『無一物』/非募

(/作品に出てくるキャラは苦手って感じですかね？)

（/正直に言えばその通り、ですね。むしろ創作伽羅を動かす方が気持ち的にも楽です。）

(/成る程…ではどうします？三つのうち一つからキャラクターを選んで貰えればと思うのですが…敵キャラはあまり出来ないので基本的に主人公サイドのキャラクターでお願いします)

（/では幽游白書から蔵馬をお願いしたいです。妖狐蔵馬でも南野秀一でもどちらでも構いませんので！）

(/蔵馬…一番似非になりそうな主人公サイドキャラ…←
カッコ良すぎて上手く出来ないんですよね。寧ろ此方が蔵馬と絡みたいってレベルでカッコいい←
と、まぁかなり似非になってしまうと思われますが宜しいでしょうか…？)

（/えぇ。三蔵様だって十分恰好良かったですから大丈夫ですから是非お相手をお願いしたいです。
此方の創作伽羅は蔵馬と同じ妖狐かつ同じ盗賊団の仲間で蔵馬と同じ方法で人間へと転生したという設定で行こうかなと思っていますが大丈夫でしょうか？）

(/頑張ってみますねー
大丈夫ですよ。あ、先程は言い忘れましたが基本的に南野秀一の蔵馬いこうかなと思っております。)

（/了解です。こちらも追記で年齢は南野秀一と同じですが通っている学校は違い、妖力で操れるのは水でお願いします。）

(/分かりました。それではキャラ作成をお願いします！)

(/キャラ作成した結果、葵と対した変わりのないことになってすみません！どうもこういう系統のキャラが一番動かしやすいので…。）


名前：西園寺瑠璃（さいおんじ るり）/妖怪としては奏音（かのん）
年齢：南野秀一と同じ年齢で妖怪としての年齢も妖狐蔵馬と同じくらい
性別：女
容姿：人間時/猫っ毛気質の茶髪で長さは鎖骨に掛かる程度にアーモンド形の黒い瞳で体格は華奢かつ色白で胸の大きさは控えめ
　　　妖怪時/腰まで伸びた金色の滑らかな指通りのよい髪で狐のように鋭い青色の瞳で体格は人間時と変わりないが出るところは出て引っ込んでいるところは引っ込んでいるという恵まれた体格で肌の色は変わらない、妖狐の特徴として髪と同じ色の狐の耳と尻尾がはえている
性格：葵と変わりなし
備考：大体設定として話した通り、武器も葵と同じ二つで一つの鉄扇

（/また返事が遅れてすみません(；・ω・)
二人の関係はどうします？盗賊時代の仲間で…恋人同士だったとかにしますか？）

（/大丈夫です、優先すべきはリアルの都合ですからお気になさらずに。
ありきたりですが盗賊時代では両片思い状態で、人間に転生した後に恋人同士になるというのはいかがでしょうか？）

(/了解です。ではやっていきましょう！場面はどうします？)

（/うーん。特に思いつかないのでお任せしても良いですか？）

(/すみません、また遅れました…
場面はひとまず出会いのシーンからにしますね)

──A組の転校生？ああ、知っているよ。それで、その転校生のどこが不安なんだ？
(昼休みの時間。教室のなかで少し慌てた様子で、海藤が話しかけてきた。何事かと思い、不思議そうに話を聞くと、どうにもその転校生からは妖気を感じたらしく、しかもそれが──蔵馬の妖気の性質と酷似していたとのことだった。『俺と同じ妖気？…まさか…』ふと頭に浮かんだ一人の顔、忘れもしない、あの女性の顔。立ち上がり、珍しく冷静さを欠いた様子で教室を出れば、Aクラスへと向かって)

………ちょっと、良いかな？
(Aクラスに辿り着き、軽く見渡すとその転校生は居た。その顔は、昔と全く違うが、放つ妖気は忘れるはずもないもので…一歩ずつ彼女へと近づくと、小さく、取り乱さないよう注意を払いながら声をかけて)

（/気付くのが少し遅れてすみません…！了解です。）

（両親の都合で家を引っ越した関係から高校も変えざるおえない状況となったがなんてことはない人間界に溶け込むののには慣れているし己を取り巻く環境が少し変わるだけだと思っていたのだが転向した高校に来れば妖気を感じたが己の妖気と性質が酷似たものにまさかと妖怪の時から恋い焦がれ人間に転生した時からずっと会いたいと願っていた誰よりも強くて美しかったあの男性の顔を思い浮かべるが妖狐なら妖気が似ていて当たり前だと淡い期待を抱きながら転校生にするであろう質問の嵐に受け答えをしようやくそれも収まり解放されたという安心感からちこっそりと溜息を付くと己の近づく学校に来た時に感じた妖気が近づいていることに思わず緊張からごくりをつばを飲み込むと男性の声が聞こえそちらの方に視線を向けて）

…何か御用ですか？
（視線を向けた先に居た男性は宝石のように澄んだエメラルドの瞳に燃える様な赤髪で顔立ちの良い男性でありその纏っている妖気は忘れもしない妖気なため緊張から声が上ずりそうになるが必死にいつもように人当たりの良い微笑みを繕いつつ首を緩く傾げながら問いかけて）

(/いえいえ、此方こそすみません…
それと注文して申し訳ないのですが、ロルに句読点を少しつけて貰っても構わないでしょうか？)

…君とはその、どこかで会ったような気がするんだ。…少し時間を貰っても良いなら、屋上で話してくれないか？
(顔は昔と大きく違うが、その纏う妖気はお互いに変わらない。今すぐにでも此の手に抱き締めたい、そんな衝動を抑えながら、あくまで冷静に誘って)

(/す、すみません…！改めて見返すと非常に読み辛いロルですね…、以後気をつけます。)

…わ、私も貴方の事を詳しく知りたい、ですから喜んで…！
(互いにあの頃と顔立ちや姿は面影がないくらいまったく違うが纏う妖気はあの頃のままで、叶うことなら今すぐにでも本来の姿で話し合いたい気持ちを抑え相手に誘われれば舞い上がってはやる気持ちを隠し何時もの表情と声色を装いつつ了承の意を伝えながら首を縦に振って)

(/いえいえ、大丈夫ですよ！
しかし蔵馬はやっぱイケメンですよね…ちょっと漫画を読み返してましたけど、あの顔でcv緒方恵美さんですからね、ヤバいです(笑)

それじゃあ…
(そう言って、クラスのざわつきを気にも留めず彼女と屋上へと上がる。そして学校の誰かにお互いの会話を聞かれないようにと思い、お互いに視線を合わせて示し合わせ、他所の建物の屋上へと飛び移って)
…いつ以来だったかな、奏音。
(彼女の方へ振り向くと、すっかり変わった髪質の毛を、昔のように指で弄り。そして頬に手を添えて彼女の温もりを感じて)

(/最初、アニメを見た時は声優さんのことはあまりわからなかったので恰好良い声の人だと思い、まさか女性の方が出しているなんて！という驚きは今でも良い思い出です。)

(イケメン秀才と転校生の組み合わせにクラスはざわついているが当人達は互いのことに夢中なため気づかずに相手と共に屋上へと上がれば万が一、己達の会話が聞かれぬようにと目配せをしたのち慣れたように人間離れした跳躍力で他所の屋上へと飛び移って)

少なく見積もっても十年以上は経っているわね、蔵馬。
(ここならば会話を聞かれる心配もないため安心したようにあの頃の口調で答えつつ、頬に添えられた手に己の手を重ね相手の温もりを求めるようにすりすりと頬を擦り合わせて)