とくめー 2015-12-15 23:24:52 |
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う…………。
(さらりと否定してくる相手から表情を隠す様にマスクを上げて。質問にはついと視線を背けて「いや、その、」と言葉を濁し、このまま弟は放置して立ち去ってしまおうかとさえ考えて)
(/六男を登場させるか、このまま二人で行くか、どちらになさいますか?)
…?一松さん?(答えづらそうにする相手の雰囲気に首を傾げながら不思議そうに眺め)
(/私はどちらでも良いですよ!そちらの進めやすい方で大丈夫です!)
……何でもない、そっちこそどこに、
(ふるふると頭を振り、ふと相手こそ一体何の用事があって歩いているのだろうかと尋ねようとしたところで、背後からの衝撃に言葉を詰まらせ)
【トド松】
えっ何なに、一松兄さんの知り合い!?
(ひょい、と兄の後ろから顔を覗かせ。にこりと人好きのする笑みを浮かべては「こんにちは、一松兄さんの弟、松野トド松でーす」と手をひらひら振り)
(/では出させて頂きますね!まだ打ち解けきらない二人を後押しするあくまでサブとしてなのでご容赦願いたいです……!)
えっと、私は(己の行き先を聞かれれば答えようと口を開くも、突然相手と顔がそっくりな人物が現れた事に驚いて。ぽかんとしたのも束の間、笑顔になると遠慮がちに手を振り返し。「あ、こ、こんにちは。白畑妃莉です。…一松さんとは昨日猫カフェで知り合ったばかりなもので…六つ子さんが居る事は知ってました!」と人当たりの良さそうな弟を見ると安心して話し)
(/了解しました!)
いいよこんなのに構わなくて……。
(現れた弟と、それに律儀に返答する相手に顔をしかめて首を振り。猫カフェだの何だのと兄弟には秘密にしておきたかった事柄を全て開示されてしまえば溜め息を吐き)
【トド松】
あは、ご丁寧にありがと、妃莉ちゃん?
(ウィンク一つ、さらりと下の名で呼ぶと聞けた事情に一瞬にやりと笑い。すぐに元の笑顔に戻すと「どこ行くの?もしかして一松兄さんとデートの先約あったりしたのかな」などとつらつら話し出して)
え、でも、折角会ったんですからそういう訳には……(左記を述べるも溜息を吐く相手に気付くと余計な事を言っちゃったかな、と不安に思い眉を下げながら俯けば黙り込んで。だが、弟の方からデートかと聞かれると頬を赤らめながらぶんぶんっと手を顔の前で振って。「ち、違いますっ!今さっき偶然会っただけで、デートとかそんなんじゃ…!…えっと、私はこれからお洋服でも買いに行こうかと思ってただけです」と本来の目的を伝え)
誰かと待ち合わせとかしてたりしないの。
(トド松の言葉にデートではないにしろ人と会う約束をしているという可能性に思い至り。表情には出ないものの引き留めているのなら申し訳ないとも感じて)
【トド松】
あ、そういう?先約が無いなら僕たちとデートしようよーって思ったんだけどな。
(兄の言葉に首を傾げ、僕たちという複数形を強調しながら冗談めかして誘いを掛けて。及び腰になっている兄を密かにぐいぐい相手の方へ押しながら「ダメかな?」と尋ねて)
(/すいません、少し早いですが今日は寝落ちます。ありがとうございました!)
いえ、誰とも約束してません…今日は一人で行こうと考えてました。(己がそう言い終わるなり弟の誘いに驚けば目を丸め。「い、いや、あの…っ、ダメじゃ、ありませんけど……大丈夫なんですか?お二人も用事があったんじゃ…」と押されてしまえば断りにくく、ちらりと見ながら気を遣う様な言葉をかけて)
(/はーい、寝落ち了解です!こちらこそありがとうございました!)
【トド松】
あは、やだなぁ、ちゃんとした用事があったらいい年して男兄弟二人でショッピングなんてしないって~。
(けらけらと笑いながら相手の言葉に首を振り。「どうせ僕たちニーt、もがっ」と言いかけた言葉を兄に物理的に止められ目を白黒させて)
……ごめん、弟が勝手に。いいよ折角の休日を僕たちなんかと過ごしたりしないで……。
(一等知られたくない情報を口走りかけた弟の口を手で押さえ、断りにくそうな相手が気兼ねなくこの場を離れられる方が良いだろうとどうにか言葉を探して)
そ、そうなんですか?…?あ、いえっ!私なら大丈夫です。…ここで会えたのも何かの縁ですし、良かったらお茶でもしませんか?買い物ならいつでも出来るので。(弟が言い掛けた言葉が気になって首を傾げるも、逆に気を遣われてしまうとあわわとなりながら微笑んで。二人を交互に見ながら柔らかな笑みを浮かべると誘ってみて)
…………いいの?
(快諾どころか買い物を一時休止してまでお茶の誘いをしてきた相手にぽかん、として。珍しく間の抜けた声で聞き返した後、はっとして口元をマフラーで隠して)
【トド松】
決まりだね!どっか行きたいお店とかある?
(兄の様子をちらりと見て、へぇ?と何やら意味深な笑みを浮かべ。くすくすと声を立てながらも相手の希望を問うて)
はい、もちろん。(にこりと笑いかけながら頷いて。「えっと……じゃあ、スタバァでも良いですか?新作のストロベリー味が出たので、それを飲みたいなぁと思ってて…」と少し考え込みつつ辺りをきょろきょろと見渡せば視界にスタバァコーヒーが入り、二人に向き直ると上記述べ)
僕は良いけど……あ。
(提案に異論無し、と承諾しようとするも店がまさに先日まで末弟が勤めていた店舗なのに気付くと声を上げ。しかしすぐに何でもない様な素振りでこくりと頷き)
良いよ、行く。
【トド松】
っ!?
(示された店に否応無く思い出される記憶にびくりと飛び上がり。次いで承諾した兄にぎょっとした挙げ句、冷や汗をかいて後退しながら)
あ、あー!僕ちょっと用事あったからさぁ、一松兄さんと妃莉ちゃん二人で楽しんできてよ!
ありがとうございます、トド松さんは(承諾してくれた一松さんの方を向けば安心しつつ頬緩め、ぱっとトド松さんの方を向くも急に様子が可笑しくなった様に見えて首を傾げ。「え、あ…そうなんですか、じゃあまた今度一緒にお茶しましょう。」と眉下げながら少し残念そうにするも笑み浮かべ)
あれは放っておいていいから……。
(ふっ、と影どころか闇のある笑い方をして、しかしすぐに相手の眼前だと気付いて無表情に戻り。逃げる様に去る弟には目もくれずに目的地に足を向けて、「行かないの」と相手を促して)
でも…なんだか顔色悪かったですし、大丈夫ですかね…(トド松さんの後姿見つめながら未だ心配そうに呟くも、促されるとハッとなって動き。「い、行きますっ!待って下さい!」と小走りで相手の隣へと移動して)
……僕、ああいう店入ったら浮く気がするんだけど、いいの?
(隣まで移動してきた相手にこれまで女性と並んで歩いた経験すらない為びくりと肩を揺らして。内心の混乱を表に出さない様努めて相手だけを見ることにしたものの、その洒落た格好と己の適当なパーカースタイルの落差に不安になってきて)
大丈夫ですよ、私は気にしませんから。(ふるふると首を横に振って否定すれば、不安になってしまっている相手を少しでも安心させようと優しく言いつつ微笑んで)
…………恥かいても知らないよ。
(ぷいと顔を背けて正面を向きながら、一度話しただけの客にここまで優しくするなんてよくやるなと斜め上の解釈で相手に感心の念すら抱き。ポケットに両手を突っ込むとつかつかと己のペースで歩きだして)
本当に大丈夫なので、お気になさらず。(ふわりと笑いながら告げ。歩いているとスタバァに着き、中に入るなりお目当てだった飲み物を頼んで)
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