない、関わったことさえない。ただ彼の劇を何度髪に行った程度の知識だ。相手の求めているような答えは返してやれないと首を傾げしばし考えた後感想を告げ。それも気の利いたような言葉やセリフが出てくる訳もなく、ただ自分の語彙の少なさを自嘲するかのように笑うと)
>一松
…一松。帰るよ。
(しばらくするともうまともに立っている人間はその場に存在せず。それを確認するとパイプを隅へと投げやり相手の側へ移動し、足を上げた相手の肩へ手を起き制し。「母さんに気付かれないうちに洗濯しちゃおうか」と話しかける表情は今までの出来事が無かったかのような優等生の顔で。潔癖症が治りきれていない自分にとって血をそのままにしていることが耐えられず、半ば強引に相手の手を引き路地を引き返し)
>カラ松兄さん
そっかぁ…俺にしかできないことなんだ‼…なんかすっげー嬉しい!オレの笑った顔で皆元気になってくれること‼
(己には兄弟みたいに喧嘩も人並みで他には何もできないし足手纏いにしかならなかったのにやっと己にしかできない役割が兄のおかげで見つかると嬉し気に袖余りの裾を口元まで持って行きクスクス笑って嬉し気。「うん!なんとなくおそ松兄さんも似たところがあったから‼それでそうなのかなーって‼一人で背負うのやめて相談してほしいんだ。…うんん!兄さんは頑張ってる‼俺達のこと思ってくれて何よりも気に掛けてくれて…優しい‼まだ時間がかかるかもしんないけど、オレ助ける‼」と相手のボールを受け取りニヘッと笑って相手の力になると胸を張り)
>一松兄さん
…ごめんなさい。でも、オレ…んん、やっぱなんでもない‼
(あのまま逃げるなんてできなかったし、相手の足手纏いでも力になりたくて手を汚してでも喧嘩に参戦したかった。だが相手の気持ちを察するに危険な目に合せたなくないという気持ちがひしひしと感じ言いかけた言葉に口を閉じ首を左右に振り再び歩き出し。暫くし家の前まで来ると「とーちゃーく‼母さん居るかな?いなかったら兄さんが怒られずにいけるんだけど」そーっと玄関を開けてキョロキョロ見渡し小声でただいまー、と言ってみても無反応で)
>チョロ松兄さん
(大分お腹の痛みもマシになってきた頃、相手の投げた石など知らずに目の前にいたであろう少年の悲鳴に何事かと思わず顔を上げてみてみると前の己と同じだった様に蹲る少年の姿。ゆるり首を傾げ今の状況が把握できていないのかあたふたしていると指の隙間から血が流れている事、それと少年の一つ先にある石で少なからず状況を把握した模様。誰がと辺りを見渡して見るとそこには無表情の兄の姿。「…!チョロ松兄さん‼…あ、ふんぬっ‼兄さんに手を出したらダメだよ‼」その石を投げられたことに対し反撃しようとした少年に先程のお返しと突進をした後相手の元へ駆け寄り)
>カラ松兄さん
いや、今日日直でさ?仕方無く残って日誌書いてたんだよねぇ。つっかれたぁ...
(家の中で言葉交わす様な穏やかな空気が流れると投げ掛けられた質問に苦笑して返し、一つ大きな欠伸漏らすとぐいっと腕を伸ばつつ頬緩める相手視界に映ると何処か“家の中と同じ穏やかな兄だ”と安堵した矢先自分を気遣ってだと解りつつも態と先に家へ返そうとしているのが相手発言から読み取れ、こうして二人で居る機会など滅多に無くこの機会を逃すまいと「カラ松兄さんは?まだ帰んないの?」と引き留める様な言葉掛け)
>十四松兄さん
ちょ、ほらほら十四松兄さんっ、ここ職員室の前だから!ね?しーっ!
(兄ではあるものの何処か幼さ感じさせる相手の発言と行動に頬緩ませるも束の間、自分達が居た場所を思い出すと面倒毎になる前にと自身の唇の前に人差し指立てて静かにする様相手に訴えつつも“これ程にまで喜んでくれるのか”と心中嬉しさ覚えつつも普段余りこうして学校で話し掛ける事がないという事実に後ろめたさ感じ)
>チョロ松兄さん
あはは、そーそ。まぁテキトーに書いて出したけど。
(相手の言葉に悪戯っぽく笑って見せれば、次いで自分の予想は的中していたか、と納得すると上記延べては“まとも”な兄をそれぞれに壊れてしまった兄達の中でも何処か一番心配している節があり、断れ無かったのだろうと苦笑し。労いの言葉にありがとう、と礼を言えば「そういうチョロ松兄さんは雑用でも押し付けられてた?」なんて相手の顔覗き込んで)
>一松兄さん
うわ、凄い帰りたそう。
(帰る、と繰り返した相手の言葉に思わず笑い零すとそういえば、と自分の居た場所思い出し早く立ち去りたいのであろう相手の心中察すると投げ掛けられた質問に「あー、僕今日日直だっからさ。先に帰ってもらった」と述べれば“一緒に帰らなくて済むいい口実ではあったなぁ”と内心苦笑して)
〉チョロ松
すごかったか!?良かった…観客の感想は一番的確なアドバイスだ、どんな言葉がと言うよりもそういった率直な反応が聞けて嬉しい。付き合ってくれてありがたいぞ、チョロ松。(言葉に悩むように絞り出された単語のひとつに観客から、というのも勿論あるが自分の演劇を応援してくれる兄弟からといった意味合いからの喜びの方が大きいのか嬉しそうに表情に明るさ交えてはこれからの励みになると相手にそう礼を言えば笑顔見せ「また舞台に立てた時はもっと凄いと思わせてやらなくてはな」なんて本当に嬉しそうに笑ってみせて)
〉十四松
ああ。…俺もおそ松と一松に教えて貰ったんだ、無理に変わるより自分にしか出来ない事をするって。もちろん皆を護ってやれるようにもなりたいけれど…十四松を見ているとな、何となく二人の言葉の意味も解る気がする。(嬉しそうに笑みを浮かべる相手にどこか心の奥でほっとしながら自分も兄がしてくれたように今してやれただろうか、なんて思いながら自分自身もいつも助けられているその相手の笑顔を尊く思う故か何となくだが二人の言葉の意味はこういうことなんだろうか。なんて感じながら「……次男である俺が兄としての気持ちも弟ととしての気持ちも両方解っていると言うにまさか心配をかけさせてしまうとはな。有難う、十四松…無理はしないさ、約束するぜ。……本当に今も昔も変わらず優しいやつだな、お前は。みんなでまたふざけ会えるのを一緒に心待ちにやっていこう。」と力の抜けた笑みを向けながらうなずいてみせて)
〉トド松
フフ、それはご苦労様だったな……とは言えそっちのクラスで今トド松なら俺もそろそろ回ってくる頃か……。(面倒ごとを終えた相手を労うように返しながらくつくつと笑うも名字の出席番号からしてそろそろ自分も順番が回ってくることを思い出しては重々しくため息溢し友達の多い相手の事だ、歩いているうちに他の友人に会って一緒に帰れるだろうなんて思いかけたところで相手が自分にも帰るところかと訊ねてきた事にきょとんとすればどこか歯切れ悪くなんとか誤魔化すかと思ったのか「ああ…いや、俺はこれから少し町に出て……そう、ギターの弦でも買いに行くつもりなんだ。この間父さんのを借りて切ってしまったからな」なんて実際覚えたてのギターも毎日弾ける暇もなければその持ち主もめっきり弾かなくなった為にしばらく放置でも良いと話してはいるのだがそんなことを言うとグッと缶コーヒー煽り)
トド松>
おう。…!、…そうそう。今から帰り。(末弟のぎこちない笑みにズキズキと胸が痛むがこれは自業自得だ、当然の結果と自分に言い聞かせることで痛みを取り払っては緩く右手を揺らし。すると相手から話しかけられ目を瞬かせては久々話せた嬉しさからか表情緩めて。本日は珍しく早く帰れそうな気がし縦に数回頷くと「一緒に帰る?…つって。」なんて、冗談交じりに誘ってみたり。)
カラ松>
う…だから俺捻くれてるんだってば…そんな素直になれたら苦労しねぇよ…。好き…カラ松は俺のこと嫌いじゃないの?お前なら出来る。だってカラ松だし。兄弟一優しいお前なら余裕。うんうんうん!全然良い!つか、んなことでガキ扱いしねぇよ。…だあーッ、もう大丈夫だって!カラ松は悪くないの!俺が言ってるんだからそう!オーケー!?……うん、カラ松が迷惑じゃないなら、偶に体預けよう、かな。ごめんな…俺も一緒に帰りたいんだけど、お前に……いや、やっぱなんでもねえ!だーめ、俺が奢るのー。(今になってもっと優しくしとけば良かった、素直になれば良かったと後悔するのと同時に己の性格上仕方ないかと諦めもしていて。“好き”という言葉を復唱し、意外そうな眼差しを相手に向けては素の相手を見れた嬉しさからか再び相手の髪に手を置き撫でて。どこまでも自分を責める相手に両手を上げそれを阻止させると片手で銃の形を作りそのまま打つ動作をしては顔を近付け。もし許されるのなら相手に体を預けてみたいなんて少々欲張りだろうかと自嘲的な笑みを浮かべつつポツリと呟き、今まで一人で帰らせてしまった罪悪感に顔を歪めて“嫌われたくなかった”と続けようとしたがこれじゃああまりにも自己中心的で自分勝手過ぎやしないかと頭を振って言葉を止め。ぎゅっと相手の手を強く握ると自分が金を出すという相手に舌を出しけらりと笑って。)
十四松>
十四松…はは、お前には敵わないなあ…っ、…ありがとう、俺やっぱお前ら大好きだわ…。(相手の言葉を最後まで聞くと段々視界がぼやけ、それを隠すべく相手の胸元に顔を埋めては自分は恵まれ過ぎているなあ、と胸が熱くなり。「…なあ、十四松。お前が眩しすぎて俺生きてけねぇよ…さんきゅ…。」本当に相手が眩しく見え、両手で目を塞げばふるふると震えて。)
チョロ松>
いやぁ、そうは言うけど体育少ないじゃん?だから絶対足らないと思うんだよね!まあ、俺ら六つ子だし、そう変わらないと思うけど。……あのさ、チョロ松は俺のことどう思ってる?(相手の表情とは対象ににやにやと笑み浮かべては追求してこない相手に珍しい、と瞬き繰り返し。そして前々から聞こうと思っていた質問を唐突に今ぶっこんでは自分から聞いたくせにどこか気まずそうに目をキョロキョロさせ。)
一松>
っ…長男は背負ってなんぼなんだよ一松。………なんか、背負ってないと俺消えちゃうような気がしてさ。俺の役目が無くなって、皆から必要とされなくなるんじゃないかって、思うのよ。(まさか相手に気を遣わせてしまう日が来るなんてなと一瞬顔を歪めたのち、相手の耳元に口を寄せ震える声で本音を述べてはふ、と小さく笑い。)
〉おそ松兄さん
捻くれ者と言うよりはただ変にシャイな処があるだけだと思うが…ふふ、だがもう解っているからこれからは誤解されないな?…えっ、な、何故俺がおそ松を嫌うんだ…?だいすきに決まってるじゃないか。…フフ、兄弟一頼りになる兄貴からそう言って貰えるんだ、…自信、湧くな。…じゃあ…そうする……嬉しい……。えっ、あっ、ああっ!わ、わかった!オーケー…すまない、でなく有難うだな。迷惑なんて事無い、……そうして欲しい。もっとおそ松の役に立ちたいんだ、兄としての気持ちが解るからこそ無理はしてほしくない。ど、どうしておそ松が謝る?俺に?……今まで帰れなかったならこれからタイミングが合うとき一緒に帰れば良いだけじゃないか、俺はそうできたら嬉しい。強情だぞ、…じゃあ次回は俺が出すよ。(きっと素直になりきれなかったのも構ってほしかったりはするもののはずかしさもあったからだろうと解釈してはこれから相手がちょっかいを掛けてきても心配はないぞなんてからかうように言いながらも本心は解ったつもりで微笑み。嫌いじゃないのかと問われては間の抜けたようにきょとんとしそんな態度を取ってしまっていて誤解をさせただろうかとすぐにおろ、と調子崩すとそんなこと小さい頃喧嘩でもして言ったことはあったかもしれないが本気で思った事は一度もないんだと否定し不安にさせただろうかと心配してか頭を撫でてくれる暖かい手のひらの上に己のそれを重ねてみて。手で作られた銃を向けられると本物であるわけは勿論ないのだが両手を上げフリーズのポーズ取りながらこくこく頷くもすぐふっと嬉しそうに笑み浮かべながら感謝の気持ちを述べ。一番の兄である相手が休まる存在でも居られるのならばそれより嬉しいことはないとやんわりと迷惑なんてわけがないと首を緩く左右に振れば今まで一緒に帰れなかったことは何も相手の責任では無いし自分だって遠慮せず声をかければよかったと思っているのかこれからそうしていけば良いしそうできるなら幸せなんだと頬緩ませれば強く握られた手をああ、暖かいな。なんて思いながら自分も握り返し次回は自分がとちゃっかりまた一緒に帰る約束を取り付けてしまえばくっくと笑って)
>トド松
あい!お口チャック‼
(このやりとりを傍から見たら立場が逆なのではないかと勘違いしてしまいそうな場面だが、相手は彼の弟であることは間違いないわけで。そんな彼は悪気はないのだが元気よく返事をしてしまうともう手遅れ。勢いよく開かれた扉には先生が立っており「静かにしなさい。元気な事はいいことだけど」と注意を受けては静かに扉を閉められると暫く沈黙を落とした後口を開き「…あはー怒られちゃった。そろそろかえろーとどま…トド松?どーかした?」と様子が可笑しい気がしたのか顔を覗きこむと問いかけ)
>カラ松兄さん
え、オレ?オレ何も変わった事言ってないよ?
(相手の言っている意味が分かっていないのか小首を傾げ頭の上に?を浮かべて。高校に入ってから様子が可笑しい事は薄々勘付いていたからこそ何か兄の身にあったのではないかと思ってはいたが、それは敢えて聞くのもどうなのかと思い胸の内に潜めて普段通りに接してきた。それでも次男は一人で抱え込む癖もあるから何も相談してくれないから何もないと、自身でそう決めつけてほったらかしにした己も悪い事。「うん…‼それほんと?ほーんと無理はしないって約束する?兄さん一人で抱え込むから…オレすっげー心配」と心配そうに見詰めて)
>おそ松兄さん
え⁈え⁈まぶしー⁈兄さん、目隠してるのに⁈なんで⁈なんで⁈あ、まさか兄さん病気になっちゃったの⁈
(己の存在に刺激がありすぎるという意味だと思うのだが、彼の解釈はえらく勘違いしてしまい。慌ただしく相手の周りをくるくる回り何をどうしたらいいのか分からないらしく何度も何度も繰り返して)
トピック検索 |