あなざーひーろー 2015-12-11 08:56:07 |
通報 |
あぁ、…で、テメェ…ごほん。貴殿は何時まで其処で居る気ですか? ( 邪魔されたことに苛付きながら、その部下の前で悪びれもなくそれを表情に出しつつ肩を竦めてみせるとわざとなのか丁寧な口調に変えて、嫌がらせのつもりか嫌味っぽく尋ねるとその彼が己の方へ向かってきてきょとんとして )
……アーサーに手を出したら殺す、(小さく呟き中の彼を心配しつつもその部屋から離れていけば上司の元へと着くなりいつもはしないはずのノックをすれば部屋へ入り用か何かを聞く前に上司に言葉をかけられてしまえば口を閉ざしじっと相手を観察するように見つめ)
…、あぁ?テメェ、誰に向かってソレ向けてやがる。( こちらへ向かって来たと思えば彼が手にしたのは装備していたサーベル、それを突きつけられ、不快そうなその表情を一切隠そうともせず、舌打ちをしながらもそれからは目を逸らすことなく、)
……、つまり?アーサーを見捨てろって言うのかい?(上司から発せられた言葉は余りにも無情な言葉で眉をぴくりと動かし腕を組んでから相手を見、という事は今アーサーがやばいのではないかと気付けばこんな場所にいる必要は無いと一歩後ろに足を踏み出し)
-…っは、甘いンだよなァ。テメェみたいな雑魚が俺に勝てるわけねぇだろ、( そのまま振り上げられたサーベルを、顔をスッと横にずらすだけで避けるなり一瞬で其奴の背後に移動すると背中を蹴り、見事にすっ転んだ相手の腹部を思い切り蹴って気絶させると、どか、っと遠慮もなくいきなり襲い掛かってきたソレの上に腰掛けつつ、どういう事だ、と考えて始め )
…っ、ああもう、俺は!アーサーがいないとここに居る意味ないからね!君たちの考えにはがっかりだよ!(それでも言ってくる上司に痺れを切らせるなり大声でそれを告げるなり向きを変え一々ドアを開けるのも面倒臭い為ドアを蹴りぶち壊すなりそのまま己の部屋へいかなくては、と走り出し)
…まあ、当然こうなるよな。海賊が受け入れてもらえたらそれこそ驚きだ。( 暫し考えた結果、当然思いつくのは上司の嘘。元よりそんな信じていなかったし、さしてなにも思う事はなく立ち上がると以前気絶したままの彼をベッドに縛り付けるなりさっき話し合ったことがほんとになりそうだな、と吐息を洩らして己の武器を確認するなり部屋の扉の方へ向かい )
何奴も此奴も本当に…ッ!(苛立ちが露わになってくれば盛大に舌打ちをし、それよりも早く相手の元へ帰らなくてはきっと危ないことがある、と直感しつつ走るスピードを早めつつ己の腰にあるホルダーを確認して)
…なるほど、俺を一人きりにしてさっさと殺っちまおうってことか?正義の味方が卑怯なことで。( 扉から出ると辺りは海軍がわんさか居て、恐らく己の恋人が遠ざかったのを確認して来たのだろうと呑気に推測しながら久しぶりの敵にぺろり、舌舐りをしながらサーベルを抜いて )
…、可笑しい、何時もならここら辺に誰かはいるのに…(船の中がおかしい事に気付けばどうして、と辺りを見つつ眉間に皺を寄せるなりもしかして、と嫌な予感が過ぎれば急いで己の部屋へと足を運び)
1人に寄って集って情けないもんだな、しかも多勢に無勢なのに負けるなんて、( 大勢で来られても余裕綽々、寧ろ1人であるのに狭い通路に招集された海軍達を汗一つかかずに処理するその表情は何とも楽しそうで、1人、また1人と殺る度に浴びる鮮血を心地良いと感じながらそろそろ戻って来る頃かと戦いながら待ち侘びて / 血祭り )
…ッアーサ…え、?(ダッ、と部屋の前へ戻ってくれば其処は血の海で目を丸くしながらあたりを見ては血を浴びる最愛の人を目の当たりにしては口をポカン、と開けて一体これは、と理解出来ずに困惑した状態でその場に立ち竦み乍自分達の部下がやられても尚襲い掛かる姿はなんとも露骨で、)
-…、あ、アルフレッド。こいつら襲い掛かってきたんだが…殺って大丈夫だよな? ( そうは言っても、殺らなきゃ殺られてしまう。彼に話し掛けている時にも攻撃は止まらずに、またこちらに向かってくるサーベルを器用にも余所見をしなごら受け流し )
…うん、いいよ。アーサー。俺達の仲を邪魔するやつなんて要らないから(自分の発言に自分の部下達は目を見開くが今の己に知ったことではなく、にこりと微笑みを浮かべれば腰につけていたホルダーから銃を取り出し己の部下、いや、元部下だった者達に向けて明確に撃ち込んでいき)
…はは、これで晴れて裏切り者だな?( 直前まで彼は上司を信用していたみたいだから驚いていない、というのはないだろう。見事に裏切られた彼の部下達を嘲笑しながらまた襲ってきた部下を切り裂き、鮮血に染まったコートを靡かせながら駆け足で彼の方へ向かって )
そうだね、晴れて俺達裏切り者だね、アーサー(あの上司もクソだった、と思うと同時にみんなクソだと思うなり駆け寄ってきた相手の腕を引いて服が血に染まるも気にした様子もなく抱き寄せれば最後に襲い掛かってきた部下の頭を撃ち抜き息を吐いて相手の方を見つめ)
あぁ。…しかし馬鹿な奴らだな、幾ら多勢でも俺達に勝てるはずがねぇのに、( なんの疑問も持たずに相手の背に腕を回し、緩く抱きつくと辺り一帯血の海と化した廊下と無惨に転がる死体たちをみてくつくつと喉を鳴らして嘲笑い )
海賊の頭と、この中で一番強い俺が手を組んだら負けるってわかっていたはずなのにね(鼻で笑いながら近くに転がる死体の頭を蹴ってから相手の腰に腕を回せば、もうここには居れないね、と薄く笑えばさっきも話したような場所へ行こうか、と相手の手を引いて)
考える脳がなかったんだろ?…ああ、まず頭がねぇみてぇだな。( そう言ってから、彼が蹴った物が首だったことに気付くと皮肉を交えながら相手意見に同意して付いていきながらあんなに部下を大事にしていた彼がな、なんて内申で考えて )
ああ、頭、ふふ、本当に馬鹿な部下達だったよ。(上司も馬鹿だしね、と足取り軽くここから出るための船がある場所へと向かいながらくつくつと可笑しそうに笑いつつ、相手を振り返り)
トピック検索 |