。 2015-12-21 01:37:52 |
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( 俺side )※主
不覚だった。傍観者諸君への誤解を避ける為に言っておくが、俺は男女共にそこそこ好かれている正統派の男子生徒だ。スポーツだって出来る方だし、自分で言うのも何だが容姿だってそこまで悪い方ではない。今まで出会ってきた理不尽な教師にも、汚れた大人にも笑顔を貼り付け持ち前の要領の良さでやり過ごして来たが、恋愛ともなると事はかなり難題らしい。
他人に責任を擦りつける行為は決して良とは言えないものの、今回ばかりは仕方がないと言っても罰は当たらないのではないだろうか。これこそ不覚である。
輝いていた。いや、正確に言うと輝いていたのは恐らく太陽の光に照らされた水面だと大凡の推測が出来るがそんなことはどうでも良かった。確かに俺の目には、彼の黒髪が妙に輝いて見えたのだから、それが事実であろうとなかろうと大した問題ではないのだ。詳しくは語れないというか知らないのだが、恋とはそういうものだ。──そう、俺は人生初の一目惚れをした。もう一度言う、不覚である。
( 僕side )※募集
唐突だが、4年前から僕には想い焦がれている好きな人がいる。不毛だと分かっていても、恋愛特有の副作用なのか一度甘い妄想で頭がいっぱいになってしまうと、どうにもくだらない流行りのラブソングが脳裏を過ってしまう。これは穏やかではない。
何かの手違い、いや、神様の悪戯で中学時代で終わる筈だった僕の不毛な恋心は高校まで引き継ぐことになった訳で、今日もこうして本を読むフリをして彼を盗み見ている…筈だったのだ。
今まで僕が積み上げて来た「優等生」という都合の良いレッテルをまさか自分から壊す日が来るなんて、恋い焦がれていた彼とまさか一緒にずぶ濡れになれる日が来るなんて。中学時代の僕にはとてもじゃないが想像出来なかったのではないだろうか。これは何処ぞのアニメの様に魅力的過ぎる二次元女子達からハーレム状態になるより何倍も嬉しいことであり、これから先の人生においていつ罰が当たってもおかしくない出来事なのである。──聞こえるだろうか優等生的非リア諸君、これは事件だ。
( 僕configuration )
高校三年生。頭の回転が早いツッコミ系男子だが苦労人。普通の男子高校生にしては少々理屈っぽい。受け寄りリバ。
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「僕は如何にも〝時間は有効に使う為にある〟的なことを言いそうなスカした優等生が大っ嫌いなんだ!本当のリアルな優等生っていうのは欲と煩悩にまみれた僕みたいな人間のことを言うんだよバーカ!」
「そりゃあ好きな女の子とあんな事やこんな事をしたいのは分かるけど、それは男子高校生たるもの皆同じだろ?それなら男同士だって何ら変わりのないことなんだよ、理解に苦しむかもしれないけどさ。」
( story )
高校のプール開きの清掃については言うまでもなく清掃委員の仕事ではあるが、丁度同時期に学校行事が上手い具合に重なり、各委員会から一人ずつ清掃へ派遣する事に。大人数でワイワイプール掃除、と思いきや初日から用事やら仮病で〝俺〟と〝僕〟の二人きりで清掃をする事に。時間通りにプールへ到着した僕に比べ、俺は10分遅刻し登場。
偶然に偶然が重なり水を張ったプールへ二人で一直線──!?
( rule )
/ネチケ厳守
/描写中まで(50~200程)
/参加希望の際pf、ロルテスト必須
/設定、シチュエーション等持ち込み可
/展開流れ
/置きレス、亀レス注意
/二週間不在の際キャラリセット
/初心者冷遇
「嫌だなあ、俺は80年ちょっとしかない人生を楽しく歩んで行きたいだけだよ。まあまだ十数年しか生きてないんだけど、歳相応の意見のつもりだ。」
「アンタの考えてる事なんて手に取るように推測出来る…と言いたいところなんだけどね。これだから恋愛っていうのは面倒なんだよ。ダメだね、こりゃ。」
名前/ 神功 閃(じんぐう せん)
年齢/ 18歳 (高校三年生)
容姿/ 限りなく黒に近い焦茶色の毛先は癖を利用し控えめに遊ばせており上手い具合に外側に跳ねているエアリーヘア。前髪は8:2で横に流していて伸びが早い為片目が隠れるか隠れないか程の瞼に髪が掛かった状態。猫の如く吊り上がった目と大きめの灰色掛かった瞳は野生の動物を連想させ、それに比べ眉は平行。ある程度揃った歯並びの中で右側の犬歯のみが妙に尖っており、存在感を示しているものの唇を閉じれば何事も無かったかの如く口の中に収まる。178cmと平均より少々高めの身長に年相応の筋肉質だが着痩せをするタイプ。制服は目立つ程の着崩しはせず、シャツの上にゆったりとしたグレーのベストニットを着るくらいでそれ以外は規定通り。左腕には紺色をベースにした腕時計と妹から貰った水色のミサンガを付けている。
性格/ よく言えばひょうきん者。物事に対して割と適当さが目立ち、好奇心が湧くと行動力を発揮する。何処か淡々としており如何に努力をせずに得を出来るかということに力を注いでいる高校生らしいと言えば高校生らしい、少しばかり黒さが目立つ性格。本人曰く自身の発言や性格を〝歳相応〟と公言するものの飄々としたその語り口は未成年らしからない。自身のテリトリー内の事なら大胆とも言える行動を意図も簡単にとってしまう怖いもの知らず。持ち前の要領の良さで大概のことは切り抜けられるが自尊心が強く、罪悪感の類いが欠落している為大人受けは良いと言えない。一方、恋愛や他人の心理が関わってくるものには滅法弱い故か恋愛下手。
備考/ 一人称は「俺」、二人称はアンタ、苗字or名前呼び捨て。勉学の成績は可もなく不可もなく。家族構成は父母、妹が二人。妹達とは仲が良く、休日にはよく一緒に出かけている。実家が呉服店な為ゆったりと着れる和服を私服としている。自身の遅刻という失態により相手と共にプールへ落ちてしまい、見事柄にもない一目惚れを果たす。
ロルテスト/
──いやあ、遅刻遅こ…、あ。
( 時計の短い方の針が二を指す頃、机に伏せていた顔を上げ。心地の良い日差しに照らされ優雅に目覚めたかと思えば約束の時間を十分ばかり寝過ごしてしまっていることにはっ、と立ち上がっては毎日のように昼寝をするべく占領している物置場と化した旧音楽室を後にするとたん、たん、とリズムを刻みながら向かうのは校内のプール。〝走るな危険〟との注意書きを無視しプールコートへ駆け込むと、案の定湿った地面に足を取られ先に到着していた相手を視界に入れる暇もなく水面へ勢いよく落下して行き )
(/誰もが惚れる息子をと思ったのですが、何やら掴み所のない愚息となってしまいましたorz/こんな愚息のお相手をして下さる女神様がいらっしゃれば是非是非お声掛け下さいませ!よろしくお願い致します…!ではでは、募集開始させて頂きますので興味をお持ちの方は是非とも。)
_( 募集開始 )
「あぁあ、もう、煩いなァ !! 僕は君みたいなチャラチャラ してるような奴は大嫌いなんだよ .. ! 」
「好きとか、嫌いとかそう言ったものが絡む恋愛は良く解らないが.. 多分僕は君が好きなんだと思う 」
名前 / 嵯峨 友陽 ( さが ともはる. )
年齢 / 18歳。( 高校三年生. )
容姿 / 一度も染めたことがないらしい癖のない黒髪を肩に届くか届かないかのギリギリ のライン まで伸ばしている。あまり視力がお世辞にもよいとは言えなく最初は好きではなかったが渋々高校生に入ると同時期に黒縁の眼鏡を買った。あまり良いとはいえない何処か鋭さのあるその目付きは不機嫌と間違われることが多い理由の一つで、眉間にシワを寄せていることが次にあげられる。口を常に一文字に閉じているのは余計なことを言わないようにしていることと、間違っても自分の苦手な如何にも青春を謳歌してますよ組に絡まれないようにするためでもある。運動は得意でも不得意でもないがどちらかというと苦手で子供の頃から運動関連の何かに通ったことがなくそれが祟り、身長は169cm で、どこかひょろくも見えてしまう。特に本人はなぜか170cmに達していないことに腹をたてている様子。制服は真面目な性格ゆえにきっちりとしていて、移動の際に困らないようにとこれまた高校入学時にそろえた腕時計を着用している。
性格 / 真面目だと言われることも多いがどこか頑固者ですぐに何かと自分の思ったことをズバズバ と述べてしまうところがある。それゆえにたまに誰かとのいさかいが起きることも珍しくない . だが別に根っからの委員長タイプ という訳でもなく、年相応に誰かと遊びにいきたいという気持ちもそれなりには持っていたりする。本を読むことが日常的に多いのも作用しているのか解らないがどこか皮肉と理屈っぽさのあるひねくれた性格の部分もあり、果たして彼を本当の優等生として扱っていいものなのか甚だ疑問に思われる部分も生徒内ではある。自分の意見に最もな意見を返答されてしまうと思わず唸り、「煩い煩い、うるさ - い ! 」と怒鳴り付けるくらいには元気がある。恋愛に関しては回数を重ねていないことも原因なのか少々奥手な一面も見せ、性格のせいで中々素直になれないことも多々。
備考 / 一人称は「僕」で二人称は「君」または「名字( +さん )」で呼ぶ。( 例外も有り。 )姉と弟を含めた五人家族で姉からはパシリとして扱われていることが多い。勉学に関しては特に両親もなにも言わないがそのなにも言わないことがいい方向に左右し、自分で進んで勉強するようになった。私服は特に何かに縛るわけでもなくタンスを開けて最初に目に入ったものを着るようなタイプの人種。元より密かに心寄せていた相手と何故か共にプールに飛び込んだことに関してはそれなりにいい思い出だとは思っているらしい。
ロルテ .
.. 何で誰も来ないんだ、
( 今日、プール開きの前の清掃のために呼び出されたのは言うまでもないが当の他の委員会の人達が来る気配は微塵もなく、何がどうしたら誰も来ないという結果に至るのか、ていうかそもそも僕が来ても無駄足では ? 等といったなんとも湿っぽい粘着質な愚痴を脳内にぐるぐると巡らせて . すん、と少し息を吸えばプールの独特のあの塩素臭い香りが肺一杯に広がり、脳内に浮かんだのは愚痴ではなく"青春らしさ"という当方にはあまり関係の無さそうな二文字。その思考を追い払うように何度もぶんぶんっと勢い良く左右に首を振ってから誰も来ないのなら自分一人でも清掃作業を開始しようと思い、とりあえずモップを持ったのまでは良いものの背後で聞こえたドアノブを開くガチャリという音、やっときたかという気持ちも込めて振り向き、文句を言おうと構えたのだが足を滑らせ、転んだであろう相手がこちらに向かってくる姿。さほど運動神経の良くない自分は避けることすらも敵わず、ともにプールへと落下して。 )
( / 皮肉っぽいキャラが出来上がってしまいましたが参加希望です .. ! )
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