唐松さん 2015-12-10 18:59:26 |
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あ。…俺は大好きさ、この照れ屋さんめ…生写真でも駄目なら、何が欲しい?(驚くも気にせずに拾い上げつつ恥ずかしげも無く台詞を言ってのけては、ことごとく却下されるプレゼントにきょとんと首をかしげ)
今年も兄弟6人、聖夜を祝う事が出来ると思っていたものでな…シャンパンも有るんだが、俺達二人には必要無いな。(楽しみだった理由をしんみりと話すと袋から二本の瓶を取りだし。アルコールの強いそれは他の兄弟用だったが彼らが居ない寂しさから「…飲んでみるか?」なんて)
……猫缶(“弟”として好きになって欲しい訳じゃない言えないけど、と猫缶が欲しいと言っては「あんた暇でしょ。…一緒に餌やりに行く?」と誘いをかけ)
よりによってクソ松と2人きりなんてね。別にいいけど。…せっかく用意したんでしょ?なら飲まなきゃもったいないんじゃない。どうせあいつらも好きにやってんだしいいと思うけど(こちらとしては相手と2人きりなんて普段ありえない現状に幸せを噛みしめていたりする訳だが、それを顔には出さず今の時間を楽しもうとしていて)
決まりだ。先に買い物だな…猫缶を手に入れよう(相手の提案に迷うことなく頷くと、それを理由に普通なら受け流されるショッピングへの誘いを当たり前のような言い方で)
…そうだな。折角のシャンパンも、クリスマスに飲まなければ意味がない…か(実際自分で口に出してみると虚しい気持ちになり少し乱暴にコップとシャンパンを並べ胡座をかいて座ると「きっと深夜まで帰ってこないだろう…飲むぞ。」鬱々しく呟くと相手のグラスに注いで)
…ん(普通ならば“行かない”と断りを入れているところ猫缶を購入するためとなら返事をして相手と出掛けるべく素直に頷き)
負け組な俺らには似合いのクリスマスでしょ(ニートなんだし、と付け加えてからボンヤリとグラスに注がれるのを眺めて)
…!そうと決まれば、行こう…!歩きで良いな(断られること覚悟での誘いを承諾されると驚きと照れが混じって言葉が詰まるのをサングラスをかけ直して隠し、早々と扉に手をかけ)
…俺は自分で選らんでお前と居る。世間に囚われず…世間に勝ったんだ、(同じく自分のグラスに言い訳をしつつ注ぐと、クリスマス特集のテレビを付けてはグイッと洒落の欠片もなくシャンパン煽り)
(一見すると非常に分かりずらいが相手と出掛けられることは嬉しいようで、念の為マスクで顔が見えないよう隠し玄関に着いてはサンダルを穿き)
負け組がなに言ったって所詮負け犬の遠吠えでしょ。まあ、わざわざリア充共が居るとこに出向きたくないしいいけど(クリスマス特集とあり幸せそうな恋人同士が映し出されると露骨に嫌そうな顔で自分もグラスを手に飲み始め)
…寒くないか?(サングラスを外しマフラーと手袋をはめて先に外へ出ると顔が赤くなっているのがバレないように無言で先を歩いて。ふと後ろを振り返れば防寒具なのかマスクを付けただけの相手に疑問を)
ー…今日はどこも恋人達で溢れている、果たして兄さんは無事だろうか…。…液晶越しでもハートがキズつくのにな(両肘をつき顎を乗せてくつろいだ体制になれば、所詮負け犬との言葉をあえて否定せずにボソボソと呟き最後に小さくため息をついて)
……平気、ックシュ!(大丈夫だと思ったがやはり軽装では寒かったらしいクシャミをしてしまえば気まずげに視線逸らし)
さあ、大丈夫なんじゃない?むしろカップルのほう心配した方がいいかもよ。あの人、カップル狩りとかしそうだし。チョロ松兄さんはダメージ受けてきそうだけど(おそ松兄さんは黙ってダメージだけ受ける男ではない幸せなカップル達の邪魔を平然とやってのけるだろう、三男は普通にダメージを受け五男は特に気にはしまい六男は女と一緒のため論外と見做しては少しだけ口元を緩めて長男の奇行を思いながら笑い)
なっ……やっぱり、マスクだけじゃ役不足だろう(マスクは防寒具だと思い込んでおりそんな事を言っては自分のマフラーを外しながら近付きまだ体温の残るそれを相手の首に掛けて)
そんな恐ろしい事を兄さんがする訳…何故笑っているんだ?まぁ何があるにしろ、ブラザーよりパチンコを選ぶ上で自業自得だがなぁ…(さらにへたりと机に伏せれば頬を台につけ小さく毒を吐いて。なんかテンション高いな、なんて此方は何時もよりテンション低く相手の方をぼうっと眺めれば)
(相手からマフラーを首にかけられては余計なお世話だと視線は訴えるが助かったことも事実、暖かそうに目を細め)
…あんた庇うけど、あの人も相当クズだからやりかねないでしょ。全くしないって言い切れる訳?(自分に危害を与えてくるもの、もしくは不快にさせられた場合の長男は非道にもなると呟けば先程まで寝ていた猫が起きたらしい膝元へ誘い)
よし、あったかそうだな…おーっと礼は要らないぞ(目を細めるところまで見て良かった、と笑いかければ、照れくさそうにふっと前を向き直し軽く手を振って)
…んまぁ…相当なクズではあるが。…触っても良いか?(実際結構悪戯な兄を思い出すとフォローする事も出来ずアルコールが回ってきた事もあって口ごもるが、猫に気をとられると少し和やかな気持ちになり生気を取り戻した期待の眼差しを見せて)
…、言わない。言うわけない。ほら、さっさとして。歩いてれば温かくなるし(一応礼の一言でもと口を開きかけたのだが礼はいらないと言われてしまうと小さく舌打ちしズンズン歩き出し)
まあ、クリスマスに何の予定もないニートの俺達も大概クズですけど。……いいよ(チビチビ飲んではいたがこちらも酔いは確実に回り、猫を触りたいらしい少し間は空いたものの猫を触る許可を出して)
そうとも言えない。ウォーキングをしようと、中々手先等はあったまらないぜ…(いつも通りに明らかに礼を言うつもりだった相手の舌打ちにも気付かず、少し前に行った相手に小走りで追い付けば隣にならんでは手袋も無いことを気にして)
…。ほぉら、許可が下りたぞ…俺が撫で撫でしてやろう、にゃんこ…。(許可が降りればキラキラ輝く瞳でむくりと体を起こしてもう一杯だけ一気に煽ると、相手の目の前へ移動して正座しにゃんこに目線を合わせて)
別に…手先が冷えるぐらいなんて事ない(どうにも相手の前では素直になれず、せめて2人きりなのだから少しぐらいは素直になりたいと思いつつ実行出来ない事で若干苛つき)
(自分の目の前に移動し瞳を輝かせる相手はどれだけ猫が触りたかったんだよと内心思うが、猫はそんな思いを余所に相手に微かな興味を抱いたらしい動かずに相手をジッと見ていて)
俺のこのイカした手袋が欲しいのかっ。俺達六つ子…お前にも良く似合うだろうな(見るからに苛つく相手を寒さのせいだと勘違いすると、そこまで寒いならと自分のダサイ革手袋を外して自称スマートに差し出し。自分と違い筋肉が無く寒さに弱いのではと余計な心配をして)
一松と似てるだろぉ?しかしその反応…さては一目惚れだな、子猫ちゃん(酔い方が悪かったのか気分なのか、子猫をも口説き始めそっと手を伸ばして撫で撫で。流石に体勢がキツく勝手に抱き上げては「名前は有るのか?」相手に目をやって)
イカした…?イカれたの間違いでしょ。それに…(自分にばかり防寒具を寄越せば相手が寒くなると心配したのか手袋は受け取らず代わりに片方の手を自分のパーカーに突っ込み、もう片方で相手の手を握り)これで十分。
あ?(自分と似てるの言葉に若干苛つきを覚えるもここで怒れば猫が怯えてしまうとあえて我慢し、猫の名前を聞かれると微かな動揺見せ)…ない。
…?…そうだな!お前の手は冷たい…俺の体温を分けてやろう(貶す言葉からの優しさと好意に頭が追い付かず不思議そうに繋がれた手と表情を見比べると、ちょっと違った答えを導き出し手袋をポケットに入れ繋がれた片手を両手で包んで笑み)
無いのか…何時も一緒に居る奴じゃないんだな(すりすりと頬を猫の頬に擦り付けつつ相手へとも猫へともとれる返事をすると「さぁ、何にする?…欲しいよなぁ、名前…もしや実は有るのか?」次は相手にきちんと質問をするがあやふやな返事だったために幾つか疑問を)
…は?なに余計な事してる訳(片手を繋いだだけでも目には見えないがかなり緊張しているところに相手から両手で手のひら包まれギョッとしては)
(相手と戯れる猫は人見知りない懐っこさを発揮し触れ合う頬に反応しつつプニリ肉球宛がいたしたし触れさせて。一度誤魔化せたと思った猫の名前を再び問われるとまさか“カラ松”とは言える訳がない猫を奪い返して胸の中に抱え込めば相手を睨み)お前には関係ねえだろ、ほっとけクソ松。
別に命は狙われてない…風邪でダウンしてただけだから。心配かけたなら……謝る、ごめん(じい)
考え様によっては、手袋なんかより暖かい。そういう事じゃないのか?(相手の考えを汲んだつもりだったのだがどうやら違うらしく驚くのを見ると、むにむにと手を揉んで暖めながら真顔で首かしげ)
えっ。いい雰囲気だった気がするんだが…(頬への感触に和みへらへらと鼻の下を伸ばしていたものの掬い上げられれば上記。酒の勢いかむっと不機嫌さをかもし出すと文句ありげに眉を潜めて、片想いにも関わらず焼きもちを妬くと「…ひゅー、…お熱いな」オスかメスかも分からない癖に)
おぉ…気にするな、元気で何より…や、元気じゃないか…兎に角。良かった。(ふっ)
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