＿＿　魂　(　ml　)　　

　　(　　＿＿　青年は、遥か空の彼方より落ち来る。　　)



　　(　　目覚めた時、既に青年の記憶は全て消え失せていた。　　)



　　(　　右も左も解らず途方に暮れる青年の前に現れるは、死神。　　)



　　(　　その鋭利な鎌を以て、死神は青年の魂を奪いに掛かる。　　)



　　(　　確かに刃は青年の肉体を切り裂いた。　　)



　　(　　＿＿　しかし。　　)



　　(　　青年は死なない。　　)



　　(　　＿＿　記憶の無い青年に、死神は告げる。　　)



　　(　　『　御 前 は 滅 ぼ さ れ た 種 族 の 末 裔 だ　』　　)



　　(　　『　太 古 の 昔 に 我 等 死 神 に 滅 ぼ さ れ た　』　　)



　　(　　『　そ の 身 体 に 死 神 の 刃 が 通 る 事 は 決 し て な い　』　　)



　　(　　『　＿＿　早 々 に 街 か ら 消 え 去 る 事 だ　』　　)



　　(　　『　さ も な く ば 御 前 の 自 由 は 必 ず 奪 わ れ る　』　　)




　　(　　＿＿　それが、末裔と死神の出逢い。　　)

(　世界観　)


◆　ヴィシェ=リュート　◆

舞台の名称。数多くの大陸·文明が発達している。特に先進しているのは二つの大陸。


◆　リャリャス　◆

先進している大陸のひとつ。一年を通して非常に気温が低く、雪が地面の面積を占める。又人口が多く、寒さにも関わらず人々の雰囲気は人懐こく明るい。非常に寒冷な為に寒さに強い野菜も育たないので工業が顕著に発達している。


◆　ルーイスト　◆

先進している大陸のひとつ。四季が存在する。人口が多く、様々な考えを持った人々が存在するが、総合すると真面目な人間が多い。何をするにも快適な環境が整っているため、農業や工業その他も発達しているが、極めて発達している文明は無い。


◆　黒穴　◆

くろあな。海を深く潜った先にあり、呑み込まれれば帰る事は絶対に出来ない。黒穴の中はどうなっているのか研究が各大陸で進んでいる。


◆　死神　◆

人間を死に誘う神。人間の魂を喰らう事により寿命を伸ばす。居所は知られておらず様々な場所に現れる。必ず鎌を所持しており、個々の死神のステータスによって区々だが切れ味は抜群。その刃を以て肉体を切り裂き魂を奪う。


◆　神　◆

太古の昔に繁殖していた種族。人々を非常に愛しており、人間の魂を奪う死神と対立していた。唯一死神の刃が効かない。が、最強の核兵器によって死神に滅ぼされ、その姿を完全に消した。


◆　バルロット·ミーシャケイル·ユーインカリィオス　◆

"神"が生活していた大陸。ヴィシェ=リュートの遥か上空に存在していると言われるが、そこに辿り着いた者も統べも無く、詳細の大半は不明。


◆　ヴィシェ=リュート政府　◆

死神が人間を襲うこの世をどうにしか改善しようと躍起になっている。死神を殲滅する為なら手段を選ばないので、全滅したとされる"神"がヴィシェ=リュートにやってくれば、間も無くその身を拘束し"神"から死神を殲滅する為の力を抽出する事だろう。

此処迄の閲覧感謝申し上げます。トピックを建設致しました者でございます。
此処は『　"神"と思しき記憶喪失の青年　』と『　死神の行為を良く思わない死神　』との創作mlになります。募集要項、規則を纏めましたので目をお通しください。


(　募集要項　)

『　"神"と思しき記憶喪失の青年　』
指定　/　成人済、名前以外の記憶喪失、ある日突然空から降ってきた
萎え　/　極度の無口、ツンデレヤンデレ、余裕綽々、無駄に最強


(　規則　)

ロル30-。質重視。
遅レス
ネットやセイチャルールを守れる方
一般常識のある方
上レスに目をお通しくださり、理解を得られた方

(　死神プロフィール　)


『　＿＿..なんだ御前。空から…降ってきたのか?　』

『　..御前が神であって僕が死神である以上、一緒にはなれない　』


ハイネ　/　25歳程、実年齢100歳越　/　172cm　

自分の興味の有無で行動を変える所謂自由人。併しそれを他人に注意される事で止める事もある。が、止めない事もある。非常に気紛れでふわふわとしており掴み所が無い。無口に思われがちだが案外お喋り。表情があまり変化しない為感情が解りにくいが、それなりに喜怒哀楽はある模様。騒ぎ立てる事はない。何時も他人の輪から一歩引いた場所で冷静に周りを見渡している。気に入ると異常な程の執着心を見せるものの、一度でも飽きて仕舞うと簡単に捨てる。故に常に近くに居る友達は片手に収まる程度。

所々好き勝手な方向に跳ねる黒髪。襟足は項を隠す長さで、前髪は右目を全て覆い隠す。黒い髪、白い肌の中で存在を主張するのは赤い瞳。まるで血を垂らした様な見事な迄の赤で、その中心に黒い瞳孔が開く。魂を狩り取る際に瞳孔が猫のそれの様に縦長に細く変形する。口を開くと覗く鋭い八重歯。服装は黒が基調色。丈長の黒Vネックセーターに赤黒い七分丈のスウェットパンツ、その上にぼろ布の様な黒いマントを羽織る。異色を発するは15cm程の高下駄。爪は手足両方尖っており、毒々しい程の赤が塗りたくられている。一切の装飾の無いスタンダードな鎌を使用。併しその刃は元より赤い刃。

基本的に好悪は顕著に現れないが、罪無き者の魂を奪った挙げ句己の寿命の糧にするという死神の行為だけは嫌っている。併し嫌った所で己にどうこう出来る問題ではなく、"魂を奪う"という行為が死神の存在を理由な為に毎日人間を襲っては後悔に明け暮れている。高下駄を履く為一歩一歩歩みを進める度にカランコロンと洋世界に似合わない音が響く。

大変お待たせ致しました、レス解禁とさせて頂きます。プロフィールの書き方は主の物を参考にして下さってもその逆でも構いませんが、必ずロルテを添えてください。『　空から降ってきて目が醒め、死神　を目にした　』というシチュエーションに指定させて頂きます。

では、素敵な縁を願いまして募集開始です。